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更新日:2025年1月30日

令和7年1月28日定例記者会見

(中野市長コメント)

元気アップ!健康フェスティバルの開催について

浜松市においては、ウエルネスシティ(予防・健幸都市)の実現を目指して、浜松ウエルネスプロジェクトをこれまでも積極的に推進しているところです。今回、その一環として、市民の皆さまにウエルネス、これは「健やか」という字に「幸せ」と書いた「健幸」のことですが、市民の皆さまにウエルネスを身近なこととして体験、体感していただくイベントとして、「元気アップ!健康フェスティバル」を、2月15日(土曜日)、16日(日曜日)の2日間にわたり開催させていただきます。このイベントは、官民連携による新たな取り組みということで、イオンモール浜松市野様に会場を提供していただき、浜松ウエルネス推進協議会の参画企業・団体によるブース出店を中心として、浜松市公式ヘルスケアアプリ「はままつ健幸クラブ」の紹介とダウンロード支援などを行うこととしております。また、景品が当たる抽選会付きスタンプラリーも予定しており、盛りだくさんの内容となっております。このイベントはどなたでも気軽にご参加いただけるものですので、健康に関する最新情報や正しい運動方法などを知っていただく機会にしていただきたいと思います。ぜひともご家族連れ、またお友達ともお誘い合わせの上ご来場をいただければと思っております。多くの市民の皆さまにご参加いただけるよう、心からお待ちをしております。

質疑応答

元気アップ!健康フェスティバルの開催について

記者:今回、イオンモールでこういった形のイベントを開催するのは初めてになると思うのですが、このイベントに期待することを教えてください。また、浜松市がウエルネスの取り組みを始めて数年が経つと思いますが、これまでの成果と、ウエルネスの実現に向けてあえて課題を挙げるとしたらどういったところがあるかも教えてください。
市長:ご承知の通り、浜松市は健康で長生きできる年限である「健康寿命」が全国有数であり、女性が日本一、男性も直近の数字が第4位だったと思いますが、いずれにしても全国有数の健康長寿の都市となっております。そうした浜松の特性、強みである健康長寿をこれからもさらに伸ばしていきたいというのが我々の思いです。そういった点で、今回イオンさんにもご協力をいただき、広く市民の皆さまに健康づくりに関心を持っていただき、取り組みを進めていただける機会を提供できるということは、非常に意味があると思っております。これまでも、ウエルネス推進協議会では、「予防」「食」「運動」「健康経営」という四つの分野で部会を作って活動してきており、それぞれにさまざまな取り組みを進めております。我々浜松市としては、市民の皆さまにできるだけ日頃から関心を持ち、また体を動かしてもらいたいということで、浜松市公式ヘルスケアアプリ「はままつ健幸クラブ」のPRもさせていただいておりますが、この1年でダウンロード数が大体倍ぐらいになりましたでしょうか。去年1万件ぐらいの利用だったのが2万件近くに増えてきており、少しずつではありますが、そういった取り組みが市民の皆さまにも浸透し始めていると思いますので、さらにこういったイベントなどを通じて、より多くの皆さまにご自身の健康、そして健康で長生きするということに向けて取り組みを進めていただけるように後押しをしていきたいと思っています。課題という点では、今ご紹介したヘルスケアアプリ「はままつ健幸クラブ」は、1日何歩歩いたかとか、どれぐらいのカロリーを消費したとかといったことが分かるのですが、使っていただいている方が増えているとはいえまだ2万件ほどですので、より多くの皆さまに日々の健康管理、というと少し大げさかもしれませんが、日々の健康に少しでも関心を持っていただけるきっかけ作り、環境作りをもっとしていかなければいけないと思っています。健幸クラブのアプリも、使っていただいていますといろいろな特典が付いてくるということもありますので、楽しみながら健康づくりに取り組んでいただき、それによって浜松市の健康寿命のさらなる延伸という方向に上手く向かっていければと思っています。

