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更新日:2023年12月1日

2011年9月定例記者会見

2011年9月27日

(市長コメント)

平成23年度 浜松市教育文化奨励賞について

本市では、「浜松市教育文化奨励賞」を設け、市民などの活動を奨励する「地域文化賞」と、国内外において広く活躍する方を顕彰する「浜松ゆかりの芸術家」をそれぞれ授与しております。
本年度の受賞者は、浜松市教育文化奨励賞審査会を経て、地域文化賞に浜風会(はまかぜかい)、MIBU(みぶ)ワークショップ指導者の会の2団体、浜松ゆかりの芸術家に劇団四季俳優の高井治(たかいおさむ)さん、アーティストの鈴木康広(すずきやすひろ)さんの2名に決定いたしました。受賞者及び団体の概要につきましては、資料をご覧いただきたいと存じます。
なお、授与式につきましては、地域文化賞は10月11日、火曜日、午後3時から市長室にて行います。浜松ゆかりの芸術家については、現在調整しております。
また、浜松ゆかりの芸術家については、来年度、受賞を記念する事業の開催を検討しております。記念事業の時期及び内容について決定次第お知らせします。

「世界創造都市フォーラム2011 in HAMAMATSU」の開催について

本年11月19日に、「世界創造都市フォーラム2011 in HAMAMATSU」を開催いたします。
このフォーラムは世界の音楽創造都市の事例をもとにその経験や情報を参加者と共有し、浜松市をはじめ、今後の音楽創造都市の具体像を探求していくものです。
音楽創造都市としてイタリアのボローニャ市、イギリスのグラスゴー市から文化政策担当者をお招きし、創造活動とまちづくりの事例発表をしていただくとともに、上海市からの学識者を交え、パネルディスカッションを行います。
フォーラムは同時通訳により進行しますので、どなたでも気軽にご参加いただけます。
なお、プログラム詳細や参加申し込み方法につきましては、別添資料の通りでございます。

平成23年度浜松市教育文化奨励賞について

記者:鈴木康広さんは「アーティスト」とご説明があったのですが、もう少し具体的な表現はありますか。
担当部長:ご本人からは「アーティストと紹介してください」と要望があります。さまざまな資料で、いろいろな形でご紹介されているかと思いますが、確認をとっていますので、アーティストということで(お願いします)。
記者:わかりました。

「世界創造都市フォーラム2011 in HAMAMATSU」の開催について

記者:今回ボローニャ市とグラスゴー市の2つの都市を選んだことに対し、もし特別な経緯がありましたら教えてください。
市長:これには大きく2つの理由があります。
1つは、浜松市が音楽をテーマに創造都市への活動をしていること。
もう1つは、浜松市はユネスコの世界創造都市ネットワークへの加盟の申請をしているのですが、審査の中で浜松がどういう取り組み、活動をしているかということが非常に焦点になるということ。実は、ユネスコの音楽分野での主な加盟都市が、ボローニャ市とグラスゴー市であり、今回のフォーラムは、浜松の意気込みを示すために先輩都市の取り組みを紹介していただくということです。
こうした理由から2市をお呼びするということになります。
記者:これからユネスコの世界創造都市の加盟を申請するのですか。
市長:既に申請をしています。
記者:申請したのは、いつですか。
担当部長:3月25日に申請書は提出しています。現在審査中です。
市長:ユネスコも含めて、国際機関のいろいろな取り組みにつきましては、申請者がどれくらいの意気込みを持っているかということも、審査の中で非常に大きな比重を占めます。取り組みをアピールすることが、実は非常に大事です。
1年ほど審査期間があるのですが、その間、浜松がしっかりやる気を持って取り組んでいることをアピールをしていく必要があります。
記者:審査結果は、来年の3月ぐらいに明らかになるということですか。
担当部長:3月ぐらいになるか、もう少し早目になるかはまだわかりませんが、概ね1年で通知がされるということです。
記者:世界創造都市への加盟が受理されると、行政やまちづくりに対し、具体的にどのようなメリットが考えられますか。
市長:創造都市は、いわゆる市民の創造的な活動によって、都市の活力を導き出すという概念です。浜松はもともと楽器のまちですから、それをベースに音楽の都市として紹介していこうと、市を挙げて取り組んでいます。
ユネスコの加盟申請が認められれば、今世界でも、ボローニャ、グラスゴー、スペインのセビリアとベルギーのゲントの4つしかない音楽の都市になります。
申請が認められるとアジアで初となりますので、国内外に向けて浜松が音楽の分野で先進的取り組みをしていることを、非常にアピールしやすくなります。また、そういう国際的なネットワークへの加盟は、今後の市のいろいろな施策にも大きくプラスになると思います。
記者:世界創造都市フォーラムというこういう名称で、こういうイベントを行うというのは、今回が初めてですか。
市長:浜松では、初めてです。
記者:今回は音楽の創造都市と、音楽に特化したイベントを行うということで、世界創造都市フォーラムというものとしては、単発の企画ではなく、これからもこういう名称で続けていかれるご意向はありますか。
市長:まだそこまでは考えていません。
担当部長:先ほど市長からもご紹介をさせていただきましたように、今回は申請中であることから、浜松の意気込みを示す一つの形として開催します。
市長:ユネスコの創造都市の中でもいろいろな会議や活動がありますから、浜松市も参加が決まれば、そうした国際的な取り組みにも関与をしていくということになると思います。そういう継続性は、あるということです。
記者:審査はユネスコ自体がするのですか。
市長:そうです。

