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更新日:2023年12月1日

2012年7月定例記者会見

2012年7月31日

(鈴木市長コメント)

浜松市原動機付自転車オリジナルナンバープレートデザインの決定について

浜松市では、シティプロモ-ションの一環として、原動機付自転車のナンバープレートについて、『バイクのふるさと浜松』をテーマに、平成24年5月10日から6月15日まで、デザインを公募いたしました。
全国からご応募いただきました、380点の作品の中から、選考委員会での審査の結果、採用作品を決定しましたので、発表いたします。
浜松市中区在住の良知(らち)寛子(ひろこ)さんの作品です。

市長写真

採用の理由といたしましては、

  • 浜松をイメージさせる、さわやかな色合いであること。
  • 「環境にもやさしいバイク」を連想させる、未来志向のデザインであること。

などが挙げられます。
今後、このデザインを元に、原動機付自転車の排気量に合わせた、3種類のナンバープレートを作製して、来年、平成25年1月4日から、交付を開始いたします。
オリジナルナンバープレートは、国産バイク発祥の地、『バイクのふるさと浜松』の都市イメージを全国へ発信していくための、動く広告塔としての役割を果たしてくれるものと期待しております。
また、ご応募いただきました380点のうち、浜松市内からのものは284点。
最高齢は、市内在住の83歳男性、最年少は、市内在住の9歳の男子1人、女子1人でした。
なお、採用作品と優秀作品は、8月25日、26日の2日間、浜松市総合産業展示館で開催される『バイクのふるさと浜松2012』の会場内において、作品を展示いたします。また、イベントの開会式に先立ちまして、25日の午前9時50分から、表彰式を行います。
こちらの会場にもぜひ、足を運んでいただければと思います。

市立高校校長の民間人からの募集について

私は、前回の市長マニフェストに「民間人校長の導入」を掲げ、平成22年度、本市唯一の市立高等学校に、民間からの校長を採用いたしました。
現在の山本秀人校長は、地元金融機関における豊富な人事担当の経験を生かし、キャリア教育の企画・推進に取り組み、3年間の任期を迎えようとしております。
これまでの成果として、生徒の勤労観や職業観が醸成され、特に、「市立の高等学校」の独自性から、「地域社会を学ぶ」をキーワードとした「浜市版(はまいちばん)キャリア教育 浜市(はまいち)ふるさと講座」を展開いたしました。これは、伝統ある浜松市立高等学校の新たな特色となり、県内の高等学校のみならず、全国的にも注目されていると聞いています。
これまで市で進めてまいりました、

  • 幼・小・中・高と一貫して進める「心の耕し」を基盤とする地域社会に貢献できる人づくり
  • スペシャリストの育成等による、高い専門性を身につけた人づくり
  • 自分のよさや培った能力を全国・世界に向けて表現できる人づくり

の3点の人づくりを実現するため、平成25年度も引き続き、市立高校校長を民間から登用することとします。
8月1日から9月14日までの間、公募をいたしますので、次代の浜松の教育を担う逸材の応募を心からお待ちしております。

震災がれきの焼却について

記者:2問、質問させてください。まずは震災がれきの受け入れについて。予定していた流れが一通り終わりましたが、まだ正式な受け入れ表明をしていないことについてどう思われていますか。もう一つは、今後市長としてはどうするおつもりなのか教えてください。
市長:基本的には先日(7月28日)、説明会で皆さまにご報告したとおり、安全性については試験焼却の結果で担保されたと認識しています。ただ、その折にも申し上げたとおり、まだ最終処分場付近の一部の住民の皆さまに、感情的な面も含めて異論があると伺っておりますので、もう少し丁寧な説明をした後に、結論として出したいと思っています。基本的には安全性が担保されたということで、広域処理に向けた準備を進めてまいりたいと思っています。
記者:『もう少し丁寧な説明を』とおっしゃいましたが、具体的にお考えになっていること、あるいは市長としてお考えになっていることを教えてください。
市長:今度、勉強会を開きます。
環境部長:8月6日に、現地で勉強会を行います。放射性物質の考え方や、安全性についての考えについてご理解をいただく努力をします。
記者:勉強会というフレーズが出ましたが、市長として、あるいは市としては、処分場付近の住民の皆さまは何を問題視し、心配していると思いますか。
市長:試験焼却後のベクレルの問題など、まだ認識の差があると伺っております。決して高い数値ではありませんし、浜松で日常的に処理しているものとほとんど変わりませんので、安全性について、もう少しご理解いただく努力をしていきます。それともう一つ、臭いの対策などについても、今後しっかりやっていくということで、ご理解をいただきたいと思っています。

