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更新日:2023年12月1日

モントリオール・モザイカルチャー世界博2013 オープニングセレモニー

2013年6月21日
ボンジュール ア トュース(皆さん、こんにちは。)
日本の中央部、東京と大阪のちょうど中間に位置する浜松市の市長、鈴木でございます。
本日は、お招きいただきまして、ありがとうございます。

昨年5月、モントリオール市の市長代理マロットさん、国際モザイカルチャー委員会総裁のコルミエさん、同じく委員会国際関係部長のエティエさんに、浜松市を訪問いただき、今回のオープンニングセレモニーの招待をいただきました。それ以来、ここに来るのを楽しみしておりました。
モントリオール・モザイカルチャー世界博2013が「希望の地」をテーマに、世界各地域から多くの参加を集め、盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。
このように素晴らしい大会が開催される運びとなりましたのも、モントリオール市や国際モザイカルチャー委員会の皆様をはじめ関係者の皆様の多大な尽力の賜物であり、敬意を表します。また、モザイカルチャー発祥の地モントリオール市に大会のバトンを引き継ぐことができ、前回開催地の市長として一安心するとともに、改めて感謝申し上げます。

2000年に始まった花と緑の国際イベント「モザイカルチャー世界博」は、開催ごとに盛り上がりを見せており、モザイカルチャー文化は世界中に急速に広がりを見せております。
こうした中、中国・上海市からバトンを受け継ぎ、2009年、第4回目となるモザイカルチャー世界博を浜松市で開催させていただきました。浜松市の開催に当りましてはモントリオール市をはじめ、25の国と地域から97都市・団体にご参加いただき、来場者も目標を上回る約87万人をお迎えするなど、日本で初めての大会を成功裏に収めることができました。
大会以降、浜松市は日本におけるモザイカルチャー発祥の地として、自負と責任を持ってモザイカルチャー文化及び技術の普及、発展に努めてまいりました。現在も、当時会場となりました、はままつフラワーパークには、本市が出展した作品をはじめ、7作品の展示を続けているとともに、浜松駅前には本市のマスコットキャラクターの作品を展示するなど、浜松市ではモザイカルチャー文化が着実に根付きはじめております。

浜松市は、古くから繊維、楽器、輸送機器などの「ものづくりのまち」としての基盤を築き、近年では光技術や電子技術関連など新しい産業集積も進んでおります。スズキ、ヤマハ、ホンダ、浜松ホトニクスなどの世界的企業を生み出し、世界市場でも評価の高い自動車やオートバイ、楽器などを地域から世界に送り出しています。こうした産業都市であるとともに、日本一の生産高を誇るガーベラなど、日本有数の農業都市でもあります。また、山、川、湖、太平洋等、豊かな自然環境にも恵まれ、花緑の普及、自然動植物の保護活動も積極的に行っているなど、産業と自然の調和が取れた都市であります。

今回、浜松市が出展した作品は、浜松市の産業を象徴するピアノをメインとし、日本三大砂丘のひとつ、中田島砂丘の美しい風紋をランドアートとして、多くの市民の皆さんの自然保護活動の恩恵を受け、砂丘で産卵する絶滅危惧種のアカウミガメと地球環境の礎であり大いなる恵みをもたらす水を、ピアノが奏でる音に見立て、今回モントリオール大会のテーマである希望の地へ向い飛び出していく様子を表現しております。また、職人を浜松市から派遣し、浜松の力で作り上げた作品です。ここに出席の皆さんやモントリオール市民の皆さんに楽しんでいただければ幸いです。

この大会が、多くの人々の交流を育み、モザイカルチャーの作品を通じて、潤いと安らぎのある暮らしの向上に寄与するとともに、世界各都市との交流による世界平和の実現を図るという開催目的が達成されることを確信しております。
最後に、浜松市を代表し、モントリオール・モザイカルチャー世界博2013の成功を心からお祈り申し上げます。皆様、ありがとうございました。

モザイカルチャー世界博2013写真

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