緊急情報
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更新日:2025年12月24日
2025年12月18日
(中野市長コメント)
昨日、令和7年第4回市議会定例会が閉会しました。今回の議会では、天竜区船明地区および山東地区の浸水対策などの安全・安心・快適なまちづくりや、ひとり親家庭等自立支援手当支給など子育て環境の充実に要する経費のほか、物価高対応子育て応援手当の支給、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した事業の実施に要する経費などの補正予算をはじめとして、当局から提案した議案について、議会で慎重に審議いただいた結果、全て可決いただきました。
とりわけ現下の物価高騰への対応について、国における電気・ガスの支援やガソリンの暫定税率廃止などの施策とも連携を取りつつ、一体として、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した支援を行うことにより、物価高対策の効果の最大化を目指し、今回、生活支援商品券の配布やプレミアム付商品券の発行、学校給食費の食材料費高騰対策などを追加したところです。このように、浜松市の実情に応じ、スピード感を持って、物価高騰から市民の皆さまの暮らしを下支えする取り組みを進めていきたいと考えています。
また、本会議の代表質問や一般質問では、中心市街地の活性化、物価高騰に対応する支援、若者の声を形にするための取り組みをはじめとして、産業、子育て・教育、環境、福祉など市政の各分野について多数の質問をいただき、それに基づいて議員の皆さまと活発な議論をさせていただきました。今回の各種議論を通じて、いただいたご意見、ご要望、ご指摘については真摯に受け止め、今後の市政運営に取り組んでいきたいと考えています。
1年の締めくくりにあたり、浜松における主な出来事について振り返ります。今年は、天竜川・浜名湖地域12市町村合併から20年という節目の年でした。7月にサーラ音楽ホールで開催した記念式典を皮切りに、市内各地で合併20周年の冠を付けたさまざまなイベントが開催されました。11月には、メインイベントとなる「わがまちHAMAMATSU20祭」を渚園で開催し、市内外の多くの皆さまにご来場いただきました。市町村合併を経て大きくなった浜松市全体の魅力を再認識していただく、良い機会になったと思っています。
その他、4月にはテレビ放送開始から30周年を迎えた「エヴァンゲリオンシリーズ」とコラボした「シン・ハママツ計画」がスタートしました。
また、9月には大阪・関西万博へ浜松市単独で出展し、「音楽の都・浜松」コンサートを開催しました。これを通じて浜松市の魅力やポテンシャルの高さを広く全国、世界の皆さまに発信することができ、浜松市への誘客や興味・関心につなげることができたと考えています。
こうした明るい話題があった一方で、防災対策の面では、7月にロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする地震に伴う津波警報、8月には記録的短時間大雨情報が発表され、該当地域に避難指示を発令しました。市民の皆さまには的確に避難行動に移していただけたと思っていますが、あらためて災害対応の点検や見直し、安全・安心の確保に向けた取り組みを進める機会になったと考えています。
今年は、10年先の理想の姿や取り組みの方向性を示す羅針盤である総合計画基本計画のスタートの年でもありました。来年も引き続き、この計画に盛り込んだ施策を着実に実施するとともに、市民の皆さまをはじめ、企業・団体の皆さまとともにオール浜松で「元気なまち・浜松」の実現に向けて取り組みを進めていきたいと考えています。
明日12月19日から、浜松市の中山間地域の愛称を決定するためのオンライン投票を開始します。
浜松市の中山間地域は、市全体の面積の約65%を占めており、豊かな自然環境、多様な生態系や歴史、文化などが息づく地域です。中山間地域は、地域住民の生活はもちろんのこと、水、電力、CO2吸収、酸素供給などを通じて都市部の人々の生活も支えており、「みんな」にとって重要な地域です。
こうした背景を踏まえ、「みんな」が中山間地域により親しみをもち、身近に感じてもらえるよう、今年の5月15日から7月31日にかけて、中山間地域の愛称を募集しました。その結果、市内外の505名の方々から695点の応募をいただきました。
愛称は、応募いただいた695点のうち、庁内での審査により絞り込まれた5点の中から、市民の皆さまによるオンライン投票を経て、決定します。
候補となる5点は、「いなてん」「はまさと」「オクハマ」「はまのもり」「サトハマ」です。ぜひ多くの皆さまに投票していただきたいと考えています。投票期間は12月19日から令和8年1月20日までの約1カ月間です。オンライン投票に必要なURLや二次元コードについては、市の公式ホームページや広報はままつ1月号などでご案内します。愛称については、投票結果を踏まえて決定し、来月の定例会見で発表します。
