緊急情報
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更新日:2023年12月1日
2013年10月24日
(鈴木市長コメント)
浜北の上下水道課の職員が地方公務員法違反で逮捕されたのに続きまして、10月19日に酒気帯び運転の容疑で、同じく上下水道課の職員が検挙されたということで、再びこうした不祥事が発生しまして、公務員の信頼を大きく失墜したことに、深くお詫びを申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。この事案につきましても、詳細がはっきりしたら厳正に対処していくつもりですし、後ほど皆さんからご質問があろうかと思いますが、これは倫理研修の徹底ということでは不祥事の解消ができないと思いますので、厳しいルールを含めまして、根本的な対処方針について検討してまいりたいと思います。重ねて深くお詫び申し上げます。
本市では、「浜松市教育文化奨励賞」を設け、市民などの活動を奨励する「地域文化賞」と、国内外において広く活躍する方を顕彰する「浜松ゆかりの芸術家」をそれぞれ授与しております。このたび、平成25年度の受賞者が決定しましたので、発表します。
地域文化賞は、『生涯学習音楽指導員研究会ネットワーク・静岡』、『浜松スイングバンド』、『ドルチェ・ウインド・オーケストラ』の3団体、浜松ゆかりの芸術家は俳優の鈴木砂羽(すずきさわ)さんです。受賞者及び団体の概要につきましては、資料をご覧いただきたいと存じます。
なお、授与式の開催日程については、現在調整しております。また、浜松ゆかりの芸術家については、来年度、受賞を記念する事業の開催を検討しております。記念事業の時期及び内容について決定次第お知らせします。
浜松市では、10月25日から、新たにLINEアカウント「浜松市教育委員会 採用情報」を活用し、教職員の採用に関する情報発信を行ってまいります。
近年、ソーシャルメディアを活用して情報発信を行う自治体が増えております。本市でも、平成24年度に公式フェイスブック「いいら!」を立ち上げると同時に、「浜松市ソーシャルメディア活用ガイドライン」を定め、各部局でフェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアを積極的に活用し、情報発信することを奨励しているところです。
このたびは、10代から30代までの世代を中心に急速に利用者数が増加している、LINEというソーシャルメディアを導入することになりました。LINEアカウントを開設して情報発信を行うのは、静岡県内の自治体として本市が初となります。
このLINEアカウントでは、本市の教職員採用に関する最新情報や教職員として働く魅力などを随時、発信してまいります。小・中学校や幼稚園など、公立学校の教職員採用に関する情報発信に特化したLINEアカウントを開設するのは、全国的にも初めての試みであると聞いております。
若い世代の方にとって、日常的なコミュニケーションツールになりつつあるLINEは、教職員の採用に関する情報を発信する手段として大変有効なものであると思います。
この取り組みを通じ、少しでも多くの方に「浜松市の学校や幼稚園で働きたい」と思っていただくことを目指します。本市の教職員を志願する方が増えれば、幅広い候補者の中から採用選考を行うことができ、教職員としてふさわしい「人間味あふれる」人材をより確実に採用することができるようになります。
教職員として高い資質をもつ人材を確保し、学校教育の質を高めていくことは、本市の掲げる「こども第一主義」を推進する上で、大変重要なことです。この取り組みが、浜松市の学校教育の質の向上につながっていくことを期待しております。
記者:教育委員会の採用に関わらず、今後、一般職員の採用や市政情報の発信のために使われるかどうかと、一部では出会い系の温床になっていることが指摘されるなどさまざまな問題がある中で、安全性をどのように担保していくのですか。
企画調整部長:1点目につきましては、教育委員会の取り組みの検証結果を確認しながら他にも拡大していくことを考えています。2点目ですがソーシャルメディアのガイドラインを作成していますので、そこが基本になると考えています。
記者:始めようとしたきっかけは。
学校教育部長:よりよい教職員人材を確保したいということで考えました。これまでの守りの姿勢で募集要項を出して、来ていただくというだけでなく、もう少し積極的に人材確保をしたいと考えておりまして、昨年度はガイダンスということで文化芸術大学に皆さんを集めて、浜松の教育の良さやこういったことが実現できますよということを発信してまいりました。そこを単発ではなくて今回LINEというメディアを使うことによって、よりもう少し長期間に情報発信をしたいということで考えました。昨年、ガイダンスをやったことを踏まえて、さらに積極的な姿勢を示すと、そこでLINEが、20代、30代の利用が多いというところでやっていきたいと考えました。
記者:今年は4月以降不祥事が続いていて、水道部局でも続いてしまったということですが、市長が冒頭言われていた今後の取り組みについて詳しく聞かせてください。
