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更新日:2023年12月1日

2012年12月定例記者会見

2012年12月25日

(鈴木市長コメント)

平成24年の主な出来事について

浜松市では、年の締めくくりにあたり、一年を振り返り「主な出来事」を選定しましたので発表します。
本年は、25件と東日本大震災への支援を選定しました。お手元の報道資料の別紙をご覧ください。ここでは、時系列でまとめてありますが、発表は要点をまとめて分野ごとに紹介いたします。

本年は、円高やデフレが長引く中、本市においても厳しい市政運営が続いていました。そのような中、3月には「三遠南信自動車道」、4月には「新東名高速道路」のそれぞれ一部が開通し、東西軸と南北軸の相乗効果で、文化・経済の交流による地域活性化が期待されます。また、11月には遠州鉄道線の助信駅から上島駅までの連続立体交差事業の高架化が完了し、踏切で分断されていた地域の利便性の向上などが図られることとなりました。
本年の新たな取り組みとしては、震災を機に重要性が再認識された新エネルギーの導入に向け「浜松市新エネルギー推進事業本部」を4月に設置。メガソーラーをはじめとした再生可能なエネルギーを推進しています。
そして、新たなシティプロモーションの先導役として、昨年の市制百周年マスコットキャラクターの「出世大名家康くん」を4月から福市長に就任させ、併せて出世城と呼ばれる浜松城を観光資源として生かした「出世の街 浜松」のPRを展開し始めました。今後も浜松市の魅力PRに活躍してくれることを期待しています。
国際面においては、アジア太平洋地域の都市などで組織する国際組織「健康都市連合」への本市の加盟が7月に承認されました。また、経済や文化などさまざまな交流のため、4月に「中国・杭州市との友好都市協定」を締結したことや、多文化共生都市の実現を目指した「日韓欧多文化共生都市サミット2012」を10月に本試で開催したことなどにより、浜松市より国内外に情報発信をすることができました。
災害への対応に関しましては、2月に「災害時における民間企業との協力協定」、9月に「NPO法人による災害時被害者支援に関する協定」を締結するなど、災害時に多方面から、さまざまな協力をいただけるようになりました。
さらには、一条工務店グループから防潮堤の整備のためにいただいた、多大なご寄附をベースに実施する「浜松市沿岸域の防潮堤等整備事業」の着手式を9月に行いました。一刻も早い実現を目指してまいります。
最後に、東日本大震災への支援につきましては、昨年度に引き続き職員派遣など大船渡市の集中支援を継続しています。また、岩手県大槌町、山田町で発生した災害廃棄物の受け入れを10月に開始したところです。今後も、継続的に支援活動を行ってまいります。
以上「平成24年の主な出来事」を振り返る中で、今年の成果を十分に生かし、今後の市政運営に取り組んでまいります。

平成24年度浜松市医療奨励賞受賞者の決定及び授与式について

医療奨励賞は、市内に所在する医療機関において医療に従事する医師、歯科医師のうち、浜松市の医療技術の向上をはじめ、保健・公衆衛生活動など市民の健康維持等に寄与したと認められる医師、歯科医師の個人又は団体に対して授与するものです。
本制度は、多くの篤志家から医療の振興のためにと、いただいた寄附金を基金として積み立て、昭和50年度に制定した「浜松市医療奨励賞の授与に関する要綱」に基づき、ほう賞金として授与するというもので、今年で38回目となります。
今年度の表彰につきましては、平成24年11月26日(月曜日)に学識経験者からなる選考審査会を開催し、審査した結果、団体4件を受賞者として決定いたしました。受賞者名及びその研究概要については、別添の資料をご覧いただきたいと存じます。
なお、授与式につきましては、新年1月22日(火曜日)午後6時から全員協議会室にて行います。

