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小さな命も大切に

No.1764
小学校5年生 男子

 ぼくは、夏休みの少し前から、ボトルの中で赤ひれという小さな魚をかい始めました。ぼくはその魚に「天」という名前を付けました。
 最初のうちはかわいくて、毎日ボトルの中をながめて、水かえやエサやりも自分からすすんでやっていました。でもだんだん面どうくさくなってしまいお母さんにまかせる事が多くなりました。
 この前お母さんに、
「お魚は鳴くことも、ほえることも出来ないのだから、自分からすすんでお世話をしてあげないと死んでしまうよ。」
と言われました。
 それを聞いてハッとしました。自分たちが世話をしないと生きられない小さな命が、ボトルの中にあるのだと気付きました。生き物をかうということは、その命を預かるということです。
 最近有名な科学者が自さつしたと聞きました。ほかにもさつ人事件やかわいそうな事故で人がなくなるニュースが、毎日のように流れます。
 もし、ぼくの「天」が死んでしまっても、ニュースになる事はありません。でも、たとえ「天」のような小さな命でも、その重さはほかの大きな生き物と同じだと思います。
 これからはぼくが「天」の命の番人としてたくさんお世話をして、長くいっしょにいられるように願っています。

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