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更新日:2023年12月1日

2013年6月定例記者会見

2013年6月25日

(鈴木市長コメント)

平成25年の市勢功労者の決定について

このたび、浜松市市勢功労者表彰条例にもとづく表彰者、7人の方々が表彰審査委員会の審議を経て決定しましたので発表いたします。

市政の進展に貢献し、その功績が顕著な者として
飯尾和宣 (いいおかずのり)さん
鈴木浩太郎(すずきこうたろう)さん
竹山定志(たけやまさだし)さん

教育、学術、文化又はスポーツの振興に貢献し、その功績が顕著な者
下位桂子 (しもいけいこ)さん

保健衛生の向上に貢献し、その功績が顕著な者
坂尾正(さかおただし)さん
鈴木英生(すずきひでお)さん
室久敏三郎(むろひさびんざぶろう)さん

以上、7人の皆さまにつきましては、それぞれ市勢の発展にご尽力された方々です。
詳細は別紙のとおりです。
平成25年浜松市市勢功労者表彰式は、7月1日(月曜日)にオークラアクトシティホテル浜松において行います。

市長定例記者会見

「毎週日曜日、浜松城で家康くんに会えます」について

はままつ福市長「出世大名家康くん」が、浜松城公園など特定の場所に定期的に登場することになりましたので、お知らせします。

「家康くん」の認知度が高まるにつれ、「どこにいけば会えるの」という声が、多く寄せられるようになりました。そこで、7月から、浜松城公園で、毎週日曜日の午前11時と午後1時に、それぞれ1時間程度「家康くん」が登場するようにいたしました。

合わせて、駅前のソラモで、原則毎月1回金曜日の午後7時から、ザザシティ浜松中央館では、原則毎月1回土曜日の午後6時から、浜松アイドルユニット「H&A」(エイチ・アンド・エー)たちと一緒に登場します。

スケジュールの詳細はお手元にある資料をご覧ください。
初日となる6月30日の日曜日には、浜松城天守閣前の広場にて、午前11時からオープニングイベントを行います。甲冑姿に身を包んだ「家康楽市武将隊」の皆さんや「H&A」も駆けつけて、イベントを盛り上げます。

「H&A」による「家康くん」ダンスの披露や、当日集まった子どもに、アトラクションによる家康くんグッズの配布もありますので、ぜひ取材していただき、メディアを通して多くの皆さんにお伝えしていただけると幸いです。

また、その場で、先般、報道発表しました新たな「わが街・浜松宣伝部長」の任命式を行い、「H&A」に任命書を授与します。「H&A」は、2012年のご当地アイドルNo.1決定戦では、東海地区No.1アイドルとして全国大会11組に残りました。また、浜松の自慢を織り込んだオリジナルソング「浜松においで」を歌って、浜松をPRしています。
まさに「わが街・浜松宣伝部長」にふさわしい皆さんだと考えています。「H&A」の皆さんには、浜松の魅力を存分に宣伝していただくとともに、「出世大名家康くん」の応援団として、数ある全国のゆるキャラの頂点に立てるよう、盛り上げていただくことを期待しています。

出世大名家康くんについて

記者:マスコットキャラクターの家康くんの露出が高いが、目指すところはどこですか。

市長:できれば、今年のゆるキャラ選手権でグランプリを獲得したいと思います。そうしますと経済波及効果、都市のPRにも大きなインパクトになります。昨年7位でして、最近はCMに登場したり、人気、認知度とも上昇していますが、頂点を極めることがとてもいいと思いますので、ぜひそこを目指したいと思います。

記者:県内では同じゆるキャラの磐田市の「しっぺい」も1位をとるという宣言をしていますが、ライバルと考えていますか。

市長:できれば、今年のゆるキャラ選手権でグランプリを獲得したいと思います。そうしますと経済波及効果、都市のPRにも大きなインパクトになります。昨年7位でして、最近はCMに登場したり、人気、認知度とも上昇していますが、頂点を極めることがとてもいいと思いますので、ぜひそこを目指したいと思います。

記者:ゆるキャラで1位になることによる浜松市のメリットは。

市長:出世城という歴史的な背景を活用して、浜松城が出世のパワースポットであり、浜松全体を出世の街として売り出していこうという時に、家康くんがトップを極めるということは、出世の街をPRするのに効果がありますし、それによって交流人口が増えるといった波及効果が見込まれると思います。くまモンの例でもわかる通り、1位になることで経済波及効果がありますので、浜松の場合はコンセプトのしっかりしたゆるキャラである家康くんがトップをとれば、より大きな効果を狙えるのではと期待しています。

