緊急情報

サイト内を検索
ホーム > 市政 > 市長の部屋 > 記者会見 > 令和6年6月17日定例記者会見

ここから本文です。

更新日:2024年6月26日

令和6年6月17日定例記者会見

2024年6月17日

(中野市長コメント)

令和6年第2回市議会定例会を終えて

今回の5月議会においては、事業者の再エネ・省エネ設備の導入支援や、地域公共交通の確保に要する取り組みに関する経費、また、海外人材獲得に向けたフィリピン共和国地方自治体との連携に要する経費などを盛り込んだ補正予算を提案させていただきました。それ以外にも条例案など、提案をさせていただいた議案については、議会において慎重にご審議をいただいた結果、すべて可決をいただいたところです。

今回可決をいただきました補正予算をはじめとする議案については、今後、速やかに執行に移していきたいと考えています。

また、本会議の代表質問、一般質問においては、子育て・教育やまちづくり、スポーツ、医療福祉、さらに財政運営など、市政の各分野について、幅広くご質問をいただきまして、議員の皆さまと活発に議論をさせていただくことができたと思っています。

今回この5月議会を通じていただきましたさまざまなご意見、あるいはご要望などについても、しっかりと受け止め、今後の市政運営に生かしていきたいと考えています。

令和6年市勢功労者の決定および令和6年市勢功労者表彰式の開催について

浜松市市勢功労者表彰条例に基づき、毎年、市勢功労者の表彰を行っていますが、令和6年は6名の方を市勢功労者表彰審査委員会の審議を経て決定いたしました。

まず、「経済産業の振興に貢献し、その功績が顕著な者」として、大村邦男様、村松辰芳様、鈴木和俊様の3名を決定いたしました。

また、「保健衛生の向上に貢献し、その功績が顕著な者」として、柳川忠廣様、品川彰彦様の2名を決定いたしました。

さらに、「防災、防犯または交通安全の推進に貢献し、その功績が顕著な者」として、川合正二様を決定いたしました。

この6名の皆さまにつきましては、それぞれ市政の発展に大変なご尽力をいただいた方々です。表彰式については、7月1日月曜日にオークラアクトシティホテル浜松において執り行います。

なお、これまで市勢功労者の表彰式については、毎年7月1日の市制施行記念式と合わせて、その席上で行ってきましたが、今年から市制施行記念式については、10年ごとの節目開催とさせていただくことにしましたので、今回の市勢功労者の皆さまの表彰式については、表彰式単独での開催となります。

「浜松みらいっこ 地元企業の技術・ノウハウを学ぼう!」事業の実施について

浜松市においては、次代を担う子供たちに地元浜松の企業の仕事の魅力を伝える、また企業そのものの存在を理解してもらう観点から、市内の小中学生の皆さんに地元の企業訪問をしていただき、その場で職場体験ができる機会を提供する事業を昨年度トライアル実施し、「浜松みらいっこ」事業と名付けまして、今年度から本格実施します。

事業内容としては、この事業の趣旨にご賛同いただきました地元企業27社の皆さまにお力添えいただき、機械加工の学習やプログラミングの体験、浜松注染体験など、それぞれの企業が持っている優れた技術やノウハウを生かしたさまざまな体験プログラムを小中学生の皆さんに提供していただくものとなっています。

この事業の実施期間は、小中学校が夏休み期間中の7月24日から8月28日までのうち、各社それぞれ1日程度です。

各社のプログラムの詳細や申し込み方法については、市ホームページ内の特設ページでご確認いただけるようにしています。

「浜松みらいっこ」事業にぜひ多くの小中学生の皆さんにご参加いただき、親子そろってのプログラムもございますので、浜松市の産業、その層の厚さ、また技術力の高さ、企業の魅力を体験していただき、職業理解を深める機会へとつなげていただきたいと思っています。浜松市は今、進学あるいは就職のタイミングで、多くの若者が市外へ出ていってしまうという状況が生じていますので、地元にも非常に素晴らしい企業があるということを多くの子供たちに知っていただきたいと思っています。

20240617

 

