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更新日:2023年12月1日

2014年3月定例記者会見

2014年3月25日

(鈴木市長コメント)

浜松城天守門の竣工について

浜松市では、「浜松城公園の歴史的魅力を向上させ、浜松城跡としての価値を顕在化し、未来へ継承すること」を目的として、平成22年に浜松城公園歴史ゾーン整備基本計画を策定しました。
この計画に沿い、浜松市制100周年記念事業として、平成24年7月から天守門整備工事に着手し、約1年9ヶ月を経て、このたび完成の運びとなりました。本工事の施工に際しましては、多くの皆さま方のご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

天守門は、江戸時代初期に天守が喪失してから、浜松城の特徴的な存在だったとされています。江戸時代後期の絵図にも残っており、近年の発掘調査等により規模や構造が明らかになりました。
建物は木造平屋建て、建築面積78.01平方メートル、延床面積56.74平方メートルの規模です。下部が幅約5m、高さ約4mの城門で、上部が幅約11m、奥行き約5m、高さ約5mの櫓です。総工費は約1億7千万円です。古い石垣と、真新しい白壁が美しいコントラストを見せています。家康公ゆかりの出世城へ、ぜひお越し下さい。

天守門の櫓部分は、天守閣と一体的な有料施設となります。入場料については、報道発表資料の通りです。櫓の正式なオープンは4月1日ですが、完成を記念して、3月28日から31日までの4日間は無料で公開いたしますので、ぜひ多くの方にお越しいただければと思います。

なお、今回の天守門に続けて、南エントランスゾーンや富士見櫓周辺の整備について進めてまいりたいと考えています。

中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)浜松社屋の譲渡について

この度、中区北寺島町にあります中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)の浜松社屋を平成26年4月に譲り受けることになりました。

当該社屋につきましては、市有地を借りる形で、平成9年に建築され、新東名高速道路の建設事務所として活用されてまいりました。平成24年の新東名の静岡県内の完成により、平成26年度中の事務所統合時には、本来は社屋を解体して、浜松市に土地を返すことになっていましたが、協議の末、無償で浜松市が譲渡を受けることとなりました。NEXCO中日本におかれましては、浜松社屋の譲渡につきまして、多大なご理解とご配慮をいただき、たいへん感謝申し上げます。

建物につきましては、鉄骨造り2階建で、平成9年に建築されたものでございます。その他付帯設備として、車庫等がございます。

今後は、現在遠州灘の沿岸地域である南区堤町にあります南土木整備事務所を移転し、災害時における防災拠点等として、活用してまいります。現在の南土木整備事務所は、鉄筋コンクリート平屋建てで、海岸線から約600m北側に位置しております。想定される南海トラフの巨大地震等の大規模災害時においては、事務所が直接被害を受けて防災拠点として、使用できなくなる恐れがあり、被災した公共土木施設の復旧作業への支障が懸念されていました。
こうしたことから、南土木整備事務所の移転につきましては、喫緊の課題となっていましたが、経費を最大限縮減する中で、課題の解消を図ることができました。今後は、土木事業のみならず、防災対策の拠点としても機能してまいります。

大平台出張所の完成について

このたび、西区大平台三丁目に西消防署大平台出張所が完成し、業務を開始する運びとなりました。

今日の消防を取り巻く環境は、地震、豪雨等の自然災害の大規模化、少子高齢社会の到来、都市形態の多様化、情報化の進展により、日々変化し、また、複雑化しております。こうした中、完成しました大平台出張所は、これまで消防隊1隊で運用していた「西消防署雄踏出張所」と「南消防署可美出張所」を統合し、消防隊・救急隊を配備した出張所となります。
救急隊は市内で22隊目となり、佐鳴湖西岸地域の救急隊到着時間の短縮が期待できるとともに、自家給油施設を備えるなど、大規模災害時にも消防防災機能が発揮できるよう整備を行いました。

