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更新日:2023年12月1日

令和5年8月28日定例記者会見

2023年8月28日

(中野市長コメント)

台北市との交流協定の更新と交流協定締結10周年記念事業の実施について

8月22日火曜日から25日金曜日まで、台湾に出張してまいりました。浜松市と台北市は観光交流都市協定を結んでから10周年を迎えることから、まずは台北市を訪問し、蔣萬安台北市長と会談をさせていただいて、今後のさらなる交流の促進と両市の発展に向けて、意見交換をしました。観光交流都市協定10周年ということで、これまではその名の通り、観光を基軸として交流を進めてきましたが、今回さらに発展させ、友好交流協定ということで、より幅広い交流を通じて両市の発展に寄与することを目指し、協定の一部を見直して更新した上で、改めて協定を結んでまいりました。内容を具体的に申し上げますと、今後は音楽、スポーツ、教育などを通じた青少年の交流機会の提供、産業面での交流促進といったことも協定の中に書き加えさせていただきました。今後は観光に留まらない交流促進を図っていきたいと思っています。会談におきましては、私からは来年3月に浜松で開幕する浜名湖花博20周年記念事業への台北市のイベント出展と、蔣市長をはじめとする台北市の皆さんのご来訪などを呼び掛けてまいりました。また、台北市の蔣市長からは、台北市において来年2月に行われるランタンフェスティバルへの出展のお誘いをいただきました。今後、相互の出展に向けて調整を図っていきたいと思っております。また、この会談の後に、蔣市長とともに、協定締結10周年記念事業として実施する相互誘客キャンペーンについての共同記者会見も行わせていただきました。来月9月15日から相互にキャンペーンを行うこととしておりますが、キャンペーン期間中は、まず台北市から浜松市を訪問していただいた方には、記念品としてミニハーモニカ、静岡巾着飴、こちらの布は浜松の織物であります。それから浜松の緑茶のティーバッグ、こういったものをプレゼントさせていただくこととしております。また、浜松市から台北市へ観光などで訪問していただいた方には、キャンバスバック、ポストカード、台北メトロの1日交通周遊カード、卯年でありますので、竹の繊維でできたうさぎの貯金箱、観光マップといったものがプレゼントされることになっております。台北市側の引換場所につきましては、桃園メトロA1台北駅と大稲埕ビジターセンターそれぞれにある観光インフォメーションでプレゼントをもらえることとなっております。9月15日からキャンペーンが始まりますので、浜松市民の皆さんでこの機会に台北へ訪れられる方、またこの際だから訪れてみようという方におかれましては、ぜひともこのキャンペーンをご利用いただければと思っております。

有機フッ素化合物に係る浜松基地からの回答について

8月2日に浜松市から航空自衛隊浜松基地司令に要請した、有機フッ素化合物に係る調査について、先週8月25日金曜日に、航空自衛隊浜松基地司令から正式に回答をいただきましたのでご報告します。この回答書では、浜松基地内の有機フッ素化合物の調査については、浜松市と具体的な調査方法や実施時期について調整した上で実施する考えということで、浜松基地の方針、意向が示されたところでございます。具体的な調査内容や実施時期などの詳細については、今後調整ということですので、今後、速やかに浜松基地と調整を図っていきたいと考えております。

