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更新日:2021年11月4日

令和3年度 第3回北区協議会 議事要点

開催日時令和3年7月28(水曜日)午前10時00分~11時35分

開催場所北区役所3階31・32会議室

次第

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項
    ア浜松市歴史的風致維持向上計画(案)のパブリック・コメント実施について【土地政策課】
    イ令和3年度浜松市市民活動表彰について【北区・区振興課】
  4. その他
    (1)地域の情報について
    (2)次回の開催について 
    開催日時(案):令和3年8月25日(水曜日)10時00分から
    開催場所(案):北区役所3階31・32会議室
  5. 閉会
     

 

 

 

  1. 議事

(戸田会長)
本日の会議の議事録署名人に5番神間智博委員、6番木俣契一を指名する。

(1)協議事項

ア浜松市歴史的風致維持向上計画(案)のパブリック・コメント実施について

【土地政策課より説明を行った】

(冨永委員)

歴史的施設について保存や活動を支援するとなっているが、支援するには予算予算が必要になると思われる。どの程度の支援や予算を今後計画していくのか。

(山田土地政策課長)

浜松市は歴史的風致維持向上計画を策定し、国の認定を受ける事ができると、国からの財政的な支援を受ける事ができる。事業の内容では、例えば街並みの核となるような建物等の保存、修繕等を実施する場合に国土交通省の補助金が得られたり、地域で歴史的風致の活動をしている団体等の補助金の構築を図ることができると考えている。

(冨永委員)

浜松市としての補助金はないのか。

(山田土地政策課長)

浜松市からは、例えば団体への補助金について、国庫補助事業に対し追加政策として、都市整備部等が財政課や企画課等と協議をしながら補助金の構築を図っていくことが考えられる。

(成瀬委員)

三ヶ日が出てくるのは6ページのみかんの栽培だけである。三ヶ日はみかんしかないみたいである。他の地区は様々な社寺と祭礼にみる歴史的風致というのがあるが何か理由があるのか。

(山田土地政策課長)

歴史的風致の奥浜名湖の社寺という事で代表的な物を示してある。本編が各区役所に1冊届くと思う。その中には概要版に記載した以外の社寺も設定されている。

全国で86の歴史的風致維持向上計画を策定した都市がある。その中でも、12個の歴史的風致を構築しているのは多い方だと聞いている。1年半、2年に渡って設定してきたが、出来る限り入れているつもりである。

(野澤委員)

12の歴史的風致について、それぞれに組織があるのか確認したい。組織が存在しなければ、維持管理を継承していくのは難しいのではないかと考える。

(山田土地政策課長)

地域での活動があるという中で、大小はあるが、団体がそれぞれあると考えている。

(野澤委員)

計画の認定後、意思伝達が組織を通じてなされ維持管理や活動が衰退しないように頑張っていただきたい。心配していることは、第1次計画が10年間、その後第2次、第3次とあるかもしれないが、その時に衰退することが危惧される。しっかりと衰退しない政策を位置づけ、各団体に実行していただきたい。

(松井委員)

歴史的風致の指定について、項目的に歴史上価値の高い建造物が入っている。この場合、市が指定する文化財、県、国の指定する文化財と重複するのがあると思う。

今後事業を行なっていく為に、重複したものについて、どう整理していくか話を聞きたい。それから市が認定文化財登録をしている文化財について、歴史的風致事業で該当してくる事があれば、認定文化財登録された文化財についても、補助の対象になってくると解釈して良いか。

(山田土地政策課長)

国、県、市の指定文化財については、文化財課と協議をした中で整理していかなければならないと思う。認定文化財については、平成28年に認定文化財制度ができたが、お金面での支援をする項目が無い。歴史的風致維持向上計画の中で、歴史上価値の高い建造物として、街並みの中心的な役割を果たす建造物については担当事業課と調整して事業を立ち上げていただければ、補助金の対象になり得ると考えている。

(増田委員)

様々な計画を実施する時に一番大事なのは、タイムスケジュールとコストである。これだけの議題を挙げられた中で、国に申請して援助を受けて活用していくという事であれば、お金に関しては、最初のロードマップ作成時に、例えば総額5億円かかる事業について、国の援助が3億円しかない。あとの2億をどのように捻出するのかなど、幅広い考えを持っていなければ事業が計画倒れになることが予想される。大枠でいいが、計画をした時には、その後のメンテナンスなどの経費がいくらかかるのかなど、ある程度の額は想定した方が良いと思う。そこをやらないと国が「財政が厳しいからお金が出せない」と言った時に、今回の計画が無意味なものになっていく。今回の説明を聞いて、納得ができないのは資料に数字が少ない事である。判断基準の中で数字が無いと、この計画は大丈夫かとなってしまう。今回の期間に関してどう考えているか。

(山田土地政策課長)

8ページ以降に事業が記載されている。3つの省庁と実施事業について承認は得ている。しかし、金額はまだ示されていない。そこは不明瞭である。

(増田委員)

