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更新日:2025年7月17日

令和7年7月定例記者会見(1)

2025年7月8日

(中野市長コメント)

大阪・関西万博 浜松市単独出展について

連日、多くのお客様でにぎわっている大阪・関西万博において、9月26日(金曜日)に、「音楽の都・浜松」コンサートを開催させていただくこととなりました。10月13日の閉幕日が近づく中で、大阪・関西万博の最終盤のイベントとして開催をさせていただきます。

会場は、万博の開会式が開催されたEXPOホール「シャインハット」で、1日貸切となります。このコンサートは浜松市を代表する楽器メーカーである河合楽器製作所、ヤマハ、ローランドの3社にご協力いただき、1日限りの特別公演となります。オープニング公演を皮切りに、各社で2公演ずつ、全部で6公演実施します。

オープニング公演では、昨年の浜松国際ピアノコンクールで日本人初優勝を飾り、大阪出身でもある鈴木愛美さんにカワイのフルコンサートピアノ、ヤマハのコンサートグランドピアノをそれぞれ演奏いただきます。

河合楽器製作所にご担当いただく公演では、フルコンサートピアノSK-EXを使用し、シンガーソングライターのヒグチアイさんに弾き語りで演奏をしていただきます。ヒグチアイさんは2022年に放送されたTVアニメ「進撃の巨人」のエンディングソングである「悪魔の子」が海外でも話題を呼び、大ヒットしました。

ヤマハにご担当いただく公演では、音楽系YouTuberのよみぃさんが自動演奏ピアノ「ディスクラビア」を使った自動演奏と生演奏の合奏やコンサートグランドピアノ「CFX」で演奏を行います。よみぃさんはYouTubeのチャンネル登録者数が250万人超の大人気YouTuberであり、数多くのメディアに出演されています。

ローランドにご担当いただく公演では、最新電子ピアノGP-9、電子管楽器Aerophoneなどの電子楽器を使用し、中村有里さん、山本有紗さん、林愛実さんの3名が演奏します。幅広いジャンルで活躍されているピアニスト、情熱的なサックス奏者、繊細な音色を奏でるフルート奏者の3名が集結し、電子楽器ならではの演出で新たな音楽体験を届けていただきます。

全6公演は完全入替制で、万博会場で実施されている他のイベントと同様に、EXPOデジタルチケットサイトを使用し、「7日前抽選」方式による事前の予約申込が必要となります。申込期間は8月26日(火曜日)から9月18日(木曜日)までで、公演7日前の9月19日(金曜日)に抽選を行い、当選結果をお知らせする流れになります。なお、事前申込の参加には、別途大阪・関西万博の入場チケットが必要となります。

また、当日ホール内では、市特産品の販売や魅力を発信するスペースを設け、音楽だけではない浜松の魅力も広く発信をしたいと考えています。

海外を含む大変多くの来場者の皆さまが訪れている大阪・関西万博は、本市の魅力を世界に発信する絶好の機会であり、この機会を通じて、本市の認知度向上や観光誘客につなげていきたいと考えているところです。

浜松脱炭素経営塾の受講者募集開始について

本市では、市内の中小企業のカーボンニュートラル対応を先導する人材の育成を目的とした「浜松脱炭素経営塾」を今年9月に開講することといたしました。

サプライチェーン全体での脱炭素化が求められている中で、中小企業においては、脱炭素経営を担う人材不足が深刻な課題となっているところです。そういったことを踏まえ、この脱炭素経営塾は、計6回のプログラムで構成され、このうち2回は「特別プログラム」として、元サッカー日本代表監督で長年環境教育に携わる岡田武史氏などによる講義を通じて、脱炭素経営の意義について理解を深めていくプログラムとしたいと考えています。残る4回については、「実務的プログラム」として、専門家からの講義や演習を通して、温室効果ガス排出量算定や削減目標の設定などの実践的なスキルの習得につなげていきたいと考えています。

なお、塾長は元環境事務次官で、浜松市脱炭素化地域アドバイザーの中井徳太郎氏が務め、運営は首都圏で脱炭素経営人材の育成に大変多くの実績を持つ一般社団法人Green innovationに担っていただくこととしました。