質疑

台北市との交流協定の更新と交流協定締結10周年記念事業の実施について

記者:今回、青少年の交流機会や産業面での交流促進を新たに協定に明記したということですが、これについて何か具体的なお話がありましたか。また、市長が就任されて初の外遊となったと思います。交流都市との友好関係の強化、インバウンド回復に向けたトップセールスなどを行われたかと思いますが、初の外遊のご感想と手応え等がありましたら教えてください。
市長:青少年の交流などについての具体的な話ということについて、今回お互いにお話をさせていただきましたのは、先月、台北の中学校の皆さんにこちらへお越しいただいて、音楽の交流事業がありましたので、そのご報告でありますとか、これまでも浜松市内の中学校の野球チームが台北を訪れて試合をする際、ホームステイを始め、さまざまなご協力をいただいたというような、これまでの成果についてのお話をさせていただきました。これを受けて、今後さらなる交流促進を進めていきたいと思っておりますので、これまでやっておりましたことを継続しつつ、さらに新たな取り組みができないかということも考えていきたいと思っています。また、産業面で言えば、台湾・台北の皆さんは非常に親日でありまして、日本のレストランをはじめとしてさまざまなお店が台北にも出店されているのをあちこちで見かけました。そういったこともあって、行く先々で「浜松って鰻がおいしいですよね。」「あの味を浜松でも食べたいし、台湾でも食べられたら。」という話も盛んに言われまして、今後、浜松産品の輸出もできないかということも、さまざまなチャネルを通じて探っていきたいと思っています。今回初めて海外出張に行かせていただいたわけでありますが、台北市は250万人都市でありますし、直轄市ということもありますので、規模は浜松と比べてもかなり大きい市ではありますが、これまでのUCLGを通じたつながりなどもあり、今回は台北市の蔣市長、また議長にもお時間をいただきまして会談をさせていただき、共同記者会見もさせていただいたということで、非常に温かく受け入れていただき、有意義な時間を共有できたと思っています。先ほども申し上げました通り、台北・台湾の方は本当に親日の方が非常に多く、あちこちで歓待を受けました。また、台北の皆さん、台湾の皆さんの所得水準は、ほぼ日本に近いところまで来ているということもございます。さまざまな形で、こういった機会の成果として、日本・浜松へお越しいただくきっかけを作っていけたらと思っておりますし、こちらからも観光だけでなく、先ほどもありました経済的な交流も含めて、お互いのメリットとなるような取り組みを進めていけたらと思っております。今回、非常に協力的にお話もいただいたので、必ずや進めていけるものだと思ったところでございます。

記者:旅行会社等のトップセールスも市長からいただいたということですが、どういうところをPRされたのでしょうか。
市長:先ほども申し上げました通り、行く先々で「浜松は鰻がおいしいですよね、ぜひ食べに行きたい。」という話をしていただきまして、そういった食の魅力、あるいはそれ以外にも、とりわけ台北の皆さんは花が好きということもありまして、浜名湖花博20周年記念事業が来年という話をしましたら、ぜひ台北の皆さんにお話をしたいということでした。また、台湾には有名な自転車メーカーのジャイアントもあり、最近ではサイクリングブームということで、お好きな方も多いというお話を伺っております。浜名湖をグループサイクリングで周るというのは非常に魅力的だとおっしゃっていただきました。ゴールデンルートも良いのですが、浜松・浜名湖でしか体験できないこともたくさんあるということをご理解いただいたと思っておりますので、とりわけ来年の花博20周年というこの機会に、多くの皆さんを送り込んでいただけるのではないかと思っております。ただ、残念ながら今のところエアラインの就航の戻り具合がまだイマイチということもあり、アクセス的に浜松・東海地区は難しいというお話もいただいておりますので、また別の機会に、エアラインへの働きかけもしていきたいと思っています。