一人でも多くの方に投票いただき、中山間地域を身近に感じられる愛称が決まることを期待しています。
浜松市社会福祉功績者表彰は、民生委員・児童委員、保護司、人権擁護委員、社会福祉事業関係者、ボランティア活動団体など、長年にわたって社会福祉の増進に尽力された方々の功績を顕彰し、市民の福祉に対する理解を深め、社会福祉の発展に資するため表彰をするものです。
この表彰は「浜松市社会福祉功績者表彰要綱」に基づくもので、昭和60年に始まり、今回で41回目となり、昨年度までに386名・39団体の皆さまを表彰しました。
今年度の功績者は、保護司の生熊伸羊様をはじめ、4名・2団体です。表彰式は、令和8年1月29日(木曜日)に浜松市福祉交流センターで開催する「第48回浜松市社会福祉大会」の席上において行います。
医療奨励賞は、市内に所在する医療機関において医療に従事する医師、歯科医師のうち、浜松市の医療技術の向上をはじめ、保健・公衆衛生活動など市民の健康保持などに寄与したと認められる医師、歯科医師の個人または団体に対して授与するものです。
本制度は、多くの篤志家の皆さまから医療振興のためにいただいた寄付金を基金として積み立て、昭和50年度に制定された「浜松市医療奨励賞の授与に関する要綱」に基づいて行っており、今回で51回目となります。
今年度の表彰については、11月27日に学識経験者からなる選考審査会を開催し、審査した結果、2件を受賞者として決定しました。授与式は1月29日(木曜日)午後6時から、市役所本館5階の秘書課応接室にて行います。

記者:先ほど今年の出来事をご説明いただきましたけれども、「今年の漢字」を挙げていただければと思いますが、いかがでしょうか。
市長:先般、清水寺で発表された今年の一字は「熊」だったと記憶しています。次点が「米」であったという話も伺い、世相を反映した漢字だと思いました。浜松市にとって今年がどのような1年であったかを振り返りますと、今年は昭和100年や戦後80年であり、日本とブラジルの外交関係樹立130周年、そして12市町村合併から20年という「節目の年」でした。そうしたことから、「節」を選びました。これまでの来し方を振り返るとともに、先に向けて新たに踏み出す年になったと思っています。竹も「節」があるからこそ、すくすくとまっすぐ、しなやかに育ちますので、この節目の年を大切にしながら、これからも浜松がさらに素晴らしいまちに発展していくことを願っています。
記者:先ほど主な出来事を27件挙げていただきましたが、市長として最も印象に残った出来事があれば教えてください。
市長:いずれも今年しかない出来事だと思っていますので、どれも印象深いのですが、あえて挙げるとすれば、大阪・関西万博への出展でしょうか。「一生に一度の万博だ」と言われる中で、大阪での開催は55年ぶりでした。当初は開催を危惧する声もありましたが、最終的には非常に盛り上がりました。前回の大阪万博は、私が生まれた年ですので、もちろん行っておりませんし、記憶にもないのですが、今回は「一生に一度」の機会として、シャインハットホールを1日貸し切って、「音楽の都・浜松」コンサートを開催しました。ヤマハ、カワイ、ローランドの皆さまのお力をお借りし、昨年の浜松国際ピアノコンクール優勝者の鈴木愛美さんにも演奏いただいて、大変素晴らしいイベントになりました。それによって多くの浜松ファンを獲得できたという点で、非常に思い出に残る出来事となりました。それ以外にも、合併20周年のイベントも素晴らしかったですし、聖隷クリストファー高校が夏の甲子園へ悲願の出場を果たしたことも非常に盛り上がりました。ヤマハ野球部は残念ながら都市対抗野球は準決勝敗退でしたが、社会人野球は日本一を獲得されました。また、ブラジル人の方々と浜松まつりで凧を揚げ、パレードを盛大に行ったことや、夏にはインドを訪問して連携の道筋をつけることができたなど、思い出したらきりがありませんけれども、いずれも印象に残る出来事ばかりで、非常に思い出に残る1年となりました。
記者:先ほど「節目の年として、先に向けて踏み出す年になった」とお話がありましたが、今年を踏まえて、来年はどのような年にしたいとお考えでしょうか。
市長:総合計画基本計画が新しくスタートした年であり、スタートダッシュということで、今年度は当初予算において過去最大規模の予算を組みまして、今年種まきをしたことも多々ありました。来年は、今年まいた種が着実に芽を出すような年にしたいと考えています。行政としての取り組みはもちろんですが、中心市街地への企業進出や常葉大学の移転など、地域の経済も大きく動き始めています。このタイミングを逃すことなく、街のにぎわい、成長、持続可能性につなげていきたいと考えています。来年度予算の編成もこれから本格化します。市民の皆さまの暮らしをより良くするために必要なことを最大限盛り込み、来年も良い年になるようにしていきたいと思っています。
