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更新日:2023年12月1日

2016年11月定例記者会見

2016年11月21日

(鈴木市長コメント)

「世界民主主義フォーラム」への参加報告について

今月8日、フランス共和国ストラスブール市の欧州評議会本部で開催された「世界民主主義フォーラム」へ参加し、本市の多文化共生の取り組みについて発表をしてまいりました。このフォーラムへの参加は、欧州評議会のアドバイザー大使である、在ストラスブール日本国総領事館から依頼され、実現したものでございます。

フォーラムへの参加に合わせて欧州評議会幹部と会談し、移民問題に揺れる欧州の状況や欧州評議会の取り組み、日本における多文化共生政策などについて意見交換をしてまいりました。特に、欧州評議会から、本市の多文化共生施策について高い評価をいただくとともに、欧州評議会が進めているインターカルチュラル・シティネットワークへの参加を強く要請されたことから、参加に向けて検討してまいりたいと考えております。また、翌9日には、パリ日本文化会館から招聘を受け、同会館において、浜松市の多文化共生施策について講演を行ってまいりました。

今回のフランス出張は、浜松市および浜松市の多文化共生施策を世界に発信する貴重な機会として、非常に意義あるものとなりました。

平成28年度 浜松市社会福祉功績者の決定について

浜松市社会福祉功績者表彰は、民生委員・児童委員、保護司、人権擁護委員、社会福祉事業関係者、社会福祉奉仕活動団体など、長年にわたり社会福祉の増進に尽力された方々の功績を顕彰し、広く市民の福祉に対する理解を深め、社会福祉の発展に資するため表彰するものでございます。この表彰は、「浜松市社会福祉功績者表彰要綱」に基づくもので、昭和60年度に始まり、今回で32回目となり、今までに291人、13団体の方々が表彰されています。

本年度の功績者は、民生委員・児童委員の伊藤 政象様をはじめ、7人、1団体でございます。功績者名、功績概要につきましては、資料をご覧いただきたいと存じます。なお、表彰式につきましては、浜松市福祉交流センターにおきまして、平成28年12月7日(水曜日)午後2時から行われる「第39回浜松市社会福祉大会」の席上にて行う予定でございます。

まちむらリレーション市民交流会議の開催について

現在、市では、都市部と中山間地域の交流の拡大によって、これまでにない協働や連携を生み出し、中山間地域の課題を解決することを目的とした取り組みに力をいれております。こうした取り組みの一環として、中山間地域の課題や可能性について、オール浜松で考える場として、昨年に引き続き、『第2回 まちむらリレーション市民交流会議』を開催します。

この市民交流会議は、来る12月14日(水曜日)の午後1時から、静岡文化芸術大学講堂にて開催します。会議は4部の構成となっており、第1部は「基調講演」として、中山間地域政策の専門家である、島根県中山間地域研究センター藤山浩研究統括監をお招きし、講演をいただきます。第2部は「シンポジウム」として、静岡文化芸術大学の舩戸ゼミなどの活動発表、第3部は「事例発表」として、中山間地域で活躍するNPO法人がんばらまいか佐久間の取組みや、陸上養殖事業の発表などを行い、中山間地域の可能性について考えていきます。第4部は、講師や登壇者を交え、多くの方が自由に意見交換できる交流会を行います。

第1部には、私も参加する予定です。多くの皆さまに、この『まちむらリレーション市民交流会議』に参加いただき、中山間地域についてオール浜松で考えていきたいと思います。

「競泳日本代表合宿」について

競泳日本代表チームが11月26日~12月1日にかけて、古橋廣之進記念浜松市総合水泳場(ToBiO)で合宿を行います。これは、12月6日からカナダ・ウィンザーで開催される「第13回 世界短水路水泳選手権」に向けての直前強化合宿で、合宿を終えた後、選手団は、すぐにセントレアからカナダに向かうと聞いております。本市としましては、選手の皆さんを歓迎するため、合宿初日(11月26日(土曜日))に歓迎セレモニーを実施します。

今回の合宿参加メンバーは、53人の選手団です。今年8月のリオデジャネイロオリンピックで大活躍しました、瀬戸大也選手や池江璃花子選手など、日本のトップスイマーが、真剣勝負を目の前にして、繰り返し泳ぎを確かめ、調子を上げていく場所になります。施設サイドとしても万全の体制で、最善を尽くしてまいりたいと考えています。

ToBiOは、競泳関係者の中でも評価の高い施設でありましたが、昨年開催された「第91回日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)」が開催された折に、当時の日本水泳連盟会長、現スポーツ庁長官の鈴木大地さんへ、私から、合宿誘致のお話をさせていただいたところ、設備の良さを評価いただき、今回の合宿に至ったものと思われます。スポーツコミッションという取り組みを、10月から新体制で推進しているところですが、今回はその成果の1つとなりました。

今後も継続して、競泳日本代表チームが合宿に活用していただくことになれば大変うれしく思います。そのためにも選手の皆さんに良い施設と感じていただくよう精一杯努力してまいります。また、選手の皆さんには、合宿の成果を発揮し、カナダ・ウィンザーにおいて好成績を収めていただくことにより、4年後の東京2020オリンピックに向けて弾みをつけていただきたいと思います。ToBiOが「出世の街 浜松」にある「出世の水泳場」になること大いに期待しているところです。

おんな城主 直虎 大河ドラマ館について

浜松市を舞台とする平成29年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放送を契機に、「おんな城主 直虎 大河ドラマ館」を同年1月15日から北区みをつくし文化センターホールを会場に開館します。

大河ドラマ館は、大河ドラマの世界観を楽しんでいただく施設となっており、浜松市としては来場者50万人を見込んでおり、現在、さまざまな場面において大河ドラマ館のPRを行っているところでございます。

