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更新日:2024年1月1日

平成26年市長事務部局役職者辞令式

2014年4月1日

本日から新しい役職に就任された幹部職員の皆さま、それぞれの立場で職務を全うしていただきたいと思います。昨年は2つの「じりつ」について話をし、その中で財政比率に配慮しながらさまざまな取り組みに成果を挙げていただきたいとお願いしました。改めて今年度につきましてもお願いをします。そして、今年度はいろいろな計画が最終年度であり、財政健全化に向けた財政計画も最終年度であり、何とかめどがつきましたので、最後まで気を緩めることなくしっかりと達成に向けて取り組んで行きたいと思います。

また市では今、新しい総合計画を策定している最中であり、今度は30年という長いスパンで、計画を策定していくことになります。30年後の浜松の未来に向けてさまざまな施策を構築し、特にこれから人口が減少し急速に高齢化を迎える、我々がかつて経験のしたことのない社会が到来するわけで、そうした社会になった時に市としては、悲観的にならず希望を持って新しい時代に向けて、どのようなまちづくりをしていくか計画を作っていきたいと思います。10年ごとに見直しなどはしていきますが、長い目で見た指針になるものですので、これからの市にとって良くなるようよく熟慮しながら計画の策定を進めていただきたいと思います。

そして今年度の施政方針は、ご承知のとおり3つのツナグでございまして、「次世代にツナグ」、「世界とツナグ」、「人をツナグ」という3つの「ツナグ」をキーワードで推進しております。1点目の「次世代にツナグ」は、いよいよ始まります防潮堤の整備など防災の強化、行財政改革の取り組み、子ども第一主義による子育てや、教育など将来へ向けたさまざま取り組みが挙げられます。そして、「世界とツナグ」は、市が進めておりますユネスコ創造都市ネットワークへの加盟、海外からの訪問者を増やすインバウンド観光事業、あるいは中小企業の海外進出支援など、世界に目を向けたものがございます。最後に「人をツナグ」は、浜松の特性を生かした都市部と中山間地域との交流、高齢者見回りネットワーク支援、市民協働を担う人材の育成など、人と人をつなぐものがあります。まだまだほかにも重要施策がたくさんありますので、それぞれ戦略をもって取り組んでいただきたいと思います。

そしてもうひとつ、仕事の進め方ですが、スピード感をもって取り組んでいただきたいとお願い申し上げます。トヨタグループは仕事を進める上でいろいろな格言がありますが、その中のひとつに「巧遅より拙速」、これは「巧遅より拙速に如かず」という格言からなるのもので、出来がよくて遅いよりは、少々出来が悪くても早いほうが良いという意味で、トヨタさんらしいなと思います。もちろん出来がよくて早いのが一番良いのですが、仕事の進め方としては巧遅より拙速が大事です。特に大きく変化し、流れが速い時代ですので、浜松市もぜひそのような精神でスピード感ももって進めていたただきたいと思います。
それではどうぞよろしくお願いします。

平成26年度辞令式写真

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