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更新日:2023年12月1日

浜松市津波対策事業基金へのご参加をお願いします

2013年3月19日

こんにちは。浜松市長の鈴木康友です。

東日本大震災から2年が経過しました。発災当日の3月11日に合わせ、報道を通して震災の様子が改めて映し出されたほか、復興に向けてたくましく立ち上がろうとする被災地の皆さまや、それを支えるボランティアの皆さまの姿が繰り返し伝えられました。映像をご覧になった人の多くは、風化させてはならない記憶として思いを強くしたことと思います。

浜松市は、東海、東南海、南海における三連動地震が心配されている地域です。東日本大震災は、本地域に暮らす市民の皆さんにとっても自然の脅威を強く感じる機会になったのではないでしょうか。

将来起こり得る東海・東南海・南海地震の三連動地震による津波の被害を最小限にするため、現在、市では、津波対策に最優先で取り組んでいます。

具体的には、沿岸地域にお住まいの皆さまが安全に避難できる場所を確保するため、企業や市民の皆さまのご協力のもと、240棟を超える津波避難ビルを指定したほか、公共施設に屋上フェンスや外付け階段を整備してまいりました。また、津波避難ビルのない地域には、避難タワーやマウンドの整備に取り組み、沿岸地域の安全性を確保しているところです。

そうした中、千年に一度の津波から沿岸地域を守るために、一条工務店グループ様から多大なご寄付の申し入れをいただきました。今後、寄付金をベースに静岡県とともに、東西およそ17.5キロメートルに及ぶ防潮堤整備に着手してまいります。

こうした防潮堤や津波避難施設の整備の費用には莫大な費用がかかるため、浜松市では「津波対策事業基金」を創設し、市民や企業の皆さまからのご寄付を受け付けております。

先日も、浜松商工会議所から会員事業所に向けてこの「浜松市津波対策事業基金」へのご寄付を呼び掛けていただきました。行政だけでなく、産業界、そして市民お一人お一人がこの事業を「わが身のこと」と受け止め、推進していく体制が確立されれば、「オール浜松方式」として、全国に誇りうる先進事例として発信していけるのではないでしょうか。

「浜松市津波対策事業基金」については、浜松市ホームページからもご案内していますので、ぜひ趣旨をご理解していただき、多くの皆さまにご参加していただきますよう、お願い申し上げます。

浜松市津波対策基金ホームページ

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