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更新日:2023年12月1日

2016年12月定例記者会見

2016年12月21日

(鈴木市長コメント)

「平成28年の主な出来事」について

今年の締めくくりにあたり、浜松市がどんな1年であったかを「主な出来事」として振り返りたいと思います。

4月に首都圏での本市のビジネス情報の収集・発信の活動拠点となる「はままつ首都圏ビジネス情報センター」を開設し、ベンチャー企業などの誘致に取り組んでおります。8月に開催した「ハママツ・ガバメント・ピッチ」では、首都圏のベンチャー企業から、本市の課題である「UIJターンの促進」についての提案を受けるなど、順調に動き出しています。

同じく4月には、東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿誘致のため、ブラジルオリンピック・パラリンピック委員会をはじめ、バレーボールや水泳、柔道連盟などを訪問してきました。その結果、5月にはブラジルオリンピック委員会の職員、11月にはブラジル柔道連盟の関係者が市内施設の視察を行い、高い評価を得ることができたと感じております。

8月には台湾を訪問し「浜名湖と日月潭友好交流協定」を締結しました。観光分野で交流協定を結んでいる台北市の柯市長ともお会いし、有意義な会談をすることができました。

10月には、フランスのユネスコ本部で開催された創造都市国際交流事業において、「音楽の都・浜松」をPRするとともに、ドイツ・ハノーバー市を訪問し、音楽文化交流に関する確認書を取り交わしました。

さて、来年1月8日からは、いよいよNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放送が始まります。7月には、新たなマスコットキャラクター「出世法師直虎ちゃん」も決定し「出世大名家康くん」とともに、全国各地で本市のPRを行っています。そして1月15日には大河ドラマ館もオープンします。市内外の多くの皆さまに「直虎公ゆかりの地」とあわせて、ご来館いただけるよう、官民あげて万全の体制で臨んでまいります。

以上、平成28年の「主な出来事」について、いくつかピックアップして報告させていただきました。来年におきましても、市民の皆さまと力を合わせて、すべての人が安心して暮らせる豊かな地域社会の実現を目指してまいります。

平成28年度浜松市医療奨励賞受賞者の決定及び授与式について

医療奨励賞は、市内に所在する医療機関において医療に従事する医師、歯科医師のうち、浜松市の医療技術の向上をはじめ、保健・公衆衛生活動など市民の健康保持等に寄与したと認められる医師、歯科医師の個人又は団体に対して授与するものです。

本制度は、多くの篤志家から医療の振興のためにと、いただいた寄付金を基金として積み立て、昭和50年度に制定した「浜松市医療奨励賞の授与に関する要綱」に基づいており、今回で42回目となります。

今年度の表彰につきましては、平成28年11月21日月曜日に、学識経験者からなる選考審査会を開催し、審査した結果、3件を受賞者として決定いたしました。

なお、授与式につきましては、新年1月19日木曜日、午後6時から全員協議会室にて行います。

「浜松市地域遺産センター」の開館と開館記念特別展『戦国の井伊谷』の開催について

先日開催された「おんな城主直虎推進協議会」でもご案内いたしましたが、来年1月15日、北区引佐町井伊谷に浜松市地域遺産センターがオープンいたします。

地域遺産センターは、市内に残る文化財など、地域遺産の保護や活用を図る施設として、旧引佐協働センター庁舎の一部改修し、整備したものです。オープンから1年間は、井伊氏の歴史や井伊谷の戦国時代をテーマにした開館記念特別展「戦国の井伊谷」を開催いたします。

見どころとしては、井伊直虎の生涯や井伊谷周辺の戦国時代の様子を、ジオラマへのプロジェクションマッピングで紹介する「井伊谷戦国絵巻」をはじめ、音まで再現した井伊直親ゆかりの「青葉の笛」、最新の調査成果をもとに製作した「井伊谷城の3D画像」などがあります。子供から大人まで、戦国時代の井伊谷の歴史を楽しみながら体感していただくことができます。

「出世の街 浜松」から、直虎イヤーを盛り上げる「ご当地婚姻届」および「出生お祝いセット」の配付について

「出世の街 浜松」は、来年1年間、大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台地となります。そこで、本市では、出世の街として直虎イヤーを一層盛り上げるため、市独自の「出世の街 浜松 婚姻届」と「出世の街 浜松 出生お祝いセット」を作成し、平成29年1月1日から運用をスタートいたします。