この脱炭素経営塾を受講された皆さまには、得られた知見を生かし、それぞれの会社の脱炭素化に向けた具体的な取り組みにつなげていただくことを期待しています。

本件は、明日から市内の中小企業などを対象として受講生の募集をします。定員は約30名で、受講料は1人あたり税抜3万円です。中小企業の皆さまには、ぜひとも積極的なご応募をお願いいたします。

インフルエンサーを活用した魅力発信事業について

本市では、これまでも「インフルエンサーを活用した魅力発信事業」に取り組んでおり、本市の魅力発信のため、さまざまなコンテンツの動画を配信しているところです。今年度は「タイパ女子旅」をコンセプトとして、浜松市やらまいか大使の織田奈那さんを起用した専用ランディングページを制作するとともに、4組のインフルエンサーによる動画を配信していきたいと考えています。

「タイパ女子旅」は、時間を効率的に使いながら豊かな日常を送りたいというタイパを意識する女性をターゲットとして提案するもので、本市は東京や大阪のちょうど真ん中でアクセスが非常によく、多様な魅力がコンパクトにまとまった「タイパ女子旅」にうってつけの地域です。

専用ランディングページでは、やらまいか大使の織田さんが浜松市で日帰り旅行をするという設定で、女子旅目線のモデルコースを提案しています。また、各インフルエンサーが制作する動画では、市内の観光地、飲食店、産業体験メニューなどを取り上げていただき、ご自身のアカウントからフォロワーの方を中心に広く発信していただきます。

ぜひ、多くの皆さまにご覧いただき、本市の魅力に触れていただきたいと思います。

浜松市×エヴァンゲリオン「シン・ハママツ計画」のバージョンアップについて

『エヴァンゲリオン』シリーズとコラボした市内周遊事業の「シン・ハママツ計画」について、天竜川・浜名湖地域12市町村合併20周年を契機として、バージョンアップをさせていただくことといたしました。

バージョンアップの内容は、まず、浜松市のマスコットキャラクターである「出世大名家康くん」と「出世法師直虎ちゃん」がエヴァンゲリオンとコラボレーションをします。本市の魅力を広く発信するため、「シン・ハママツ計画」バージョンの「家康くん号機」「直虎ちゃん号機」が誕生することとなりました。

この「家康くん号機」「直虎ちゃん号機」の誕生を記念して、中心市街地エリアに3つのコラボスポットを設置します。「家康くん号機」「直虎ちゃん号機」のスタンドパネルに加え、エヴァンゲリオンのキャラクター 渚カヲルくんの等身大フィギュアと遠州楽器制作株式会社が作成したメイドイン浜松の天竜杉ピアノENSCHU E121DA MONDEを本市が音楽の都であることや天竜材・天竜美林のPRを兼ねて設置します。

設置期間は、7月12日から8月31日までです。設置場所は、「家康くん号機」をザザシティ中央館に、「直虎ちゃん号機」を千歳町のコミュニティスペースANYに設置します。また、渚カヲルくんの等身大フィギュアと天竜杉ピアノを7月30日まで遠鉄百貨店イ・コ・イ スクエア3階に、その後8月31日までザザシティ浜松西館1階に設置します。天竜杉ピアノはどなたでも演奏することができます。これらのスポットや既に設置しているさまざまなエヴァンゲリオンゆかりのスポットを巡りながら、中心市街地さらには浜松市内全域周遊を楽しんでいただきたいと考えているところです。

加えて、既に多くの皆さまにお越しいただいている市役所1階のエヴァンゲリオン初号機の立像についてもバージョンアップを図っていきたいと考えています。内容としては、7月12日以降の土日祝日の観覧方法を変更します。まず、市役所2階を開放し、正面から初号機をご覧いただけます。次に、現在ロープを張って立ち入りができないようにしている立像の足元を開放し、初号機の足の間を通り抜けられるようにします。なお、平日の運用については、来場者の皆さまと一般の来場者の皆さまとの兼ね合いもありますので、現状のとおりとさせていただきます。その他、本日から1階エスカレーター隣の装飾を変更しています。夏休み期間中は市役所駐車場が混み合うことが予想されますので、見学の際には、公共交通機関をご利用いただきたいと思います。

