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更新日:2023年12月1日

2013年11月定例記者会見

2013年11月21日

(鈴木市長コメント)

職員の不祥事について

先ほど本市職員が逮捕されたという一報を受けました。今、詳細・事実関係を確認している最中でございまして、今日午後、改めて詳細につきましてはご報告させていただきたいと思います。不祥事撲滅に向けて取り組んでいる最中にこうしたことが起こったことにつきまして、市民の皆さまの信頼を損なうような大変な事件が起きたということで、心からお詫びを申し上げたいと思います。この件につきましては、後ほど改めてご報告をさせていただきたいと思います。

 

記者:今年に入って逮捕者が10人目となりますが、そのことについてどうすればいいとお考えですか。

市長:情けなく申し訳なく思っています。今、一つ一つの事案につきまして検証しています。飲酒とか先日の情報漏洩のようなものであれば、綱紀粛正とともにそうしたものを防ぐための仕組みづくりに取り組んでおりまして、抑止していきたいと思いますが、今回の件はそうした事案とはかなり性格を異にするものでございますので、基本的には公務員としての綱紀を改めて徹底していくということだと思います。詳しくは詳細が明らかになってから報告させていただきたいと思います。

記者:逮捕者がどのような仕事をしていたのかわかりますか。

税務担当部長:午後に記者発表を予定しています。詳細を確認しているところですので、その時にお願いします。

出世大名家康くん「ゆるキャラグランプリ」報告会の開催について

出世大名家康くんが参戦した「ゆるキャラグランプリ2013」は、11月8日に投票が締め切られました。9月17日から53日間の長期に渡り、多くの方にご支援をいただきまして、本当にありがとうございました。投票結果は、11月24日の日曜日に埼玉県羽生市で開催される「ゆるキャラサミット」で、いよいよ発表されます。

浜松市では、この結果をご報告させていただくとともに、ご支援いただきました皆さまへ感謝の気持ちをお伝えするため、家康くんを応援するために結成された「出世大名家康くん親衛隊」と一緒に、「ゆるキャラグランプリ報告会」を開催します。

開催日時は、12月1日・午後2時30分で、会場は浜松市ギャラリーモール「ソラモ」で行いますので、どなたでもご参加いただけます。

イベントでは家康くんが「超やらまいかバージョン」で登場します。兜をかぶったいでたちで、自ら皆さまへ感謝の気持ちをお伝えするほか、武将隊による太鼓演奏や、わが街浜松宣伝部長の「H&A」による家康くんダンス教室、もち投げなどを行います。また会場内に「家康くんふわふわ」を設置しますので、多くのお子さまにも喜んでいただけると思います。

当日は、多くの方に会場へお越しいただき、家康くんと一緒に思い出を作っていただけたらと考えております。

平成25年度 浜松市社会福祉功績者の表彰について

浜松市社会福祉功績者表彰は、民生委員・児童委員、保護司、人権擁護委員、社会福祉事業関係者、社会福祉団体関係者など、長年にわたり社会福祉の増進に尽力された方々の功績を顕彰し、広く市民の福祉に対する理解を深め、社会福祉の発展に資するため表彰するものでございます。

この表彰は、「浜松市社会福祉功績者表彰要綱」に基づくもので、昭和60年度にスタートし今回で29回目となり、今までに267人・9団体の方々が表彰されています。

本年度の表彰者は、民生委員・児童委員の渥美絢子様をはじめ、12人・1団体でございます。表彰者名、功績概要につきましては、資料をご覧いただきたいと存じます。

なお、表彰式につきましては、浜松市福祉交流センターにおきまして、平成25年12月9日(月曜日)午後2時から行われる「第36回浜松市社会福祉大会」の席上にて行う予定でございます。

11月定例記者会見の模様

ゆるキャラグランプリについて

記者:発表当日、市長は会場にはいかれますか。

市長:検討中です。

記者:いかれない場合、結果が出た時に何かしらコメント等はいただけますか。

企画調整部長:翌日、ぶらさがりへの対応はできるような形にしてあります。

記者:発表間近ですが、今のお気持ちを率直にうかがいたい。

市長:今回多くの市民の皆さまにご支援をいただきまして、市を挙げて取り組みましたので、人事を尽くして天命を待つといった心境です。何とか初期の目標どおり1位になってくれればいいなと祈っているところです。

記者:順位が見えている時には独走していましたが、今後浜松市へどのような影響があるとお考えですか。

市長:浜松は出世の街というシティプロモーションを行っていまして、そのコンセプトに合致したキャラクターですので、そうしたプロモーションを推進していく上で非常に大きな力になってくれると思いますし、一方でくまモンの成功例にもありますように、あそこまでいくかは分かりませんが、大きな経済波及効果をもたらしてくれるのではないかといった点で、大いに期待しています。

