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更新日:2023年12月1日

2017年8月定例記者会見

2017年8月29日

(鈴木市長コメント)

天竜川駅南北自由通路の開通について

平成26年度から、市が建設を進めてまいりました天竜川駅南北自由通路が、このたび開通の運びとなりましたのでご案内いたします。

はじめに、本事業の推進に際しましては、多くの皆さまのご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。

当駅は、駅周辺の和田地区や飯田地区をはじめとした、地域の生活拠点として多くの皆さまに利用されています。

しかしながら、これまでの駅は、北口からの利用に限られており、駅南地区からの利用の際には、近隣の踏切や横断歩道を迂回する必要がありました。

また、旧駅舎はバリアフリー施設が未整備であったことから、誰もが利用しやすいユニバーサルデザインに対応した駅舎の整備につきましても、長年、地域の皆さまから早期の橋上駅舎化についての要望を受けてまいりました。

こうした中、平成26年度に市と東海旅客鉄道株式会社が工事協定を締結し、平成28年2月に工事着手した南北自由通路および橋上駅舎が、このたび開通の運びとなりました。

開通日は、平成29年9月24日の日曜日となります。

自由通路の開通により、新たに南口が開設され、駅南地区からのアクセス性が向上するほか、自転車を降りての通行も可能となり、南北地区の一層の交流も期待されます。

また、新しい駅舎にはエレベーターやエスカレーター、バリアフリートイレを整備し、お年寄りや障害のある方をはじめ、誰もが安心・安全に利用していただける駅になりました。

なお、施設の完成を記念しまして、前日、9月23日(土曜日)の午前10時から完成記念式典を開催し、式典終了後、同日正午まで自由通路の一般開放をいたします。

一般開放終了後は、鉄道運営準備等のため、翌日の始発列車出発まで自由通路・橋上駅舎とも一時ご利用いただけませんのでご注意ください。

天竜川駅周辺につきましては、引き続き駅前広場整備を行い、利便性の向上を図ってまいりますので、一層のご理解とご協力をお願いいたします。

はままつトライアルオフィスの開設について

浜松市ではベンチャー企業誘致のために今年度、市内3カ所でサテライトオフィスの整備を進めております。そのひとつとして、首都圏で活動しているベンチャー企業を中心に活用いただけるお試しオフィスを開設いたしますので、その概要についてご説明いたします。

来月7日、ザザシティ浜松中央館の4階に、「はままつトライアルオフィス」をオープンいたします。これは本市に進出を考えているベンチャー企業が一定期間、無料で利用できるオフィスです。

ベンチャー企業は、事前に登録することにより自由にオフィスを利用することができます。

本事業の目的は、地元企業との協業によるイノベーション創出でございますので、企業の所在地についての制限は設けません。地元企業にも開放し、交流の拠点となることを期待しております。

本日より募集を開始いたします。

当事業では、オフィス整備以外にも、誘致セミナーの開催やサテライトオフィスツアーなども実施し、総合的なベンチャー誘致として進めてまいります。

なお、オープンに先駆けて、来月4日の午後3時から利用希望者やメディア向けの内覧会も実施いたします。

当日は私も参りますので、ぜひ、お越しいただき、直接ご覧になっていただければと存じます。

私からの発表は以上です。

質疑

天竜川駅南北自由通路の開通について

記者:天竜川駅の利用者数と完成による移動の短縮時間について教えてください。
土木部長:利用者数ですが、日平均乗降者数を平成20年に調査していまして、5,250人です。ここから推計して平成42年に5,930人に推移すると予想しています。移動時間は5分程度短縮できると考えています。

記者:南口の利用者数はどれくらいと見込んでいますか?
土木部長:現在利用している人は、およそ1/3です。

記者:平成42年の利用者推計は、今回の南北自由通路が完成すると見越しての数値ですか?
土木部長:人口減少や今後の利用を踏まえて、自由通路ができたことによる利便性が確保されることから、若干増えるという推計です。

