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更新日:2023年12月1日

令和元年9月定例記者会見

2019年9月20日

(鈴木市長コメント)

ラグビーワールドカップ2019「ファンゾーン」の開催について

本日から、ラグビーワールドカップ2019が開幕します。11月2日までの44日間、たいへん長丁場となりますが、静岡県では、小笠山総合運動公園エコパスタジアムで日本代表戦を含む4試合が行われます。
浜松市では、「浜松市ギャラリーモールソラモ」と「えんてつホール」に「ファンゾーン」が設置されます。「ファンゾーン」は「第2のスタジアム」と呼ばれており、パブリックビューイングやステージイベントなどを楽しむことができる大会公式のイベントスペースとなっております。「ソラモ」には、人工芝を敷設し、ラグビーボールなどで遊べるエリアを設けるなど、会場全体がラグビー場のような雰囲気の中で試合観戦することができます。また、遠鉄百貨店新館8階の「えんてつホール」では、ゆったりと試合観戦することもできます。ファンゾーンでは、ラグビー観戦だけでなく、さまざまなジャンルのアーティストによる演奏や、ジャズウィークとのコラボなど、音楽に溢れたステージイベントを予定しています。国内外の来訪者を「音楽の都・浜松」流のおもてなしで歓迎いたします。
浜松でのファンゾーンは、日本代表戦とエコパでの試合開催日・準決勝・決勝の計10日開催いたします。とりわけ準決勝・決勝のパブリックビューイングを行うファンゾーンは、県下ではソラモ・えんてつホールの浜松会場のみですので、世界最高峰の迫力あるプレーをお楽しみいただきたいと思います。
なお、詳細につきましては、配布いたしました報道発表資料をご覧ください。

令和元年度 浜松市教育文化奨励賞 受賞者の決定について

本市では、「浜松市教育文化奨励賞」を設け、市民などの活動を奨励する「地域文化賞」と、国内外において広く活躍する方を顕彰する「浜松ゆかりの芸術家」をそれぞれ授与しております。このたび、令和元年度の受賞者が決定しましたので、発表します。
地域文化賞は、遠州大念仏保存会、浜松市天竜区ふれあいコンサート実行委員会、初生なかよし会、浜松ゆかりの芸術家はメディアアーティストの智洋さんです。受賞者の概要につきましては、資料をご覧いただきたいと存じます。
なお、授与式を10月23日(水曜日)に行います。
また、浜松ゆかりの芸術家については、来年度、受賞を記念する事業の開催を検討しております。記念事業の時期および内容については、決定次第お知らせします。

質疑

ラグビーワールドカップについて

記者:浜松市内への外国人宿泊客数が、7月の段階では延べ8千人ほどになるという見込みがありました。その見込みの数というのは現在でも変わりありませんでしょうか。
市長:個人の旅行者は増えていて、おおむね1万人というように修正したいと思っています。2千人ほど増えているということですね。

記者:そういった外国人客に対して、浜松市としての期待、あるいはおもてなしや、受け入れをする上での対策、逆に不安などがあれば教えてください。
市長:こうしたラグビーの観戦に見えられる方というのは、少し長めに滞在していただける可能性がありますので、ぜひ、浜松の良さをこの間に知っていただきたいと思います。浜松はもともとインバウンドの観光客が非常に多く、街中の商業者を中心にさまざまな受け入れ態勢ができておりますので、これを機にしっかり外国の観光客の皆さんをとらえて、ファンにしていけたらいいと思います。

記者:街中でできている受け入れ態勢というのは、具体的にはどのようなものでしょうか。
市長:多言語への対応ですとか、すでに飲食店や物販店などでもいろいろな外国人の皆さまを受け入れてきた経験がありますので、そうした中で、今回もしっかりとおもてなしをしていただきたいと思います。また、先ほどご紹介したようにファンゾーンも作られます。そうしたところでは、ラグビーのパブリックビューイングだけではなく、浜松の音楽イベントなどもいろいろと企画していますので、そういうところで外国の皆さまをおもてなししていきたいと思っています。

記者:今日の開幕戦が終わると、第2戦がエコパスタジアムで行われます。浜松は日本代表の公認キャンプ地ということで、そのあと日本代表が浜松市に入る予定だと思うのですが、市長として何か選手に激励のために足を運んだり、日本代表と接点を持つような機会はありますでしょうか。
文化振興担当部長:組織委員会からは、具体的なお話はいただいていません。私たちとしても、お迎えをしたいという話はしているのですが、それに対しての回答は、まだいただいていないという状況です。
市長:結構ガードが堅いです。