この度、大河ドラマ館の内部のイメージパースが完成しましたのでご報告させていただきます。大河ドラマ館については、入口に大きな岩と門があり、皆様を大河ドラマの世界へ導きます。内部は、展示ゾーン1から展示ゾーン5の5つのゾーンで構成され、ドラマの舞台となる井伊谷や井伊家居館の中をイメージした造りとなっている箇所もあり、まさにドラマの中に入り込んだような気分を味わうことができます。

また、展示物については、ドラマの人物相関図や出演者の衣装、小道具の展示、ドラマにもセットとして取り入れられている井伊家発祥の井戸や橘の木の展示、パノラマシアターでのロケのメイキング映像の放映、スタジオセットなどの空間に入り込むことのできる3D体感バーチャルリアリティを設置するなど、さまざまなコンテンツにより来場者をお迎えします。

なお、大河ドラマ館内部のイメージパースの完成に伴い、これを活用した新たなポスター、チラシを作成し、より一層のPRに努めてまいります。

私からの発表は以上です。

「競泳日本代表合宿」について

記者:一般の方の見学には入場料がかかりますか?
文化振興担当部長:セレモニーへの出席は関係者のみですが、一般の方は2階観覧席からご覧いただけます。また、練習の見学は無料となります。

記者:将来競技者を目指す子供との交流などはありますか?
文化振興担当部長:今回セレモニーの中で、スイミングクラブの小学生が選手と会う機会はありますが、今回は直前合宿ですのでそれ以外はありません。

記者:ToBiOでの合宿は初めてですか?セレモニーには選手全員が出席しますか?
文化振興担当部長:合宿は初めてです。セレモニーには全員が出席します。
市長:これまでも日本選手権やインカレが開催されるなど、全国規模の大きな大会が行われて、選手の皆さんには好評で、非常に記録も出やすいし大変良い施設だという評価をいただきました。そういうことを踏まえて鈴木スポーツ庁長官に代表合宿地に活用してほしいと昨年お願いしたところです。

おんな城主 直虎 大河ドラマ館について

記者:詳細はホームページで確認することができますか?
観光・ブランド振興担当部長:この報道発表の後、「直虎特設ホームページ(別ウィンドウが開きます)」の方でお知らせしていきます。

インターカルチュラル・シティネットワークへの参加について

記者:メリットについて教えてください。
市長:欧州は移民の歴史が古い地域で、これまでのような多文化共生から、もっと外国人の活力を都市の文化に生かしていこうという、前向きな考え方です。今、欧州の都市を中心に会員が構成されていて、いろいろな基準でこの取り組みがどの程度進んでいるか評価したり、情報を共有したりしてインターカルチュラル・シティ施策を進めています。今までは欧州の都市中心でしたが、今はそれ以外の都市も参加していて、例えばメキシコシティなど、アメリカ大陸の都市も参加しています。欧州評議会からは浜松のこれまでの取り組みを高く評価していただいていて、ぜひアジアの一都市目として参加をしてほしいというお話をいただきました。これに先立つものとして日韓欧の多文化共生都市サミットを浜松で開催しましたし、今回の話はこれまでの取り組みの延長線上にあると思っています。浜松が多文化共生に熱心に取り組んでいて、日本でもトップクラスの都市であるということをPRできるとともに、今後欧州の都市といろいろな連携をしていけるというのは我々にとっても大きなメリットであると考えています。

記者:参加に向けてのタイムスケジュールを教えてください。
企画調整部長:これから条件や詳細を調整した上で決定したいと考えています。

記者:浜松市の施策のどこが高く評価されましたか?
市長:もともと浜松市は外国人が多くありませんでした。ブラジル人が数十人くらいしかいなかったのですが、最盛期では2万人の方がおられまして、今は8,500人くらいで安定していますが、共生の経験がない中で取り組みをしてきて、安定した社会を築いてきました。今回は子供の教育についてがテーマでしたが、第二世代・第三世代の素晴らしい才能持った子供たちも出てきているということもあり、これまでの取り組みについて評価していただいたと認識しています。

野球場建設について

記者:先日、野球場の建設に関して川勝知事の「今を除けばもうチャンスがない」との発言がありましたが、いかがですか?
市長:浜松での発言ということもあり、少し議会の取り組みに対して川勝さん流に活をいれたのではないかと受け止めています。我々は県と連携して事業を推進する準備はできていますので、いつでも補正予算で対応していこうと。ただ、当初予算で減額修正されたように、議会の方で早く結論を出していただかないと、我々は動きがとれませんので、そういうところを川勝さんが応援をしていただいたと認識しています。

湖西市長選について

記者:当選した影山さんについてどのように見ていますか?
市長:今回候補のお二人は同世代で、非常にフレッシュな方で、本当に甲乙つけがたい候補ではなかったかなと思います。個人的にお二人を存じ上げているわけではありませんが、いろいろな評判からどちらも良い候補者だとうかがっておりました。県内で最も若い首長が誕生したということで、特に浜松とは連携した事業を行っていることもあり、これからもより連携を緊密にして取り組みをしていきたいと思います。多少私のほうが先輩ですので、いろいろなアドバイスができたらいいかなと思っています。

東京2020オリンピック・パラリンピック事前キャンプの誘致について

記者:現在の状況について教えてください。
文化振興担当部長:ブラジルのオリンピック委員会はリオ五輪が終わって、一部役員が入れ替わっていると聞いていますので、改めて市長の親書を送りました。こちらの受入体制、歓迎を強くアピールするもので、引き続き対応しています。
市長:引き続きシグナルは送っていて、良い結果を待ちたいと思っています。

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