緊急情報
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更新日:2024年11月18日
1 開会
2 議事
・報告事項
(1)馬込川水門の工事実施状況について
(2)江之島ビーチコート整備事業手法検討について
(3)区協議会からの意見・要望付き答申への対応状況ついて
・協議事項
令和5年度南区地域力向上事業(区課題解決事業)の提案について
3 その他
4 閉会
1.馬込川水門の工事実施状況について
≪静岡県浜松土木事務所沿岸整備課が資料に基づき説明≫
(鈴木春光委員)
天竜川の影響で飛んでくる砂などから河口の閉塞を防ぐために、導流堤を設置していると聞いている。この導流堤はそのまま残すのか。また、馬込川水門の形状が勝間田川水門や坂口谷川水門と違う理由は何か。
(沿岸整備課)
導流堤は、昨年の台風15号により被災したため、現在、災害復旧工事を施工中である。この導流堤は、掃流用水としての機能を維持するため、水門の完成後も残ることにな る。
水門の構造の違いは、設置する箇所の地形、川幅のほかに、設計に用いる地震の外力が異なるため(レベル2対応)、躯体の構造が異なっている。
(鈴木春光委員)
地形の関係により水門の位置、形状は変わってくるのか。
(沿岸整備課)
馬込川水門の位置の決定については、東西に完成済みの防潮堤との連続性を考慮して、最も経済的で効果的な配置を検討した結果、現在の場所に決定した。
(鈴木春光委員)
馬込川、芳川の内水氾濫が不安なので、遊水地を設置してほしい。
(鈴木美佐男会長)
水門に関して、3点要望がある。
1.水門に川の内側外側の様子が分かるような監視カメラを設置してほしい。
2.水門工事の過程で川の流れが変わり、護岸が崩れている箇所がある。補修等をお願いしたい。
3.防災関係者等の視察者が多くいると思われるので、水門のインフォメーションセンターは残してほしい。
(沿岸整備課)
1.水門に監視カメラを設置する計画である。
2.ご指摘の箇所は把握しており、今後、順次補修工事を行う予定である。
3.浜松市と連携しながら検討していく。
(鈴木美佐男会長)
中田島の観光と合わせて観光資源になるように整備をしていただきたい。
(大石委員)
静岡防災というアプリを使っている。水門の様子を見ることができ役に立つので、委員の皆さんも使ってみたらどうか。また、馬込川のカメラが調整中になっているので、対応をお願いしたい。
(沿岸整備課)
先日の台風2号の影響で、監視カメラの映像が見られない状態であり、ご迷惑をお掛けしている。現在、原因を調査中であり、できるだけ早く復旧できるように段取りを進め ている。(R4.6.26に修理完了)
2.江之島ビーチコート整備事業手法検討について
≪スポーツ振興課が資料に基づき説明≫
(鈴木春光委員)
事業を長続きさせていくには、年間の管理費、運営費、人件費などの収支計算が必要。運営にあたり、どの程度の年間の収支を想定しているのか。
(スポーツ振興課)
施設使用料などの費用については、民間活力の活用の可能性を検討するに当たって、バリューフォーマネーというかたちで通常の手法との比較を行う中で想定を行っている。 数字が明確になった段階で協議会にて報告をさせていただく。
(鈴木美佐男会長)
ビーチコート建設当初、子どもが水遊びできるような設備の要望をしたが、どのようになっているか。
(スポーツ振興課)
前回、協議会の際に同様のご意見があり、この件については承知している。整備にあたり、民間事業者からも提案をいただき、より良いものにしたいと考えている。改めて協議会にてご報告をさせていただく。
(鈴木美佐男会長)
より多くの人が使えるような良いものを作ってほしい。
ビーチスポーツの競技人口が増えるような活動もお願いしたい。
(鈴木美佐男会長)
今回、浜松土木事務所、スポーツ振興課より馬込川水門、ビーチバレーコートの整備についての話があった。
こういった整備に合わせて、中田島周辺地域の施設を観光資源として、できるだけ多くの人が集まり賑わいのある場所として整備をしてほしい。
このことについて協議会として市に対し要望をしていきたい。
(田口副会長)
遠州灘海浜公園でイベントがあった際、風車公園の駐車場がせまく、すぐに一杯になってしまう。この件も併せて検討していただきたい。
(佐藤副区長)
いただいたご意見については事務局でとりまとめ、次回の協議会にて要望書案を提出させていただく。
(田口副会長)
最近の豪雨により、馬込川の増水により堤防が削られている。
すぐに解決する問題ではないと思われるが、この件についても認識していただきたい。
3.区協議会からの意見・要望付き答申への対応状況ついて
≪区振興課及び住宅課が資料に基づき説明≫
(鈴木春光委員)
以前、米津町の市営住宅廃止の際、入居者が中々立ち退かないケースがあった記憶がある。立ち退かない入居者に対し、強制退去などの法的な措置を取るのか、あるいは、退 去するまで待つのか。
(住宅課)
強制退去の措置は考えていない。丁寧な説明により、入居者に移転していただくことを考えている。
(田口副会長)
豪雨による床上、床下浸水をしてしまった土地について10月から売買ができなくなると聞いたことがある。この件について市で情報はもっているのか。
(住宅課)
そのような情報は承知していない。
