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更新日:2023年12月1日

徳川家康公顕彰四百年記念事業・中間セレモニー

平成27年4月25日

中間セレモニーへお集まりいただきありがとうございます。

1月に静岡市でオープニングセレモニーが行われ、400周年記念事業がスタートしました。各地で特色ある事業が展開されている中、浜松部会では静岡文化芸術大学の磯田道史教授に、時代考証や全体の監修をしていただきながら、「出世」・「見える化」をキーワードに事業を進めています。浜松は、家康公が29歳から45歳までの17年間を過ごし、5万石から100万石の大大名にまで成長しました。家康公が飛躍した地であり、代々浜松城の城主の多くが出世をしたという歴史的事実にちなみ、浜松を「出世の街」として売り出していますが、今年は顕彰事業の中で、それを大いにアピールしていきたいと思っています。

また、11月には、事業の一環として「ゆるキャラグランプリ2015in出世の街浜松」を予定しています。10万人の集客を見込む発信力の大きいイベントなので、効果的に四百年祭をPRしていきたいと思っています。
さらに、「見える化」については、家康公が戦いに明け暮れた若い時代のため事物があまり残されていません。逆に、そうした時代だからこその劇的なストーリーがあり、それをどなたにも分かりやすい形で伝え、残すことに注力しています。三方ヶ原の戦いをジオラマで制作したことや、しかみ像を立体復元したのがその例で、今夏には“青年家康公”の姿をリアルに再現した「家康公3D肖像」が披露される予定となっています。

そして今年いっぱい、関係者一丸となって事業を成功できるよう、心から祈念いたしましてあいさつとさせていただきます。

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