質疑応答

令和6年第2回市議会定例会を終えて

浜松市ギャラリーモール条例および浜松市新川モール条例の一部改正について

記者:今回の市議会で、ギャラリーモールソラモと新川モールへのスケートボード利用を目的とした立ち入りを禁止する条例改正がありました。実際、スケートボードによって危険な思いをする方や、逆に今スケートボードをやっている方はこれからどこに行けばよいのだろうかなど、いろいろと不安に思っている市民の方もいらっしゃると思いますが、呼びかけなどございましたら教えてください。
市長:スケートボードはオリンピック種目にも選ばれるようになりましたので、一概にスケートボードは駄目ということを言うつもりは全くありません。ただ一方で、人が多く通行されるような箇所で練習されると、非常に危険を伴うこともありますので、しっかりと共存共栄ができる環境を整えていきたいということも含めて、今回、ソラモを中心としたところでのスケートボードはご遠慮いただくとともに、市内の施設でスケートボードをできるような環境整備も併せて考えていくこととしました。若者たちにとって、スポーツとしてのスケートボードも非常に魅力的だろうと思っていますので、そういった若者たちの練習が心置きなくできるような環境も整えていきたいと思っていますし、これまで少し危険だという観点から、色眼鏡で見られていたような方々がもしいらっしゃるとしたら、きちんとやるところを分けていくことで応援もいただけるのではないかと思っています。いずれにしても、スケートボードをやる人にとってもやらない人にとっても良い環境をこれから作っていきたいと思っています。

記者:今日改正条例が可決されたということで、これまでと違うのが、退去を促すことができる、スケートボード目的での立ち入り自体を禁止することができるというところですが、それについての効果と、一方で罰則は設けられなかったということですが、それについて受け止めを伺えますでしょうか。
市長:これまでも、ソラモを中心として警備員に回っていただきまして、特に通行されている方の危険が伴うような行為をされる場合には、やめていただくように呼びかけを行ってきました。現に通行中の皆さまがけがをされるということもありましたので、今回しっかりと条例上の規定を持って、そういった危険な行為についてはご遠慮いただくことができるようになったということで、今後しっかりとしたすみ分けができるのではないかと思っています。ただ、先ほど申し上げたとおり、スケートボードはオリンピック競技でもありますので、スケートボードの練習あるいはそれを楽しむということ自体を決して否定するものではありません。罰則というところまで規定するわけではなく、あくまでも条例に基づいて危険な行為はご遠慮いただくというところに留めさせていただきました。

令和6年市勢功労者の決定および令和6年市勢功労者表彰式の開催について

記者:市制施行記念式を今後10年の節目で行っていくということですが、そのように変更した理由などがありましたら教えてください。
市長:これまでも毎年アクトシティホールで7月1日に式典を行ってきましたが、多くの方々にご参加いただくためには、こちらの労力もかけなければならないような状況もありました。そういった中で、他の都市の状況などを調べると、やはり節目に盛大に開催されているところが多いようでしたので、そういった区切りごとに盛大に開催をして、多くの市民の皆さまに浜松市のこれまでの歩み、これからの浜松市の在り方に思いをはせていただくような機会にしていくのがいいのではないかということで、今回からおおむね10年の節目開催という形に改めることとしました。

記者:10年の節目開催にすることで、経費の節減効果はどれぐらいあるのでしょうか。
総務部長:市制施行記念式は開催委託料が約200万円かかっていましたので、その200万円は削減できることになります。

記者:プラス職員の方々の人件費でしょうか。
総務部長:秘書課の職員や部長級の職員も従事しますので、その人件費も含めますともう少し削減になります。
市長:ただ10年に1回の開催にしますので、10年の節目の会は今までやっていた式よりももう少し豪華に開催することになると思いますので、必ずしも毎年の削減額の積み上げがそのまま削減額に繋がるということではないと思います。

記者:今年はおそらく市制記念113周年になるかと思いますが、今のところの予定として、次は120周年式典を盛大に開催しようというお考えでよろしいでしょうか。
市長:はい。今のところ次回は120周年で開催しようと思っています。

