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更新日:2014年8月18日

1300年前の貴族の食事「万葉食」を召し上がれ!

―化学調味料は存在しない、万葉集から生まれた健康食―

今から1200年から1300年前、万葉集が詠まれた時代の食事を想像したことがあるでしょうか?当時の貴族の食事を見れば、その豪華さに驚くことでしょう。旬の食材を生かした健康食「万葉食」を、ぜひ一度、ご賞味ください。

夏メニュー『家持膳』

赤米、蘇(古代のチーズ)、万葉植物の揚げ物、ヒシ、碁石茶など、ほかでは味わえない素材を使って、一品一品、心を込めて手作りしています。

家持膳
【貴族の万葉食・夏メニュー『家持膳』】
石麻呂に 吾物申す夏痩せに よしという物そ 鰻漁り喫せ
(万葉集 巻16-3853 大伴家持)

「万葉食」再現への挑戦

万葉食研究会「月草の会」の16名の女性たちは、16年前、万葉食の研究に乗り出しました。
当時の食事は、万葉集などの書物、発掘遺跡(食べ物の残りかす)、木簡(天皇の食膳用として各地から送られてきた荷札や、役所の間で取り交わされた伝票に使った木の札)から知ることができます。
万葉歌4516首を1首ずつ丹念に調査すると、歌に登場するのは植物およそ330種、動物およそ70種であることが分かりました。
「古代の味付けに極力近づけるには…?」かつ、「現代の人もおいしく食べられるには…?」彼女たちの深いこだわりと追及が、この“万葉食”に表れているのです。

万葉食研究会「月草の会」
万葉食研究会「月草の会」

珍しい万葉食の食材

【碁石茶】
日本で一番古いお茶。成長した緑茶の葉を乳酸発酵したもの。四国の山中で受け継がれる製法を覚え、手作りしています。

【碁石茶】

【蘇(そ)】
牛乳を10分の1に煮詰めたもの。「古代のチーズ」と言われますが、味はチーズよりやさしく、ミルクキャラメルほど甘くない。香り芳しく、胃の腑を刺激し、食欲がわきます。

蘇

【ヒシ】
トゲが鋭いヒシの実。殻を割って中の実を食べます。ちなみに、桃の節句の「ひしもち」も、このヒシの実で作ったものなんです。

ヒシ

【カヤ】
もみの木によく似た葉っぱのカヤの木。実はアーモンドみたい。緑の果肉を灰アクにつけて1週間アク抜きをし、干したものを炒って食べます。

カヤ

【ふゆあおい】
一年中、種がこぼれて咲くので、冬でも緑葉が見られます。お浸しにして食べると、ヌルッとした感触で、栄養満点です。

ふゆあおい

どこで食べられるの?

浜北区「万葉の森公園」にある「万葉亭」でお召し上がりいただけます
地図・アクセス
メニュー/貴族の万葉食 1,200円、1,500円
庶民の食事 600円
※万葉食は予約制です。(原則として4人以上)
定休日/月曜日
ご予約・お問合せ先/万葉の森公園 TEL:053-586-8700(9時から17時受付)

万葉の森公園と万葉集

万葉集は、今からおよそ1200年前に大伴家持によって編集されたと伝えられているわが国最古の歌集で、長歌や短歌など4500首余りが20巻の中に収められており、偉大な文化遺産として古くから親しまれてきました。

万葉集には、浜北ゆかりの歌が4首あります。

「万葉の森公園」は、およそ300種類の万葉植物を楽しめるとともに、万葉文学・万葉文化にも体験的に親しむことができる施設です。毎年10月には、「浜北万葉まつり」を開催。万葉衣装を身に付けた参宴者たちが曲水池に列し、みやびやかな曲水の宴を再現します。

お問い合わせ

浜松市役所産業部観光・シティプロモーション課

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