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命の重さ

No.1621
小学校5年生 女子

 昔から人間は、戦争をして何の罪も無い人々の命を次々うばってきました。命をうばわれた人たちは、悔やんでも悔やみきれなかったと思います。これから、すてきな人生を歩もうとしたときに死んでしまうなんて想像してみてください。そんな自分で選んだ道も歩めずに、苦しんで亡くなったひとのことを忘れてはなりません。しかし、戦争中は一方的にどちらが悪いとは言えません。相手を殺さなければ自分が殺されるという場面もあったはずです。戦争中はお互いの命が軽く扱われてしまいます。自分の命の重さ、大切さと同じように、他の人の命の重さ、大切さを忘れてはいけません。
 今の時代、いじめを苦に自殺をする子どもが多くなりました。いじめをしている人は、いじめられた人がどんなにつらく、苦しい思いをしているか感じとることができず、その人の気持ちになることができません。そしていじめられている人の命の重さ、大切さも忘れてしまいます。いじめをしている人の中には、戦争中でもないのに命を軽く考えている人もいて、本当に許せないと私は思います。
 今、いじめられている人、なやんでいる人へ「自殺を考える前に自分の命について考えてみませんか」と言いたいです。あなたのことを大切に思って信頼してくれている人が、そばにきっといるはずです。その人たちは、あなたの命の重さ、大切さがよく分かっています。きっと力になってくれます。人の気持ちが分からない人に負けてはいけません。
 自分の命は自分だけの物ではありません。あなたを大切に思っている人には、とてもあなたの命は重く、大切なものなのです。命はと中で投げ出すことなく、強く生きていかなければいけないなと思いました。私はそうしたいです。

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