記者:細かいところですが、景品とは何が当たるのでしょうか。
ウエルネス推進本部長:今回のスタンプラリーの景品としては、遠州綿織物のハンカチをご用意しております。

記者:先ほどお話のあったアプリについて、私がダウンロードしていないので恐縮ですが、ポイントを集めるとどういった特典があるか教えていただけますでしょうか。
ウエルネス推進本部長:歩くとポイントが貯まっていき、3,000ポイントで一口応募ができるようになっておりまして、浜松の特産品やAmazonの電子ギフト券などが抽選で当たります。
市長:歩いていただくとポイントが貯まりますので、またぜひダウンロードしていただければと思います。

記者:イベントは2日間の開催ですが、市長はどこかで登場されるのでしょうか。
市長:オープニングセレモニーのようなものは予定していないのですが、私の予定がどうだったか、また予定を確認しておきます。

記者:市長は何か健康で心掛けていることはありますか。
市長:極力歩くようにしています。抽選には応募していませんが、はままつ健幸クラブのアプリはダウンロードしていますので、極力歩くようにということを心掛けてはいるのですが、なかなか平日は歩数が伸びないのが今の悩みでもあります。

記者:ちなみに1日の歩数はどれぐらいですか。
市長:本当にバラバラでして、例えば東京などに出張に行きますと、動き回っていますので1日平均2万歩ぐらいになる日もあります。一方で、浜松でずっと内勤ということになりますと、それこそ5,000歩に届かないような日もありますので、本当にバラバラです。一般的には7,500歩とか8,000歩とか、できるだけ1万歩を超えましょうといったことが言われていると思いますが。

フジテレビを巡る問題について

記者:中居正広さんによる人権侵害の可能性のある女性トラブルを巡る一連の対応で、フジテレビは女性の人権を軽視したのではないか、報道の役割を自ら否定したのではないかと批判され、CMの見合わせが相次ぐ事態を招いています。浜松市は、フジテレビと系列のテレビ静岡へのCM出稿はありますでしょうか。また、CM出稿の有無に関わらず、フジテレビや系列のテレビ静岡への今後のCM出稿について、浜松市としてどんな姿勢で臨みますでしょうか。
市長:テレビCMの出稿という点で申し上げますと、我々浜松市政に関する15秒のスポットCMを、ご指摘のテレビ静岡さんも含め、テレビ静岡、静岡第一テレビ、静岡朝日テレビ、SBS静岡放送の県内民放4局において、平日午後6時台の番組内で、各局ひと月当たり3、4回という頻度で流していただくように契約しております。ご指摘のテレビ静岡さんにも、これまでもスポットCMを流していただくよう契約しているわけですが、このCMの放送はそれぞれ県内の民放各局が制作している夕方6時台のローカルタイムのニュース番組の中でのCMとなっております。従いまして、いろいろと話題になっておりますキー局のフジテレビが制作している番組ではないということもあり、これまでも特段の見直しをしておりませんし、今後もこれまで通り放送していくこととしております。

記者:関連して、浜松市はフィルムコミッションに力を入れていて、過去にはフジテレビの番組の撮影も浜松市内で行われており、それを公表し、浜松市のPRに活用されています。中居正広さんによる人権侵害の可能性のある女性トラブルの発覚後、フジテレビに対する撮影協力の方針に浜松市として何か変化はありましたでしょうか。
市長:フィルムコミッションにつきましては、作品の内容など特に問わず、浜松のロケ地や絵になるスポットなどの情報提供をはじめとしたロケ支援を行ってきております。特段、特定の社に対してそういった支援を行わないということはあまり考えてはおりません。今後、フジテレビ系列のロケについて情報提供などの支援依頼が来ていると承知しておりますが、直ちにフィルムコミッションによるロケ支援を特定の者に対して取りやめるといったことは考えてはおりません。

記者:もう一つ関連して、総務省の出身者がフジテレビの役員になっていることに対しても厳しい目が向けられています。総務省ご出身の中野市長はどうお考えなりますでしょうか。
市長:フジテレビの取締役をされている方についてはあの方ではないかと思うのですが、個人的には存じ上げておりますものの、そもそも私は放送行政については専門ではなかったものですから、同じ総務省でも土地勘のない分野でございます。いずれにしても、総務省うんぬんに限らず、経営陣に名を連ねていらっしゃる方には、とりわけマスコミという社会性の高い企業の経営陣の皆さまには、社会的責任についてしっかりとご判断をいただきたいとは思っております。

