更新日：2024年1月1日

主要国首脳会議誘致に関する外務省視察

平成26年10月23日

このたびは、ご多用の中、また、足元の悪い中浜松にお越しいただき、ご視察をいただきありがとうございます。

ご承知の通り、現在、静岡県と静岡市と力を合わせてG8サミットの誘致に取り組んでいこうということで、準備を進めているところです。

浜松市は、スズキ、ホンダ、ヤマハ、カワイ、最近ではホトニクスなどの世界的企業が次々と生まれ、産業都市のイメージの強い都市ですが、一方で、農業生産額も新潟市に次いで第4位になっており、大米どころ新潟とほとんど遜色ない農業生産額を誇っています。浜松の特徴としては、多品種で付加価値の高い農業が行われているということがあります。それだけいろいろな食材に恵まれています。水産資源も、浜名湖・遠州灘を中心に170種類以上の水産物がございます。そうした意味で、自然の恵みにあふれた地域でもあります。

浜名湖という浜松最大の観光資源を活用して、各国の首脳をお迎えしたいと思っています。また、浜松市は、もともと「やらまいか精神」という進取の気質にあふれています。政令指定都市が20都市ある中、県庁所在地が15都市、大都市の近郊で発展をした川崎市や堺市を除けば、産業都市は北九州市と浜松市だけです。北九州市は官営八幡製鉄所を中心に発展してきたので、民間の力で、自らの力で発展をして、これだけ成長した都市は他にはないと自負しています。そうした浜松のエネルギー、やらまいか精神を世界の皆さんにお示しをし、G8サミットの開催地としてふさわしいということをアピールしていきたいと思います。

ぜひご検討のほど、よろしくお願いいたします。