令和5年度南区地域力向上事業(区課題解決事業)の提案について
≪区振興課及び区民生活課が資料に基づき説明≫
(武藤委員)
対象者が20名~30名となっており、人数が少ないように感じる。どうしてこの人数になったのか。
(区民生活課)
当初は、5名程度の小グループでの活動を想定していたのでこの人数になった。
検討の結果、60名規模での開催を予定している。
(鈴木美佐男会長)
地域のことを知ってもらうのは大変よいこと。提案のとおり事業を進めてほしい。
≪事務局が次回の開催予定及び委員研修日程について説明≫
〇協議会への意見の反映について
(大石委員)
以前、協議会委員対象のファシリテーションの研修を受けたが、学んだことを協議会で活用できていない。皆さんはどのように考えるか。
(鈴木美佐男会長)
何でも発言していただくことが大切と考える。分からないことは何でも聞いていただいて構わない。
(大石委員)
現状、自らの立場や団体の意見を反映しづらいと感じている。
(鈴木美佐男会長)
たしかに事前に議題が決まっているので、反映しづらい点はある。
すべての議事の終了後、地域課題などについて話し合うのがよいのではないか。最終的に市に要望書を提出できるようになればよいと思う。
〇令和5年6月2日豪雨による被災状況について
(足立委員)
6月2日の災害について、南区としてはどの程度の被害があったのか。
(佐藤副区長)
老間町で床上浸水11棟、床下浸水20棟の被害があり、車の浸水も多くあった。
被害地域は、地理的に浸水のしやすい条件となっている。
区振興課や資産税課等で被害状況の調査を行い、窓口に来るのが難しい世帯には、市から出向いてり災証明の申請をしていただいた。8割から9割の申請状況となっている。
(足立委員)
再発防止についてはどう考えるのか。
(佐藤副区長)
今後、庁内で検討していく。
(足立委員)
当方は、水門の開閉の鍵の管理を一人でしている。今回、天竜川増水の影響で安間川から水門に水が逆流してきた。このことは十数年前から危惧しており、水門に排水ポンプ の設置を要請している。
また、一人で水門の管理をしなければいけないので、開閉の判断を仰ぐことができずに困っている。再発防止に向け、どの部署が対応をしているのかを知りたい。
このように大変な水門の管理の現状をどの部署に訴えかければよいのか。
(鈴木美佐男会長)
結論がすぐ出る問題ではないが、水門の管理については、土地改良区から自治会に委任がされているところ。こちらの自治会も当初は一人で水門の管理を行っていたが、自治会内に治水管理委員会を組織し、必ず2名で活動し、連絡をするようにルールを作った。干潮、満潮の都度対応が必要なので、水門の管理者は複数人いるとよいと思う。
排水ポンプの設置要望を出していくなど一つずつ行っていくほかないのではないか。
(足立委員)
以前からポンプ設置の要請はしている。水門の開閉も相談するところがなく自己判断でやらなければいけないのが現状。次に活かすために、今回の問題点等を市が責任をもって吸い上げてほしい。
(鈴木美佐男会長)
水門の管理について、どこから委任を受けているのか。
(足立委員)
東部用水から委託を受けている。
(鈴木美佐男会長)
東部用水に対し、今回のことを相談してみたらどうか。
(足立委員)
すでに相談は行っている。
(鈴木美佐男会長)
相談が受け入れられないなら、自治会内のルール改正などを行っていくほかない。
(足立委員)
とにかく災害の際に相談できる場所を作ってほしい。全て委任されてしまうと厳しい。浸水等も多くあり心を痛めている。市は、再発防止に向け会議等は行っているのか。
(田口副会長)
まず、連合自治会の会長に相談し、市などに掛け合っていくべき。
(足立委員)
次に災害が起こった際には、最小限の災害で留めたいと考えている。
(田口副会長)
区長より関係部署と調整し、改めて報告をしていただきたい。
(足立委員)
問題点を共有し、対応の改善をしていただきたい。
(佐藤副区長)
区振興課としては、水門管理の現状については把握している。
来週、関係部署と今回の災害についての会議を行う予定。
結果については、改めてご報告をさせていただく。
(鈴木美佐男会長)
危険なので、水門の管理はぜひ二人で対応できるよう働きかけてほしい。
要望については、市などに相談をするようにしてほしい。
(田口副会長)
市担当部署の会議の際は、足立委員など現地の住民が参加できる会議にしてほしい。
(鈴木江利子区長)
災害発生の翌々日に老間町の現地確認を行い、老間町自治会長にも被害状況等の聞き取りを行った。現状を踏まえて、南区としても今後の対応に向け動いている。
来週の会議の結果については、改めて報告をさせていただく。
(杉浦委員)
消防局では、排水用大型ポンプを持っているので、有事の際は相談したらどうか。
(足立委員)
一級河川である安間川への排水は、国の許可が出ないとして却下された。
改めてルールづくりが必要だと思う。
令和5年度第4回南区協議会
令和5年7月26日(水曜日)午後1時30分から 会場:南区役所3階大会議室
令和5年度第5回南区協議会
令和5年8月24日(木曜日)午後1時30分から 会場:南区役所3階大会議室
令和5年6月23日
署名委員 大石快子
署名委員 岡本和幸
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