ここが一番の肝になると思う。具体的に数字を出して足し算引き算していかないと計画倒れになる可能性があると思う。浜松にとっても国にとっても文化財をしっかり守っていくのは大賛成である。計画段階ですでに勇み足となり、蓋を開ければ計画詰まりで事業が出来ないでは話にならない。しっかりお願いしたい。

(山田土地政策課長)

計画策定されるとその後、計画に記載されている事業に関して、進捗管理等をしていくので、出来る限り推進していきたい。

(戸田会長)

これから文化財等策定の中で維持管理をしっかり実施していただくことと、計画の中で事業化するための数字を計画に盛り込み、しっかりやっていただきたい。

イ令和3年度浜松市市民活動表彰について

【北区・区振興課より説明を行った】           

(川出委員)

都田地区は少子高齢化が進んでおり、子育てされる方は仲間がいないという状況で、こういった団体にフォローしていただいて助かっている。新都田もほぼ一般的な住居配置になった。新しく住まわれた方は、知らない土地で育児ママの孤立化を防ぐため、この団体がフォローしていくという事であるので、今後の発展性も考える中で皆さんの賛同をいただければありがたいと思う。それとこれまでの表彰の部分であるが、この中で市長賞までいったのがどれか教えていただきたい。

(伊藤北区区振興課副主幹)

北区で市長賞までいった団体は平成28年度の里山元気もりもり隊である。他は区長賞までである。

(野澤委員)

お母さんが立ち上げたクラブが、平成8年からずっと二十数年継続しているのは素晴らしい。チームワークも素晴らしいし感激する。団員数は35名おられるが平成8年の立ち上げ当初はどのぐらいの人数だったのか教えていただきたい。

(谷野都田協働センター長)

団体数の35人は子どもも含めた数で、実際はその半分である。開設当初は資料の8ページに写真があるが、今の倍の人数は参加されていたと把握している。少子化の影響で、年々活動のお母さん方は少なくなっている。課題として団体が考えているのは、子育てをしている人の孤立化である。都田地区と新都田地区に分かれるが、特に新都田は企業の転勤で来られた新しいお母さん達が、繋がりのない状態でいるという話を伺っている。声掛けをしながら活動の人数を増やしていきたいという思いでおこなっている。今回の表彰を機会にこの取り組みをみなさんに知ってもらうと、前向きに進んでいけると考えている。

(野澤委員)

ありがとうございました。

(石田北区長)

これまで区長賞に選考されたものは、地域の活性化的な部分の団体が多かった。私は福祉事務所長も兼ねているが、今年度は今までと視点を変え、福祉分野も入れさせていただいた。そんな中、ぴおーねくらぶがやっている活動自体は、そんなに目立たない活動であるが、地域にとって大切な活動であると思っている。そういった部分を評価させていただいた。この団体の良い所は、子どもが大きくなると団体から抜けていくケースが多いが、ぴおーねくらぶは抜けてからもそのお母さんや子供たちが、ボランティアとして活動に参加していただいている事がとても素晴らしい。今後も新興住宅地という特徴から各地から様々な方々が転入されることが予想される。少子高齢化の中でこの団体の取り組みがこれからも期待される。他の地域でもこういった活動の横展開がされていくとより良い地域づくりが成されると考える。

(戸田会長)

この団体が表彰推薦されたが、各地域の団体との連携が取れれば活動としては面白いため、各地域へも広がっていくと思う。それぞれの地域でやっている団体が交流する事によって、活動の広がりが更に期待できるのではないか。表彰を受ける事によって、こういった団体の存在が表に出れば、連携が進んでいくと思う。

(増田委員)

これから必要で大事な部分だと思う。少子高齢化の中で会員が減ったりしているが、要因は資金的な問題なのか、それとも人の問題なのか。もっと支援したらまだまだ伸びてくるのか知りたい。また、活動に協力いただいた団体などの項目で、行政、企業とかいろいろあるが、浜松のIT企業が母子家庭への寄付として、2億円を浜松市に寄付した。区も自治会ももう少し幅を広げて支援の輪を広げていかないと、人工や資材面で様々な問題が発生すると考える。このような事業は幅広く企業に声掛けした方が良い。都田だけでなく、もう少し広域的な視点から支援しないと大変ではないかと思う。このような活動をしていけば、住みやすいまちづくりに繋がり、将来的に子供たちへも好影響である。

(伊藤北区区振興課副主幹)

この団体についての活動発表の場を、北区協議会にて実施させていただければと思う。できれば8月若しくは9月に団体にお越しいただき、発表の場を10分程度設けさせていただきたいがどうか。

(戸田会長)

いいと思う。代表者に来てもらって熱い活動の思いを皆さんに知っていただく為には必要だと思う。よろしくお願いします。

 

4その他

(1)地域の情報等について

(前原委員)

