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更新日:2023年12月1日

2013年8月定例記者会見

2013年8月29日

(鈴木市長コメント)

「家康くん天下統一への道」について

はままつ福市長「出世大名家康くん」が、『ゆるキャラグランプリ2013』において第1位に輝き、天下を獲る、まさに“出世”を目指して、本格的な活動を開始いたしましたのでお知らせします。

8月6日、東京都内で必勝祈願の式と出陣式を行ったのを皮切りに、今後は、家康くんの「天下統一への道」と題して、浜松の名産品を武器に全国各地のライバルたちへ闘いを挑み、本市の魅力を伝えてまいります。その第一戦として8月26日の月曜日に、浜名湖の名産品である「うなぎ」を武器とし、ライバルと定めた台東区の「どじょう」との、“天下分け目の泥試合”を浅草小学校で行いました。当日の様子は、家康くんの公式サイトにアップしていきます。

また、台東区との対決企画のプロモーションの一環として、家康くんから「どじょう」への果たし状を、9月2日の月曜日からJR上野駅、9月3日の火曜日からJR浜松駅に、それぞれ一週間掲示いたします。さらに、公式サイトでは家康くんファンクラブの会員を募集しています。会員になると「出世祈願お守り」がもらえる他、毎月1組2名様にホテルコンコルド浜松の「家康くんルーム」の宿泊券が当たるなど魅力満載の特典付きです。その他、市民が主体的に支援活動を行う「家康くん親衛隊」が結成され、9月1日の日曜日に任命式が行われます。

また、9月3日の火曜日には、オール浜松で家康くんを盛り上げていくための市民会議「家康くん天下取り隊」が立ち上がります。引き続き、9月15日の日曜日には、「家康くん親衛隊」と「家康くんファンクラブ」の決起集会が浜松城公園で行われます。さらにその後、「ゆるキャラグランプリ2013」出陣式と応援演説をJR浜松駅前で行います。当日には、カブトを被り、声を出す“超やらまいかバージョン”の家康くんが登場します。詳細はお手元にある資料をご覧ください。昨年は残念ながら第7位でしたが、今年こそは、市をあげての取組みで、家康くんが日本一になれますよう、ぜひ、皆様のご協力をお願いします。

「うごく&スマイル~貯めよう!健康ポイント~」の開始について

平成25年度から34年度までの10カ年計画となる第2次浜松市健康増進計画「健康はままつ21」を新たに策定しました。この計画は、「市民一人ひとりが生きがいをもち、いきいきと生活できる健康都市浜松」を基本理念としています。この理念の実現を目指し、健康づくりに取り組む市民を増やすため、「うごく&スマイル~貯めよう!健康ポイント~」を県と協働でこの9月から開始します。こちらが、ポイントカード付きのリーフレットです。

リーフレットは、浜松市への通勤者を含む18歳以上の市民の方を対象に区役所健康づくり課などで配布しています。ポイントは、運動のほか、健康診断、ボランティア活動などの健康づくり活動を自主的に行う「自己申告」と、スマイルシートに記載されている施設を利用したり、健康づくりイベントに参加したりしてもらう「スタンプ」で貯めることができます。40ポイント貯まると「ふじのくに健康いきいきカード」に交換できます。協力店にこのカードを見せることで、料金の割引など、協力店ごとに独自のサービスを受けられるものです。

また、来月21日には、健康はままつ21推進協力団体である浜松市医師会と共催で「健康はままつ21講演会」も開催します。もちろん、この講演会に参加することで「うごく&スマイル」のポイントを得ることもできます。浜松市では、今後も「健康都市浜松の実現」を目指し、市民の皆さんの主体的な取り組みを中心としつつ、健康づくりに関わる企業、団体と連携し、市民の皆さんの健康を守り支える環境をつくってまいります。



 

家康くんについて

記者:先日、選挙本部が発足しまして、部長さんが必勝の鉢巻きを巻いて出陣式を行いましたが、市長として今の手ごたえはいかがですか。

市長:昨年よりはるかにきちんとした準備体制が整いつつあるなということで、これも選挙ですから、空回りしないように一票一票積み重ねるように9月17日のスタートまで全力を挙げて準備をしていきたいと思います。