記者:そうすると、基本的には許可がない限りは、自発的に行くということはありえないということでしょうか。
市長:難しいですね。

記者:公認キャンプ地で、市民として盛り上げを図ったり、応援したりといった機会は現状では難しいということでしょうか。
市長:難しいようです。本市に限らず、全体的にそのような状況だと伺っています。

改正出入国管理法について

記者:改正出入国管理法が施行されて間もなく半年、また6月には日本語教育推進法が成立して、国や自治体には日本語教育の推進に関する施策を定め、実行する責務があるという指針が示されました。浜松市では、子供への日本語教育であったりとか、U-tocのように仕事をしていない人への教育については非常に進んでいると思うのですが、労働者に対しては今後どのように日本語教育が展開されればよいか、あるいは、地域と企業、行政の役割分担について、どういった形が望ましいのか、市長としてのお考えをお聞かせください。
市長:基本的に今回の入管法改正で大きく変わったのは、特定技能という資格によって、新たに労働目的の外国人の方を受け入れるということなのですが、非常に厳しい条件も付いておりまして、まず日本語の習得がしっかりできていること、受け入れ機関が責任を持って日本語教育を行うことが定められています。従いまして、一義的には受け入れ先がやる必要があるということになるかと思います。ただ、滞在が長期になって、家族を呼び寄せたり、子供さんが来られたりとかいろいろなケースが考えられます。そこについては、我々は四半世紀以上受け入れをしてきた実績がありますので、今まで通りしっかりと対応していきたいと思います。また、企業から依頼があれば、我々が持っている施設を含めて、連携協力するという準備はありますので、今後そうした受け入れ企業との話し合いをもっていきたいを思います。

記者:企業からの要請があればということですが、市の方から積極的に、例えば「こういう日本語教師がいるよ」といったような情報提供をすることは今のところはないということでしょうか。
市長:今申し上げました通り、基本的には受け入れ機関または支援機関がその任に当たるということですので、まずはそこがしっかりやっていくことになるかと思います。ただ、そういった中で、市の方に依頼や要請が来れば、我々も積極的に協力していきたいと思います。

統合型リゾート(IR)について

記者:国が昨日まで、統合型リゾート・カジノを都道府県や政令市に申請するかしないか、そういう回答を求めていて、浜松市は今まで通り申請しないとされたとのことですが、あえて、もしあれば、IR・カジノに申請しなかったことについての市長のお考えをお聞かせください。
市長:今回の第1弾の募集は、かなり条件のハードルが高く、国が想定しているのも首都圏と、もう1~2カ所になるかと思います。我々の区域整備計画の状況を見たとき、いきなり浜松が申請できる環境は整っていないことから、今回は見送っておりますけれども、IRというのは非常に可能性のある取り組みですので、国の動向や、整備が進む地域の動向などを見ながら、むしろ中長期的に我々も考えていきたいと思っています。当然、我々が行うとなれば、大規模なものより、もう少し規模の小さなものになるだろうと思いますので、それはどちらかというと、もう少し先の話になるのではないかと思います。

記者:一般的に、景気不良に対するギャンブル・カジノといった施策は好きですか、嫌いですか。
市長:カジノだけが先行して言われますが、IR自体は統合型リゾートと言っていますように、エンターテイメント性があったり、MICEのような会議を誘致できるような施設があったり、むしろ観光誘客・観光振興に大きな力を発揮するものです。その一部がカジノということですので、あまりそこだけを見て、ギャンブルがいいのか悪いのかという捉え方は、あまり好きではありません。

記者:カジノ抜きでIRというのは、浜松市としても考えられないですよね。
市長:一定のそういった施設は入るのではないかと思います。

豚コレラ対策について

記者:17日に県の会議があり、野生イノシシに対する経口ワクチン散布を浜松・湖西でもやっていくということが決まりました。これらは県主導で行われていますが、浜松市としてどういった対策をとっていくかということをお聞かせください。
市長:基本的には、県が一義的に対策を推進していく側になりますので、我々も県の指示のもと、我々の役割を担っていきたいと思います。細かい現在の状況については、農林水産担当部長からご説明します。
農林水産担当部長:県と連携してやっておりますが、市としても、協議会を設け、その中で今言われていたような話し合いを続けています。また、検体を取って血液採取をしているのですが、浜松市の協働センターが受け入れ先となって協力をしておりますし、今後、野生イノシシへのワクチン投与などがありますけれども、それも県と寄り添って、一緒に対策を講じたいと思います。

