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産まれてくる命

No.1776
小学校5年生 女子

 私は、四人兄弟の三番目に生まれました。兄姉私弟の順番で産まれてきました。私が産まれる時、兄は5才だったので、あまり覚えていないそうです。でも、弟が産まれる時、兄は12才、姉は9才、私は7才だったので、お母さんのおなかに弟がいることを、みんな覚えていました。お母さんがつらい思いをしている時、私達3人で、お母さんの手伝いをしたりしました。このとき私は、
 「弟が無事に産まれてくるといいな。」
と、思いました。
 母のおなかは、どんどん大きくなって、動くのも、大変になっていました。その時、3人で協力して、もっとたくさん手伝って、やれることは、やろうと思いました。
 そして、3月に、母は、元気な弟を産んでくれました。ですが、弟は口びると上あごがさけている、「口しん口がいれつ」という病気でした。でも、家族のみんなは、「すてよう」とか「いらない」とか、そういう思いは、しませんでした。しばらくして、手じゅつをし、今はきれいになっています。この先も、手じゅつは必要だけど、がんばってほしいです。そして、今思うとこれらの全てのことは、「産まれてくる命をつなぐこと」だったと思います。母が弟を産むとき、つらい思いをしているのを、私は、はじめて見ました。なので、私達を産んでくれた時も、このように、苦しんで、産んでくれたのかな。と思いました。
 弟が産まれてくるのを見て私は、「命は、大切なものだ。」と、あらためて、思いました。
 そして、一つしかない命を、自分で守り、これからずっと先も、命を、大切にしていきたいと思います。

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