新野球場について

記者:知事選の関係で、鈴木康友さんが当選されまして、市長も鈴木知事が初登庁された29日に早速面会されたかと思います。新しい知事に期待すること、また県と市で連携してやっていくこと、改めてどういうことがあるのかということで、とりわけ野球場の問題ですけれども、先週の金曜日も期成同盟会として要望に行かれましたが、どのように進めていきたいか、また鈴木知事は民間と、県と市で協議会のようなものを作ってというようなご意見があったと思います。それに対する市長の受け止めを伺いたいと思います。
市長:まず、この度、新たに就任されました鈴木康友知事の県政の期待について、浜松市も含め静岡県は全体として見れば大変良いところだと言われていますが、その内情としては人口減少問題をはじめさまざまな課題を抱えていると思っています。加えて今回の選挙戦の中で、報道を見ていると、県民の関心ということで申し上げると、1つには産業経済、1つには教育・子育て、また医療福祉といった分野の速やかな政策遂行に非常に関心が高かったと思っています。そういったことを考えますと、鈴木康友知事が市長をされていた経験、またその前の国会議員をされていた経験など、いずれの課題にもこれまで積極的に取り組んでいらっしゃった方ですので、そういったことからもこの喫緊の課題に対して速やかにスピード感を持って取り組んでいただきたいと思っています。そういった取り組みを進める中で、広域自治体である県としてリーダーシップを取るべき分野もあると思いますが、やはり基礎自治体とのしっかりとした連携がなければ進められない分野が多々あると思っています。浜松市は政令市ですから他の市町とは権限などが違いますけれども、政令市も含めて県市町としっかりと連携をとって、喫緊の県政の課題について取り組んでいただきたいですし、私たちもしっかりと連携をとり、協力できる分野については最大限の協力をしていきたいと考えています。
次に、多目的ドーム型スタジアムは、先週期成同盟会として要望をさせていただきましたけれども、やはり今申し上げた県の喫緊の課題である人口減少ということを考えたときにも、この県西部地域にスポーツ施設といいますか、多目的の施設、それも地域のまちづくり・にぎわいづくりの核となる施設があるということは、県内全体の発展にとっても役に立つものだと思っており、そういった用途に使えるものということで多目的ドーム型のスタジアムをお願いしてきました。知事もその辺の経緯については十分ご承知だとは思いますけれども、市としては単に地域エゴということではなく、県全体の発展にも寄与できるものだということで、引き続き県民の皆さまの理解、県の理解、県議会の議員の皆さんの理解をいただけるように活動していきたいと思っています。これから県議会で議論があると思いますけれども、速やかな結論を出していただくにあたり、先日知事からも協議会の設置、浜松市もそういったものができれば参加をというような話もいただきました。今回、県議会定例会で、そういった協議会の設置についてどういった議論がなされるのか、またどういった組織体制となって、どういった議論がなされるのかについては、先日知事とお会いしたときは知事の一私案ぐらいの話だったと思いますけれども、また県議会で明らかになってくると思いますので、その様子も見つつ、市としても協力できるのであれば、そういった場面に協力をしていきたいと思っているところです。

記者:野球場の件で伺います。知事が変わったということで、ますます浜松市としてもスピード感が重要として、県に求めていくところだと思うのですが、鈴木知事に求めたいスピード感などその辺りの所感を教えてください。
市長:市としては、速やかに多目的ドーム型スタジアムの実現をしていただきたいということを繰り返し求めてきましたので、そのスタンスについては基本変わっていません。ただ、先ほど少し申し上げましたけれども、今回知事選において地域間対立の1つの象徴のように取り上げられたりもしていましたので、改めて広く県民の皆さまのご理解を求めるということも必要になってくるのかもしれません。ですので、浜松のことをご存じの知事だから、浜松市の市長だったから、すぐにやってくださいというようなスタンスでは決してなく、広く県民の皆さまのご理解、ご協力、応援をいただけるような形で、ただ一方で、できるだけスピード感を持って進めていただけるようにお願いをしたいですし、市としても応援をしていきたいと思っているところです。

記者:鈴木知事は知事選の選挙期間中に、開放型のドーム球場にしたらコストダウンができるというような主張もされていましたが、浜松市としても、開放型のドームでも構わないのでしょうか。
市長:これもまだ鈴木知事の私案の段階を出ないところだと思っていますし、まさに明後日からの県議会でおそらく議論をいただく3案というのは、開放型のドームは入っていないと思っていますので、まず今回議会でご提案されるであろう、3案のうちの1つ、全天候型多目的ドーム型スタジアムを市として引き続きお願いしたいというスタンスで臨んでいきたいと思っています。

記者:もう1点、これも知事選期間中に、鈴木知事は採算が取れるなら民間企業にやってもらったらいいのではないかと主張されていましたが、浜松市としてはそういうわけにはいかないのでしょうか。
市長:多目的ドーム型スタジアムの整備建設については、県でやっていただけるということを前提に要望活動をしていますので、県が、県直営ということで最終的にご判断をされるのか、またPFIはじめとする民間活力の導入、活用をご判断されるのかというのは、市としても注視をしていきたいと思っておりますけれども、市の方からその整備手法について直ちにこういった形でということを申し上げていく予定は今のところございません。