家庭ごみ有料化について

記者:家庭ごみの有料化を巡って、2024年1月から12月の排出量は市の目標値を下回っていますでしょうか。また、その結果を受けて、改めて家庭ごみの有料化の方針についてご説明をお願いします。
市長:昨年の家庭ごみの排出状況ということで申し上げますと、「Go!みんなで404チャレンジ」の取り組みが浸透してきたのではないかと思っている中、ずっと目標を下回る状況で推移していたと思っております。私の持っている直近の資料で申し上げると、昨年の11月末時点の家庭ごみの1人1日当たりの排出量が450.9グラムということで、この時点でも年間の目標を下回っている状況にあります。この調子で年末まで行っていてくれていればということではあるのですが、最終的な12月末の数値については現在精査中で、まだ出てきてはいない状況です。このトレンドで推移しているということであれば、直ちに家庭ごみの有料化の実施という状況にはないだろうと思っておりますが、ただ先ほど申し上げました通り、12月末の状況がまだ判明しておりませんので、有料化の実施については他の社会経済情勢と合わせてしっかり検討させていただいた上で、最終的な判断をして公表させていただきたいと思っております。

県立野球場について

記者:本日午後、静岡県と浜松市による新野球場を巡る第1回の協議会が開かれます。改めて市長からこの協議会で議題に挙げて欲しいこと、主張したいことを教えていただけますでしょうか。
市長:今日の午後、推進協議会の1回目が開催されるということで、そこにおいては遠州灘海浜公園篠原地区について、野球場、公園、またそれだけでなく、公園周辺の整備、さらには交通アクセスといった全体的な利活用の構想、その中で野球場の規模、構造などの検討がなされると承知をしております。我々浜松市としては、基本的にここに整備されるスポーツ施設と周辺地域を一体として、まちづくりをしっかり考えていかなければならず、その中で交流人口の拡大、賑わいの創出といったことで、ここ浜松だけではなく県西部地域全体、さらには県全体にもこの活性化、発展の効果が波及するようにと思っております。そういった中で、できるだけ早く整備の全体像を示していけるように、具体的に、また事業の進捗に向けても歩みが進むようにということで、前向きな、建設的な議論をぜひともさせていただきたいと思っているところです。

記者:もう少し具体的なお話を伺いますが、今、県の方からは野球場として3案が示されております。従来から浜松市としては、野球場というよりはアリーナという形で、3案の中では屋根付きの野球場を支持されているかと思うのですが、こちらについては変わりないでしょうか。
市長:はい。我々としては、地元の意向として多目的ドーム型スタジアムをぜひとも県に整備していただきたいという方針には変わりはありません。

記者:この話の中ではどうしても予算の話が出てきます。浜松市と静岡県で整備負担をどのようにするのかという点で、そもそも県立なので整備負担という話はいかがなものかという考え方もあるとは思うのですが、さらに今、物価がどんどん高くなっていて、少し待つだけで建設費は莫大に膨れ上がってしまっているという状況です。予算の関係についてはどのような姿勢で臨むのか教えてください。
市長:これは従来から申し上げていることではありますが、今回の篠原の公園の整備は「遠州灘海浜公園篠原地区」という県立公園の中に、これもまた県が野球場を整備するという提案をされたというところから始まっておりますので、基本的に、野球場、我々が言っているところでは多目的ドーム型スタジアムの整備については県の方でやっていただけるものだと思っております。ただご指摘の通り、建設資材の物価上昇などもあって、財政負担がどんどん膨れ上がる中、今回この協議会においては、整備手法として、行政が一から整備するのか、また民間活力の導入などを図っていけないのかといったところも協議の対象になると思っております。極力、行政負担を軽減しつつ、速やかに理想的なものが出来上がるような形で整備が進むような手法についてもしっかり協議させていただきたいと思っています。

記者:今のお話ですと、浜松市の負担も多少はやむを得ないというお考えでしょうか。
市長:多目的ドーム型スタジアム本体に対して直ちに浜松市が資金を入れるということは、現時点では想定しておりません。

