緊急情報
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更新日:2025年9月4日
2025年8月29日
(中野市長コメント)
今年は日本とブラジルの外交関係樹立からちょうど130周年の節目の年となります。これを記念して、5月の浜松まつりにおいて、記念凧を制作し、ブラジル人市民の皆さまと一緒に凧揚げを行うとともに、浜松市消防音楽隊との協力により街中での記念パレードを在浜松ブラジル総領事館やブラジル人市民の皆さまと一緒に実施しました。200人を超えるブラジル人市民の皆さまが街中を消防音楽隊とともにパレードし、130周年の記念の年を盛り上げてきました。それに加え、9月6日(土曜日)の午前11時から雄踏総合公園内の芝生広場において、ブラジルの国花であるイペーの木を15本植樹します。このイペーの木は、在浜松ブラジル総領事館のガルシア総領事をはじめ、総領事館の皆さまから寄贈をいただくもので、浜松とブラジルとの友好の象徴となります。
また、翌日(9月7日)が、ブラジルの独立記念日でもあることから、9月6日(土曜日)夜間には、浜松城公園中央芝生広場において、ナショナルデーイベントとして、浜松城のライトアップと点灯式が在浜松ブラジル総領事館の主催によって開催されます。
日本とブラジル両国の友好交流年を祝うイベントとして一層盛り上げていくためにも、ぜひ多くの皆さまにお越しいただき、ご覧いただきたいと思います。
天竜川・浜名湖地域合併20周年記念の第22回浜松シティマラソンを令和8年2月15日(日曜日)に開催します。
第22回大会は、ハーフマラソン、5キロ、1.5キロの3種目で、合わせて8,500人規模となります。9月1日(月曜日)からランナーの募集を開始します。
今大会のトピックスとして2点ご紹介します。
1点目は、部門の見直しです。ハーフマラソンと5キロの種目において、男女ともに70歳以上の部門を創設します。これにより、70歳以上の方々にとっては表彰を目指しやすくなるため、さらなるモチベーションアップに繋がると考えています。
加えて、1.5キロファミリーの部において、参加資格を1組2名から4名に広げます。これにより、チーム編成に柔軟性が生まれ、より多くの方に参加いただけるようになると考えています。
2点目は、大会応援サポーターとして、浜松にゆかりのある、1人と1組をお迎えします。
まず、柔道 橋本壮市選手です。昨年のパリオリンピックにおいて、柔道個人銅メダル・団体銀メダルを獲得された、本市を代表するトップアスリートです。次に、お笑いコンビのジョイマンさんです。現在、本市の広報番組で活躍をいただいているところです。また、先日も市役所にご訪問いただいたところですけれども、今回浜松シティマラソンにおいても大会応援サポーターとして盛り上げていただきます。
このほか、大会ボランティアの募集も行います。大会の開催にあたっては、ランナーを支えるボランティアの皆さまのお力が不可欠です。ぜひ多くの皆さまのご協力をお願いいたします。
多くの皆さまに選手またはボランティアとしてご参加いただくことを心からお待ちしています。
家庭系ごみについては、定期的に平均排出量の実績状況について報告をさせていただいているところですが、本日は、今年に入り半年経過時点での状況を報告させていただきます。
本市では、令和10年までに家庭系のごみ排出量を「一人1日あたり404グラム」以下に減らすことを目指し、昨年から「Go!みんなで404チャレンジ」キャンペーンを展開し、市民の皆さまとともにごみの減量・資源化に取り組んでいます。その結果、今年1月から6月までの上半期の家庭ごみの一人1日あたりの排出量は429.7グラムで、前年の実績と比べると、23.1グラム減少しています。また、今年の目標値441.5グラムと比べても11.8グラム下回っている状況で、今年の半年経過時点では、目標を達成しています。
大変良い状況だと思っていますが、この上半期の状況に安心せず、今後も市民の皆さまと協働しながら、さらなるごみの減量・資源化に取り組んでいきたいと考えています。引き続き市民の皆さまのご協力をお願いいたします。
なお、この家庭ごみの状況については、先に条例改正をしている家庭ごみ有料化にも絡んできますけれども、現在のごみ減量の達成状況を考え、直ちに有料化を実施する状況ではないと判断をしています。1年間の達成状況や排出量の結果も把握をしながら、今後の有料化の判断をしていきたいと考えているところです。1年間を通じた排出量の結果、状況については、改めて年明けにご報告させていただきます。
本市はウエルネスシティの実現を目指し、浜松ウエルネスプロジェクトを積極的に推進しています。
今回、その一環として、市民の皆さまにウエルネスを身近なこととして体感していただけるイベント「浜松ウエルネスウィークエンド2025」を9月20日(土曜日)・21日(日曜日)に開催します。
本イベントは、9月19日(金曜日)から21日(日曜日)に世界各国で同時開催されるウエルネスの祭典「国際スポーツ&ウェルネスウィークエンド2025」に登録しています。今回は、プレ葉ウォーク浜北を本会場とし、初めての取り組みとして市内4カ所のサテライト会場においても、連携してイベントを実施します。