記者:駅前広場の整備についての予定を教えてください。
土木部長:完成は平成30年度を予定しています。北口の現在の駐輪場は移設し新たに整備して、南口についても新たに駐輪場を整備する予定です。

記者:全体事業費の27.4億円は駐輪場の整備も含めた事業費ですか?
土木部長:これは自由通路と駅舎橋上化の事業費です。

はままつトライアルオフィスの開設について

記者:将来的なねらいと、どのような企業に参加してもらいたいと考えていますか?
市長:今、浜松はベンチャー企業の育成・誘致に力を入れていますが、いきなり本社ごと来てくださいというのはハードルが高いので、まずは浜松でサテライトオフィスを開設してもらって、ここが住みやすい、働きやすいと、首都圏への利便性が良いと納得いただければ、本社ごと来ていただけるケースも出てくるのではないかと思います。あるいは、新しくベンチャー企業がいろいろな地域から来ていただくことで、新たなイノベーションの創出がおこるということも期待しています。来ていただく企業については、そうした波及効果が期待できるようなベンチャーに来ていただければと思います。

記者:民間のシェアオフィスもある中で、民業の圧迫にはなりませんか?
市長:個人が起業する場合に、シェアオフィスから起業するケースが多いかと思いますが、今回はベンチャーとしてすでに活動している企業向けのサテライトオフィスとして誘致を進めているので、基本的にはマーケットニーズが違うと思っています。

記者:オフィスの運営会社はこういう事業の実績がある会社ですか?
産業部長:委託をしているのはポート株式会社で、宮崎県日南市でサテライトオフィスに取り組んでいて、全国でも実績がある企業です。昨年のガバメントピッチというベンチャーのセミナーにもご参加いただき、それがご縁となったということです。

記者:委託事業費を教えてください。
産業部長:およそ2,000万円です。

記者:平成30年度以降の予定を教えてください。
産業部長:現在検討中ですが、当面平成29年度の単年度契約となっています。

三遠南信自動車道について

記者:佐久間道路の平成30年度の開通が予定されていますが、将来的な期待について教えてください。
市長:三遠南信広域連携の骨格をなす道路ですので、開通すると南信地区へのアクセスが格段に向上するということで、浜松市だけでなく三遠南信地域全体がこの道路に期待しているところです。すでに一部供用開始していますが、予想以上のストック効果を発揮していますし、全線開通となると非常に大きな経済波及効果を生んでくれるのではないかと期待しています。今、事業計画に基づいて、佐久間道路の平成30年度供用に向けて事業を推進していますが、そこからまだつながっていない区間もありますので、そこをつなげていただくのと、懸案の佐久間-水窪間、今、環境影響評価をしていただいていますが、早期に事業に着手していただきたいと思います。市としても、現道活用区間、水窪北から青崩峠までを我々が整備することになるので、国庫補助も活用しながら計画的に整備の推進をしていきたいと思います。長野県や東三河の皆さんとも連携しながら、一日も早い開通を目指して引き続き努力をしていきたいと思っています。

記者:市が整備する区間の進捗状況について教えてください。
市長:着手はしています。全体事業の進捗状況を見ながら、我々も事業を推進していきたいと思います。
土木部長:現在、ボーリング調査や設計調査を行っていますし、用地を提供していただくために調査もしています。そうしたものの進捗があれば、工事にも着手していきたいと考えています。

コストコのオープンについて

記者:雇用を含めた地域経済に対する影響、防災を含めた市民生活への影響、中心市街地への影響について教えてください。
市長:コストコの既存店の状況を見ても、広域に集客をしているので、浜松の場合も浜松以外からのお客さんが期待できると思います。したがって、コストコでの消費もさることながら、他店での買い物や食事等も期待できますし、観光なども考えられますので、地域経済にはプラスの波及効果が働くのではないかと考えています。防災の面では、防災協定について、内々の打診もいただいていますので、今後進めていきたいと思います。巨大な倉庫ですので、災害発生時には我々には心強い存在になるのではないかと思います。中心市街地の問題については、既存のショッピングセンター等、浜松は郊外に大きなモールがありますので、コストコがオープンしてそれが大きく影響するとは考えにくいと思います。むしろコストコは市外からの誘客が進みますので、地域経済にはプラスに働くと思います。