記者:愛知県、長野県といった静岡県と接している県はもちろん、埼玉県、山梨県も出荷先になるなど、静岡県を取り囲むように感染が拡大していますが、県内・浜松市に感染が及ぶリスクがどの程度あるとお考えになられていますでしょうか。
市長:すでに愛知県・長野県まで感染が来ておりますので、緊張感を持っていかないといけないと思います。県境を越えればまずは県西部に来ますので、しっかりと水際で対策を取り、入れないということをやっていかないといけないということで、野生イノシシへのワクチン投与など、できる対策を県と一緒に考えています。

記者:動物園などの動物展示施設について、一部、すでにそういうところもあるようなのですが、展示の自粛やイベントの中止など、これに関連して、何か実施をやめるというようなことを今後予定されていることがあればお教えください。
農林水産担当部長:直接の担当は動物園になるため直接は承知していませんが、報道によると、動物園としても対策を取っていきたいということでした。

市長:今の段階では特に、展示をやめるということはないですよね。
農林水産担当部長:そのあたりについては把握しておりません。

浜松商工会議所の人事について

記者:大須賀会頭の続投が決まったとのことですが、そのことでコメントをいただいてもいいでしょうか。
市長:前にも申し上げましたとおり、大須賀さんという方は余人をもって代えがたい、この地域の経済界のリーダーですし、これまでも商工会議所をけん引して、実績も残されていますので、私は良かったなと思っております。ぜひ、引き続き、地域の経済界のリーダーとしてご活躍いただきたいと思っています。

記者:関連で、副会頭にも注目が集まっていて、例えば、地域密着型の企業の方がいいといった意見もいろいろありますけれども、市長の意見も伺ってもよろしいでしょうか。
市長:副会頭人事までは思いが及んでいないので、会議所のほうで良い人事をやっていただければと思います。

ニューヨーク出張について

記者:つい先般、市長がニューヨークの国連の場で演説されるとリリースされました。それに関しての意気込みをお教えください。
市長:国連のハイレベル会合という大変重要な場にお招きいただいたということで大変光栄に思っています。また、SDGsの自治体としての取り組みを報告させていただくということで、浜松はご存じのように、SDGsということがこれだけ叫ばれる前からSDGsの重要な開発目標に沿った取り組みをしています。例えば再生可能エネルギーの推進、太陽光発電も日本一になりましたし、また、FSC認証を使った林業の持続的な経営、四半世紀以上におよぶ外国人市民との多文化共生、途上国への経済支援である「フェアトレードタウン」にも日本で4番目の認定をいただいている都市でもありますし、そういった、これまで、2015年にSDGsが採択される以前から、すでにさまざまな取り組みをしているということを力強く訴えていきたいと思います。自治体としての責務をしっかりと果たし、頑張っているぞということを皆さんにお示ししていきたいと考えています。

記者:その意味では、世界に浜松の取り組みを発信できる絶好の機会ということでしょうか。
市長:そうですね。本当にありがたいことだと思います。特に9月は各国の首脳が集まる大変重要な会議と伺っております。前回、3年前には、総理と一緒に投資セミナーにも参加させていただきまして、自治体として浜松への投資の勧誘もさせていただきました。9月というのは国連にとっても大事な時期ですので、そこにまた参加できるということは、我々にとっても大きなチャンスであると思っています。

記者:前回は総理とご一緒したとのことですが、今回はいかがですか。
市長:前回は国連総会に合わせて日本が主催する投資セミナーに総理と一緒に参加させていただいたということでしたけれども、今回は自治体の枠組みの中のセッションへの参加なので、どこかで行き会うことはあるかもしれませんが、特に事前に会う予定はありません。

記者:スピーチは英語でなさいますか。
市長:もちろんでございます。

記者:トレーニングはされていますでしょうか。
市長:すでに何度も国際会議で英語でスピーチをしていますので、やり取りを英語でやれと言われたら困りますが、一定の原稿があればそこはクリアできるかと思っています。

記者:SDGsは非常に多岐にわたることで、それに対する施策も多岐にわたっております。特にここは強調していきたいというところはどんなところでしょうか。
市長:今申し上げた三本柱、「再生可能エネルギー」については有数の都市ですし、「FSC」は日本一の認証林面積を持っています。また、「多文化共生」についても日本をリードする都市だと自負しています。そうしたところを強調したいと思います。

 

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