記者:市長ご自身が街頭演説や企業回りをするということでしたが。

市長:さながら選挙と同じように久々にマイクを持って街頭に立ったり企業での門立ちをしたりといった取り組みをしていきたいと思います。

記者:批判するつもりはありませんが、「そこまでやるのか」というくらい浜松はいろいろなことをやられています。そこまでやる意義というのは。

市長:「たかがゆるキャラ」とばかにできない状況になってきていまして、熊本の成功例を見るまでもなく、全国でゆるキャラが果たす効果は非常に大きいと思います。一つは、私たちも「出世の街」というキーワードでシティプロモーションを展開しておりますが、今回1位になることによってそれに対する波及効果は大きいと思います。もう一つは熊本が1,000億円という経済効果を発表しましたけれども、1位になることによるグッズの販売でありますとか、交流人口の増加、その他PR効果等計り知れない経済効果を得られますので、これはもう必死でやる価値があるなと思っています。

記者:やはり1位にならないといけないですか。

市長:2位以下ではあまり意味のない、当選と落選みたいなものですから、1位をとらないとだめだと思います。「2位じゃだめなんです」ということですね。

記者:どの程度の効果があるかということについて、市役所ぐるみで展開していると費用対効果という部分で、市民への説明責任ということがあげられると思いますが、実際にどの程度の効果があるかといった数字的に示されるものはありますか。

市長:浜松がどうというよりも、他市の例をきちんと分析してやることによってこれだけの効果が得られるということを訴求していかなくてはいけないと思います。一番いい例は熊本が1,000億円という数字を出しておりますので、届くかどうかはわかりませんが、相当の効果は見込めると思います。

記者:昨日、知事に協力を要請されて自ら先頭に立ってという話をされていましたが、岡崎とか静岡といった徳川ゆかりの地といった話もあったと思いますが、他の市町への連携の呼び掛けということについてはいかがですか。

市長:岡崎まではどうするかということはありますが、静岡には田辺市長のところにお願いにいくつもりですし、以前G3の時にも知事が、薨去400年の取り組みがあるのでぜひ一致団結してやろうということも知事に言われていますので、静岡市にはお願いにいこうと思っています。

記者:家康くんの天下獲りですが、山場はどの辺りだとお考えですか。結果は選挙で出るのですが、どの辺りを選挙戦のピークとお考えですか。

市長:53日間ありますので、あまり偏りがないように、きちんと毎日得票が積み重ねられるように、中だるみがないように途中でしっかり対応していきたいと思います。全体が山場だと思います。始まったら一気にやるしかないなと思います。

記者:増上寺で出陣式があった時に、家康くんが1位になれなかったら出家する、まげをとるという話がありましたが、市長ご自身についてはどのようにお考えですか。

市長:なかなか厳しい質問ですが、それなりのことを考えないといけないと思います。

記者:考え中ですか。

市長:思案中です。おそらく今年はいろいろなところで気合いを入れてやってくると思いますので、昨年よりもはるかにレベルの高い戦いになると思いますので、気を抜かずにやらなくてはいけないと思います。

 

教員の不祥事について

記者:小学校の教員が逮捕されるという不祥事について、市長はどのようにお考えですか。

市長:先ほど報告を受けまして、教育に対する信頼回復に努めている中でこういう不祥事が生じたということは、誠に申し訳なく思いますし、遺憾に思っています。早く事実関係を把握するように指示しておりまして、判明次第、厳正に対処するよう指示をしていきたいと思います。

記者:窃盗とかでなく、対象が未成年、女子高生に対する買春行為ということで、教師という立場でこういう行為というのはどうかと思いますが、いかがなものでしょうか。

市長:まったく同じ考えで、言語道断でとんでもないことだと思っています。厳正にきちんと対処していきたいと思います。

記者:このところ消防等も含めて不祥事が続いていますが、市全体で対策、引き締めといったことを考えていますか。

市長:綱紀粛正については常にやっていかなくてはならないですから、もう一度はっきりした段階で、教育委員会を含めて全体の綱紀粛正に努めなくてはいけないと思っています。

