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更新日:2014年10月20日
天竜区春野町には、「K’zロード(ケーズロード)」と呼ばれるドライブコースがあります。これは、同町出身で、日産フェアレディZの開発・販売に携わった片山豊氏が満100歳を迎えられたことを記念し、設定されたものです。
2010年6月6日(日曜日)に、天竜区春野ふれあい公園で開催されたオープニングセレモニーには、全国のフェアレディZ愛好家で構成されたダットサン・スポーツ・カー・クラブ(通称:D.S.C.C)などのZ車88台が集合し、ロードオープンをお祝いしました。
当日は、片山豊氏ご本人も春野町を訪れ、会場に訪れた多くの方からのサインや記念撮影に応じるとともに、ファンの方々にメッセージを伝え、「地元春野町の振興に役立ててほしい」と100万円の寄附目録を水谷天竜区長に手渡しました。式典終了後、片山豊氏は1935年式のダットサン14型の助手席に乗り、「K'zロード」の“あきはコース”を、およそ80台のフェアレディZ車とともにドライブしました。
気軽に記念撮影に応じる片山豊氏
セレモニーで挨拶をする片山豊氏
生誕の地である春野町に、私の名前が付けられたロードが完成し、大変感慨深いものがあります。私はわずか4年しかここ春野町に住んでいませんでしたが、春野町の皆さんは、私を永く住んでいる者のように扱っていただき、ここに帰って来るたびに歓迎をしてくれました。また春野町ふるさと大使と浜松市やらまいか大使にも任命され、今回いろいろな方々のご尽力により「K’zロード」が完成したことは大変うれしいことであり、皆さんに感謝しています。
「K’zロード」は、春野町の大自然の中の一般道に設定されたコースです。ぜひ皆さんには、スピードを出さずに、呼吸と脈拍を調和させて、大自然の中を静かに、ゆっくりとドライブを楽しんでいただきたいと思います。そして、友達にも勧めていただき、多くの方々が春野町に訪れてくれることを望んでいます。
式典では片山豊氏から地元春野町に対して100万円が寄附された。
テープカットを行う片山豊氏と関係者
1935年式ダットサンに乗りドライブにむかう片山豊氏
全国から88台のフェアレディZが春野町に集合
旧王子製紙製品倉庫前に設置されたK'zロードの看板
全国から集まったフェアレディZは秋葉山本宮秋葉神社上社までドライブ
元米国日産自動車代表取締役社長
出身地:静岡県浜松市天竜区春野町
生年月日:1909年(明治42年)9月15日生
略歴:1935年(昭和10)日産自動車に入社。その後、1960年(昭和35)に渡米し、1965年(昭和40)に米国日産自動車代表取締役社長に就任。「フェアレディ240Z」を100万台以上販売する。アメリカ国内でも多くの人に愛され、「ミスターK」の愛称で親しまれ、Zカーのオーナーからは「Zの父」と呼ばれている。
1998年(平成10)には、日本車輸出のパイオニアとしての功績が高く評価され、日本人4人目の米国自動車殿堂入りの栄誉に輝く。また、2008年(平成20)には日本自動車殿堂入りを果たしている。平成17年度から浜松市の親善大使である「浜松市やらまいか大使」、「浜松市春野ふるさと大使」を務めている。
片山豊氏の生誕地(旧王子製紙製品倉庫)を起点としてゆかりの地3箇所(ログペンションシンフォニー、春野ふれあい公園、秋葉神社)を終点とする3コースが設定されています。
片山豊氏の生誕地(旧王子製紙製品倉庫)と全国からZカーが集結した
「K’z meeting in HARUNO」開催地の春野ふれあい公園をつなぐ春野満喫コース
旧王子製紙製品倉庫前
すみれコース(春野中学校前)
春野ふれあい公園へ向う気田川沿い
春野ふれあい公園
片山豊氏の生誕地(旧王子製紙製品倉庫)とアカヤシオの群生で有名な岩岳山登山口にあるログペンションシンフォニーをつなぐ自然満喫コース
ログペンションシンフォニーへ向うやしおコース
ログペンションシンフォニーへ向うやしおコース
ログペンションシンフォニーへ向うやしおコース
ログペンションシンフォニー
片山豊氏の生誕地(旧王子製紙製品倉庫)と国定公園秋葉山山頂にある秋葉の火祭りで名高い秋葉神社(上社)をつなぐ山間満喫コース
秋葉神社(上社)へ向うあきはコース
秋葉神社(上社)駐車場前
秋葉神社入口の鳥居
秋葉神社上社
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