緊急情報
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更新日:2023年12月1日
2011年10月25日
委員の皆さんには、大変ご多用の中津波対策委員会にご出席をたまわり、誠にありがとうございます。また、このたびは委員をお引き受けいただきましたことに、改めて御礼申し上げます。
すでにご承知のとおり3月11日、東日本で未曽有の大震災が起こりました。
今回の震災の特徴は津波です。津波により本当に多くの被害が出たことは、我々にとっても大きな衝撃でした。
この地域は東海地震が想定されている地域ですので、建物の耐震補強等、地震に対する備えには取り組んできましたが、津波対策となると、これから本格的に取り組まなくてはならないというのが率直な思いです。
特に遠州灘を中心に長い海岸線を持つ当地域にとっては、沿岸部の住民の皆さんを中心に、大変大きな不安や懸念が広がっているのが実情です。
県の第三次被害想定では、津波の高さは5.6mと大きな被害は想定はされていませんが、東日本大震災を見ますと、想定外の非常に大きな津波が押し寄せました。
今、国では東海、東南海、南海の三連動地震があるのか、あるいはそれによって生じる津波の大きさがどのくらいであるかなど、いろいろシミュレーションが行われるということですし、県でもそれに基づき第四次被害想定がされると伺っています。
もちろん、そうしたものを受けて市も対応していかなくてはなりませんが、それ以前に我々としてやれることを、今から間を置くことなくやっていかなくてはなりません。
ぜひ委員の皆さまにはそれぞれの立場から、津波の避難計画や、津波避難のためにどのような施設を設置していくべきかなど、忌憚(きたん)のないご意見をいただき、しっかりした対策をつくるように努力したいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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