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更新日:2023年12月1日

2018年8月定例記者会見

2018年8月29日

(鈴木市長コメント)

「ノルディック・ウォークリーダー育成講座」の開催について

健康寿命のさらなる延伸を図るため、本年度、新規事業として、全身の運動効果が高いノルディック・ウォークの普及を担う人材を育成し、地域の中でノルディック・ウォークを通じた健康増進の普及促進を図ります。

平成28年度に市が実施した健康調査では、30歳から50歳代の約6割がほとんど運動をしていない、また、高齢者では約6割の方が足腰に痛みを抱えていることが分かりました。

ノルディック・ウォークは普通のウォーキングに比べ、エネルギー消費量が約20パーセント増加すると言われております。さらに2本のポールを使うことで、四点歩行になるため、腰、膝、関節などの負担が軽減され、高齢者も安全に行うことができる運動となります。

ノルディック・ウォークの運動効果や楽しさを、地域や職場に発信していただくリーダーを育成するため、10月から市内10カ所で講座を実施します。講座は、講義と実技があり、実技は佐鳴湖公園や浜名湖の湖畔、昨年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台となった井伊谷周辺など、自然豊かな魅力ある散策コースを予定しております。

ぜひ、多くの方にご参加いただき、ノルディック・ウォークの魅力を発信していただきたいと思います。

シンポジウムの開催について

今年2月、天竜区二俣町にあります「二俣城跡・鳥羽山城跡」が、国の史跡に指定されました。本市における国史跡の指定は、三岳城跡、蜆塚遺跡に続き3件目で、実に59年ぶりとなります。これを記念して、11月11日の日曜日に天竜区の「天竜壬生ホール」におきまして、シンポジウムを開催します。

具体的には、奈良大学教授の千田嘉博先生が「二俣城・鳥羽山城の歴史的意義」と題した講演を行うほか、千田先生と、京都大学大学院准教授の山村亜希先生によるトークショーを実施いたします。

千田先生、山村先生の2人は、メディアへの出演も多く、それぞれ城郭考古学と、歴史地理学という異なる立場から、お城のマニアはもちろん、そうでない方にも分かりやすく、二俣城・鳥羽山城が身近に感じられるような話が聴けるものと期待をしています。

定員は500名で、往復はがきによる事前の申し込みが必要となります。

多くの方にご来場いただきますよう、事前の周知及び当日の取材をよろしくお願いします。

「なつかしの市政映画」DVD販売開始について

昭和の浜松市の歩みを収録したDVD「なつかしの市政映画」の販売を開始します。

本市では、市政の紹介や市民への啓発広報用に、毎年映像による広報を行ってきました。昭和34年以降の記録が残っている動画は、現在、「なつかしの市政映画」として、ケーブルテレビでの放送や、市のホームページ上で公開をしています。

昨年度から、図書館でも貸し出しを行ったところ、ぜひ販売をしてほしいとの声が多数寄せられ、ご家庭などでご覧いただけるようにDVDを販売することとしました。

今回、「なつかしの昭和」をテーマに、昭和34年から昭和63年までに制作した137タイトル、全36巻を1セットとして販売いたします。価格は1万円で、販売数は100セット限定となります。

浜松駅に新幹線が初めてやってきた時の映像や、東海道線の高架化が行われる前の映像など、激動の昭和時代に飛躍的な成長を遂げた本市の貴重な映像を収録しています。

ぜひ、多くの皆さまにDVDをご覧いただき、本市の発展のあゆみを振り返り、郷土愛を醸成する機会となることを期待します。

私からの発表は以上です。

0829

 

質疑

ノルディック・ウォークリーダー育成講座について

記者:浜松市は先般発表がありましたように健康寿命という点では、政令指定都市の中で男女とも3回続けて1位となっており、健康寿命が長いわけですが、それをさらに市民の健康を増進するという意味でノルディック・ウォークを推進していくという趣旨でよろしいでしょうか。
市長:そうです。

記者:指導者の方を何人くらい育成していくか目標があれば教えてください。
医療担当部長:目標は200人です。

記者:いつくらいまでにというのはありますか。
医療担当部長:1年目では達成できないと思います。今回、10コースを用意し、リーダーとしてノルディック・ウォークの楽しさを認識していただき、リーダーとしての心構えを見ていただくことが大切だと思います。複数年掛けて200人を養成し、そのリーダーを中心に、さらに市民の方に参加いただけるような企画を検討します。最終的には、市民の方々に楽しんでいただく場を提供していただくようになります。そのためのリーダーを200人養成し、随時、講座に派遣をして、ノルディック・ウォークの普及を図っていくという趣旨です。

野球場の建設について

記者:昨日、市議会議長と市長が川勝知事に要望され、その後、知事が現地にも視察に来られました。川勝知事は、野球場整備を推進するという意向を示されましたが、その点について市長の所感を教えてください。
市長:本当に大きな前進が図られ、良かったと思っています。昨日、議長が市議会としての意思を知事に報告をされた後に、私どもが県への予算要望で、基本計画の推進などをお願いしました。知事としては、ようやくこれで一歩前に出られるということで、スピーデイーにやっていただけるという感触を得ましたので、大変良かったのではないかと思っています。

記者:早ければ、12月にも県が予算付けをするのではないかと示唆されていますが、その点はいかがでしょうか。
市長:早ければ早い方が良いと思います。ぜひ、知事も非常に意欲を持っていますので、なるべく早く予算に反映していただければと思います。