現在は消防隊による仮運用を行っており、4月1日(火曜日)からの正式運用に備えています。なお、開所式を4月8日(火曜日)午前10時から予定しています。

今後とも市民の皆さまの安全・安心につながる、より質の高い消防行政サービスが提供できるよう尽力してまいりますので、一層のご理解とご協力をお願いします。

浜松市子育て情報サイトぴっぴのリニューアルについて

浜松市では、子育て支援団体であるNPO法人との協働事業として、平成17年度から『子育て情報サイトぴっぴ』を開設し、子育て中の保護者の皆さんに向けて分かりやすく地域の子育て情報を発信してまいりました。このたび、運用開始から9年が経過し、スマートフォンなどの携帯情報端末が急速に普及するなど、開設時に比べ利用者の閲覧環境が多様化していることから、新しいインターネットシステムを導入し、4月1日よりサイトをリニューアルします。

子育て情報サイトぴっぴ(別ウィンドウが開きます)

まず、トップページですが、これまでテキストが羅列されていたレイアウトを一新し、タッチパネルのボタンをイメージしたすっきりとしたデザインを採用しました。機能としては、これまでどおり「知りたい」「相談したい」「つながりたい」のそれぞれの入口から、必要な情報を検索することができます。このほか、「年齢別」「地域別」「ケース別」に情報が集約された入口も用意し、様々な検索方法で必要な情報にたどり着くことができます。

また、今回のリニューアルに合わせて追加した機能として、市内の子育て支援施設や小学校・幼稚園等をデータベース化し、地図上で検索できるようになりました。お住まいの区や施設種別を選択して、お近くの保育園・幼稚園の情報や、子育て支援ひろば・公園などのお出かけ先情報等を確認することができます。

続いて、スマートフォン対応ページについてですが、閲覧する端末によって自動的に表示が最適化されるシステムを導入しました。現在、本サイトへのアクセスの約7割が、パソコン以外の携帯情報端末によるもので、子育て中の保護者の皆さんが育児のちょっとした合間に携帯情報端末を使って情報収集をしているという利用状況がよく分かります。今回のリニューアルにより、閲覧がしやすくなり、利便性がさらに上がるものと考えています。

浜松市では「子ども第一主義」の方針の下、子育て家庭のためにさまざまな取り組みを進めており、そうした情報も『子育て情報サイトぴっぴ』により発信しております。子育て中の保護者の皆さんには、ぜひ本サイトをご活用いただき、浜松市での子育て生活を、より豊かなものにしていただきたいと思います。

私からの発表は以上です。

 

 

浜松城天守門の竣工について

記者:出世の街浜松の新しい名所になると思いますが、今後の展開や期待することなどはありますか?

市長:歴史的な調査をきっちりと行って復元したものなので、歴史的な価値もある施設です。今回の天守門によって浜松城の魅力がさらに向上し、より多くの方に訪れていただけるのではないかと期待しています。

記者:目標入場者数と浜松城(天守閣)のこれまでの入場者数の推移を教えてください。

花みどり担当部長:目標入場者数は特に設定していません。これまでの入場者数の推移については、後でデータでお示しします。
→入場者数の推移:127,725人(平成22年度)、159,458人(平成23年度)、168,441人(平成24年度)、137,861人(平成25年度(平成26年2月末現在))

子育てサイトぴっぴのリニューアルについて

記者:直接の関係はないとは思いますが、ホームページを介在したベビーシッターによる殺人事件が全国的に話題になりました。何かこれについてはありますか?

こども家庭部長:浜松市の子育て情報を分かりやすくお伝えするためのものなので、ベビーシッターなどはあまり関係ありません。

記者:今回のサイトのリニューアルにはいくらかかりましたか?また、アクセス数はどの程度なのでしょうか?

