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イジメられているあなたへ

No.1602
小学校6年生 女子

 あなたは、「生きていたくない。」だとか、「イジメてくるあの子がにくい。」そんなことを思っているでしょう。しかし、そこで命を落としたり、うばったりしてはいけません。
 あなたが産まれたとき、家族や親族など、身近な人はとても喜んだことでしょう。そんな大切な存在をいっしゅんにして失ったら、どんなにつらいことでしょう。他の人も同じようにして産まれてきたのですから、あなたや相手の子が命を落とせば、友達だけでなく、家族や親族を悲しませ、苦しめることとなるでしょう。
 世界には、病気や食べ物がないということから残念なことに命を落としてしまう人が何人もいます。わたしは「電池が切れるまで」という、白血病と闘いながら一生けん命生きようとする、ゆきなちゃんの本当の話を本で読みました。そして、命の尊さや大切さを知りました。世の中には生きたくても生きることのできなかった人はたくさんいるのです。その中でわたしたちが元気でいられるのはすばらしいことであり、幸せなことです。だからそのすばらしい命をむだにさせてはいけないのです。
 命は自分のためだけにあるのではありません。あなたがいるといないとで、多くの人の運命や人生が、がらりとかわります。例えば過去にあった出来事に、もしあなたがいなければ、あんなことやそんなことが無かったかもしれません。今や未来も同じです。ここであなたが命を落とせば、これから起こる悪いこと、悲しいことが全部なくなります。しかし、それと同じように、まちかまえている喜びや楽しみ、幸せも失うことになってしまいます。あなたの命は、あなたにえいきょうを受ける、身近な人のためにもあるのです。
 これからもあなたには、つらいことや悲しいこと、苦しいことが起こるでしょう。しかし、あなたは身近な人の運命をも変える、有力な力を持っています。あなたがその力で命をどう使うかはあなたしだいですが、わたしはぜひとも、おのれが生きるために使ってもらいたいと心から思っています。

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