緊急情報
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更新日:2023年8月31日
普段使用している日本語よりも簡単で、日本語習得が十分ではない、外国人にもわかりやすい日本語です。阪神淡路大震災の際に、日本語も英語も分からない外国人に情報提供ができず、二重に被災する結果となりました。その反省をもとに、災害情報を「迅速」「正確」、そして「簡潔」に外国人被災者に伝えるため、言語学者が中心となって、簡単でわかりやすい日本語で情報提供の取組を行ったのが、「やさしい日本語」の始まりです。
浜松市には、令和2年8月1日現在、89の国・地域から2万5千人を超える外国人市民が居住しています。国籍別では減少傾向にあるものの南米系出身者が半数近くを占めているのが特徴で、特にブラジル人は9千人を超え、全国の都市で最多です。しかしながら、近年は、フィリピンやベトナムなどアジア系国籍者の割合が増加しており、多国籍化が進んでいます。一方、在留資格別では長期滞在が可能な在留資格の割合が7割を超え、定住化はさらに進展している状況です。
このように、多様な文化を持つ外国人市民に対する多言語対応の必要性は年々増してはいるものの、あらゆる言語に対応するのは困難です。そのため、浜松市では、外国人市民にも分かりやすく、国籍や母国語を問わず、より多くの方に広く伝達が可能なコミュニケーション支援策として「やさしい日本語」の一層の活用を目的に、庁内向けに「やさしい日本語」活用の手引きを作成しました。
本手引きを参考として、本地域で「やさしい日本語」の活用を促進しています。
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