緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

更新日:2023年12月1日

2016年3月定例記者会見

2016年3月29日

(鈴木市長コメント)

「移住コーディネーター」および「浜松山里いきいき応援隊」の委嘱について

本市の宝である中山間地域が持続的に発展していくためには、地域の担い手となる人材の確保が欠かせません。地域の人材を育てることはもとより、外部から優秀な人材を確保することは、中山間地域振興にとってたいへん重要なことであります。
こうしたことから、市内外の都市部から中山間地域への移住を推進する「移住コーディネーター」制度を新設いたしました。移住コーディネーターは、既存の移住推進団体やNPO、自治会、集落などと連携しながら、移住希望者に対する情報提供や相談対応など、移住に関するコーディネートをしていただくものです。
今回、この移住コーディネーターに、3月末で浜松山里いきいき応援隊を退任する「土田哲也さん」を委嘱いたします。山いき隊として3年間意欲的に活動してきた土田さんのバイタリティや幅広い人脈を活かし、本市中山間地域への移住が拡大していくことを期待しております。
また、中山間地域の人材の確保のため、以前から実施している「浜松山里いきいき応援隊」の新隊員2人が決定しましたので、お知らせいたします。
山里いきいき応援隊は、本市の中山間地域に都市部の若者等を積極的に呼び込み、実際に住んでいただきながら、農林業や地域行事、集落の課題解決の支援のほか、地域を元気にするさまざまな活動を行っていただくものです。
今回、水窪に「石井千夏さん」、龍山に「川道光司さん」を委嘱します。2人とも個性豊かで優秀な人材であり、大いに地域を盛り上げ、将来にわたり地域で活躍してくれることを期待しております。

浜松市立都田図書館の開館について

平成28年4月1日、市内で24番目の図書館として、北区都田町に浜松市立都田図書館が開館します。
病気や介護、看護、福祉についての情報を得ることができる「医療・健康情報コーナー」を設置し、課題解決支援機能を強化するとともに、展示コーナーを活用し、自治会などの地域団体による郷土資料の展示や、小中学校などの地域コミュニティに係わる団体の展示を行うなど「地域の歴史の伝承・情報発信機能」を併せ持った図書館です。
また、公益財団法人はましん地域振興財団様から図書の寄贈を受け「はましん文庫専用書架」も設置してまいります。
都田・新都田・三方原地域を主なサービス対象エリアとし、隣接する小学校との連携を図るなど、地域に役立つ図書館を目指してまいります。
建物については、内装に地域材を使用した温かみのある室内空間を実現するとともに、ユニバーサルデザインに配慮した利用者が使いやすい環境づくり、LED照明の採用による省エネルギー化に努めています。
また、浜松市立図書館として初めて民間事業者による太陽光発電事業を行います。
市民の皆さまにおかれましては、地域の情報拠点として、都田図書館をご活用いただきますよう、お願い申し上げます。

私からの発表は以上です。

「移住コーディネーター」および「浜松山里いきいき応援隊」の委嘱について

記者:移住コーディネーターに就任した土田さんは、どのあたりにいて、具体的にはどのような活動をされるんですか?
市民部長:今までは阿多古地域に住んでいましたが、これからは天竜地域に住み、全エリアをカバーして、移住に関する情報提供や相談などを行ってもらいます。

記者:移住に関しては、外への情報提供なども重要になってくると思いますが、そのあたりについてはどのような活動をされますか?
市民部長:今後、具体的にどういった活動を行っていくのかを相談していきたいと思います。例えば、東京にある「ふるさと回帰センター」でイベントなどを行う際に同行してもらい、お話してもらうことなどを考えています。

浜松市立都田図書館の開館について

記者:可能であれば内覧会などを行ってもらいたいのですが。
文化振興担当部長:個別に相談してもらえれば対応いたします。

政策補佐官について

記者:4月1日付人事で、部長級に政策補佐官が新設されました。市長の特命事項などを担うということですが、このタイミングでこのポストを新設した意図と具体的にどのような政策担うのかをお教えください。
市長:ご存じのとおり、最近は新たな課題などが増え、また、スピード感も求められています。
私も情報収集するなかでアイデアが浮かんだりすることもあり、そうしたことにスピーディに対応して、検証・検討をしてもらいたいと考えています。
また、部署を横断して取り組む課題も多くあります。そうした各部署の調整をしてもらい、迅速に対応してほしいと思います。部署の壁を取り払って、速やかに課題に取り組んでもらいたいと思っています。
もう一つは、市が抱える産業や子育てなどの重要な課題について、他自治体の事例に関する情報提供や提案などを期待しています。
これによって、浜松市の施策がよりスピーディになることを期待しています。

記者:現状で、具体的に想定している課題はありますか?
市長:具体的には4月になってからです。産業に関して言えば、特区を活用した産業振興などにまずは当面取り組んでもらいたいと考えています。