また、市内飲食店・物販店と連携したエヴァンゲリオンコラボメニューの開発・販売支援イベントについて、名称と開催期間が決定しましたので、お知らせします。イベント名は「エヴァ浜松グルメミッション」です。開催期間は、今年の10月4日から来年の2月28日までです。開始日の10月4日は、1995年の『新世紀エヴァンゲリオン』のTV放送から30周年を迎える節目の日となります。

「シン・ハママツ計画」の詳細や最新情報は特設サイトで随時更新します。ご確認の上、足を運んでいただきたいと思っています。

 

質疑応答

大阪・関西万博 浜松市単独出展について

記者:有料のイベントでしょうか。
市長:無料イベントです。万博入場チケットは必要ですが、万博会場に入っていただき、事前の予約登録をして当選すれば、無料でご観覧いただけます。

記者:先ほど完全入替制とご説明いただきましたが、予約の段階で、1から6まで重複して予約するのは駄目ということでしょうか。
企画調整部長:登録の段階では1つしか選べませんが、もし空きがあれば直前で予約はできます。基本的に予約が埋まることを想定しています。
市長:基本、事前登録の段階では6枠のうちの1つに応募いただく形になります。

記者:先ほど市の特産品を発信する特設ブースを設けるとご説明されていましたが、どのような商品が並ぶ予定でしょうか。
市長:ウナギや餃子は浜松を代表するものですし、特にウナギは先日の静岡県イベントの「GEO KITCHEN SHIZUOKA」で名産品として出させていただきましたので、同じように出したいと思っています。それ以外にも、例えばよく駅などで売っているミニハーモニカや、お菓子でいいますと、三立製菓の源氏パイのピアノブラックなど、浜松にゆかりのある、「浜松だね」と思っていただけるようなものを並べていきたいと思っています。

記者:地元の楽器メーカーと共同で開催するイベントの意義をどのようにとらえているか教えてください。
市長:タイトルが「音楽の都 浜松コンサート」であり、特にピアノ生産については、ヤマハ、カワイが世界の1位・2位ということもありますので、国際ピアノコンクールを中心とした音楽の都、また、楽器生産の都でもある浜松をアピールするには、地元企業の皆さまと組むことは非常に意義のあることだと思っています。加えて、万博を契機に産業ツーリズムも活性化しようということで、海外から産業人の皆さまの受け入れに取り組んでいるところです。それにあたって、楽器生産会社の本社がある浜松は、この産業ツーリズムを呼び込むという点でも大変意義があると思っており、そういったことも含めて、今回地元大手3社と組ませていただいて、音楽の発信、楽器産業の発信をしていきたいと思っています。

記者:浜松市で単独出展ということですが、県内の自治体で他に単独で出展している自治体はあるのでしょうか。
市長:メインホールであるEXPOホールを借り切って単独で出展するのは、全国的にもそれほど事例はないようでして、県内ではもちろんありませんし、全国で見ても、県がイベントをやっている事例はいくつかあるようですが、都市という点では限られています。静岡県内の市町のPRの場ということでは、先般の静岡県が出展した「GEO KITCHEN SHIZUOKA」で本市もブースを出して、静岡県内の各市町のおいしいもの、いいものをPRさせていただき、県が想定していた入場者数をはるかに上回るお客さまにご来場いただいたということで、本市も含めて、県内市町、静岡県のPRには非常に役に立ったのではないかと思っているところです。

記者:世知辛い話を聞いて恐縮ですが、万博への単独出展は、楽器メーカーの方々の協力を得られると思いますが、市としての出費はどのくらいかかるのでしょうか。
市長:予算規模ということで申し上げますと、当日の運営費や会場借上料、その他もろもろの運営に係る委託料なども全て含めて3500万円程度の予算を計上しています。EXPOホールの定員が1900名と聞いていますので、6公演で最大1万2000人弱の方へアピールができます。日本国内に限らず世界のお客さまがいらっしゃると思いますので、そういう点では、非常に効果的に発信できるのではないかと思っているところです。

浜松市×エヴァンゲリオン「シン・ハママツ計画」のバージョンアップについて

記者:エヴァンゲリオン×家康くん・直虎ちゃんについて、新しいデザインをつくるにあたって、市の出費はどのくらいでしょうか。
市長:デザインは市で行い、版元であるカラーの了承を得た上で、この一連のイベント専用として使用します。
観光・ブランド振興担当部長:エヴァンゲリオン×家康くん・直虎ちゃん単体ということではないですが、もともとの予算で計上していた負担金は4200万円ほどになります。その中で、全体の事業を行っています。

