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更新日:2023年12月1日

令和5年7月11日定例記者会見

2023年7月11日

(中野市長コメント)

一般県道細江浜北線・雷神橋の供用について

平成28年度から事業を進めてまいりました、一般県道細江浜北線・雷神橋の架け替え事業につきましては、工事に一定のめどが立ちましたことから、令和5年9月21日木曜日から雷神橋の供用を開始することを決定いたしました。県道細江浜北線については、ご存じの通り北区の細江町と浜北区中心部を結ぶ、本市にとっては東西の交通の主要な幹線道路となっております。現在、900メートルの区間において事業中となっておりますが、この区間は道路幅員が非常に狭く、特に雷神橋前後の区間におきましては、歩行者あるいは自転車の通行に対する危険性があり、地域からは橋の架け替え、道路の拡幅といったご要望をいただいていたところでございます。また、雷神橋は静岡県が計画している2級河川・馬込川の改修計画においても、河川整備に伴う架け替えの対象橋梁となっていたところですので、静岡県の河川事業とともに、これまで事業を進めてきたところです。今回、橋梁の完成を記念して、供用開始日の令和5年9月21日木曜日午前10時から記念式典を開催いたします。この事業については、平成28年度からの長期間にわたり、地域の皆さんにはさまざまな形でご不自由をお掛けしてまいりました。また、この雷神橋の架け替え事業に当たりましては、関係者の皆さまに多大なるご協力をいただいたところでございます。この場をお借りして、関係の皆さまには、改めて感謝を申し上げる次第でございます。

質疑

一般県道細江浜北線・雷神橋の供用について

記者:期待される効果に、歩行者、自転車の安全確保とありますが、歩道の広さはどれくらいになりますでしょうか。
土木部長:歩道幅員については、片側2.5メートルの両側歩道になります。

記者:改修前の歩道の広さを教えてください。
土木部長:現況では歩道がありませんでしたので、新たに2.5メートルの両側歩道が設置されるということになります。
市長:車のすぐ横を歩行者、自転車が通っていたという橋でした。

記者:特に段差なども無かったということでしょうか。
市長:はい。

記者:架け替え前の橋の長さと幅を教えてください。
土木部長:まず、架け替え前の現況の橋の幅員は6メートルです。先ほど申しましたように、歩道が付いておらず、車道のみで6メートルという形です。ちなみに、今回新しく架ける橋につきましては幅員14.5メートルとなっており、車道が9.5メートル、歩道はその両側に2.5メートルで付くという形になります。

記者:歩行者や自転車の安全確保という面で幅員を広くされたと思うのですが、こちらは何か住民の方からそういった要望やご意見があったということなのでしょうか。
市長:実際に現場に行っていただきますと、自動車の交通量もかなり多く、また、子供さんの通学も含めて、歩行者や自転車の行き来も多いということもありまして、安全確保の観点で、橋の架け替えについては以前から地域の方からご要望をいただいておりました。そういったこともあり、今回、事業中の区間が900メートルほどある中でも、先行して橋の架け替えに取り組んできたというところでございます。

袴田事件について

記者:昨日、いわゆる袴田事件の最新動向として、検察が改めて有罪を立証する方針を示したという報道がありました。浜松市民である袴田さんに関する案件ですが、これによって手続きが長引いてしまうのではないかという懸念もある中で、どういったことを感じられているのか所感をお願いします。
市長:お話にもありました通り、袴田さんについては浜松にお住まいの浜松市民でいらっしゃいますので、私も非常に関心を持っておりますけれども、なにぶん係争中の事件であり、また司法に関することですので、行政の立場から何か申し上げることは差し控えさせていただきたいと思っております。ただ個人的には、袴田さんが大変ご高齢でいらっしゃいますので、できるだけ速やかに結論まで至っていただければということは常々思っているところです。

静岡県知事の給与返上問題について

記者:静岡県の川勝知事が給与を返上すると言っていたのに実際にはしていなかったということが報道で取り上げられています。自治体のトップとしての姿勢であるとか、この顛末に対して、ご感想があればお願いします。
市長:報道を見る限りでは、給与返上については行政上の話ではなく、恐らく川勝知事が自らを律するということでご判断されてのことだと思いますので、そういった内容のことについて外野の私がとやかく言うようなものではないとは思っております。ただ、やはり説明責任という観点では、結果がどうあれしっかりと説明をすることが必要なのだろうということで、トップに立つものとして、私も気を付けていかなければいけないと改めて思っているところであります。