4ヶ月に1回発行している「かわら版三ヶ日」を配布させてもらった。地域の情報で見ていただけたらと思う。新しい情報として中学野球の県大会で三ヶ日中学はベスト4に入った。

(鈴木委員)

熱海で甚大な土砂災害が起き、沢山の方が亡くなった。自治会長をやっている時に避難所の運営について検討した事があった。熱海でもそうだが、避難所にテレビが無いため、映像で見る情報が伝わってこない。北区の指定避難所でテレビを見る事ができるのか聞きたい。

(石田北区長)

基本的に避難所である小中学校の体育館にテレビ無い。避難の日数が長期化した場合は小学校にあるテレビを借りて避難所に置く対応をすることは可能である。災害直後は、ライフラインも全て被害を受ける状況であるため、電気も通じていない。当然水道も通じていないという状況で、避難生活が始まる。各避難所にはそれぞれ発電機等はあるが、限られた電気量であるため、基本は明かり等に活用するのが大原則である。ライフラインが開通され、電気が通電すれば皆様にある程度の情報をお知らせできる。また、避難所生活は狭い空間で環境がいい状況ではない。少しは息抜きができるようなテレビ等は小中学校と検討し、震災発生時に借り受けができるよう今後調整していく。

(戸田会長)

避難所にて、現状はどのようになっているのか情報を掴む手段としてしてニュースがあるので、ライフラインが開通次第、電源を使用できるように考えていただければと思う。

(松井委員)

防災ほっとメールを登録している。この前の豪雨などで、頻繁にメールがきた。このような豪雨などの時、職員はどのような行動をしているのか紹介していただきたい。また、防災ほっとメールに天竜区のオレオレ詐欺注意喚起の情報が流れてくる。他の区では流れて来ないが、天竜区だけそういう扱いをすると決まっているのか伺いたい。最後に、同報無線をデジタル化するという事であるが、室内の広報機器を設置されている、災害時要支援者に優先して室内スピーカーを配りますという説明があったと記憶している。民生委員がいろんな所に聞き取りをして、設置するのかどうかという事をしていると聞いている。導入前と現在の状況を教えていただきたい。

(石田北区長)

防災ほっとメールについては、注意報、警報についてのメール配信は委託事業者から自動に配信される。災害時の避難情報、避難指示、従前であると非難勧告の発令や緊急避難場所の開設等は危機管理課で注意報の段階から、2名が24時間体制で従事している。警報が発表されると7人ぐらいの職員が警報が解除されるまでは昼夜詰めている。この時に危機管理課よりほっとメールの発信、配信はしていくし、テレビのNHKとSBSについては、字幕放送でどこの緊急避難場所が開設された等も発表させていただいている。同報無線等でも必要に応じて配信するが、旧浜松市については危機管理課が実施するが、旧市町村についてはそれぞれの協働センター、区役所等が対応している。同報無線の情報を携帯電話等の端末から情報を得られるという説明をしてまいりました。今年の4月からLINEアプリを使って情報を発信する準備をずっとしていた。しかしながらLINEの情報漏洩の問題がありストップしている。この問題が解決され次第使用を開始していく予定でいる。室内の個別受信機は、室内で同報無線の音声を聞く事ができるシステムであるが、昨年度から広報はままつであるとか自治会連合会であるとか民生委員、児童委員を通じて周知をしながら、希望する方には申請をして下さいという事で周知してきた。市内で千数百台貸与されている。随時受付をしているので皆さんの方から、この機器を貸与したいという声があったら、区役所または協働センターへ相談していただく旨お伝えください。

防災ほっとメールは、設定上お住いの地域だけの情報を受け取ることができるシステムとなっている。松井委員は区域設定をしていないと思われるため、全部の区の情報が届いてしまっていると考えられる。

(松井委員)

最初に登録する時に欲張って市全域とやってしまったので、天竜区まで届くようになってしまった。天竜区のように詐欺の問題とか他の内容が流れてくる事があったので、逆にこれは良い事だと思った。危機的なものであれば防災ほっとメールを活用していただければ安心するのかと思う。火事のメールが多いのでもう少し内容的に吟味していただいて、市民が安心できるような内容も時々流していただけると良い。

(2)次回の開催について

次回の開催について、8月25日水曜日10時00分より、北区役所3階31・32会議室で開催することで了承された。

【事務局より】

(伊藤北区区振興課副主幹)

7月26日付けで総務部長と企画調整部長から市が主催する会議及び庁内の打ち合わせについてペーパーレスを進めていくよう通知が出された。区協議会についても徐々にペーパーレス化を進めていきたい考えでいる。

5閉会

(峰野副会長)
以上で、令和3年度第3回北区協議会を終了する。

令和3年度第3回北区協議会会議記録

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浜松市役所浜名区北行政センター (地域振興担当)

〒431-1395 浜松市浜名区細江町気賀305

電話番号:053-523-1168

ファクス番号:053-523-1907

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