記者:エヴァンゲリオンとのコラボの件ですが、このイベント専用というお話でしたが、来年2月までの期間限定なのか、それとも8月いっぱいで見られなくなるのか、どちらでしょうか。
市長:先ほど言いました8月31日までの間に数カ所での展示ということになりますので、確実に見てみたい、行ってみたいという方は8月31日までにお越しいただきたいと思っています。ただ、「シン・ハママツ計画」自体は、年明けまで続きますので、「シン・ハママツ計画」の中で、今後登場する機会はいくつかあると思います。今の時点では、「ここに必ずいます」ということは申し上げられないので、ぜひ見たい方は、先ほど申し上げた8月31日までの間にまずはご覧いただければと思っています。

トランプ関税について

記者:交渉の余地が残されていると思いますが、アメリカの新関税は8月から始まる様相です。それに対するご所感と、ものづくり産業が多い浜松で、今後どのような支援策を行うことができると考えていらっしゃいますか。
市長:トランプ大統領から日本にも書簡が届いたということは、報道でしか見ていないので内容を十分承知しているわけではありませんが、やはり日本は高率の関税の対象であるということで、そのスタートが8月1日ということを考えると、この停止期限が延長になったともとらえられるのかなと思っているところです。書簡が届いたと言っても適用までに時間があると思いますので、残された期間で、ぜひ政府には最大限の交渉を進めていただいて、この高率の関税適用とならないようにしていただければと思っているところです。ただ、そういった中で、いつ交渉が決裂してスタートというようなことにもなりかねないので、いざという時の備えだけはしっかり進めなければならないと思っています。4月以来、市としては市内企業にヒアリングを行い、市内に4カ所の特別相談窓口がありますので、そこへ寄せられた相談などについても逐一把握をし、行政としてどういった支援ができるのかを検討しているところです。今のところ、いくつか既に影響がある企業もあるようですが、市内企業全体に大幅な影響が及ぶところまでは至っていないようです。国・県で用意されている、セーフティネットの融資をはじめとする事業を必要に応じて活用していただけるように、市からも企業へ情報提供させていただいています。それだけでなく中長期的に見て、例えばこれまでアメリカを主なマーケットとしていた企業がマーケットを他の地に求める、あるいは高率の関税にも耐えられるよう生産性を向上して、コストダウンを図るような取り組みを支援していけるよう、市として当初予算からきめ細かく組んでいるものがあるので、その活用をぜひとも進めていただきたいということで、お知らせをしているところです。先日某市議会会派の皆さまからのご要望もいただきましたが、当初予算に組んでいる予算については、売れ行きがよく、今後も多くの皆さまにご活用をいただけそうなので、予算が不足することも想定されます。今後、さらなる拡充も考えていかなければいけないと思っておりますし、既に組んでいる予算事業以外にも、これからより市内企業の皆さまのニーズが明確になってきて、「こういったことを行政で支援してほしい」というニーズが上がってくるようであれば、これから的確に対応していきたいと思っているところです。