記者:県営野球場という言葉が使われてきましたが、昨日、知事が公設民営化も視野に入れているということを言われておりまして、市長として県営という形を望まれるのか、それにはこだわらないのかということを教えてください。
市長:県営という意味は、県として遠州灘海浜公園という県の公園の敷地内に施設整備をお願いするということです。運営方式まで、県で直接運営をされるのか、民間委託をするのか、新しい運営方式で行うかについて、そこまで踏み込んでお願いしているわけではありません。今後、一番良い方法を採用していただくのがいいのではないかと思っています。

記者:公設民営化であってもいいということですか。
市長:そうです。

記者:川勝知事は、防災機能もとおっしゃっていますが、それ以外で浜松市としてこんな野球場にしてほしいという要望はありますか。
市長:言い出せばきりがないと思いますし、いろいろな方がいろいろな思いを持っています。環境に配慮した施設にしてほしいとか、半ドームにしてプロ野球も呼べるような集客の施設にしてほしいなど、いろいろな要望も伺っております。これからしっかり県と調整していく中で、集約をしていく必要があると思っています。

区再編について

記者:昨日、特別委員会の協議会が非公開で開かれ、大詰めを迎えている感じはしますが、自民党の議員さんは、多くの方が再編は現時点では時期尚早と言われる方が多かったり、共産党でも慎重、反対の意見があったり、特別委員会で最終案候補を取りまとめるという段階には入れていない雰囲気を感じます。当初、8月から10月と予定されていたパブリック・コメントができるのかどうか不透明な雰囲気も感じますが、市長は現状をどのように受け止めていますか。
市長:次回、9月7日に特別委員会が開かれると伺っておりますので、ぎりぎりそうした状況を見て、対応していかなければいけないと思っています。引き続き、スケジュールについては、今まで通りでいこうと思っています。個々にお話しを伺うと、自民党の会派の中でも反対の方ばかりでもないという認識を持っておりますので、ぜひ、提案について真摯に受け止めていただければと思っています。

記者:一部の議員から4区案はどうかと言われています。比較的、反対、慎重の意見が多かった天竜区、浜北区、北区を残して、それ以外は合区するという4区ですが、それに対する市長の考えを教えてください。
市長:当初、2区案を中心に、2区あるいは3区ということで提案をしておりますので、今のところそれを変えるつもりはありません。

記者:削減効果も減ってしまいますね。
市長:同時に、長期的にこの問題を考えていかなければいけないので、浜松の将来の都市経営を考えた時に、私は2区が一番いいと思いますけど、最低でも2区ないし3区で、中長期の視点で議員の皆さんにも考えていただきたいと思っています。

記者:議論が膠着している状況の中で、市民の方、特に天竜区、浜北区、北区の方がこのまま残してほしいという声を受けて、最大公約数的に、妥協点として提案をしてはどうかという意味合いがあると思いますが。
市長:そういった声を踏まえて、今後しっかりと検討していきます。今、言えるのはそれだけです。 

上水道のコンセッション方式導入について

記者:全国の政令指定都市に先駆けて上水道のコンセッション方式を導入するという目標ですが、今、上下水道部でホームページに想定問答集を入れるなど、かなり充実した内容になっていますが、まだまだ市民に対する広まりが足りないような気がします。その一方で、水道の民営化とういう言葉が一人歩きをして、その市民グループのキャッチフレーズのような形になって反対運動が起こりつつあるという状況になっていますけれども、今後の市民への周知の方法、事業の進め方について市長の考えを教えてください。
市長:あらゆる手段を講じて、きちっとお伝えしていきたいと思います。一言で民営化というように位置づけられていますが、民営化とは似て非なるもので、コンセッションというのは、新たな官民連携でございます。運営について、長期に渡って民間にお任せしますが、施設は全部市が保有をしていますし、最終的な責任は行政が持つことになります。しっかりモニタリングもしていきます。そしてまた、災害時の対応などもきちっと契約に盛り込んでいますし、料金についても勝手に値上げすることはできないスキームになっていますので、民営化とは全く違うものです。ぜひ、そこを皆さんにもしっかり報道していただいて、新しい官民連携であるということの意味を市民の皆さんにしっかりお伝えしていかなければいけないと思います。

小中学校へのエアコンの設置について

記者:昨年10月の定例記者会見で、平成32年夏までに全て設置するとのことでしたが、今年、暑かったということで県内の他の自治体では、前倒しを表明するところもあります。浜松市の方針はいかがですか。
市長:今のところ、平成32年8月までに設置完了するという計画を進めておりますので、目標通り設置をしていきたいと思います。我々の規模としては、それくらいの時間は掛かると思いますので、なるべく前倒しをしていきますが、今のところ予定通り進めていくということです。

国政について

記者:総裁選が始まっていますが、何かご所見があれば教えてください。
市長:国政のことなので、私がとやかく言う筋合いのことではないと思います。今、政権と浜松市はいい協調関係、いい歩調で進んでおります。国が行っていく改革を、我々がそれを受けて実施をするということで、方向性が大きく曲がるようなことはやめていただきたいと思います。どちらの方がなるにしても、一定の今進んでいるいい流れについては、そのまま踏襲していただかないと、我々の施策にも影響してきますので、私が望むのはそこだけです。

小学校教員の逮捕について

記者:昨日、浜北の小学校教員が起訴され、教育委員会としてのコメントはまだ出ていませんが、そういった状況になったということでコメントがあればお願いします。
市長:事実とすれば、とんでもないことでありますが、まだ、どういう状況でとか、一部いろいろ先生に対する評価も異なりますので、そのへんがはっきりするまでは私としては正式なコメントは出しづらいということです。

 

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