緊急情報
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更新日:2023年11月24日
だれもが必要な視覚情報を提供されるよう、場所や状況にあった、わかりやすいサインとします。
ここでいうサインとは案内板などのビジュアルサインのみを指します。
○案内表示は、だれもがわかりやすい位置に設置する。
○受付やエレベーターホール等の動線の要所に設ける。
□設置の高さ
○遠くから見る吊下型・突出型サインの設置高さは、車いす使用者や子ども等に配慮し、サイン取付下端を2.4メートルとする。
吊下型・突出型サインのイメージ
○近距離から見る壁付型サインの設置高さは、車いす使用者や子ども等に配慮し、壁付型の上端は2.0メートル、点字を表示する場合は、中心が縦型で1.35メートル、傾斜型で1.0メートルとする。
車いす使用者に配慮した壁付型サインのイメージ
□明るさ
○室内のサイン面は、部屋の用途に応じて必要となる明るさを確保する。
○逆光や反射グレアが生じないよう、サイン仕上げや、照明器具及び照明位置に配慮する。
反射グレアとは、明るい光源や窓が光沢のある表面で反射することによって生じるまぶしさのこと。
□色彩
○高齢者や弱視の方への見やすさを考慮し、図・文字と下地の明度差は5程度以上確保する。
明度差の例
○色弱者に配慮した色彩とする。
○日本産業規格(JIS)で定められた色彩のコード等を理解し、統一性のある色彩計画を行う。
□ピクトグラム(案内用図記号)
○だれもが直感的にわかるよう標準化されたピクトグラムを用いる。
<標準化されたサインの例>
・国際標準化機構の国際規格(ISO7001)
・日本産業規格の国家規格(JIS Z 8210)
ピクトグラムの例
□文字の書体
○遠くから見るサインは、UDゴシック系、角ゴシック系で太めの書体を使用する。
○近くで見るものや、ヌキ文字で表現する場合は、やや細めの書体を使用する。
(配慮)全ての人が読みやすいフォントを使用する。
書体の例
□表記言語
(配慮)日本語を基本とし、必要な場所には英語やポルトガル語などを併記する。
(特定施設)(配慮)「外国人利用の多い施設」は、表記言語に配慮する。
□文字の調整
○文字間隔は広くとる。
(配慮)遠くからみるサインの和文体は、平体とする。
平体の例
□レイアウト
○ピクトグラムや矢印と文字の配置方法に統一性を持たせる。
○誘導サインや記名サインは短い言葉で簡潔に標示する。
(管理者)サインが見やすいよう、重要性の低い掲示物は適時はがすなど、サイン周辺の張り紙等を管理する。
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