ご当地婚姻届は、「出世の街 浜松」において、結婚を機に、「うなぎ上り」にさらなる大きな幸せをつかんでいただきたいと考え、「出世法師直虎ちゃん」と「出世大名家康くん」がご結婚を祝福するデザインとしています。

出生お祝いセットは、「出世の街 浜松」において、子どもが生まれたことをお祝いするため、私のメッセージとともに、「出世法師直虎ちゃん」と「出世大名家康くん」のマスコットキャラクターシール及び井伊直虎ガイドブックを、出世の街オリジナルクリアファイルに入れて、出生届出時にお贈りするものです。

婚姻届の配信と出生お祝いセットの配付は、直虎イヤーである平成29年1月1日から開始いたします。わが国では未婚率の増加や出生率の低下が社会問題化しておりますが、この「出世の街 浜松」で幸せなご結婚と未来あるお子さまの出生を市を挙げてお祝いしたいと思います。

「戦国はままつスタンプラリー」について

大河ドラマ「おんな城主直虎」の放送開始に合わせ、浜松市では直虎にちなんだスマートフォンアプリによるスタンプラリーを企画しました。

これは井伊直虎公や徳川家康公にゆかりのある寺社や史跡を中心に、浜松市内をはじめ、東海・甲信エリアなどに設けられたポイント、35か所をめぐるスタンプラリーです。

このアプリには、ゲーム会社の株式会社カプコンとのタイアップにより、井伊直虎や徳川家康をはじめとした「戦国BASARA(バサラ)」の人気キャラクターが登場します。チェックポイントを訪れることでキャラクターの写真フレームや壁紙が獲得でき、さらに多くのポイントを回った方には、このスタンプラリーでしか手に入らない「戦国BASARA」オリジナルグッズをプレゼントいたします。

スタンプラリーの開始に伴い、1月8日に浜松市ギャラリーモール・ソラモで全国各地の戦国ご当地キャラクターを集めて開催される「直虎ゆかりの地 浜松」戦国ご当地キャラフェスタの中で特設ブースを設けて、楽しみ方などを説明します。

またこのイベントには、浜松に集結する戦国ご当地キャラクターとのふれあいや、甲冑体験、手裏剣ゲームなどの戦国体験、エアー遊具など、子供から大人まで楽しむことができます。

このほかにも、アクトシティ中ホールにて、大河ドラマ初回放送のパブリックビューイングや、べんがら横丁の跡地に開館する浜松出世の館のオープニングイベントも開催されます。

直虎一色に染まる1月8日、ぜひとも皆さんお揃いでお楽しみください。

私からの発表は以上です。

「平成28年の主な出来事」について

記者:今年特に印象に残った3点と、その中でも最も印象に残った1点を教えてください。
市長:個人的にですが、今年は浜松が国や世界から評価をされたということが言えると思います。例えば1月にNAMMショーという世界最大の楽器ショーに招待され、浜松がユネスコ創造都市ネットワーク音楽分野に認定されたということもあり、浜松の音楽文化について講演をさせていただきました。自治体としては初めてだということで、浜松の取り組みが非常に評価されたのではと思います。9月には、ニューヨークの投資シンポジウムに政府からお招きいただき、総理と一緒に伺ってまいりました。自治体代表としてプレゼンテーションをさせていただき、浜松の産業政策や投資を引き込む取り組みを国から評価をいただいたのではと思います。
また欧州評議会本部での年に1回の非常に大きな「世界民主主義フォーラム」で、浜松のこれまで行ってきた多文化共生施策、移民施策について発表させていただきました。欧州では移民問題、移民政策に対して高い関心があり、浜松の取り組みが非常に評価をされていると思います。
これまでいろいろ取り組んできたことが市内だけでなく、国レベルあるいは世界レベルで評価いただいているのではないかということで、私個人としてはこの3つが大変印象深く残っています。
発表した28件のなかでは、これからベンチャーの誘致、ベンチャーの育成を行っていくために東京に拠点(首都圏ビジネス情報センター)をつくったことです。さっそく第一号の誘致に成功したということでほっとしています。

記者:今年1年を象徴する漢字1文字を教えてください。
市長:いろいろと考えましたが、今年は「宝」という漢字を挙げたいと思います。今年は地方創生の元年でした。地方創生とは、それぞれの地域資源を活用して地域が自ら活性化する、元気にしていく取り組みです。その意味ではその地域に眠っている資源、「お宝」を発掘して、それを活用していかなければなりません。例えば浜松も太陽の恵みを利用した太陽光発電で日本一になりました。また、天竜のブランド材のオリンピックへの売り込みなど、いろいろな取り組みをしています。こうした森林資源もお宝ですし、なんといっても今年は「直虎」といった歴史資源も掘り起こされたということで、こういった地域のお宝を活用して地域活性化に取り組んだ1年だったと思います。今後もこういったお宝を発掘して、浜松の活性化に取り組んでいきたいと思い、今年は「宝」という漢字を挙げたいと思います。