記者:経済効果という点で、共立総研というところが、家康くんが1位をとった場合の経済効果の試算をしてくれまして、それによると関連グッズ等の売上が浜松市を中心とした静岡県に対する直接効果が約53億円、間接的なものを含めると全部で約88億円という数字が試算として出てきました。くまモンは市長がいつもおっしゃっていますが、グッズで300億円ということですから、それに比べればということはありますが、88億円というのはかなりの数字だと思います。こういう経済効果、試算が出たことについてどのようにお考えですか。

市長:くまモンの場合は、最初の大きなキャラクターブームの火付け役ということですのでそれだけ大きな効果が出ました。私たちは昨年の今治市に続いて3番手ということになりますから、もちろんくまモンと同様の経済効果は期待できないと思います。私たちの場合も熊本と同じで、キャラクターの使用等につきましては基本的に開放していますので、そういう点では1位になればいろいろな方にご利用いただいて広がっていくのではないかと思います。どういう算出根拠ではじかれているのかわかりませんが、その予測以上の経済効果をもたらしてくれるように、1位になった後の取り組みが大事ですので、私たちとしても引き続き家康くんを活用したプロモーションに取り組んでいきたいと思います。

記者:今回はシンクタンクがはじいた数字ですが、ゆるキャラを売り出しているので、市としても独自に経済効果がどの位になるのかをはじく予定はありますか。

市長:今後検証していきます。

記者:いずれ出すのですか。

企画調整部長:出します。

記者:家康くんについての期待と、浜松市としてゆるキャラの必要性をどのようにお考えですか。

市長:これは市制100周年の公募で応募されてきたものですが、浜松城が出世城という名前をいただいているという特異なストーリーを持っていることを活用して、出世の街プロモーションを行おうと考えた時に、それを先導するキャラクターがほしい、そういうキャラクターを作ろうという指示をしていました。偶然にも100周年にそれに合致したキャラクターが出てまいりまして、やはり世の中には同じことを考える人がいるんだなと思いました。そういう意味では浜松市が今後進めていく時に、単にとってつけたようなキャラクターでなく、コンセプトがはっきりしたキャラクターだと思いますので、これから末永く大切に育てていきたいという希望を持っています。

記者:1位になる期待は相当大きいですか。

市長:露出が違ってきますので、1位になると相当効果が期待できるのではと思っています。

記者:何に一番期待しますか。

市長:家康くんがいろいろな所で取り上げられるということで、それは同時に浜松市を売り出すことになりますし、今の浜松のシティプロモーションについても大きく売り出すことができます。また先ほど申し上げましたように版権を公開しておりますので、色々な所で使っていただければ、そうした経済効果も期待できますので、いろいろな意味で大きく期待できるのではと思います。

記者:先のことかもしれませんが、例えば1位を取れなかった場合、来年挑戦するかといった展望はいかがですか。

市長:まだそこまでは考えていません。落選した後、次に出馬しますかといわれるのと似たようなものだと思いますので、次のことは考えていません。まずは当選することを考えています。

防潮堤について

記者:防潮堤に関して、土砂の搬出が阿蔵山で止まっている状況で、再開のめどが立ちつつあると聞いているのですが、9月中に搬出を始めたいというのが、なぜここまでこの問題が延びているのかということと、阿蔵山の開発の問題についてどのようにお考えですか。

市長:報告を受けたことからいきますと、以前阿蔵山の開発をした時に住民の皆さんと少しトラブルがあって、それが未解決になっていたということが今回のこじれた大きな理由だとうかがっています。今回その未解決の部分を市としてしっかり対応するということで一部反対の多かった住民の皆さんの理解を得られてスタートできることになりました。過去の天竜市時代のことですが、放置してきたことが大きな問題ではなかったのかなと思います。阿蔵山に関しては、これからどういう風に活用していくかということについては検討していきたいと思いますが、基本的には企業の誘致先等として考えています。知事はあそこを住宅開発したいというご希望があるようですが、それは県と話をしていきたいと思います。すぐ隣に東洋炉器の立派な社屋と研究施設がありますので、ああしたものがあるというのは誘致をするのに大きなインパクトになるのではと思います。

記者:バイパスの橋の建設も始まっていますが、企業誘致するにあたって、どのあたりからスタートラインと考えていますか。

市長:そういう想定をしているだけで、具体的に取り組む段階ではありません。構想ということでお考えください。

犀ケ崖資料館について

記者:犀ケ崖資料館について、家康公ゆかりの犀ケ崖に建つ資料館で、一方では建物が古いということもありまして、地元の方々、大念仏の方々にとまどいがあるようです。市長の見解をうかがいます。

市長:私も記事を読ませていただきましたが、少し前に報告がありまして、建物はご承知のように耐震補強をしてという状況ではありませんので除却しなくてはいけません。しかし、あの施設につきましては家康公顕彰活動や市のシティプロモーション等にとっても重要な施設だと思いますので、必要最小限の規模、機能で再生をさせるということの検討の指示をしています。まだ発表していませんでしたので皆さんに伝わっていなかったと思いますが、内部で検討指示をしたところです。

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