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更新日:2024年1月1日

ノロウィルスによる集団食中毒を受けて

今回、学校用給食パン製造業者が原因とはいえ、1,000人を超える児童・教職員が欠席するという事態が生じたことは、大変申し訳なく思っています。

現在、9割近くの子どもたちが回復し、一部の学校を除き本日から学校が再開されたことについては、安堵しております。
今後、このようなことが二度と起きないよう改めて衛生管理の徹底に努めたいと感じました。

 

給食の再開に向けては、教育委員会に対して、衛生管理の徹底を求めるとともに、保健所からの指導やマニュアルの遵守等を含めて、今後について見直しを図っていきたいと考えています。 

また、保護者の皆さんに対しては、ご心配をお掛けして大変申し訳ありませんでした。一方で、発症した子どもたちが重篤化するに至らず、早期に快方に向かったことには安心いたしました。現在も苦しんでいる子どもたちには、一日も早く元気になって学校に戻っていただきたいと思っています。

自分の学校で給食を調理する「自校方式」の複数の小学校で、集団食中毒が出たことに当初、困惑しましたが、共通食材として、同じ業者から複数の学校に納入されているパンが原因でこのような事態に至ったことが分かりました。パンの製造工場は、相当安全意識が高かったということですが、必要であれば専門家に知恵を借りながら、再発防止のためにできる限りの対応をしていきたいと思います。業者任せにするのではなく、今後積極的に衛生管理に関わっていくことの必要性を感じました。

また、今回、症状が出ていなくても感染しているという場合がありましたので、このような人を発見・把握するための方策についても検討していきます。

今後、ノロウィルスの流行期にあわせて定期的に給食従事者の検査を行うことについては、必要な予算を確保するとともに、啓発や日常的な衛生管理の徹底といった基本中の基本であることを改めて実施していくことが必要だと感じています。

16日の夜から本日(22日)までASEAN(マレーシア、タイ、ベトナム)に出張していたわけですが、出張に出掛ける直前に、「本日、市内の小学校で嘔吐・下痢等による欠席者が多い」という最初の報告を受けました。すぐに副市長に早急な原因究明および感染拡大防止についての指示を出しました。また、最新の情報については、出張中にも随時受けており、現地から、鈴木副市長に対応を指示していました。

出張を取りやめることも考えましたが、今回の出張では現職の副総理大臣や閣僚などとの重要なミーティングが予定されていたため、急きょ、スケジュールを変更するのが困難でした。

そこで、まずは、状況を把握することが最優先事項と考え、状況により途中帰国をすることも視野に入れていました。

その場合には、2つのポイントがあると考えていました。

一つは、症状が重篤化するか、快方に向かうのかということ。

もう一つは、感染が拡大することを抑えられるのかどうかということ。

この2つの状況によっては、途中で帰国する必要があると考えていました。

 

最後に、再開した給食を食べる子どもたちに対しては、最初は心配するかもしれませんが、対策をしっかりと取っているので安心してほしいですし、先生方を通じてそのことを伝えていきたいと思います。それにより不安を少しでも早く払拭してもらいたいと思います。

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