どなたでも気軽に参加でき、健康に関する最新情報や正しい運動方法などを体験いただく機会を用意していますので、ぜひご家族やお友達とお誘い合わせの上、ご来場ください。多くの市民の皆さまのご来場をお待ちしています。
記者:浜松城のライトアップは昨年も行われまして、非常にきれいな緑色と黄色が照らし出されたのは記憶に新しいところです。このライトアップは9月上旬の恒例行事になっていくような気がするのですが、来年以降の見通しは決まっていますか。
市長:実は昨年も今年も、浜松城ライトアップイベントについてはブラジル総領事館が主催で行っていますので、市でコントロールできるものではないですが、昨年は多くのブラジル人市民の皆さまや日本人市民の皆さまに集まっていただきました。浜松城の真下でやったところ、集まりすぎて危なかったので、今回は開催場所が芝生広場に移りますけれども、本当に良いイベントだと思っています。できれば、継続的にやっていただけるように総領事館ともお話をさせていただきたいと思っているところです。
記者:グラフを拝見すると、ずっと右肩下がりで素晴らしい結果となっていますが、なぜ減り続けているのか理由が分かりましたら教えてください。
市長:全国的な傾向としても減り気味に推移しているようです。最近の物価高騰もあって、「極力ごみとして出さない、使い切ろうという意識が市民の皆さまに浸透してきているのではないか」と分析される方もいらっしゃいます。それも含めて全国的に減っている傾向にありますが、本市はさらに減少傾向が大きくなっていると思っていまして、それはまさにごみ有料化の議論からスタートして、市民の皆さまと一緒になって取り組んでいる「みんなでGO!404チャレンジ」をはじめとする、ごみ減量の取り組みが効果を表し始めてきている成果じゃないかと思っています。全国的にごみを減らすことに加えて、本市では、例えば剪定をした木をごみに出すのではなく、緑のリサイクルに出していただくための回収拠点の数を増やしたり、市役所の1階にもあるリサイクル・リユースのための回収ボックスをいろいろな拠点に置き始めたりと、「捨てればごみだけれども分けて箱に入れれば、リサイクル・リユース」という感覚も浸透してきているのではないかと思っていまして、そういった市民の皆さまの一人一人の意識変革、行動変容の成果が出てきているのではないかと思っています。
記者:ごみ袋が有料化されると、やはり痛いところがありますけれども、それを避けたいという市民の努力の表れのようなものが出てきているということでしょうか。
市長:もちろん市としてもごみ有料化に向けた条例改正までは終え、実際どうスタートするのか、しないのかというところまできていますので、一人一人が頑張ることによって、家計に跳ね返ってくるごみの有料化を先延ばしにする、あるいは止めることに繋がるという意識も、ごみを減らそう、リサイクル・リユースに回そうという一つのインセンティブにはなっているのだろうと思っています。
記者:市長は先ほど「物価高騰を受けて、使い切ろうという市民の意識の浸透がごみの排出量減少の要因の一つではないか。」とお話されていましたが、一方で市民の消費に対して、ごみの排出量が減るのは良いですが、消費に関してだいぶ減退している、消費意欲が低下しています。その見解についてお聞かせください。
市長:物価指数が上がっているのは間違いないですが、それによって消費量として今どのような傾向であるのかについては、特に市内に限ったデータがあるのかどうかも含めて私も把握をしてないので、何ともコメントしづらい部分がありますけれども、確かにおっしゃるとおり、同じようにものは買うけれども、きちんと使い切って無駄のないように消費量を減らすという方向に動いているとすると、なかなか市民生活は非常に厳しいことにもなってくると思います。市としては市民生活をしっかり支えていくことも考えなければなりません。またいろいろなご指摘を踏まえて、データを見ながら、必要に応じて市民の皆さまの消費生活の支えをどういった形でやるのか、やらなければいけないのかも考えないといけません。先日の定例会見でプレミアム付商品券を実施すると発表させていただきましたが、これも市民の皆さまの消費生活の支えの一助になればということで実施させていただきます。ご指摘のような消費の減少が如実に表れてきているということであれば、さらなる支援策についても今後考えていかなければならないと思います。
記者:街のにぎわいについて、市長から見て、ここ最近で変わったなどの感覚はありますか。
