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更新日:2023年12月1日

2012年3月定例記者会見

2012年3月27日

(市長コメント)

「出世の街 浜松」プロモーション事業シンボルマークについて

平成24年度から浜松城を“サラリーマンの聖地”、浜松市を“出世の街”としてPRする『出世の街・浜松』プロモーション事業を本格的に実施してまいります。

市長写真

そこで、この度、本事業のシンボルマークを発表します。
シンボルマークは、2パターンあります。
1つは、中央に徳川の三葉葵をデザインしたものです。徳川の三葉葵は、財団法人徳川記念財団から許可を得て使用しています。背景は、浜松市のシティカラーの青色と緑色になります。
このマークは、基本形として『出世の街・浜松』プロモーション事業のポスター、チラシ、のぼり旗など、市内の各所に掲載し、『出世の街・浜松』を全国にPRしていきます。
2つ目は、「出世大名家康くん」をデザインしたものです。
こちらについては、使用申請をいただければ、市民グループや民間企業・団体等が実施する『出世の街・浜松』のPR事業に使用することができます。
『出世の街・浜松』プロモーション事業については、こうしたマークなどを活用し、官民を挙げて推進してまいります。

中国・杭州市との友好都市協定の調印について

本市では、海外からの交流人口の拡大を目指し、中国、韓国、台湾、タイなどをターゲットにした海外インバウンド事業を積極的に展開しており、平成22年には中国・瀋陽市と観光を軸とした友好交流都市協定を締結したところであります。
今後、さらなる交流人口の拡大と相互交流の促進を図るため、世界文化遺産「西湖」と「浜名湖」との湖つながりによる中国・杭州市と本市の友好都市協定を締結いたします。
調印式は、日中国交正常化40周年および静岡県と浙江省の友好30周年を記念いたしまして、4月6日(金曜日)に、本協定のシンボルでもあります浜名湖上で行います。
当日は、午後4時30分から湖畔のホテルにおきまして私が表敬訪問を受け、同じく5時ごろから浜名湖上へと場所を移して調印式を行います。その後、ホテルに戻って祝賀晩餐会を予定しております。
協定の主旨といたしましては、日中両国国民間の相互理解や両都市間の友好協力強化などための友好都市関係の樹立、経済、観光などの分野おける両市の交流と協力による共同繁栄と発展の推進及び両市の定期的な協議の継続などとなっております。

「出世の街 浜松」について

記者:どのようにプロモーションをしていくのか詳しく教えてください。
市長:浜松城は、全国のほかのお城にないコンセプトとして、古来から出世城という位置づけがされていました。
ハードだけでは姫路城や熊本城にはとても勝てませんが、出世城というコンセプトで勝負すれば全国で勝負していけるということで、浜松城を中心に出世の街として売り出していきたいと考えています。
できれば、サラリーマン、ビジネスマンの聖地にしていきたいと考えています。もちろん我々もプロモーションを考えていきますが、民間やいろいろな団体の皆さんからアイデアをいただいて、官民挙げてやっていきたいと思っています。
これからアイデアを募っていきたいと思いますし、第一弾として、パワーカードが大評判になっていますので、市がやるというよりも、いかに民間を盛り上げていくかということが我々の仕事だと思っています。
記者:「出世の街」のプロモーションに、家紋を使用することについて教えていただきたいのですが、ほかの自治体で御三家の家紋を使っている事例があるか、また、家紋をどのように活用していくのかお伺いします。
商工部長:他地域での活用事例はありません。(浜松市と)徳川家との関係を家紋を使ってアピールし、徳川家康がこの地を築いたことを強調していきたいと思います。
市長:家康公というと、大御所になって駿府というイメージがあるし、生まれたのは岡崎城というイメージがあります。しかし、17年間、29歳から45歳までの一番重要な時期に浜松で活動されて、天下取りの礎を築いたということは出世のお城としての原点になるわけですから、そういう浜松と家康公のつながりを家紋を使って大いにPRしていきたいと思います。

杭州市との協定について

記者:主に観光での連携になると思いますが、今後この協定をどのように活用していくつもりでしょうか。
商工部長:相互の交流を促進するということですが、我々としてはインバウンド(日本を訪れる外国人誘致)で中国から多くのお客さんにいらしてほしいと考えています。浜松の場合は、泊まってすぐ次のところへ行ってしまい、あまり滞在をしていただいていないので、浜名湖を「日本の西湖」と位置づけ、旅行の途中で浜松に来たときに、ぜひ浜名湖を中心として滞在していただきたいと思います。
西湖には、本当にたくさんの中国の観光客が来られていました。この人たちに浜名湖へ来ていただいたらさぞ喜んでもらえるだろうし、浜名湖の地域の活性化にもつながると感じました。そうことがもともと発想の原点にあったので、ぜひそのようなインバウンド事業に活用していきたいと思います。