記者:先ほど市長から中心市街地の話がありましたが、先日中心市街地活性化ビジョンが初めて示され、中心市街地活性化基本計画は約10年ぶりの策定、来年1月には内閣府に申請されるということですが、市長はどのような中心市街地を目指していきたいか、あらためてイメージを伺えますでしょうか。
市長:中心市街地についてはいろいろな意見をいただきますが、浜松駅という新幹線の駅を降りて目の前に広がる中心市街地がどうなっているかは、まち全体の勢いや活力、魅力を測るバロメーターであると考えています。中心市街地は「まちの顔」であり、ここが元気でなければ街全体の活力を高める足かせになると思っていますので、「まちの顔」としても中心市街地を活性化することによって、市外から訪れる方々にも「浜松は良いまちだ」と感じていただけるような中心市街地を作っていかなければならないと思っています。それにあたって、中長期的な在り方としてのビジョンを描き、そのビジョンのもとで、まず取り組むべきことを計画として策定する作業を進めています。年明けに計画の申請も行っていきたいと思っています。併せて、計画の認定を受ければ、来年度からが具体的なスタートとなります。来年度からは中心市街地活性化の専任組織として「まちなか政策課」を設置し、そこを司令塔として部局横断的な取り組みを進めていきたいと思っています。ただ、中心市街地の活性化は市だけで成し遂げられるものではありません。民間事業者の皆さまがいかに投資し、活性化のための取り組みをされるかが重要です。幸いにして、常葉大学の駅南への移転や企業のオフィス進出など、民間の動きが活発化しています。こうした機運を後押ししつつ、連携しながら街中の活性化につなげられるように、これから規制緩和や財政的支援などの仕組みを構築していきたいと思っているところです。
記者:昨日、市議会で補正予算案が可決されました。プレミアム付商品券について、非常に関心が高いという印象を受けますが、実際にはどのような反響があったのでしょうか。
市長:いろいろなところから声をいただいていまして、物価高騰に対する支援・下支えとして打ち出したプレミアム付商品券、高齢者や住民税非課税世帯向けの生活支援商品券に対し、「一日も早く」という期待の声を多数いただいています。これから具体的に事業者の選定などを進めていきますが、お約束しているタイミングより少しでも早く市民の皆さまにお届けできるよう取り組んでいきます。お待たせして申し訳ありませんが、発行・配付が始まりましたら大いに活用していただきたいと考えています。最終的には、物価の緩やかな上昇と賃金上昇の好循環がもたらされることが目指すべき姿です。これから来年の春闘に向けた動きも出てくると思いますが、好循環を生み出すような仕組みについて、市としても応援しつつ、多くの皆さまに考えていただき、行動に移していただければと思います。
記者:先日の会見では、おこめ券に関しては見送るとの発言がありました。静岡市も含め県内でもお米券を見送る動きがありますが、これについてはどのようにお考えでしょうか。
市長:おこめ券は有力な選択肢の一つとして検討しました。既存のプラットフォームを活用できるため、速やかな支援につながる点が一番魅力的でしたが、全国的にさまざまな議論がある中で、使用期限の設定やそれに伴って一から印刷をする必要があるなど、いつまで待てばよいか分からず、不透明な部分があって、より使い勝手が良い、独自の商品券配付に舵を切ったところです。国からの臨時交付金の1人3,000円相当の特別加算については、食料品の物価高騰を踏まえた生活支援だと思っていますので、分かりやすい形で市民の皆さまの生活を応援したいと考えています。今回はおこめ券は使いませんけれども、制度の趣旨や利用開始時期については、これから市民の皆さまにしっかりとお伝えしていきたいと思っています。
記者:他自治体のことですが、伊東市について、前市長の学歴詐称の騒動から議会の解散があって、日曜日の市長選で元市議会議員の方が新市長に当選されました。同じ首長として、この一連の流れをどのように見ていらっしゃいましたか。
市長:自治の話ですので、部外者である私が言及すべきことではありませんが、半年間にわたって行政が停滞していたことは事実だと思います。物価高騰をはじめとして市民の皆さまの生活に大きな動きがあり、夏にはカムチャツカ半島付近の地震の影響で津波警報が発令されるなど、さまざまな動きがある中で、行政が停滞していたわけですから、新たな市長が決まり、それに先立って市議会の構成も決まっていますので、一日も早く、次に向けた歩み出しをしていただくことを期待しています。
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