記者:1位をとれそうな手ごたえは

市長:これはまだよくわかりません。あまり浮つくことなく、より多くの皆さんに協力をしていただくという体制をつくって、グランプリに臨んでいきたいと思います。

記者:家康くんが有名になった時に、浜松のどういった部分を他都市と差別化してPRしていくのですか。

市長:城にしても天下に名城は数多くあり、ハードの面では勝負にならないと考えまして、出世城は全国どこもまねができない、浜松城だけの歴史的価値ですから、そういうものを活用して、例えばビジネスマンやサラリーマンの聖地にしたい、受験生が北野天満宮へ押し寄せるように、そうした皆さんがぜひ一度は浜松城を訪れてみたい、出世の街浜松へ行ってみたいということで売り出していきたいと思います。ハードというよりソフトだと思います。浜名湖についても、中国最大の観光地であり、年間7千万人が訪れるという中国・杭州市の西湖との湖交流を昨年4月に始めました。浜名湖を日本の西湖と位置づけて、中国人観光客の誘客をしたりとか、過去には湖北五山という今ある観光スポットを一つのくくりでまとめることによって、観光客が非常に増えたりとか、今後はそうした知恵を使っていくことが必要だろうと思いますし、そうしたことで他の自治体との大きな差別化になるのではと思います。

静岡県知事選挙について

記者:先ごろ県知事選挙が終わりました。現職の川勝知事がトリプルスコアでの圧勝という結果になりましたが、市長個人としてどのようにとらえているのか、また県民がどのような選択をされたのかをどのようにとらえていますか。

市長:常々申し上げておりますが、知事というのは存在感をPRしていく、発信力が非常に大事ですから、そういった点で他の候補と比べて川勝知事は出色のできだったのではないか、そうした4年間の実績が評価されたと思います。これからもそうした発信力を活かして、静岡県を大いにPRしていただきたいと思います。また、個人的にも肝胆相照らして話ができる仲ですので、連携して県も盛り上げるし市政も推進していきたいと思います。
県民の皆さんの捉え方もおおむね同じではないかと思います。大きな失政もなく存在感をPRして、文化を中心に大きく静岡を発信したことに対して評価されたのではないかとみています。

記者:県政運営で期待していることは。当選後の会見では「根回しの川勝」という話もありましたが。

市長:議会とべったりになる必要はないが、一定程度お互いに歩み寄り、二人三脚で行っていただかなくてはならないので、政策的に是々非々で立ち合うことは必要ですが、そうでない部分で齟齬(そご)があるというのは県政にとっていいことではないので、知事にも議会としっかり連携して県政を進めていただきたいと思います。

富士山の世界遺産登録について

記者:富士山が世界遺産に登録されたことについて、浜松市の立場としてどのように受け止めたのですか。

市長:富士山を目指して国内外から多くの皆さんが観光等で訪れることになりますから、そういった人たちに向けて、浜名湖等の観光資源に結び付けて、回遊性のある旅行商品を創設して浜松にきてもらいたいと思います。御殿場市と観光を中心とした都市間協定を結んだのも、お互いのメリットをウィンウィンの関係で追求してくことが理由であり、うまく富士山を訪れる皆さんを浜松に誘導していく取り組みをしていきたいと思います。

記者:知事が選挙運動中に次は浜名湖を世界遺産にと発言されていましたが。

市長:知事は東部で富士山が登録されたので、今度は西部だということで浜名湖にも関心を寄せていただいており、大変ありがたいことだと思っています。ただ世界遺産というのは非常にハードルが高いものですから、可能かどうかは検証していかなくてはいけないと思います。浜名湖は独特の資源がたくさんありますし、マリンスポーツのメッカでもありますし、浜名湖の良さというものを売り出していく時に知事の発信力で大いに宣伝していただけることは非常にありがたいと思います。

浜松特別支援学校について

記者:5月の議会で答弁のありました浜松特別支援学校ですが、障がいのある子どもが通う学校が江之島町のあの場所にあることについて、どのような問題意識をお持ちかということと、具体的に今後どのような施策を行っていくかについて聞かせてください。

市長:この前の市議会の質問でも答弁したとおり、20分以内に全ての子どもたちを高い所に避難させるのは非常に困難だと考えています。特に軽度の子どもたちはいいのですが、そうではない重度の子どもたち、あるいはパニックを起こすような子どもたち全てを20分以内に避難させることは非常に難しいと思っています。本来は全て移転できればいいのですが、少なくとも重度の子どもたちに関しては安全な所を確保することが必要だろうと思います。高砂小学校という統合によって空いている学校もありますし、高砂小学校であれば保護者の皆さんにとって、通学にも便利ですし、ぜひご活用いただきたいということを県に提案をしています。また知事も関心を持っておられるということですので、私からも知事に直接ご提言していきたいと思っています。

記者:県教育委員会は一部の子どもだけを切り離して移転することは本来の教育活動が成り立たなくなってしまうのではと心配しているようですが、それでも何かの手を打たなくてはいけないとお考えですか。

