自分の思いと相手の言い分

　これを読んでくださっている人たちの中に他人や友達におこられたり、けんかしたりして「生意気なやつ、消えろ」や「このバカ死ね」などと思ったりした事はありませんか。自分は時々思ってしまいます。ですが、よく考えると、絶対に思ってはいけないと思いました。なぜなら、他人や友達にも、考えや理由があると思うからです。もし、けんかで言い合いになった時、自分は「ぼくの言い分が正しい」と思ってしまいます。しかし、そこで自分の言い分だけを言っていても、相手にも相手なりの考えがあり、それなりに言い分があります。その言い分をかき消すかのように、自分の言い分だけを主張して相手の事を「生意気なやつ」や「バカ死ね」と言う事は、相手の心を傷つけています。もしも、相手が友達や家族の人だったとして、自分のけんかしていた思いが本当の事になってしまったらどうしますか。思いを知った友達が友達ではなくなってしまったら。あなたは、「なぜあんな事を言ってしまったんだ。」と思うでしょう。
　これからは、友達や他人とけんかや言い合いになってしまったら、相手の言い分を聞いて2人の言い分をまぜた答えをだせばいいと思います。そのために、自分の思いと相手の言い分の両方を大切にしていきたいと思います。