記者:宮竹交差点などの渋滞対策については、どうお考えですか?
土木部長:交通の円滑化対策として、高林芳川線を現在整備しています。9月1日のオープンには間に合いませんが、現場では舗装工事が仕上がりに近づいていますし、警察と信号機の関係などの最終調整等をしていますので、早急に開通できるように調整しています。
産業部長:大店立地法の届出の関係で、浜松プラザの中にもできるのですが駐車場に関しては、他のコストコですと800~900台が平均となっていますが、全体では1,770台と余力を持って用意してあり、従業員等の駐車場も含めれば2,500台ほどのスペースはありますので、できるだけ敷地内に車を引きこんで、外に渋滞を及ぼさないようにと考えています。

北朝鮮のミサイル発射について

記者:発射についての所感と、今後Jアラートの対象地域に含まれた場合はどのような対応をとりますか?
市長:国民の安心・安全に対して重大な脅威だと認識しています。けしからんことだと私自身は思っています。防衛のことですので一義的には国の対応ということになりますが、安倍政権がきちっと対応していただけると期待しています。私どもの地域はJアラートの対象地域ではありませんでしたが、対象地域になればしっかりと対応をしていかなければいけないと思いますし、そうならないように早期にこの問題を解決していただきたいと思っています。

細野豪志議員の民進党離党について

記者:市長の所感をお聞かせください。
市長:細野さんとは同期当選で、同じ保守系ですので、今でも時々お会いします。彼がここ1、2年党の方針にそぐわないということで悩んでいたということは知っていましたが、いずれ彼自身決断するのではないかと思っていました。そういうことなので驚きはないのですが、もともとは保守2大政党を目指していて、今の民進党が私がいたころとは変わってきてしまっているということが、細野さんが民進党に留まれなかったということだろうと思います。政権の受け皿を作るとおっしゃられているので、がんばってほしいと思っています。憲法の争点にもなりますが、防衛や安全保障については、ほとんど今の政権与党と齟齬がないので、違いを出すとなると地方分権と思っていて、この130年間変わらずに来てしまっているこの統治構造をどうするか、そこが争点なのではないかというアドバイスをしました。ぜひがんばっていただきたいと期待しています。

記者:地方分権に関して期待したいということですか?
市長:私が今、地方自治の現場にいて感じる構造的な問題はそこなので、ぜひ道州制も含めて一歩踏み込んで、がんばっていただきたいと思います。今、自民党政権も道州制基本法案を引っ込めてしまっていますし、ずいぶんと後退している感がありますので、全体としては安倍政権は改革政権で支持をしていますが、分権に関してはもうちょっとがんばって欲しいということもありますので、その辺を細野さんががんばってくれればと思います。

記者:細野さんが新党を結成した場合に、参加する意思はありますか?
市長:明確にしておきたいのは、今、私は市長として職務を全うしていきたいと思っていますので、あまり私自身が政治活動に関わることはないと思います。細野さんとは常にコミュニケーションを取れる立場にありますので、地方自治については、私からも引き続き意見を言ったり、意見交換をしたりしていきたいと思います。

記者:政治的に連携していくことはないということですね?
市長:市長の仕事だけでも精一杯ですので、やらなくてはいけないことがたくさんありますので、私は市長の職を全うしたいと思っています。

東京オリンピックの事前合宿について

記者:ブラジルの卓球チームも内定しているという話がありましたが、どういう状況ですか?
市長:柔道と卓球が有力候補になりますが、まだ正式な契約もしていませんので、それに向けて引き続きしっかり取り組んでいきたいと思います。ほかの競技団体もまだ可能性があると思いますので、引き続きそういう競技団体を増やす努力をしていきたいと思います。前回ブラジルに伺ったときにも、サッカー協会と意見交換をさせていただきましたので、柔道・卓球に限らずさらに競技団体を増やしていく努力を続けていきたいと思います。

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