平成24年の主な出来事について

記者:今、今年1年の出来事について振り返りましたが、市長ご自身、この1年を振り返って、どのようなご感想がありますか。
市長:まだまだ経済環境も厳しい中ではありますが、いろいろ工夫しながら市政運営に取り組んできたと思います。
そうした中で、防災など新たな課題もたくさん出てまいりましたので、引き続き、選択と集中ということに努めまして、必要な施策に取り組んでいくことが大事だと感じております。
記者:今の主な出来事で、市長ご自身として、あえて順番付けと言いますか、上から3つ選ぶとしたら、どれを選びますか。
市長:なかなか上から3つというのは、5つでもよいですか。
記者:5つでも(結構です)。
市長:5つ選ぶとすると、個人的にはまず、ファシリティマネジメント大賞の受賞。これは、大賞を受賞したこともうれしいことなのですが、やはり今、全国的な課題になっている公共施設やインフラの維持管理をどうしていくかということについて、大変重要な課題だと思っていますので、そのことが一定の評価を得られたことは良かったと思います。
それから、やはりこれも日本全体で進めていかなければいけないことですが、浜松市も新エネルギーの導入に、力を入れていこうということで、新エネルギー推進事業本部を発足をさせたことです。
それから、出世大名家康くん。「出世の街 浜松」を今後、展開していきたいです。
そして、やはり新東名の開通と三遠南信の一部供用開始。非常に高い経済波及効果も生んでおりますので、この新しいインフラを活かしていきたいと思います。
あと選ぶとすれば、防潮堤整備の着手式です。一条工務店からお申し出をいただきました300億円を、何としても活かしていきたいと。まだまだ現実には、整備にはいろいろな課題がたくさんありますが、それは県と一緒になって乗り越えて、1日も早く防潮堤を整備したいと思います。

衆議院議員総選挙の結果について

記者:自民大勝という結果に終わりましたが、これについてのご感想と、今後の政権運営に望むことをお聞かせください。
市長:選挙前から、ある程度結果については推測されていましたが、改めて数字等を見ますと、すごい結果だと思います。振り子が今度は、大きく自・公に振れたと感じます。これにはいろいろな要因が報じられていますが、そういうことよりも、今度は自・公の側が、国の重要課題に対して答えを出していかなくてはいけません。(これまでは)決められない政治と言われていましたが、1つ1つ、きちっと真正面から向き合って、答えを出していってほしいと思います。また、安倍先生は、今度が2回目の登板になりますから、前回の反省も踏まえて、しっかりやっていただきたいと、期待も込めて、そう思っています。

中学校生徒の転落死について

記者:市教育委員会の管轄になりますが、先日、第三者調査委員会が、生徒の転落死について、いじめを背後とする自殺と認定したことについてのご感想をお願いします。
市長:私も報告書を読ませていただき、また、教育委員会からの報告も受けました。まずもって本当に、亡くなられた児童の方には、心からご冥福をお祈りしたいと思いますし、今回、その死といじめが関係をしていたということが、結論として述べられましたので、非常に申し訳なく思っています。
報告書を読んでみても、曳馬中学はかなり、いじめの対策について取り組む仕組みは持っていたわけです。生徒のことについて、いろいろ情報共有をする会議が行われたり、生徒とのコミュニケーションのために、生活ノートというものが交わされていたり、あるいは年5回、いじめに対するアンケート調査を行ったりと、それなりの仕組みはできていたのですが、それらが活かされていなかったことが、非常に残念でなりません。いじめに対しては、まず早く発見して対処することが大事だと思います。年中、始終緊張感を持ち続けていくのは、大変なことですので、もう一度この仕組みを見直して、二重、三重にアンテナを高くしていく必要があることを痛感いたしました。
それと、学校だけでは限界があることも感じました。答申にもありました専門家チームの策定や、あるいは今回、塾など地域で、実は学校よりいち早く、いじめの発見をしていたのですが、それがうまく学校側、教育現場に伝わらなかったことも、非常に残念でしたので、今後、そうした地域等との連携を密にしていくことも、大事だと思いました。
いずれにしましても、今回の第三者委員会の答申に基づきまして、教育委員会と一緒になって、こうした問題が二度と起こらないように、しっかり対策を講じていきたいと思います。

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