令和5年6月2日豪雨への対応状況等について

記者:国道152号の交通通行再開についてリリースがありました、先月の豪雨から1カ月以上経ったところで、改めて今の復旧状況がどうなのかというところをお教えください。また今、九州でも雨による災害が起きてしまっているというところで、今後、浜松市として、例えば応援を出す予定があるのか、何か考えていることがあれば教えてください。
市長:6月2日豪雨の被害箇所の復旧状況については、市民の皆さまには大変ご不便をお掛けしておりますので、我々としては1日も早い復旧に向けて全力を挙げているところでございます。ただ、国道152号の秋葉トンネル前後の不通区間をはじめ、被害状況がかなり深刻で、当該区間については残念ながら8月末頃まで時間が掛かってしまうということでございます。市民の皆さんにできるだけ早い見通しを持っていただくことも必要かと思いまして、先日、8月末までにはということで時期をお示ししたところです。またそれ以外にも、阿多古川沿いの箇所など、まだ見通しも立っていないところが何カ所かございます。そういったところでは、迂回路を通るのも怖いというようなお話もいただいておりますので、できるだけ安心して迂回路を使っていただくための整備にも合わせて取り組んでいくとともに、1日も早い復旧に向けて、いろいろな英知を集めて検討を進めているところでございます。また、ここ数日で九州でも大雨によって大きな被害が生じているということで、本当に災害に遭われた皆さまには心からお見舞いを申し上げる次第です。ただ、今のところ被災地の方から応援要請をいただいているわけではない状況であり、また、こちらから押しかけるというのが、かえってあちらのご迷惑になるというようなこともままある話ですので、直ちに我々の方から応援を派遣するということまでは、今のところは考えていません。ただ、困った時はお互い様ということもありますので、応援派遣が必要かどうかなども含めて、これからさまざまな形で状況も確認をさせていただいた上で、必要ということであれば、我々の方からも応援部隊を派遣させていただきたいと思っております。

記者:今後、派遣依頼のようなお話があれば考えたいということでしょうか。
市長:はい。

四ツ池公園運動施設の再整備について

記者:先日の特別委員会で、市の方針案として、陸上競技場として再整備するというものが示され了承されましたが、今、県の野球場の整備の方針が決まっていない中で市の方針を示したことについて、市長から一言お聞きしたいと思います。
市長:四ツ池公園の再整備の方針は、これまでのところでは県が篠原の方に整備を進めている野球場の方針を待って、再整備方針を策定していくというつもりでおりました。しかし、四ツ池公園のスポーツ施設の老朽化も大変進んでおりまして、もう待ったなしというような状況になってきているということもございますので、今回、県営球場の議論とは切り離して、先行して方針を示させていただいたというところでございます。四ツ池公園については、これまでも現状調査などをやってきたわけですが、陸上競技場と野球場という今ある施設に、一般的に求められている水準や機能を反映させようとすると、陸上競技場も野球場も施設規模がかなり大きくなってしまうということが想定されていることもあって、四ツ池公園の敷地だと二つを併設するということは恐らく無理だろうという見通しでした。そういった中、陸上競技場については市内では四ツ池公園にしかありませんので、四ツ池公園では陸上競技場の整備を第一とした上で、浜松球場の機能については、県の方に引き続きお願いして、篠原の県営球場でこれを確保していくということで進めていきたいと考えているところでございます。ただ、市が野球場から一切手を引くというわけではなく、市が整備する野球場については、既存の野球場の機能向上も含めて、高校野球大会を開催できるような規模とさせていただということでございます。こういった市の整備方針をまずは明確にさせていただいた上で、今後さまざまなご意見などもいただきつつ、必要な調査を行い、具体的な議論にまで進めていければと思っているところです。ただ最終的には、やはり県による県営野球場の方針を基本計画素案、あるいは基本計画の公表といったことによって示していただかないことには、全体の議論もなかなかできないかと思っております。県営野球場の基本計画の公表を踏まえて、最終的には四ツ池公園運動施設の基本整備構想といった形でこれからまとめていきたいと考えております。

記者:その上で、どのような陸上競技場にしていきたいとかという思いがあったら教えてください。
市長:私も常々申し上げていますのは、やはりまちの魅力、それから市における暮らしの魅力を高めていくという上で、スポーツの力というのは非常に大きいと思っております。陸上競技もまたしかりで、市民の皆さんが陸上競技を楽しめる、力を発揮できるということもそうですし、まちの魅力を高めていくのに資するような施設にしていきたいと思っているところです。

記者:現状では2種以上の陸上競技場を検討しているというお話でしたが、もし野球場がなくなった場合、敷地や施設規模が大きくなるということになると思います。現状で1種を目指すというお考えはあるのでしょうか。
市長:今の時点で直ちに1種を目指すというところまで申し上げるには少し時期尚早かと思っておりますが、先ほども申し上げました通り、まちの魅力、暮らしの魅力を高めていくのにふさわしいような施設ということで、これからいろいろな皆さんからご意見を伺いつつ、議論をさせていただければと思っているところです。

記者:陸上競技場という施設にはなりますが、別の競技への転用ということも可能だと思います。複合施設化に向けて、別の競技の団体との議論ということも行っているのでしょうか。
市長:そういったことも含めてこれから議論していきたいと思います。まず、陸上競技ができる施設というのは最低限となりますが、それに加えてどういったことができるかも含めて、これからいろいろな方にご意見を伺い、議論をさせていただければと思っております。

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