浜岡原子力発電所について

記者:牧之原市議会が浜岡原発の永久停止を決議しました。それについて市長はどのように思いますか。
市長:牧之原市については、原発の施設のある近隣の自治体として、私は一定の理解はできますが、前にも申し上げたとおり、エネルギーの問題は、極めて複雑な構造を持っています。
私は、国のエネルギー政策基本法の作成に大きく関与しましたが、そのときに日本のエネルギーのことについてはいろいろな議論をしました。そして電力の安定供給とCO2排出量を削減する環境適合、それからコストをできるだけ抑えるという意味で、市場原理の活用。この3つの方針を出し、国はエネルギー計画をつくってきたのです。
その中で、原子力、火力、それから自然エネルギーをうまく組み合わせるベストミックスという形で、安定供給とCO2排出量の削減、コスト抑制を実現するというのが国の方針として出てきたわけですが、今回安全性の問題で原子力が大きく問われています。
これはやはり、国としてエネルギー政策全体を見直す必要があると思います。原発を止めることになると、当面、代替電源としては火力になりますが、そうするともう、京都議定書のCO2削減目標は恐らく守れなくなります。国際社会に対して、国としてどのようにそれを伝えるかという課題も出ますし、また、コストが上がるという問題も出ます。上がるコストを、どう電力料金に転嫁するか。ただでさえ今、日本のエネルギーコストは高いと言われており、企業の海外流出を加速させることにもなりかねません。
このようにエネルギー問題は、本当に多面的に考えなければいけないわけです。浜岡だけではなくほかの原発、強いては国全体のエネルギー政策に係ってきますので、まずは国としてきちんとエネルギー基本政策を見直す必要があります。
エネルギー政策に関わってきた者として、私はそういう感覚を持っています。ただ、首長としてできることをやろうということで、自然エネルギーの比率をできるだけ高めることや、省エネへの取り組みを推進するといったことは我々の責任として取り組んでいます。この基本姿勢は、前と変わりません。
ただ、浜松市と牧之原市という、置かれた地政学的な場所の問題もございますので、西原市長が永久停止の発言をされたことについては、一定の理解はしたいと思います。
記者:今一定の理解とおっしゃいましたが、その理解とは、永久停止すべきということに理解ということでよいでしょうか。
市長:原発のすぐ脇に位置する牧之原市の立場として、安全性を重視し、永久停止してほしいとアピールすることは理解しなければいけないと思います。
記者:国の政策は別にして、浜岡原発に限って永久的に止めることは、基本的に市長としては賛同するということですか。
市長:いや、今申しましたように、これは大変大事な決断になります。国のエネルギー政策全体を揺るがす問題になりますから、私は軽々に発言をできる立場にはありません。私が総理大臣であれば、一定の見識を述べたいと思いますが、残念ながら私は今そういう立場にありませんので。
1個を変えると、全部変えなければいけなくなることですので、やはり国として、責任を持った見解を出してほしいという立場です。
エネルギーの問題は、とても複雑な構造を持っています。だから、あまり簡単な発言は、私はできません。
記者:牧之原市の議決、牧之原市長の発言は、牧之原市の立場としては理解できるということですか。
市長:そうです。原発がすぐ脇にあるということを考えれば、ああいうアピールをされたことについては、理解したいと思います。

台風15号の影響について

記者:都市部にも避難勧告が出ました。市民の4分の1ぐらいが対象になる勧告になりましたが、影響や現状の検証は、その後されているのでしょうか。
市長:今、避難勧告後のいろいろな状況も含めて、検証活動をスタートさせています。
記者:(避難勧告の出た河川の)流域の人たちに聞くと、(勧告が)出たこと自体を知らなかったり、避難の意味がわかっていなかったりという状況でした。そのあたりの伝達の部分や、実際にどこかに避難をするにしても、容量の問題など、考えなくてはいけないことがあるのではないかと思うのですが。
市長:はい、それはとても大きな課題だと思っています。これは浜松市だけではなく、もっと大きな規模でいけば、名古屋市なども今回そうした課題に直面しましたが、これは都市部全体が抱える課題だと思いますし、大きな避難勧告を出す場合、その伝達方法や避難方法をどうするかということは、真剣にこれから考えていかなければいけないことです。
今あるメディアとして、メールやブログ、あるいは同報無線など、いろいろな形での伝達はしていますが、最終的には原始的かもしれませんが、伝達網をつくり、各戸にきちんと伝わるような取り組みをやっていかなければいけないと思います。それはこれから検証の中でしっかりやっていきたいと思っています。
記者:山間部は、これまでの経験の蓄積もあり、意外とうまくいったと思います。一方、都市部では人数も多く、伝達の手段としてもスピーカーがないなどの課題浮かび上がった。市としては、このことに対して検証し、何らかの対処を考えていますか。
市長:行政としてできる限界がありますから、地域の皆さんと協働でやっていかないと、なかなかきめ細かなところまで行き届きませんので、今後しっかりと市で検証し、地域とともに取り組んでいきたいと思います。

吉本興業「はままつ新喜劇」について

記者:昨日大阪で新喜劇の記者会見をされましたが、舞台に向けて、ネタの打ち合わせや、笑いの研究などはされていますか。
市長:いえ、全く。私は全ての公演のうち2回だけ、ちょこっと出るのです。本当に飛び入り参加みたいな格好になるらしく、何をしなければいけないのかも、前日にならないとわからないということです。ですから、全く何も準備はしておりません。(私が出る回以外の)普通のストーリーはそれで完結をしている中で特別に出るものですから。そんなに大したポジションではないと思います。
記者:新喜劇などは、よく見られますか。
市長:昔からよく見ていました。個人的に好きです。

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