記者:今後は観光に限らず、より積極的な経済的、産業的な交流を進めていきたいということだと思います。市として、市民の皆さんに台湾・台北の魅力をもっと知ってもらう機会等が必要になってくると思います。市民の方々にこういった取り組みを進めていくアピールの仕方はどのように考えていらっしゃいますか。
市長:当然、相互交流でありますので、浜松市民の皆さんにも台湾の魅力を十分に分かっていただいた上で、ぜひともあちらにも出かけていく機会を作っていただきたいと思っております。また、観光だけでなく経済面でも有望なマーケットであろうかと思いますので、さまざまな形で事業展開を図っていただきたいと思っております。そういった観点での市民の皆さん、あるいは企業の皆さんへの周知ということで申し上げますと、この8月にも、市役所1階のロビーで交流協定締結10周年の記念パネル展をやらせていただきました。台北市のパンフレットを設置したところ、2日ほどで全部なくなってしまったこともありまして、非常に市民の皆さんの関心も高いのであろうということが改めて分かったところでございます。今後もさまざまな機会で、それこそ来年の花博20周年に、実際に台北市の皆さんに出展をしていただく、あるいは台北市の皆さんにお越しいただくということになれば非常に良い機会だと思っております。そのような機会を通じて市民の皆さん、あるいは企業の皆さんに発信したいと思っておりますし、それ以外では、総合誘客キャンペーンの周知は、これからホームページを含めて、さまざまな所でさせていただきたいと思っておりますので、機会あるごとにお互いのPRをさせていただければと思っております。

有機フッ素化合物(PFAS)に係る浜松基地からの回答について

記者:自衛隊浜松基地から回答が来たということで、これを受けた率直なご感想と、あくまでも市による調査を求めていくのか、自衛隊と共同なのか、自衛隊による調査でその結果を受け取るのか、どこを求めていくのかという点、それから周辺の住民の方にも井戸水の水質調査等を求めているかと思いますが、結果が出ている部分があれば答えられる範囲でお願いします。
市長:まず、この要請に対する回答ですが、比較的速やかに協力的なご回答をいただけましたので、まずは一安心というところです。ただ、8月2日時点で要請しておりましたのは、浜松市による調査に同意するか、あるいはそうでない場合には防衛省による調査を早急に実施していただきたいというお願いをしておりましたところ、その回答については、どちらでやるかを含めて、今後調整するというお話でありますので、できるだけ速やかに調整を進めていきたいと思っております。追加調査の状況ですが、申し出があったところについて順次調査を進めているところです。調査の状況をまとめましたら順次お示ししていきたいと思っております。

記者:まず基本的なことを伺いたいのですが、今回いただいた航空自衛隊からの回答内における有機フッ素化合物の調査項目ですが、この中にPFOAは含まれているのでしょうか。
市長:PFAS等でありますので、PFOS、PFOAいずれも含まれていると思っております。

記者:希望される方の井戸の調査を進めていくということだったと思いますが、希望は何件くらいあったのでしょうか。
環境部長:8月25日現在、お問い合わせは69件ございました。そのうち41件の方から井戸水の採水調査のご依頼がありました。現在、採水実施済みが22件となっております。

記者:数値が出ているところはあるのでしょうか。
環境部長:まだ分析の途中ですので、調査結果は明らかになっておりません。先ほど市長の方からも話があった通り、こちらの井戸の追加の採水調査につきましても、結果が出次第、また改めて公表させていただく予定です。

記者:今回の回答にも書いてある通り、基地内の専用水道用の井戸を調査していくということですが、隊員の方も井戸を使っている可能性があって、さらに周辺でも高い数値のPFASが検出されたということで、健康被害への懸念が心配されると思うのですが、浜松市として健康被害を調査していく、あるいは相談窓口を設置してくことは、今のところ考えてらっしゃるのでしょうか。
市長:有機フッ素化合物には健康被害があるのではないかと言われておりますが、残念ながら現時点ではどの程度の量が体内に入ると、どういった健康被害が出るのかという確定的な知見がない状況にあります。そういうこともありまして、環境省・厚労省と連携して、最新の科学的知見に基づいて考え方の整理をされていると思っております。まず、我々としては、環境省におけるさまざまな知見が出される動向を注視していきたいと思っているところですし、速やかに取りまとめをしていただけるように、何らかの機会で環境省に申し上げていきたいと思っているところです。まずは健康被害がどういったメカニズムで、どういった量の摂取で生じるのか、その辺の知見を明らかにしていただくのを待ちたいと思っています。

