更新日：2023年12月1日

「70歳現役都市・浜松」共同宣言式

平成31年2月6日

それでは、本日、浜松商工会議所、浜松市社会福祉協議会、そして浜松市シルバー人材センターの皆さまと4者で、「70歳現役都市・浜松」共同宣言を行うことができましたことを大変嬉しく思います。

皆さんご承知のように人生100年時代に突入したと言われておりまして、高齢者の方がいかに生きがいを持って、健康で楽しく活動していただける、そういう社会を作るということで、実は私にとって、大変問題意識があり、課題でした。

そこで、こうした高齢者のさまざまな活動にかかわる団体の皆さまにお呼び掛けをさせていただきまして、本日、ここに70歳現役都市宣言を行うことができました。大変嬉しく思っております。

ご承知のとおり浜松市は、健康寿命3期連続で実質日本一、男性が73.19歳、女性が76.19歳ということで、はるかに70歳を超えて、皆さん健康で、生き生きと活躍をされている都市です。

そこで、今回、そういう皆さんに、いつまでも元気で活躍できるような、そういう環境を作っていこうと、一つは就労環境の整備です。浜松は、ものづくりの街、産業の街ですが、これまでそうした産業を支えていただいた素晴らしい技術や経験を持つ皆さんに、もっともっと頑張っていただきたいということです。定年延長や継続雇用の延長をはじめ柔軟な働き方、政府も働き方改革ということで、高齢者や女性の活躍促進を提唱していますが、私たちもいち早くそうした環境整備をしていきたいと思います。

それから、浜松は、自治会の加入率約96%と、大変自治会活動が盛んでして、それに伴ってさまざまな地域での活動が営まれています。こうした社会参加の機会が大変多い街ですので、社会参加の支援、これも、これから力を入れていきたいと思っています。

3つ目が、健康増進です。浜松の健康寿命をさらに延伸をさせるために、今、健康増進施策にも私は力を入れていますが、今後、元気リーダー育成でありますとか、そうした人たちを中心に地域におけるロコモトレーニングでありますとか、さまざまな健康増進に向けた取り組みにも、これから重点化をしていきたいと思います。

この3つの大きな柱を、これから各団体の皆さまとともに、連携して、官民を挙げて、浜松が、高齢者の方がいつまでも生き生きと豊かに暮らせるそんな社会を目指していきたいと思いますので、ぜひ、皆さまに一層のご理解とご支援をお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。