いじめ自殺の裁判について

記者:先日、曳馬中のいじめ自殺の損害賠償訴訟が始まりまして、市では棄却を求めていますが、裁判についてはどのように見ていますか。

市長:きちんと司法の中で事実関係の認定や、それに基づく責任がどれくらいなのかということを明確にしていただきたいと思いますので、それに対して私たちもきちんと責任を負っていくということで、裁判の行方を見守っていきたいと思います。

記者:原告の方が言われていましたが、第三者委員会への報告内容と、前言を翻しているような、否認しているような内容がほとんどで、皆さん争う姿勢を示したということです。第三者委員会と相当そごがあるということを原告が言っていましたが、それについて教育委員会から報告はありましたか。

市長:それはありませんが、これは司法の段階の話ですから司法の場で裁判官にきちんと判断していただければと思います。

フルーツパークの三遠南信交流事業(りんご並木ボランティア)について

記者:今年は行われていないように見受けられますが、実際どうなっているのか、またそれに対する市長の見解を教えてください。

市長:これは継続していかなくてはいけないと思います。私も報道で初めて知ったような状況です。

指導課担当:りんご並木ボランティアの件ではいろいろご心配をおかけしております。昨年度の2月の段階で、りんご並木が伐採されるという状況になったということで、指導課としては、今年度りんご並木ボランティアについてはやめていこうということになりました。結果的には、りんご並木が大方残っているということで、今年度はりんご並木の収穫体験については、地元の小中学校を中心に体験させていただきます。来年度以降ですが、何かしらの形で、りんご並木に込められた想いもありますので、ボランティア活動がどのような形になるかわかりませんが、継承していきたいと考えています。

記者:今の話ですと、2月の時点では終わりという判断がなされたということですか。

指導課:2月の段階では残る木が6本と聞いていて、並木ではなくなるということで、今年度以降は厳しいということで判断しました。

記者:市長としてはそういうお考えですか。

市長:シンボル事業としてやってきたことですから、なるべく継続したいと思います。

市内の外国人について

記者:昨日発表された人口動態に関して、ピーク時に2万人いたブラジル人が、最新では1万人を切り、現在も月に200人くらいの単位で減り続けていますが、市として、どうしていまだに減り続けているかということと、それに対する市長としての見解はいかがですか。

市長:多くの方が製造業で働くということで来日されてきたのですが、ご存じのとおり製造業の有効求人倍率が0.4を切っているような状況でありまして、主な働き先でありますそうした雇用の場がリーマンショック以来失われたまま回復していないということが最大の原因だと思います。なるべく早く景気が回復して、ブラジル人をはじめとした南米の日系外国人の方のみならず、日本の方も大変な思いをされていますので、まずは雇用状況の回復というのが優先されるのではないかなと思います。

記者:浜松市でも今後人口の減少が予想される中で、外国人は比較的若い方が多くて、そういった人材を活用すべきだという考えはありますか。

市長:もちろん製造業だけでなくて、雇用の場を広げていくということが必要ですので、そういう取り組みは単独の市では大きな事業はできませんけれども、いろいろな取り組みはしています。例えば緊急雇用で雇った方が、非常に勤労意欲が高くて今、森林組合に2人雇用されて、正規の職員として林業の担い手となっていただいていまして、なかなか日本の方でこうした林業の担い手を探すのは大変ですけれども、逆に日系人の方が林業を自分たちが支えていくという思いで取り組んでいただいています。そういう意味では農業でありますとか、林業でありますとか、あるいは介護の分野もありますが、そうした新しい分野に雇用の場を広げていただいて活躍していただけるのはありがたいことだと思います。

記者:市単独でやるのは難しいということですが、浜松市として多文化共生の施策をいろいろやってこられたと思いますが、自治体としてやれることの限界について、また外国庁の創設といったことを提言されていましたが、国に対して期待したいことは。