記者:知見が示されてない状況だとは思うのですが、現状としてどれぐらい影響が出ているのかということを調べる上でも健康被害の状況、血液検査などもできると思うのですが、そういった検査も今のところは予定がないということなのでしょうか。
市長:血液検査をした時に、どれぐらいの数値が出ていたら、どれぐらい被害の可能性があるのかがまだ分かりません。ただ闇雲に検査をするのも不安を煽るだけだという気もいたしますので、直ちに血液検査などを我々の方で行うことは考えおりません。

記者:今回こういった形でいくつか回答があって、この時に基地から伝えられたこと、あるいは市から基地に伝えたことがあれば教えていただきたいということと、事前に実施方法や時期を調整するということですが、その話し合いをしていく時期や方法について、市から希望されていることがあればいただきたいと思います。

市長:今後の調整については、速やかに行わせていただきたいということで、すでに話も始めさせていただいているところです。この回答をいただいたときの状況については、私は文書でもらって文書でしか見ていないので、詳しくは環境部長からご説明いたします。
環境部長:25日の金曜日に文書でいただきました。

記者:その時に、このことについて基地に連絡を取ったということは無かったということでしょうか。
環境部長:事務方の中で、本日会見を行うということも含めて、情報共有させていただいております。

記者:速やかに調整をという希望を市から伝えているということですね。
環境部長:はい。

人身交通事故発生件数14年連続政令指定都市ワーストワンについて

記者:先日の市の交通事故防止対策会議で、2022年の浜松市の人口10万人当たりの人身交通事故発生件数が14年連続で政令指定都市の中でワーストワンという報告がありました。市長は選挙の際、政令指定都市における人身交通事故ワーストワンからの脱却ということを掲げられておりましたが、今回の結果の受け止めや今後の重点対策などについてお聞かせください。また、浜松市では2022年度からAIを使った交通事故危険箇所の予測事業を進めていると思います。その進捗や現状についてお聞かせください。
市長:交通事故の状況については、先日も交通事故防止対策の会議で報告をさせていただきましたが、人口10万人当たりの人身交通事故発生件数が、昨年度2022年度の件数が出たところ、残念ながら14年連続のワーストワンということが明らかになったところでございます。私も、この浜松を安心・安全に住み続けられるまちにしなければいけないということは、まず、このまちを元気にしていくベースとなるということで申し上げてきたところでございました。そういった観点から言いますと防災対策といったこともそうですし、とにかく交通事故が最悪の状況を何とかしなければいけないということを常々思って、これまでも取り組みの指示をしてきているところでございます。浜松市でも、平成27年から「交通事故ワーストワン脱出作戦」という取り組みをオール浜松体制で推進しております。交通事故ワーストワン脱出作戦の開始後は、年間の人身交通事故を約4割削減できているということで、着実に成果は上がってきてはいるのであろうと思っているのですが、ただ、他都市でも同じように交通事故件数を減らしてきていますので、なかなか最下位を脱出できないという状況が続いているわけであります。そういった中で、もう一度原点に帰って、ソフト・ハードの対策を総合的に進めなければいけないと思っております。ソフト的には、とりわけこの4月から自転車のヘルメット着用の努力義務化がスタートしております。残念ながら道を走っている方々を見ますと、まだまだ着用率が低いというのもありますので、この努力義務化されたということの周知をしていきたいと思います。また、交通事故の被害者の遺族の皆さんによる、命のメッセージ展という展示も、市役所1階で9月からやらせていただきます。そういったことなどを通じて、交通事故の悲惨さを分かっていただいた上で、交通事故を起こさないという心掛けをしていただきたいと思っております。またハード対策ということでは、中央分離帯開口部の閉鎖ですとか、右折レーンの延伸ですとか、ゾーン30プラスの設定などを通じて、ハード面からも、交通事故の減少を後押ししていきたいと考えております。先日の交通事故防止会議においては、委員の方から、効果あるハード対策に積極的に取り組むべきだというご意見もいただきましたので、そういったことに取り組んでいきたいと思っております。そういった中で、AIを使った事故危険箇所の予測およびまたその対策ですが、昨年度から事故データや道路構造のデータ、また交通量のデータ、さらには、人口や土地利用状況の周辺環境のデータ、こういったものをAIで総合的に分析し、事故の起こりやすさというものを相対的に示す事故危険度というものを、道路のいろいろな区間ごとに予測し、事故危険度の高いところを抽出して、対策を打っているところです。昨年はそういった事故危険度の高い箇所の抽出まで行っておりまして、今年はその対策を実施しております。その効果についてしっかりと検証した上で、効果があるのであれば、積極的に活用を図っていき、事故危険度の高いところについては優先的に事故発生防止対策を行っていきたいと思っております。また、危険が予測される箇所について、市民の皆さん、また道路を利用される皆さんに注意喚起をしていきたいと思っておりますので、そういった危険を予測される箇所の地図上にプロットしたマップみたいなものも公表し、市民の皆さん、車を運転される皆さんへの注意喚起をしていきたいと思っています。