記者:来年に向けて一言お願いします。
市長:まずは大河ドラマの放映に合わせてこれを1年間、地域の活性化にしっかり結び付けて成功させることです。またベンチャーの誘致など産業政策も引き続きしっかり取り組み、成果も出していきたいと思います。

「出世の街 浜松」から、直虎イヤーを盛り上げる「ご当地婚姻届」および「出生お祝いセット」の配付について

記者:事前に申請する必要はありますか?
観光・ブランド振興担当部長:事前申請ではなく、市役所や区役所、協働センターに出生届を出されたときにお渡しするものです。

記者:浜松で婚姻届を提出された方に「出生お祝いセット」を配布するということですか?
観光・ブランド振興担当部長:婚姻届と出生お祝いセットはリンクしていません。婚姻届はウェブで配信しますので、全国の方に使用していただければと思います。様式は法に則って作成しているため、全国どこでも提出できます。

記者:井伊直虎は男ではという専門家の見方があるが、市長の見解は?
市長:遠州広域行政推進会議で小和田先生に講演をしていただいたが、気にすることはないのではという見解でした。次郎という名前のついた人物が同じ時期に2人もいたというのは考えにくいということや、直政との関係など、いろいろ考えれば、これは江戸時代の口述を筆記したものなので、資料の信憑性も含めて今後検証する必要があるとのことでした。私もテレビの放映前に話題になっていいのではないかと思います。話題作りや盛り上がりがあった方が逆にテレビを見ている方々にも興味深く見ていただけるのではと、プラスにも考えられるのではと思います。

記者:男であるという見解が強まった場合、「出世法師直虎ちゃん」はどうなりますか?
市長:ここで仮説の話はできません。小和田先生いわく、あまり心配することないとのことですので、私はそれを信じたいと思います。

大河ドラマ館について

記者:「おんな城主 直虎」推進協議会で大河ドラマ館の来場者数の目標は100万人とおっしゃっていましたが?
市長:公式目標は50万人ですが、心の目標として100万人くらいいってほしいという思いです。真田丸が100万人を達成するということですので、我々もまずは50万人を上回るために前売り券の販売などに一生懸命取り組んでいます。さらにその上積みを増やすということで100万人という心の目標を立てたとご理解をいただければと思います。

野球場建設について

記者:現状についての市長のお考えと、新年以降どのような動きを期待しているか教えてください。
市長:早く進めていただきたいと思います。議会の動き待ちみたいになっていますが、少し動き始めた感じはありますので、できれば当初予算に盛り込んでいきたいと思います。年明け早々にも委員会を開催して一歩も二歩も前進していただきたいと思っています。

記者:当初予算に盛り込むのは議会の動きを見たうえで決めるということですか?
市長:今年度の当初予算を減額修正されたという事実があるので、これは議会としてしっかりと第一弾の結論を出していただきたいと思っています。調査費等を認めていただければ、すぐにでも対応していきたいと考えています。

県・政令指定都市サミット(G3)について

記者:知事は桜ヶ丘病院について、浸水域の件で反対されています。一部の市民からは浸水域について病院はだめで、野球場はいいのかという意見もありますが、その点の知事の対応について何か思われることはありますか?
市長:施設の性格がまったく違うと考えています。病院は災害が起こった時の救急のための施設です。逆に野球場の場合は、そこに逃げ込める施設であり、知事は日ごろからスポーツ施設であり、防災施設であるとおっしゃっています。性格がまったく違う施設だということを認識いただきたいと思います。

2017年度の税制改正大綱について

記者:市長として関心のある新しい税制があれば教えてください。
市長:自動車産業を抱えている市ですので、エコカー減税には関心があります。影響等についてはまだ調査していません。

ドローン実証実験について

記者:市長としてドローンをどのように活用していきたいと考えていますか?
市長:地滑りの現場などの調査には適しているので、市域の広い浜松市にとってはまずは防災への活用を考えています。またインフラが膨大ですので橋などの点検や、中山間地域への物の運搬についても役に立つと思います。浜松にとっては活用の場がたくさんあるのではないかと思います。

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