民進党について

記者:先日民進党の結成がありました。民主党出身者として市長の受け止めや期待していることなどをお教えください。
市長:当時の民主党の仲間たちが今は中心メンバーになってきています。新党については、今の政治の流れからすると自然な動きだと思います。ただ、くっつくのが目的ではないので、この先の運営についてはいろいろと大変かな、という感想を持っています。
もう少し踏み込むと、私が民主党にいた時には、保守二大政党という体制をつくり、政権交代可能な政治体制づくりが必要だと考えていました。そうした意味では、日本の政治にはある種のプラットフォームのようなものが必要で、政権交代が起こってもそれをしっかり守っていかなくてはいけないと考えていました。その上で、それに載せるアプリケーションの出来の良さで競争していくと。
今の党には、このプラットフォーム自体を変えようとしているグループもあり、そうしたところとの調整が大変だと思います。
選挙対策だけにならないように、基盤のしっかりとした政党になればと思っています。

野球場について

記者:スズキの会長が、「市議会が野球場の建設が必要ないということになれば、寄付金は返してもらう」と発言していました。今後、返してほしいと言われた場合には、どのように対応するつもりですか?
市長:まだそうした対応を考える段階ではないと思います。そうならないよう努力していきたいと考えています。

記者:具体的な話はきてないということですか?
市長:はい。

記者:知事が、記者会見の中で、浜松市議会の用地取得予算が執行できるようになれば、早ければ県の5月の補正予算に計上したいと発言していました。現状の市議会のことを考えれば微妙なところだと思いますが、市長としては5月議会に現在の状況で予算計上する意志はありますか?
市長:あの発言は知事の意気込みをお伝えいただいたものだと思います。市でまずは意思統一してから、県に持ってこいということだと思っています。
現実的に考えると、県議会で5月の補正ということであれば、市ではこの3月に一定の方向性を出さなくてはいけないので、5月に同時にというのは厳しいと思います。
ただ、我々もスピーディに進めていきたいと考えています。市議会では特別委員会なども提案していただいているので、迅速に取り組みを進めて、なるべく早く結論を導き、できるだけ早く県にボールを投げていきたいと考えています。

記者:具体的にいつまでに予算の再計上を行いたいということはありますか?
市長:議会があることであり、予算ありきで考えるのははおかしいと思います。野球場に関して、しっかりと問題を整理して、一定の結論を出したのちに、では調査費をどうするかという話になります。まずはそちらが先なので、今の時点では時期については分かりません。

記者:県がパブコメを行う意志があるとの記事を見ました。一定のコンセンサスをということを先ほど言っていましたが、市ではパブコメの計画などはありますか?
市長:今のところその予定はありません。自治会や民間団体、野球の関連団体などの皆さんに丁寧に説明をしたり、意見を聴取したりしていきます。それと同時に、議会としっかりと議論をしていくことになろうかと思います。

新東名高速道路の速度緩和について

記者:新東名高速道路について、最高速度を上げるという見通しが出ていますが、これについてはどのようにお考えですか?
市長:浜松以東は直線道路が多く、道幅も広いので、安全に配慮した中での速度の引き上げはいいのではないかと思います。現実的な対応だと感じます。

ムクドリについて

記者:2月に信州大学の中村名誉教授の指導のもとにムクドリの撃退が行われ、効果が見られたということでした。市としてこれについてどのようにお考えですか?
市長:実際にムクドリが激減したので、非常に効果があったのだと思います。これを継続して効果が維持できるのか、今後の状況を注視していきたいと思います。
南土木整備事務所長:駅周辺では平成21年からムクドリの被害が出ていました。昨年からムクドリが嫌がる音を出す特殊な装置を設置し、一定の効果を得られていました。
ただ、今年は例年1月ごろに里に帰るムクドリが居座っていました。そこで、新たな対策として、2月16日、17日にもうきん類の剥製を見せ、鳴き声を聞かせるといった取り組みを実施しました。その結果、ムクドリは激減し、現在はほとんどいない状況です。
5月6月が飛来する時期なので、その前にパトロールなどを行い、対策を行っていきたいと思います。

記者:はじめは半信半疑でしたが、効果があったということで驚きました。年間1千万円もの予算をかけていたものがなくなれば、かなり効果があるのだなと思いました。
市長:他の地域において、実際の鷹匠を使って撃退したところ、激減したということなので、やはりもうきん類は効果的なのではないかと思います。

記者:長年の懸案事項が解決しそうということで、よかったですね。
市長:戻ってくる可能性もあるので、今後の経過を見て対応したいと思います。

安保法の施行について

記者:今日から安保法が施行されましたが、それについて所感をお願いします。
市長:一番関心が高いのは、自衛隊の海外での活動だと思います。派遣や活動については、国会の承認が必要なので、国会の役割は非常に重要だと思います。運用についてもしっかりとチェックをして、法が有効に機能するように進めてほしいと思います。

←戻る

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所企画調整部広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

ファクス番号:053-457-2028

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?