市長:私はそう思います。それは建て前ではないかと思います。よく検証していかなければいけないと思いますし、今でもかなりキャパオーバーになってきているわけですから、詭弁であって本当の理由ではないと思います。

記者:市立の高等養護学校設立構想がありますが、こちらとの整合性についてはいかがですか。

市長:今の教育の方向性はインクルーシブ(共生教育)というのが時代の流れであって、隔離して教育するよりも、健常児と一緒に教育をさせるということが本来あるべき姿であろうと、市立高等養護学校を設立しようとした趣旨は、比較的軽度の子どもたちにそこで職業教育をきちんとし、社会に送り出すということが大きな目的でありました。であれば職業校に分校方式で作って、そこで健常児と一緒にいろいろな技術を学ばせたり、教育をしたりすることが、効果があると考え、県にお願いして城北工業高校に分校方式で作っていただいたので、一つの目的は果たせたと思います。もう一つ考えているのは、特別支援学校ということで切り離すのではなくて、高校にも特別支援教室を作ることです。学校教育法の中には認められているのですが、残念ながら文部科学省の中の規則で高校には併設できないということになっています。これは文部科学省の考え方を変えればいいわけですから、国にも県にも提言しているところでありまして、それが可能であれば高校に特別支援学級を作って、そこで健常児と一緒に学んでもらうことがベストだと考えております。それに向けてこれからも努力をしていきたいと思います。

記者:浜松特別支援学校の高砂小学校への移転について、県への働きかけは具体的にどのようになっていますか。
市長:水面下では教育委員会へも提言しておりますし、知事も関心を持っていることをうかがっていますので、私から直接知事にお願いをすることも含めて、県に働きかけをしていきたいと思います。

参議院議員選挙について

記者:参議院議員選挙を控えていますが、どのように臨まれますか。市長として支援される候補者、応援される候補者等はいますか。

市長:基本的に以前から申し上げていますとおり、中立的な立場で臨みます。個人的にご縁のある方については、県外であればご支援をしていくということで取り組んできましたので、今回の選挙についても同様の形で臨んでいきたいと思います。今のところ特にどこかの候補者を応援するということは決まっていません。

公務員給与について

記者:全国的にいろいろな動きがある中、県も削減することを決めました。浜松市としてどのような対応をとられますか。
市長:公務員給与については前回も申し上げましたが、浜松は全国の中でも相当踏み込んで定員削減や給与の削減を行ってきています。またラスパイレス指数も国より低い状況であったという自負はありますが、今の流れからいきますと多くの自治体が取り組み始めていますので、浜松市も他の自治体の動向を見ながら具体的な検討に入る予定です。どのような形で、どのくらいという部分はこれから検討していきますが、何らかの形で国の要請に応えていきたいと考えています。

記者:スケジュール的に7月は現実的に無理だと思いますが、今後削減する方向で考えていくということですか。

市長:もしそういうことになれば、9月議会が一番直近の議会になりますから、そこで提案をしていくことになると思います。

記者:給与と定員をある程度削減していて、あとはどういったことが考えられますか。

市長:7.8%の給与カットをという国の要請がありますので、それを受けて対応していきます。ラスパイレス指数で比較すると、浜松市は一定程度の基準を満たしているとは思いますが、今の全体の情勢からして、多くの自治体が対応していくということですから、浜松市もそれにならって対応していくことについて、検討を始めたところです。

記者:今回は国の削減要請に応えるということでよろしいですか。

市長:そうです。本来は自治体が自発的にやるべきことであって、私たちも自己改革を行ってきていますから、国から言われてというのは釈然としない部分はありますが、それは市長会等でも正式にコメントを発しています。ただ、すでにいろいろな自治体がおそらく交付税との関係もあると思いますが、対応を始めていますので、私たちも粛々と対応していくということであります。

記者:本来自治体が主体的に決めることであるが、交付税の算定が厳しくみられてしまうのではないかということで、浜松市としてもやむなく対応せざるをえないということですか。

市長:やりきる自信はありますので、浜松市は交付税でということではないですが、国に準じて対応しようというのが自治体としての全体の流れですので、一市だけ逆らっても仕方ありませんので、私たちもそれに対応していこうということです。

地方制度調査会の答申について

記者:先般示された、都道府県から政令市への事務権限委譲に関する答申についての所感を教えてください。

市長:基本的には政令市の立場を尊重していただいて、県からできる限り多くの事務権限を委譲せよということでありますから、大変歓迎します。特に裁量の働く権限について、例えば土地利用のことでありますとか、そういうものについてぜひ委譲していただきたいと思いますし、特別自治市というのが私たちの究極の願いでありますので、それに向けて引き続き国等に働きかけをしていきたいと思っています。

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