市長:まだ私見の段階ですが、これまでこうした問題が起こりますと、倫理研修の徹底や職場での注意喚起を行ってきましたが、そういうレベルではないなという感じがしています。2つ必要だと思います。1つは全体のコンプライアンスをどう上げていくかということで、内部の通報システムの強化や専門の調査チームを設置して未然にそうしたものを防いでいくとか、これは県などでもやっているというお話も伺いましたので、他の自治体の例を調査しながら、全体のコンプライアンスを上げていくことをやっていかなくてはいけないなと思います。もう1つはそれぞれの出ている不祥事に対して一定のルールを作っていく必要があると思います。例えば浜北の下水道職員のケースを考えますと、今後、設計業務や直接の発注権限を持つ職員には、庁内で必要なことは済むわけですから、関係する業者と庁外での接見を禁止するといったルールを作っていく必要があると思います。もう1つは、直属の上司等、直接の監督者の監督責任を厳しくしていく必要があると思います。そこが日常的によく分かるわけですから、そういう人たちの監督責任を強化していくことだと思います。飲酒についても、原則自動車通勤時には飲酒を禁止したいと思っています。事前に予定されているのであれば公共交通機関で通勤してもらい、予定外に入った場合は、一度車を自宅に持ち帰ってもらい再び来てもらうといったルールを作りたいと思います。本来、そこまでやらなくてもこうした不祥事が止まればよかったのですが、続いてしまいました。また、先ほど申し上げましたように全体のコンプライアンスをどう高めていくかということと、それぞれの事案に対して、ルールの強化といったものを含めて個別に対処していくと、この両方が必要ではないかなと思っています。そうしたことを担当にも検討に入るよう指示したところです。
記者:改めて不祥事が続いたことへの所感は。
市長:これは言語道断でありまして、公務に対する信頼を損ねたということに対して、大変遺憾に思うと同時に深くおわびを申し上げたいと思います。こういうことが1つ起こりますと、全体としていろいろ良いことをやっていましても、全部吹き飛んでしまいますので、それが残念でなりません。一人一人の職員にも自分がやったことがどれだけ大きな影響を与えるかということを改めて肝に銘じてほしいと思います。
記者:上下水道部であった情報漏えいに関する対策として、業者と庁外で接見することを検討しているということですが、飲み食いはできないし、厳しい措置だと思いますが、実際に接見を禁止していることは他の自治体でやっていることですか。浜松市でもこれまで行っていたのですか。
市長:飲み食いは本来やってはいけないことになっています。これは先ほども申し上げましたが、まだ私見の段階ですので、そうしたことを踏まえて、調査も含めて検討してほしいということで総務部には投げかけています。範囲をどこまでにするのかとかそういう事例があるのかを調査してもらわないといけません。やはりシステムの強化といったことだけでは人間がやることですので限界があるなと思います。そこをどう危機管理していくことが必要だと思いますので、ルールをつくることと直接の監督者がきちんと現場の監督をするということ、目配せ気配りをしえいくということが必要ですので、監督者の監督責任を厳しくしていかなくてはならないと思います。同罪だというぐらいの感覚を持ってもらわないといけないということです。ルール化とかそれに違反した場合の罰則規定といったことは人事のほうで詰めてもらいたいと思っています。
記者:(ゆるキャラグランプリの)数字が発表されなくなってから、家康くんのフェイスブックのページにも「いいね」が減っている印象を受けているが、現状どのようにご覧になっているのか、最後の追い込みをどうされるか、11月24日に埼玉で発表されるが、その当日市長はどうされるのかを教えてください。
市長:数字が発表されなくなってから、もう終わったと勘違いされている方とか、一定の差がついているから大丈夫じゃないのといった声が聞かれますが、数字が出てこないと盛り上がりに欠けるということがありますが、他の候補者、出場している皆さんも同様だと思いますので、11月8日まで続いていますということを引き続き訴えていくということ、地道な活動を続けていくということに尽きると思います。11月24日についてはまだ何も考えていません。
記者:うなぎに関連して大井川での産地偽装がありましたが、浜松でも影響が出てくるのではないかと思いますが、そのあたりはいかがですか。
市長:こういうことがありますと業界全体の信用が損なわれるという点は少し心配ですが浜名湖のブランドに関しては、ブランドが傷ついたということではありませんので、引き続きブランド力をつけていくことが大事ではないかなと、私たちは偽装などないようにしていくということだと思います。業界全体に表示などの信頼が損なわれたことについては残念でありますし、多少危機感はありますが、浜名湖への直接の影響ということではないかなと思います。
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