記者:昨年末、スズキの鈴木修相談役がお亡くなりになりました。スズキ相談役においては、これまでも野球場の建設に関してかなり尽力されてきたと認識しております。特に、どちらかというと浜松寄りで、浜松を盛り上げようという形で大きな支援をされてきた方がいなくなったことによる影響についてはどのようにお考えでしょうか。
市長:非常に熱心に取り組んでいただいておりました鈴木修相談役が亡くなったというのは、我々としても応援団という点では非常にこれからの先行きがどうなるのかということはあるわけでありますが、ただ、我々の期成同盟会には経済界も入っていただいて、しっかりとした組織体制も出来上がってきておりますので、引き続きこれまでのご意思といったものも踏まえつつ、地域一丸となってこの実現に向けて進めていきたいと思っています。

記者:お正月の新聞やテレビにおける鈴木知事のインタビューを市長もご覧になったかもしれないのですが、その中で鈴木知事が「西部にだけ突出したものを作るのはどうなのか」というニュアンスのことをおっしゃっておりました。浜松市としての、そこに多目的ドーム型スタジアムを作ることが県全体の活性化につながるという主張と、鈴木知事の思うところがかみ合っていないように私は受け止めたのですが、中野市長はどのように受け止めましたでしょうか。
市長:例えば金額ということだけ見れば、ドーム型にすると現在の試算でも3百数十億円ということで言われておりますので、投資額で言うと突出したというのは県の立場からすれば確かにそうなのかもしれません。ただそういった中にあって、県内全体の県の行政投資のバランスだけ見れば、必ずしも浜松だけ行政投資が突出するということには決してならないだろうとも思っておりますし、また加えて、今もお話がありました通り、浜松のためだけという投資では決してなく、県西部全体、さらには県下全域に波及が及ぶような施設にもなると思っておりますので、そこは多くの皆さまのご理解、ご賛同を得ながら実現に向けて取り組みを進めていかなければいけないと思っています。金額だけを見て「浜松ばかり」ということにならないよう、我々としても多くの皆さまの賛同、共感、理解を得られるように取り組んでいかなければいけないということも改めて思っています。

記者:相手があって、複数のステークホルダーがいる案件なので難しいのですが、浜松市、ないしは浜松市長の立場としては、いつごろまでに結論を得たいというタイムスパンのイメージを持っていらっしゃったら教えてください。
市長:先ほど来からの話ですが、県立公園の中に県が施設を作るということが全てですので、我々の方から「いつまでに作ってください」といったようなことを申し上げる筋合いのものではないと思っています。ただ、我々としても人口減少が急激に進む中、それこそまちの魅力を高める核となる施設の必要性は切実に感じておりまして、できるだけ早く実現をしていただくことで、人口減少を食い止めて、再び成長へということをやっていきたい思いであるということについては県の皆さまにもご理解いただいて、スピードアップを図っていただけるよう、この協議会の中でもしっかり申し上げていきたいなと思っております。

記者:今、巨額にコストが膨れ上がっていると言われている中で、行政だけで負担するのは難しいのではないかという意見も増えてきております。民間投資の必要性については、現実問題としてどのように考えていらっしゃるでしょうか。またそうなったときに、例えば浜松の経済界にも負担を求めるようなことはあるのでしょうか。
市長:これは、スポーツというものが今までのスポーツをプレイする人たちのためだけのもの、としてのスタジアムではなく、スポーツをする方にとっても、見て応援する方にとっても、また支える立場の方も、多様な側面から力をもらっていると思っておりまして、そういった点で言えば、従来型の「スポーツ施設は行政が作る」ではなく、多くの民間企業の皆さまも一緒になって利益を生み出すものとして整備していくという観点は、これから重要になってくると思っております。そういった点では、今回の協議会でも整備手法として、民間活力をいかに巻き込んでいくかということは非常に重要なテーマとして議論していかなければいけないと思っています。ただそういった中で、浜松の経済界に費用を出してくださいということなのかという点は、これもまた基本的に議論の方向性にもよると思っておりますし、また具体的にどういった方々を巻き込んでということは、先ほど来申し上げております通り基本的に県の施設ということで、まず我々の方から申し上げるわけにもいきませんので、この場ではそういったところまでは差し控えさせていただきたいと思います。

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