記者:浜松に県の新しい球場を求める理由の1つとして、中部・東部には県営野球場があるけれども、西部にはないからというのも1つの理由だと思いますが、各地域に同じような箱物を作るというのは、行政改革の議論のときには、無駄の象徴として取り上げられることが多いと思います。広く県民の理解を得るときに、反論していかなければならない事の1つかと思いますが、中部・東部にあるから西部にも野球場をというのは、そういう行政改革の議論とは逆行しないものなのでしょうか。
市長:繰り返しになりますけれども、もともと中部・東部にあるからかどうかは別として、県西部地域に野球場を作るとおっしゃったのは県であり、浜松市からゴリ押しで作ってほしいということで始まった話ではありませんので、その辺も含めて県、県議会においてしっかりとした議論をされるのだろうと思っています。ただ、地元としては、県の投資として、この多目的ドーム型スタジアムを県西部地域に作っていただけるのであれば、市としても十分に有効活用をしたい、できると思っています。採算というような話もございますが、少なくとも県西部地域を中心とした地域の活性化には非常に効果がある、インパクトのある事業だと思っていますから、そういう点では、無駄の象徴には当てはまらないのではないかと地元としては感じているところです。

記者:多目的ドーム型スタジアム関連、周辺部分でお尋ねします。道の駅の整備計画を明らかにされて進めていくということですが、この場所が遠州灘海浜公園(篠原地区)の外側になるのでしょうか。それとも中に入ってくる可能性はあるのでしょうか。
市長:今のところ具体的に「ここ」というところまでは決めきっていませんので、可能性としては今、遠州灘海浜公園篠原地区として想定されているエリアに入り込んでくることも可能性としてはあると思いますが、最終的には公園地区に道の駅は作れないと思いますので、切り分けるような格好にはなると思います。

記者:議会でもお話されていたように、隣接にすることで相乗効果が期待できるというイメージですか。
市長:そうですね。やはり多目的ドーム型スタジアムを核として、周辺地域がさまざまな形でにぎわいのあるまちづくりをしていかなければいけないと思っていますので、そういう点では、また1つの核となるのが道の駅ということになろうかと思っています。ですので、一体といいますか近接をしていないとあまり効果が見込めないかと思います。

記者:県は今3案あるうちのドーム型に関しては、簡単に説明すると札幌ドームの少し小さいバージョンだと説明をしています。実際札幌ドームは、野球だけではなくてサッカー、コンサートもできるということで、多分皆さんもそういうものを想像してらっしゃるのではないかと思うのですが、その一方で札幌ドームが、エスコンフィールドができたことによって、一大コンテンツだった日本ハムファイターズがいなくなり、窮地に陥っているという状況があります。現状、浜松だと何がコンテンツになるのかというところが見えてこないのが何となく不安材料ではあるのですが、いわゆるドーム型の球場を作ったときに、どのようなものを催し物として用意できるのか、その用途をどのように考えてらっしゃるのかを説明していただけますか。
市長:もともと野球場という議論から始まっていますので、野球は1つスポーツとしてあると思っていますし、またそれ以外にもこの地域においては、プロアマ問わずさまざまなスポーツがありますので、そういったさまざまなスポーツでも有効活用がなされるだろうと思っています。さらに申し上げますと、浜松地域において、展示場やアリーナなどさまざまなイベント、展示会、商談会を行える場所が残念ながら十分に整っていないこともありますので、そういったビジネス的な用途にも使えるのだろうと思っています。そういったことを考えると、稼働という点で申し上げれば、結構な稼働状況を維持できるのではないかと思っています。

記者:今市長からプロアマ問わずというお話がありましたけれども、実際にドーム型を作ってしまうと、建設コストから多分使用料が高くなる。使用料が高くなる=アマチュアや少年はやはりハードルが高くなる。これは県の方々も少し懸念しているようですが、この辺りはどうお考えですか。
市長:実際どれぐらいの使用料設定になるのかを見ながら、アマチュア野球の振興のために必要となる値段設定にするにはどうしたらいいのかということも、これから議論になってくるのではないかと思っています。

記者:そのあたりは市長としては、できるだけ幅広く使ってもらうために、県などと話し合いをしたり働きかけをしたりというお考えはございますか。
市長:そういったこともやっていきたいと思っています。

