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更新日:2023年12月1日

2016年8月定例記者会見

2016年8月25日

(鈴木市長コメント)

ワーク・ライフ・バランス等推進事業所の認証について

浜松市では、市内の事業所が行っている従業員が働きやすい職場づくりや女性の活躍推進などの取り組みを、広く市民や事業所の皆さまに知っていただき、同様の活動を一層盛り上げていただきたいと考え、ワーク・ライフ・バランスや職場における女性の活躍などを推進している事業所を認証する制度を創設いたします。

対象となる事業所は、仕事と家庭、地域活動との両立を支援するための取り組みや、男女を問わず能力発揮や職域拡大に努めている事業所です。

今年度の募集期間は、平成28年9月15日(木曜日)から10月31日(月曜日)までです。

ご応募いただいた事業所の中から、認証事業所を選定いたします。この中から特に積極的またはユニークな取り組みをしている事業所につきましては、加えて表彰をさせていただきます。

なお、認証した事業所には特典があります。現在、募集しております、当該制度の認証マークをご使用いただけるとともに、事業所の取り組みについて、市のホームページなどで広く公表してまいります。また、本市が発注する建設工事の入札における総合評価落札方式の評価項目で加点いたします。

認証した事業所のワーク・ライフ・バランスに対する取り組みは、事業所のブランドイメージを高めることが期待されることから、これから就職を控えた学生の皆さまに対するメッセージ発信としても、ぜひ本制度をご活用いただきたいと思います。

市内の事業所に広く認知され普及する認証制度にしたいと考えますので、多くのご応募をお待ちしています。

「はままつオレンジリボン運動」について

浜松市では、妊娠・出産・子育てを通じた切れ目のない支援を提供することで、「子育てにやさしい社会」を実現し、児童虐待につながる育児不安の解消や、孤立した子育ての防止に努めています。

地域での見守り等による子育て家庭の孤立防止が、児童虐待の防止や早期発見につながります。そのため、地域の皆さまや企業、民間団体など、多くの市民の皆さまが、身近な子供や子育て家庭に関心を持っていただくことが重要となります。

そこで、毎年11月が児童虐待防止推進月間に位置づけられていることから、この推進月間を中心に「はままつオレンジリボン運動」を市民の皆さまとの協働により実施します。

主な取り組みは3点です。

1点目として、新たに「はままつオレンジリボン運動応援大使」を委嘱します。応援大使には、浜松市出身であり、やらまいか大使にもなっていただいているテレビリポーターやラジオパーソナリティで活躍中の「久保

ひとみ」さんに、お願いします。

 

2点目は、従来からの取り組みである、11月の児童虐待防止推進月間での啓発活動を行います。

 

一つ目の街頭キャンペーンは、10月29日(土曜日)、午後4時から、JR浜松駅周辺で行います。

 

二つ目の子育て応援講演会は、11月23日(水曜日)、午前10時30分からアクトシティ浜松で行います。久保ひとみさんの子育てトークや、浜松市で活躍されている子供に関する専門家との対談を行い、子供連れでも気軽に参加できる講演会として開催します。いずれの啓発活動も、応援大使の久保ひとみさんが参加予定です。

 

3点目は、新規に「はままつオレンジリボン運動応援隊」として活動を支援いただける企業・民間団体などを募集いたします。応援隊の企業等には、オレンジリボン運動のポスター掲示などにより地域住民や従業員への周知にご協力をいただきます。

 

市民の皆さまへの周知は、広報はままつ9月号や市のホームページで行いますので、積極的な応援をお願いいたします。

 

浜名湖と日月潭(台湾)の友好交流協定の締結及び浜松の農産物の海外販路開拓に係るトップセールスの実施について

 

既に報道発表しましたとおり、明日から30日(火曜日)までの期間、私が台湾に出張いたします。今回の主な目的は、「浜名湖と日月潭(にちげつたん)の交流協定締結」と「浜松の農産物の海外販路開拓に係るトップセールスの実施」です。

 

1点目の「浜名湖と日月潭の友好交流協定締結」についてお話しします。

 

日月潭は、台湾の中央部にある南投県に位置し、国内外から多くの観光客が集まる、台湾で大変人気の高い観光地であります。ロープウェイや遊覧船、サイクリングなど、浜名湖と類似点が多いことから、このたび、浜名湖と日月潭の協定を締結することになりました。

 

具体的には、浜名湖観光圏整備推進協議会と南投県観光産業連盟協会との間で湖の包括的な協定を締結するとともに、双方の観光協会やロープウェイ、遊覧船の企業間においても個別協定を締結します。これにより、観光情報等の相互発信やロープウェイ・遊覧船等の個別分野における連携を通じ、交流人口の拡大を目指します。

 

また、台北市では、現地旅行会社を対象とした観光セミナーや商談会を開催し、市内の観光事業者と連携した誘客プロモーションを行い、台湾から本市への更なる誘客を図ってまいります。

 

2点目の「浜松の農産物の海外販路開拓に係るトップセールス」は、台中市を中心に日本食材を扱う高級スーパーを会場として、農協や食品加工事業者に参加いただき、食品販売プロモーションを行います。参加事業者の台湾への販路拡大を図るとともに、本市の多様な食材を紹介することで本市の魅力を伝え、今後の農林水産物及び食品の販路拡大に繋げていきます。