こども家庭部長:指定管理の中で実施したものですが、840万円ということです。また、アクセス数については、月平均で8万8千アクセス(2月末現在)ということです。

浜名湖花博2014の開幕を受けて

記者:いよいよ花博が開幕し、市長も行かれたと思いますが、現時点での手ごたえなどをお聞かせください。

市長:出足は順調だと思います。スタート直後はまだあまり花が咲いておらず、桜もまだ見ごろではなかったのですが、そろそろ桜やチューリップが咲きそうだということで、私の周りでも行きたいという声を聞きます。このまま順調に客足を伸ばしてほしいと思います。
また、現在再生途上にあるフラワーパークを会場に開催されているということで、フラワーパークの良さを多くの方に知っていただければと思っています。

今年度を振り返って

記者:年度最後の定例記者会見になりますが、今年度は不祥事やノロウィルスなどさまざまなことがありました。振り返ってみていかがですか?

市長:さまざまな問題については、しっかりと検証し、対策を講じることで新年度にはそれらのことが起きないようにしていきたいと思います。また、施策については「選択と集中」で進め、一定の成果を出せたのではないかと思います。

地方自治法の改正案について

記者:1月にもお伺いしましたが、地方自治法改正案についてです。行政区を「総合区」に格上げし、特別職の区長を設けるなど、政令市改革案を柱とした地方自治法改正案が18日に閣議決定されました。行政区再編に取り組む市長として、賛成や反対などご所見をお聞かせください。

市長:まだ案の段階ですので、賛成や反対といったことはありませんが、今回の改正案は、「できる規定」だと思いますので、浜松市としては対応しないつもりです。
これは個人的な見解ですが、(改正案は)横浜や名古屋などの巨大な基礎自治体を想定してつくられていて、小さな市町が合併して政令市に移行したような基礎自治体を対象にはしていないと思います。
それよりも、コミュニティ協議会を使って、地域の役割を強化していきたいと思います。

記者:コミュニティ協議会の機能強化ということですが、具体的にはどのようなことを想定していますか?

市長:自治力の強化、実際の生活圏に即したコミュニティの機能強化ということです。コミュニティ協議会にはさまざまな団体が参加しているので、一例としてはそこに補助金を出して、自由に活動してもらうことなども考えられると思います。区はいろいろな地域の集合体なので、もっと地域に即して機能強化をしたいということです。

教育委員会制度改革について

記者:現行の教育長と教育委員長を統合することなどをうたった教育委員会制度改革について、与党案がまとまりました。自治体の首長が任免するなど、首長権限の強化も盛り込まれていますが、賛成や反対など市長の見解をお聞かせください。

市長:賛成です。教育長が教育委員長を兼ねるということで、明確になったことはいいと思います。また、これまでにも首長が教育長の人事に全く関わらないということはなかったので、任命権についても明確になり分かりやすくなったと思います。首長が権限を持つとはいえ、議会の同意が必要なので暴走することもありませんし、抑止力として担保されています。

市長の任期満了を控えて

記者:任期があと1年程度になりました。当初予算に盛り込んであるとは思いますが、あと1年でこれだけはやりたいということや思いなどを教えてください。

市長:マニュフェストを定めていますので、その仕上げに向けて取り組んでいきたいと思います。

記者:来年(出馬を)どうするかは決めていますか?

市長:まだ何も決めていません。

消費増税について

記者:消費税の増税が行われます。増税自体は国のことですが、市としての見解や対応などがあればお聞かせください。

市長:最近は、景気が上向いてきているので、せっかくの景気が腰折れするのではと言われています。一方で、専門家によれば影響は比較的限定的で、一時的にダウンするが回復するのであまり影響は出ないということです。そのようになることを願っています。また、行政としては混乱が起きないようにしっかりと整備していく必要があると思います。

行革審について

記者:新年度を迎えるにあたり、行革審についても新しくなると思いますが、新しい行革審の形やいつごろからなど決まっていることがあれば教えてください。

市長:これまでにもお伝えしてきましたが、議会での調整の上で決めていくことになります。議会の理解が得られる形で進めていきたいと思います。時期については、早いうちに設置したいとは思っています。具体的な時期は未定です。調整がつき次第と考えています。

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