自動車メーカー認証不正問題について

記者:国土交通省が各社に立ち入り調査を実施しました。浜松市にはスズキの本社がありまして、地元としての受け止めと懸念される地元への影響などがありましたら教えてください。
市長:地元自動車会社をはじめとする国交省の調査事案についてですが、しばらく前のダイハツ工業の不正事案があった際に、国交省からスズキを含む自動車メーカー全社に対して調査報告の指示があったことについては聞いていましたけれども、今回、地元スズキにおいても不正事案が発見されたということは報道ベースで知りまして、大変驚いています。市としては、現在国交省の調査結果などを注視している段階ではありますが、スズキに対して、今回の不正事案の詳細について、まずは確認を行っています。またその確認の状況によって、今後地元経済への影響あるなしを含めてしっかり把握をしまして、今後必要な対応をとっていかなければいけないと思っているところです。いずれにしましても、今のところで承知していることが少なすぎてあまり多くお答えできないことを申し訳なく思っています。

記者:今確認段階だということですが、具体的にどういう確認をされているのか教えてください。
市長:この一連の動きについて、報道ベースで承知しているだけですので、そもそも何が起こっているのかも含めて報告を求めているところです。

浜名湖花博2024の閉幕について

記者:昨日閉幕しました浜名湖花博2024について、100万人の方が来場されて大盛況のうちに終わったと思いますが、閉幕して今の市長の受け止めとご感想などありましたら教えてください。
市長:昨日をもちまして、3月23日から行ってまいりました浜名湖花博2024がグランドフィナーレを迎えることができました。ガーデンパークとフラワーパーク合わせて95万人の来場者数を目標としていたところ、昨日の閉幕の日をもって100万人目のお客様をお迎えできたということで、大変うれしく思っています。実行委員会、協力協賛をいただきました企業・団体の皆さま、さらには会場でさまざまなおもてなしをしていただいたボランティアの皆さまをはじめ、大変多くの皆さまのご協力のおかげだと思っており、改めて厚く感謝を申し上げる次第です。去年の大河ドラマ「どうする家康」の余韻も冷めやらないこの時期に、またこういったイベントを開催して、果たして本当に多くの皆さまにお越しいただけるのかという不安もありましたが、大変多くのお客さまにお越しいただいたというのは、やはりこれまで浜松・浜名湖周辺地域で取り組んできた花と緑のまちづくり、加えて今回は大噴水ショーなどデジタルを活用した取組が魅力的に映り、評価をいただいた結果だと思っています。花と緑を活かしたまちづくりは、このイベントのためだけに行っているわけではありませんので、今回、大変多くのお客様に来ていただいたことを1つの契機に、浜松・浜名湖のエリアで心身ともに豊かな生活が送ることができるような環境づくりにもつなげていくことによって、住んでいる皆さまにも外の皆さまにも浜松・浜名湖を素晴らしいところだと引き続き思っていただけるようなまちづくりを進めていきたいと思っています。

市内スケートリンクの閉鎖について

記者:民間の施設にはなりますが、5月末に浜松では唯一、静岡県下でもほぼ唯一と言ってもいい宮竹の浜松スポーツセンターのスケートリンクが閉鎖されました。今、県内にスケートリンクがないということで、使われていた競技団体の方が非常に困っているという話があります。今後、市でスケートリンクの設立や情報収集をされていく予定があるかお伺いします。
市長:今回のスケートリンクの営業終了はあまりにも突然だったということもありまして、市としても非常に頭の痛い問題ですし、私としても心が痛む話でございます。これまで多くの市民の皆さまにも使われてきた場所でもありますし、オリンピックをはじめとする優秀な選手を輩出したこともある施設ですので、非常に残念です。ただ、行政としてこれまで絡んでこなかった施設なものですから、市としてどういった対応ができるのかというのは非常に苦慮しているところです。今、県のアイスホッケー連盟やスケート連盟をはじめとして、署名活動が始まっているというような話も聞いています。市としてもできるだけ多くのスポーツを応援していきたいのはやまやまですが、例えば施設を行政の方でということになると、広くコンセンサスを得るという点でも非常に時間がかかることになろうかと思います。まずはそういった署名活動をはじめとする市民の皆さまの動きの広がりを見ながら、市としてもどういった応援ができるのかを含めて検討していきたいと思っています。

 

戻る

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所企画調整部広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

ファクス番号:053-457-2028

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?