インドからの高度人材獲得について

記者:インドからの高度人材獲得についてお聞かせください。市内のインド人労働者が増えているということですが、どれだけ増えているのかと、取り組みの現状を市長としてどのように見ていらっしゃるのか、今後どのように発展させていきたいのかなど、市長の期待について聞かせてください。
市長:浜松は昔から多文化共生のまちと言われており、今は79万人ほどの人口のうち3万人ぐらいの方が外国人市民の皆さまとなっています。そのうち今年4月の時点の市内在住インド人の方は675人ということで、3万人と比べるとまだまだ少ないと思われるかもしれませんが、10年前は181人でしたので、この10年間で3.7倍になっています。コロナ後の2023年と比べてみても、2023年は303人でしたので、そこから比べても2倍と、インド人市民の皆さまはここ数年の間に急増しています。どういった皆さまが来られているかというと、高度人材の方が多く、インドで理工系の大学を出られた、ITに精通した高度人材で、ご家族連れで来られています。ご承知のとおり、浜松は今非常に人口が減っていて、人手不足な状況にあり、とりわけ中小企業の生産性向上を考えると、DXは避けて通れない、積極的に進めなければならない課題です。それを担う人材が特に不足している状況です。そういった状況も踏まえて、本市では昨年からインドの高度人材、とりわけ理工系の人材に浜松へ来ていただいて、浜松の企業、さらには地域を一緒に盛り上げていただきたいということで、人材交流を進めてきました。昨年覚書を締結した、インド工科大学ハイデラバード校については、この秋に市内企業と一緒にお邪魔し、インド工科大学ハイデラバード校の学生を対象に「浜松Day」ということで、浜松の企業を売り込む、市内企業と大学生をマッチングするイベントを大々的に開催させていただきたいと思っているところです。また、昨年初めて開催したインドの皆さまとの文化交流を進める「インドフェスタ」を今年も開催できるよう後押ししていきたいと思っています。加えて、主にインドから来られる高度人材のお子様の教育を行うインターナショナルスクールの誘致にも取り組んでいるところです。このように、受け入れ環境を整えることで相互理解を深め、多くのインドの優秀な皆さまに浜松へ入ってきていただき、共に地域の産業や地域そのものを支えるパートナーとして、歩みを進めていけたらと思っているところです。インドは14億人を超える世界一の人口で、平均年齢が28歳と非常に若い国でもあります。そういった今まさに伸びている、若い国の力をぜひ市としても取り込んで、一緒になって地域の発展に結びつけていきたいと考えているところです。

中心市街地の活性化について

記者:全くタイムリーでなくて恐縮ですが、中心市街地の話で、報道でしか出ていませんが、ハマキョウレックスが新本社を駅前に建てるという話や、スズキが6000平方メートルほどの大きい土地を買った、常葉大学もキャンパスを移転するということで、民間の投資計画が相次いでいます。こちらに対する受け止めや期待、行政としてこういった民間投資に対してどのようにシナジー効果を出していくか、教えてください。
市長:まさに今年は中心市街地の活性化計画を作っている年で、そういったタイミングで常葉大学には既に市の土地をお買い求めいただいて、大学の移転が決まっていますし、またハマキョウレックスやスズキも、報道ベースでしか承知していませんが、中心部に近いところにオフィスを構えていただけるということで、中心市街地の活性化という点で非常にインパクトがあると思っており、市としても歓迎する動きです。中心市街地は元気がないと言われて久しいですが、新幹線が停まる駅から歩いてすぐの中心市街地が元気かどうかは、まちの元気度をはかるバロメーターとなり、それがまちの魅力を図るバロメーターともなると思っています。そういう点で、中心市街地は、たとえ郊外に極めて便利な大型ショッピングモールがたくさんあるとしても、街中の活性化も同時並行で図っていかなければいけないと思っています。ぜひそういった民間の投資とも歩調を合わせて、どういったことができるのかを新しい計画などにも盛り込んで、さらなる活性化を図っていきたいと思っているところです。

記者:新しい計画というのは、ビジョンや基本計画のことですか。
市長:はい。

伊東市長の学歴詐称問題について

記者:伊東市の市長が学歴詐称の問題で辞職し、選挙に出直すと昨日表明されました。この一連の流れに関して、同じ市長という立場で感想などをお聞かせください。
市長:同じ市長とはいえ、私もコメントするような立場にはありませんので、コメントは控えさせていただきたいと思います。ただ、伊東市民の皆さまのことを考えますと、1日も早く混乱を収束していただき、市政の安定を取り戻していただくことを願っているところです。

インド・アーメダバードでの旅客機墜落について

記者:前回の記者会見でお伺いすべきだったと思いますが、先月、アーメダバードで航空機の事故があり、多くの方が亡くなってしまいました。浜松市も夏に連携協定を結ぶために渡航したり、今年度・来年度に多くの事業を計画されていたりすると思いますが、それに対する影響はございますか。
市長:まず、アーメダバードの空港付近で起きた航空機事故によって、多くの皆さまがお亡くなりになられたということで、心からご冥福をお祈りいたしますとともに、お悔やみを申し上げます。私からも駐日インド大使とアーメダバードの市長に対して、お見舞いのメッセージをお届けしたところです。今後、航空機事故の原因調査などは着実に進むと思いますし、空港自体も再開されているということですので、来月のアーメダバード市との覚書、友好交流の協定の締結については、予定どおり進めたいと考えているところです。

 

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