市長:受け皿となる働く場、活動の場は行政が用意するものではないものですから、国全体の環境づくりとか民間の取り組みなどもしていただきながらやっていかなくてはいけないということで、一番の問題は日本のスタンスが定まっていないということだと思います。これからどうしていくのか、外国人に門戸を開いて外国人の皆さんと共生しながら国づくりをしていくのか、そうではないのかというところが、弥縫(びほう)策で、はっきりしていない、ずっと言い続けているのですがいまだにはっきりしていません。例えば経済産業省など産業分野の省庁については、日本はこれからEPAや経済連携を進めながら外に門戸を開いていかないとやっていけないから、どんどん外国の方を受け入れますという方針ですが、厚生労働省や文部科学省はどうかといいますと、はっきりとした方針を出されていません。国全体としてどうしていくのかを早く決めないとだめだと思います。今までのように純血主義でいくのか、外国のようにきちんと移民政策をやりながら外国人の皆さんを受け入れて、その中でこれからの国づくりをしていくのかが不明確ですから、雇用の場も広がっていかないし、活動の場も広がっていきません。そこをまず国としてしっかりと明確にしていただきたい。これは引き続き外国人集住都市会議でも言い続けていきたいと思います。

ソフトバンクのメガソーラーについて

記者:内々に進められていたことは伺っていますが、現状言える範囲で、どういったものを目指すのか、どういう状況なのかを教えてください。

市長:ほぼ地権者の同意がまとまりつつあり、最終の調整をしていると聞いています。それが済めば事業決定いただけると思っています。国内有数の、9~10番目くらいの規模の大きなメガソーラー事業になりますので、新エネルギー導入促進をしている現状でいくと、強力な後押しをする事業になると思います。新エネの中でも日照時間に恵まれたこの地域の特性をいかして、太陽光中心に新エネを進めていこうということで取り組んでまいりましたので、そういう点でもシンボリックな事業になるのではと期待しています。

新エネルギー事業本部長:事業者側が正式表明していないものですから、市長が申し上げた以上のことは出せるものはありませんが、準備は進めているところです。

市長:市として協力できる部分については、進めているということです。

工場移転における農地転用について

記者:雇用創出の話がありましたが、ヤマハ発動機が北区に工場移転という話がありましたが、今後農地転用の必要があるが進み具合がよくないと聞いているが今後の見通しは。

市長:制度上、大胆な規制緩和をしていくには法律を変えるしかないものですからハードルは高いなと思いますが、私たちも「新ものづくり特区」の中で農林水産省と調整を進めてきまして、一定の区域についてはスピーディーに案件対応していただけるとの方向性をいただいているので、個別に取り組んでいきたいと思います。すべての調整区域の中で対応していくのは難しいのですが、発表にあるように立地誘導地域3カ所、およそ50ヘクタールについては、農林水産省としても優先的に農振除外、農地転用の手続きをやっていただけるということですので、個別対応の中で対応していきたいと思います。

戦略特区における狙いについて

記者:先日の国家戦略特区で農業についての話がありましたが、狙いや今後の見通しについてはいかがですか。

市長:「新ものづくり特区」でも農林水産省には、そのスキームの中で提案してきましたが、例えば、企業が農業参入した時に土地の取得の問題がある、あるいは農地に事務所を作ったり、工場で農業をやったりするような場合もあるわけでして、そうした施設を作るのは今の法律の中ではだめです。そういうものが今回の特区の中でクリアできるということになれば、非常にこの地域も企業の農業参入意欲が高い地域ですので、それを加速できるのではという期待はあります。

浜名湖の漁業について

記者:市長もよくお召し上がりになっているかもしれませんが、浜名湖のドウマンガニをはじめとしたカニ類が出荷停止になっていて、今日から再開になりましたが、それについての所感をお聞かせください。

市長:非常にびっくりして、心配していましたが、出荷がOKになったということでひと安心しているところです。

記者:浜名湖はあの辺りの漁師さんにとっては、今回はカニの話でしたが、アサリやシラス、うなぎだとか今年はあまりいい話がない中で、家康くんの応援も大事だとは思いますが、そうした人たちへの支援についての考えをうかがいます。

市長:漁業資源を増やしていくことが一番ですので、県と一緒になって、いかに資源を増やしていくかという取り組みはしています。そこが肝心要だと思っています。

記者:資源を増やすことが大事ということですか。

市長:例えばアサリにしてもシラスにしても、あるいはうなぎなども、市で買い取って産卵地に返すという事業もやりますけれども、そういう取り組みは私たちとしてもやっていきたいと思います。資源を増やしていかないと根本的な解決になりませんので、それが漁業振興の一番の要だと思っています。

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