ビッグモーター店舗前の街路樹の問題について

記者:前回の定例記者会見において、市内のビッグモーターで、すでに閉店した3店舗の前の街路樹の調査をビッグモーター側にも求めていくということを明らかにされましたが、ビッグモーター側からの回答ですとか、市の今後の対応の見通しなどがあったら教えてください。
市長:先週8月22日にビッグモーターの本社から社内調査の結果について報告を受けました。ビッグモーター本社で過去の店長へのヒアリングを実施されたということで、それによれば、すでに閉店している西塚町にあった浜松柳通り店の店舗前の街路樹に、過去、除草剤を散布したという報告があったということです。また、今営業している浜松東店と、閉店している浜北店、この2店舗については、除草剤を散布した者はいなかったという報告があり、さらに、閉店している有玉西町にあった浜松店については、ヒアリングができなかったという報告があったところです。全4店舗のうち1店舗で除草剤を散布したという報告があったということですが、ビッグモーターからは、店舗前の街路樹が枯れたということがあるのであれば、その部分について、浜松市からの請求があれば負担する意思があるというお話がありましたので、我々としては、除草剤散布の記録の有無に関わらず枯れたということによる伐採、あるいは植え替えしたものにつきまして、かかった費用をビッグモーターに請求していきたいと考えているところです。

記者:請求額はどのぐらいになりそうでしょうか。
市長:伐採、植え替えに要した経費ということで、今算定をしているところです。具体的に金額が分かりましたら、ご報告をさせていただきたいと思います。

記者:今回の調査の結果、先方で除草剤の散布があったということで、その事実を市としてどのように受け止めたのかをお願いいたします。
市長:除草剤がまかれたことによって我々の所管の街路樹が枯れた可能性があるということで、大変遺憾であります。街路樹整備も含めて、市民の皆さんの税金で行っている事業であります。今回、ビッグモーターは請求があれば負担する意思があるということですので、我々としては、かかった費用をしっかりと請求させていただいて、市民の皆さんの税金への損害がないようにしていきたいと思っています。

記者:除草剤を散布していた時期がいつなのかという回答はあったのでしょうか。
市長:除草剤を散布していたというのが明らかだったのは浜松柳通り店で、浜松柳通り店で除草剤をまいたことを証言した元店長の方が在籍していたのが2017年の9月から2018年の9月までだそうです。従って、少なくともその期間に除草剤の散布がなされていたのだろうと思っております。

記者:前回の会見の時には、浜松店と浜松柳通り店と浜北店の3店舗について過去を調べるという話でしたが、浜松柳通り店が散布をしていた、浜松店ではヒアリングができなかったということですが、浜北店については何か回答があったのでしょうか。
市長:浜北店につきましても、除草剤を散布したという確認は取れなかったという報告がございました。従って、今営業中で我々浜松市の道路が関わるところが浜松東店、そして閉店した店舗が浜松柳通り店、浜北店、浜松店で、このうち明らかに除草剤を散布したという証言があったというのが浜松柳通り店、散布したという報告をした人がいなかったのが浜松東店と浜北店で、浜松店についてはそもそも過去の店長と接触できなかったため、ヒアリングができていないということのようです。