中学生の転落死について

記者:市内の中学生男子が転落死したことに関して、第三者委員会を設置しての調査が始まりました。こうした動きを、市長としてどうご覧になっているのか教えていただきたいのと、最近、知事や静岡市長が、非常に熱くいじめについての意見を表明なさっていますので、市長として、あるいは鈴木康友さん個人として、いじめについての意見がもしあればお願いします。
市長:未来のある、前途のある13歳の子どもの命がなくなったということに対しては、大変残念に思っております。ご遺族のご心中を察しますと、言葉もありませんが、心からお悔やみを申し上げたいと思っています。
今、第三者委員会のお話が出ましたが、ここで転落死といじめの関係も含めて、しっかりとした検証をしていただきたいと思っています。
いじめは、言うまでもなく大変卑劣な、非常に残念な行為であると思っています。浜松の子どもたちには絶対してほしくないと思いますし、仮にいじめられている子どもがいましたら、1人で悩まないで、ぜひ先生、あるいは親、周囲の大人に相談をいただいて、早めにしっかりとした対応ができるようにしていただきたいと思います。(いじめにあっている子の)周囲の子どもたちには、本当は勇気を持って、いじめている子どもたちに注意をしたり、意見をしたりしていただきたいのですが、それがかなわない場合にはぜひ、先生、あるいは周囲の大人にそうした状況を伝えて、いじめにあっている子どもを、仲間を救っていただきたいと思います。いずれにしましても、こうしたことが起こらないように、日常的にみんなでいじめの問題に注意をしていかなくてはと思います。
記者:これまでの学校側や市教委側の対応について、市長はどのように評価されますか。
市長:学校や教育委員会の対応に問題があったということであれば、構造的に変えていかなければいけませんので、そこも含めて第三者委員会にはしっかりとした調査をお願いしたいと思います。
記者:学校と市教委の対応が遅いというか、対応が後手後手に回ったという印象がありますが、その点については。
市長:事件が起こったとき、あるいは起こる前からの状況も含めて、それに学校がどう対応したのか、また教育委員会が、それを受けてどう対応したのかという事実関係を、まず第三者委員会で調査をしていただき、それが遅かった、適切でなかったということがはっきりすれば、それなりの対応を取っていかなければいけないと思います。
記者:第三者委員会に委ねたということですか。
市長:事実関係も含めて調査をしないと、これは軽々しくは言えない話だと思います。
※浜松市では、24時間相談できる「いじめ子どもホットライン」(電話:053-451-0022)を開設しています。いじめを受けている子どもはもちろん、いじめを見たり聞いたりする子も電話できます。

米垂直離着輸送機オスプレイについて

記者:オスプレイですが、浜松市は航空自衛隊浜松基地を抱えていますので、ひょっとしたら訓練ルートとして飛来があるかもしれません。そういうことを含めて、市長ご自身のオスプレイ配備に対しての所見をお聞かせください。
それから、今後、オスプレイについて、市としてどのような対応を取られるのか伺えますか。
市長:訓練ルートに浜松市が入っていることについては、報告を受けておりませんので、直接的な対象地域ではないと認識をしています。
この配備問題については、浜松が対象ではありませんし、これは国の防衛の問題、ひいて言えば、日米安保の問題にも係ってまいりますので、私が特段ここでコメントすることは差し控えたいと思いますが、やはり、今一番懸念されているのは安全性の問題です。オスプレイ自体も機種によって多少の違いがあるとか、いろんな専門家の話もありますので、まずは安全性について国が責任を持って検証していくことが大事ではないかと思っています。
記者:飛行ルートが浜松市にかかるかどうかという点について、情報収集の対応はどのように考えていますか。
市長:航空自衛隊浜松基地には確認を取りました。報告をお願いします。
市民生活課長:浜松の第一航空団司令部の管理部に照会したところ、国の航空幕僚幹部から特段の指示は来ていないということを本日確認しています。

浜岡原発の稼動について

記者:浜岡原発の稼動についての住民投票の動きですが、今回は当事者ではないということかもしれませんが、こういった原発の稼動等について、住民投票を行うということについてはどのように感じられていますか。
市長:私は非常に難しい問題だと思います。住民、あるいは県民の意見を聞くことは、大変大事なことだと思いますが、そのときにどれだけきちっとした情報を持った上で、投票していただくかというところが、大変重要な問題だと思います。
常々私は申し上げておりますが、エネルギーの問題は、非常に複雑な方程式を解くような難しい問題ですので、そうした技術的な面、あるいはいろんな国際社会における日本の立ち位置の問題も含めた上で判断していくことに、住民投票がなじむかどうか少し疑問もありますので、これは知事のご判断を待ちたいと思います。

遠州織物のシャツ(サムライ・シャツ)について

記者:最後に緩い質問ですが、今着られているのは、サムライ・シャツですか。
関連リンク:「サムライ・シャツ武襯衣(MUSHA)」(静岡県)(別ウィンドウが開きます)
市長:そうです。
記者:浜松の産品が、県のある意味ユニホーム的になるわけですよね。そうした動きを浜松の皆さんはどうご覧になっていますか。
市長:知事の肝いりで、今回このプロジェクトが進んでいます。知事もこの遠州の伝統的な綿織を活用し、夏にふさわしい服装を編み出すということで、力を入れていただいています。我々としてもしっかりそれに応えていくということで、今日は庁議がありましたので、私もこれを着てまいりました。これは浜松で行った審査会のときに、私が着たものでして、私もこれが一番気に入っているものですから、これを着用しまして、今日は庁議の中でも各部長にぜひ着用を、とお勧めをしたところです。
なかなか大量生産が難しく、今もう生産が間に合わない状況のようですので、良かったと思います。少し生産されるところも増やしていただければと思います。
記者:現状、浜松市でも全面導入ということはないですか。
市長:あまり強制するものではないものですから。とはいえ、今日は皆さん注文をお願いしますと、お勧めはさせていただきました。

 

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