 

こうした海外との関係を活かしたトップセールスにより、観光や農林水産の分野における民間の経済活動や交流を活性化し、本地域の産業力を強化してまいります。

 

私からの発表は以上です。

 

 

浜名湖と日月潭の友好交流協定の締結及び浜松の農産物の海外販路開拓に係るトップセールスの実施について

 

記者:協定締結後の台湾からの受け入れについて何か決まっていますか?
観光・ブランド振興担当部長:11月に日月潭でサイクリングイベントがありますので、出展やイベント参加をしたいと考えています。また3月には浜名湖でイベントがありますので、こちらにもお呼びします。それから9月に台湾の旅行会社の皆さんに浜松に来ていただく予定もありますので、そうしたことを通じて交流を具体化していきたいと考えています。

 

記者:一番売り込みたい浜松の農産物は何ですか?
市長:三ヶ日みかんなど、多品種で非常に付加価値の高い果物や野菜がありますので、生産者や扱っている業者の皆さんと台湾に売り込んでまいりたいと思います。十分競争力があると思っています。

 

記者:協定締結のきっかけを教えてください。
観光・ブランド振興担当部長:台湾については従来から台北市と協定を締結していますし、その中でいろいろな交流もあります。また最近、特にフラワーパークを中心として台湾からたくさんのお客さんがお見えになっていて、交流のきっかけとなっています。県のほうでも鉄道関係の交流をしていきたいということがあり、台湾との交流が活発化する中で、こういったお話をいただいたことから、積極的に市としてもがんばっていくということで、今回の協定の締結に至りました。

 

記者:市長の意気込みを教えてください。
市長:部長からも説明がありましたが、今台湾からのお客さんが増えています。サイクリングやフラワーパークでの催しなど、ターゲットを絞ったツアーでお客さんが増えているということで、さらに拡大をしていきたいと思っています。台北市との関係も非常にいい関係で推移していますし、台湾は我々にとっても魅力的なターゲットで、旅行客の誘客や台湾への物産の売り込み等でポテンシャルを感じていますので、ぜひこうしたものを拡大するべく、全力で取り組んでまいりたいと思っています。

 

記者:湖同士の協定というのは珍しいのですか?
市長:浜名湖は、中国でも有数の観光地である杭州市の西湖と友好交流協定を結んでいますので、海外との協定ということであれば2例目になります。

 

記者:台湾以外への食品輸出のプロモーションについて教えてください。
市長:台湾以外にもシンガポールなど、購買力があって可能性のある、特にアジアの国を中心とした有力な地域がありますので、そういったところへの売り込みをしていきたいと思いますし、もう一つは産地間の協力が今後は必要になってくると思います。受け手側のニーズを聞くと、1年を通して安定的に商品が入ってくるのが好ましいということですので、例えば季節によって商品構成が違うような産地と連携して一緒に売り込んでいくという取り組みも必要になってくるのかと思っています。
農林水産担当部長:浜松の海外販路については、東南アジアを中心に展開しています。今回は台湾、8月にはシンガポールのマリーナベイサンズで、浜松出身の和久田シェフに浜松の食材を利用した料理レシピを紹介していただきました。これにはおよそ2万人ほどの方が集まりました。それからタイ向けには、ジェトロ浜松と連携して日本の商社等を浜松にお招きして商談会の実施をしたいと考えています。

 

ワーク・ライフ・バランス等推進事業所の認証について

 

記者:この取り組みを通してどのような社会を目指したいと考えていますか?
市長:ワーク・ライフ・バランスは浜松だけの問題ではなくて、今日本が取り組まなければならないものですので、当然我々も時代の稜線に基づいて、全力で推進に取り組んでいきたいと思っています。

 

記者:どのように取り組みを広めていきたいと考えていますか?
市民部長:認証をすることで、ブラック企業ではなく、入りやすい企業だということになりますし、表彰等でその会社が注目されることで、補助金等とは違った後押しになると考えています。
市長:それぞれの企業にしっかりと取り組んでほしいということです。それを我々が告知やPRをすることで後押しをしていくということになるかと思います。

 

記者:総合評価落札方式の入札での加点ということについて、建設工事に限っている理由を教えてください。
市長:特にゼネコンをターゲットをしたということではなく、総合評価で入札するというのは建設工事が多いので、その評価項目に入れることによって、建設業界にワーク・ライフ・バランスが広がればいいかなということです。

 

野球場建設について

 

記者:特別委員会の議論の進捗についての所感と、こういったことを議論してほしいといったお願いや要望を教えてください。
市長:議会のほうで進めていますので、こちらから何かというのは特にありませんが、論点はそんなにたくさんあるわけではないと思いますので、県が施設開発をしていくということになると、公園指定している篠原地区のほかには、具体的にはなかなか考えづらいので、我々も資料を提出していますし、それに基づいて場所の議論をしていただくと同時に、四ツ池の整備も同時並行で議論できることだと思いますので、ぜひスピーディに進めていただければありがたいかなと思います。

 

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