記者:金額は算定中ということですが、伐採と植え替えの本数は分かりますか。
市長:除草剤を散布したという報告があった浜松柳通り店については、過去のグーグルストリートビューと照らし合わせてみて、高木を1本伐採していることが明らかとなっております。それから、現在営業中の浜松東店につきましては、精査しましたところ以前ご報告した本数と若干変わっているのですが、浜松東店前の高木については、市で6本を伐採しているということになります。それから浜北店につきましては、3本を伐採しております。最後に浜松店につきましては3本の高木を伐採しているといったことが確認できているところでございます。それ以外に、現在営業中の浜松東店については、土が悪くて枯れたのではないかということもあって土壌の入れ替えもしておりますので、そういった経費も対象とさせていただきたいと思っています。

記者:低木に関してはいかがでしょうか。
土木部長:低木については、今営業している浜松東店では、5カ所の植え替えを行っております。浜松店には低木はございません。浜松柳通り店につきましては、低木は1カ所伐採をしております。浜北店につきましては、低木1カ所ございます。

記者:これに関して経費を算定して、請求していく方針ということでよろしいでしょうか。
市長:はい。

記者:市側から請求するのは散布があったと証言が取れた店だけではなく、それ以外も全てということでよろしいですか。
市長:我々の方で枯れた木の伐採とか土壌の入れ替えをしたところについては、かかった経費の全てを算定して請求していきたいと思っております。

記者:その根拠はどこになりますか。
市長:今回、ビッグモーター側から、店舗前の街路樹が枯れて伐採された部分については、浜松市から請求があれば負担する意思があるというお話がありましたので、この際、過去との比較の上で、枯れて切ったものについては、原因如何に関わらず請求をさせていただこうと思っております。

記者:浜松店に関しては、当時の店長と接触できなかったためヒアリングできなかったということですが、すでに会社を辞められているということですか。
市長:そこまでは詳しく聞いておりませんが、過去の履歴が不明で社内調査ができなかったというお話でした。

記者:先ほど、浜北店には1カ所の低木があったということでしたが、これについては伐採されているということなのでしょうか。
土木部長:浜北店の低木についても、1カ所を伐採しております。

家庭ごみ有料化条例について

記者:家庭ごみ有料化について、9月の定例会で条例案を提出するという事だったと思いますが、その可否と理由についてお聞かせください。
市長:家庭ごみ有料化の条例提出時期については、以前は9月の議会ということだったというように承知しておりますが、去る5月の定例会の時にもご質問をいただきまして、どのタイミングで出していくのかというようなお話がございました。その際に申し上げましたのは、年内には、どの議会で条例提案をするのか、お示しをするということでお話をさせていただきまして、必ずしも今回の9月議会ということではないということを5月にはすでにお話をさせていただいているわけでありましたが、今回、やはり物価上昇が続いている、また一方で、実質賃金が実際に上がっているか状況が明らかではないといったようなタイミングにおいて、有料化に関する条例をお諮りするには時期尚早であろうということもありまして、今回の9月定例会への条例の提出については見送りをさせていただくということで判断をさせていただいているところでございます。

福島における原発処理水の問題について

記者:福島の原発処理水の問題で、中国国内で日本に対する嫌がらせがあったり、日本国内でも各地の公的な機関への問い合わせがあったりしていると思うのですが、浜松に対して問い合わせ等はありましたでしょうか。あるいは漁業関係者などから要望はありましたでしょうか。市に関わることで何か情報がありましたらお願いします。
市長:今のところ浜松市に対するそういったことは、私の方では聞いておりません。また、漁協はじめ、関係がありそうなところからも、今のところはご要望・ご要請等のお話は承っておりません。

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