震災がれきの受け入れについて

記者:静岡市では、市長も出て説明会を始めているようですが、浜松の受け入れと今後の予定はどのようになっているのでしょうか。
環境部長:4月中旬を目安にして、自治会への説明を行っていきたいと思っています。
焼却の実施については、5月下旬のできるだけ早い時期で、県との調整を図りながら、前倒しができればと思っています。
記者:焼却というのは試験焼却ですか。
環境部長:試験焼却です。今、県で計画を取りまとめていますので、それに合わせて調整していきたいと思っています。
市長:まず、県と覚書を結び、できるだけ早い時期に試験焼却に入るということです。
記者:県では、今月末までに計画ができるようですが。
市長:もう大体できています。
環境部長:当初の説明会の予定ですと、3月末以降と県は表現されていますが、早急に取りまとめされています。
記者:県が取りまとめを行った後に覚書をして、その後自治会への説明をするのですか。
環境部長:覚書の前に説明させていただきます。説明後、試験焼却を行うということで覚書を締結します。
記者:説明会は一般の住民も入れますか。それとも自治会長だけですか。
環境部長:基本的には地元の皆さんを対象に、と考えています。
記者:4月中旬に住民説明会を終えるということですか。始めるということですか。
環境部長:中旬には第1回の説明会を始めるということです。
記者:先ほどの話だと、5月下旬に焼却を始められるということで、時間の余裕がないように思いますが。
環境部長:5月下旬を目途として試験焼却を考えています。県の計画次第では6月に入るかもしれませんが、なるべく早くと思っています。
市長:今、コンテナが不足しているようです。そういった準備も細野環境大臣にお願いしましたが、搬入のときのコンテナやいろいろな費用の経費負担の問題など、まだ詰まっていないところもあるので、早急に国にお願いしているところです。
記者:住民説明会に市長が出向いて何か説明するということはありますか。
環境部長:基本的には所管で対応したいと思っています。
市長:パフォーマンスでやるわけではないので、必要ならばどこでも行きます。行くのはやぶさかではないので必要ならば行きますが、これから担当課と話を進めて決めていきます。
記者:昨日、ようやく政府の正式な文書が届いたということですが、受け取った感想と、今後、岩手県に視察に行かれる予定があるのかお伺いします。
環境部長:県全体で7万7,000トンの要請を受けました。島田市の焼却にも担当者が行っておりますので、我々としても、改めて現場視察をしたいと思っています。今、具体的な時期は申し上げられませんが、ぜひともスケジューリングはしたいと思っています。
市長:7万7,000トンで済むのか、さらに必要なのかということは、これから処理を進めていく上で決まってくると思います。
7万7,000トンであれば、今の静岡県の受け入れ表明を受け、自治体の連合でやっていけば2年ぐらいで処理できると思います。余力があれば、もう少し増やしていくかもしれません。
ただ、実際にやるということで話を進め始めると、コンテナがない、あるいはまだ経費負担の問題が詰まっていないなど、国もお願いをする割にはそういうところの準備がまだ混乱しているということは感じました。本格的にやり始めるとすると、県も含めて実務の詰めをしっかりやっていかないといけないのではないかと思います。
記者:先ほどおっしゃった視察の話は職員の方を対象としたものだと思うのですが、住民の方々を対象としたものはありますか。
環境部長:地元の自治会の方々のご要望があれば検討させていただきます。
記者:自治会、例えば住民への説明というのは、2カ所の清掃工場付近の住民ということですか。それとも、最終処分場ですか。
環境部長:平和最終処分場もあわせてという形です。
説明するとすれば、3カ所になります。南、西部、平和清掃工場です。
記者:平和清掃工場は、住民の方がデリケートになられているという話があるのですが、市長はどのようにお考えでしょうか。
市長:それはしっかりと説明をしていかなくてはいけないし、先行している事例もありますので、実態をわかっていただき丁寧に説明をしていくしかないと思います。
記者:ご理解をいただけるという感触はありますか。
市長:私は理解していただけると思います。線量自体も高くないというのは、島田市の試験焼却でも実証されていますし、きちんと説明していけばご理解いただけるのではないかと思います。
記者:燃やした灰のモニタリングについてですが、島田市は随分丁寧に、経費をかなりかけてやられたみたいですが、浜松市としてはどの程度やるのでしょうか。
市長:島田市を参考にしながら、また、住民の皆さんのご意見なども伺ってやっていこうと思っています。基本の部分については当然やらなくてはいけませんが、それ以上の検査についてもご要望があれば検討してまいります。

新東名開通について

記者:新東名がいよいよ、今月開通します。それに対する期待をお話しください。
市長:いろいろな物流、人の交流も含めて、新たな東西の大動脈ができるので非常に期待しています。また、現東名が不測の事態になったときに第二東名が活用できるということで、防災の面でも非常に安心できますし、これを機に、例えば今進めているものづくり特区の推進や産業の振興等に、あるいは観光の振興等に大いに活用していきたいと思います。
あわせて、3月4日に三遠南新自動車道の一部が供用開始になり、東西に加えて南北軸も進み始めていますので、新しいインフラを大いに活用していかなければいけないと思っています。
記者:ものづくり特区への活用は、浜松の場合、特徴的だと思うのですが、これをどのように活用していこうとお考えですか。
市長:全部の調整区域を自由にさせてもらうのはなかなか難しいので、企業誘致に適した地域を候補地として一定の規制緩和をお願いしています。それは新東名のインターの周辺、あるいは既存の工業団地の周辺です。特にインター周辺の、非常に物流の面でも有利になる地域は、企業誘致とものづくり特区を連携させながら活用していきたいと思っています。
記者:実際の引き合いなどはどうでしょうか。
市長:今回の震災後の市内企業の状況、それから従来から継続して実施しております企業誘致の中でも、地盤の強固な、なおかつ交通インフラの整っている浜松へのご要望は多くいただいていまして、件数的にも面積的にもある程度まとまった区域は必要だという認識でいます。

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