市長:街中を歩いている方々の数については、少し波があるように思いますけれども、以前と比べて街中のにぎわいは、かなり戻ってきているような気はしています。市役所1階にあるエヴァンゲリオンの立像を見に、多くの皆さまに来ていただいていますが、市役所の駐車場がいっぱいになっている感じでもないことを考えると、多分街中を歩いて来ていただいて、エヴァンゲリオンを見て、また街中を散策しながらお買い物、お食事に繋がっているのだろうと思っています。そういう点では、直ちに家計の厳しさが街中のにぎわいを失わせる方向に直結するわけではないと思いますけれども、物価高に合わせて給料が同じように上がっていかないと、消費を控えることにつながってくるでしょうし、今は大阪・関西万博やエヴァンゲリオンもあって、周遊してお金を使っていただける方もいらっしゃると思いますが、これで大阪・関西万博が10月13日(月曜日)に閉会して、エヴァンゲリオンの立像も年明け1月いっぱいぐらいで市役所からいなくなるので、その先、継続してにぎわいを確保する、街中でお金を使っていただく環境を作っていくためには、さまざまな手を打っていかなければならないと思っています。その一部が今回のサイクルツーリズムをはじめとする、まちなかのにぎわい創出にもつながってきています。
記者:前大会から見直した点が大きく2点あるかと思いますが、見直しをした主な理由をお聞かせ願えますか。
市長:浜松シティマラソンは安定的に出場ランナーの方に登録をいただいていまして、昨年も8,000人を上回るランナーの方に応募いただきました。ただ、あちらこちらでシティマラソンが開催されるようになって、より多くの皆さまに参加していただくためには、魅力を上げる、さらには参加しやすい環境を作ることも必要になってくると思っています。そういったこともあって、今回より多くの皆さまに楽しんで参加していただく、目標を持って参加していただけるような環境をということで、部門の編成について見直しをさせていただきました。
記者:市長が今まさにおっしゃられたように、シティマラソンは市外でもいろいろなところで開催されるようになりまして、一方でボランティアの確保が課題になっている大会も多いように思います。今回どのくらいの規模のボランティア募集を想定していて、何か呼びかけとして考えているものがあればお聞かせ願いたいと思います。
市長:昨年の例で申し上げると、先ほど出場者の方は8,000人ほどと申し上げましたが、ボランティアの方にも1,000名以上の方に関わっていただきました。今回22回目になりますけれども、浜松シティマラソンは多くのボランティアの皆さまの支えによって成り立っているのが実情ですので、今回もぜひ多くの皆さまにご協力をしていただかないと運営が厳しいというのは正直なところです。ただ、これまで20回を超えてやってきたことにより、毎年のように応援していただける方、出場よりもボランティアとして関わることを楽しみにされている方も大勢いらっしゃいます。また、今までは関わってこなかったけれども、「浜松シティマラソンは全国的に見ても取り上げられる面白いマラソン、市民を挙げてのマラソンだからボランティアとして関わってみよう」という新しい層の発掘もしていきたいと思っています。そういったこともあって、今回応援サポーターをお願いして、より盛り上げていただこうと思っています。これからも継続的に浜松シティマラソンを続けられるように、本市では「する・みる・ささえる」スポーツの振興を図っていますので、多くの皆さまに走る側だけでなく、支える側にも関心を持っていただきたいと思っています。
記者:特段、規模などは決めているものがあるわけではなく、できるだけ多くの方々に参加していただくというお考えですか。
市長:はい。昨年は1,000人ほどのボランティアの皆さまのご協力で成り立っていますので、同じぐらいの人数の方にぜひご協力いただきたいと思っています。
記者:自民党が総裁選の前倒し意向について、来月の上旬にも公表することになっていますが、市政への影響などを含めてどのようなお考えでいらっしゃるのか一言お伺いできればと思います。
市長:自民党の総裁選が直ちにどう影響するかについては、なかなか難しいところがあるとは思いますけれども、先日の参議院選挙で衆議院・参議院ともに少数与党になったということで、これからおそらく秋も臨時国会があるのだろうと思いますけれども、通常国会・臨時国会も含めて、さまざまな施策が果たして本当に国会での多数の理解を得られながらうまく進んでいくかどうか非常に心配しているところです。これで来年度の概算要求も締め切りになりますが、概算要求が締め切られたこの予算が、政府案として形作られても果たして国会を通るのか、ただ一方で、トランプ関税の影響や人口減少に伴う働き手不足が地域経済産業に与える影響、また物価高騰が市民の皆さま・国民の皆さまの消費生活にどれだけ影響を及ぼすかなど、さまざまな課題が山積していて、停滞があっては、地方行政としても、また市民の皆さまの生活、市内企業の皆さまの経済活動という点でも、非常に課題も大きくなってきますので、今回総裁選の前倒しという形をとられるのか、いずれにしても先日の参議院選挙の総括はされると伺っていますから、総括もしっかり踏まえた上で、国会での多数の皆さまの理解・協力を得ながら、喫緊の課題にも対応して、しっかりと進めていただける体制を1日も早く組み立ていただきたいと思っています。
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