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更新日:2023年12月1日

令和5年5月定例記者会見

2023年5月29日

(中野市長コメント)

市道大原2号線の開通について

平成21年度から事業を進めてまいりました市道大原2号線につきまして、令和5年8月4日(金曜日)に開通することを決定しましたのでご報告します。市道大原2号線については、北区と浜北区を東西に結ぶ主要な幹線道路となっております。平成23年度に、この路線の東側に接続する浜北新都市土地区画整理事業が完了しましたので、これを踏まえて、東西の交通ネットワーク強化のために、これまで事業を進めてきたところです。今回の開通により、浜北駅方面や国道152号線・飛龍街道から都田・三方原地区の産業拠点へのアクセスの向上、拠点間の円滑な移動が実現することにより、交流人口の拡大や地元産業の強化につながることを期待しております。なお、この事業の完成を記念して、開通日の令和5年8月4日(金曜日)の午前10時から開通記念式典を開催する予定です。これまで長年にわたりさまざまな形でご不自由をおかけしてまいりました地域の皆さま、また、この市道大原2号線の事業に多大なご協力をいただきました関係者の皆さまに対して、改めましてこの場をお借りして感謝を申し上げる次第でございます。

大河ドラマ「どうする家康」トークショーおよびパネル展の開催について

大河ドラマ「どうする家康」トークショーおよびパネル展を開催します。ゲストとして、大久保忠世役の小手伸也さん、徳川信康役の細田佳央太さんのお二方をお迎えします。開催日は、7月1日(土曜日)午後1時30分から午後3時まで、会場は浜松市天竜壬生ホールを予定しております。定員は480名で、抽選で当選者を決定します。入場は無料です。こちらにつきまして、本日5月29日(月曜日)から来月6月12日(月曜日)まで、「出世の街 浜松」ホームページ内でご案内する専用応募フォームからお申し込みをいただけます。ぜひ、多くの方からお申し込みをいただければと思っております。また、その翌日となる7月2日(日曜日)には、浜松出世パークにおいて、大河ドラマ「どうする家康」のパブリックビューイングおよび制作担当者によるトークショーも開催させていただきます。なお、このパブリックビューイングなどにつきましては、詳細は現在調整中ですので、後日、改めてご案内をさせていただきます。いずれも多くの方にご参加をいただき、「出世の街 浜松」を一緒に盛り上げていただければと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

質疑

市道大原2号線の開通について

記者:開通によって期待されている効果についてはよく分かったのですが、もし、現時点で懸念されていることや課題などがありましたら教えていただけますでしょうか。
市長:地元の皆さんからは、交通量の変化に伴う交通安全などついてご心配の声が多かったように聞いておりますので、そういった点については、しっかりこちらで対応させていただいた上で、開通までこぎ着けたいと思っているところです。

記者:これまで大原2号線ができるまでは、住民の方はどの道路を使って移動されていたのでしょうか。
市長:遠鉄ストアきらりタウン店がある横の道をずっと行くのが最終的に出来上がる道となりますが、少し南下すると大原浄水場の南側へ抜ける道がありますので、そちらを通られている方が多いのではないかと思います。あとは北側の新都田方面へ抜けていく道を通られているかと思います。今回、大原2号線からテクノロードに突き当たる箇所でも工場が出来上がってきていますので、そういったところへ通われる方を含めて、より利便性が高くなるのではないかと思っています。

記者:地元企業の産業拠点も近くにあると思うのですが、今回の開通に当たり、経済界からの要望などはあったのでしょうか。
土木部長:特に経済界としての要望は無かったのですが、実際に産業拠点で結ばれますので、そういう意味では物流の効率化といった面で効果があるのではと思っております。

大河ドラマ「どうする家康」トークショーおよびパネル展の開催について

記者:天竜二俣での開催ということですが、その場所で開催する意義を改めて伺えればと思います。
市長:今回ゲストとしてお招きするのが、大久保忠世役の小手伸也さんと徳川信康役の細田佳央太さんということでありますけれども、あまり、個別・具体のテレビ番組については言いづらいのですが、そろそろドラマの展開が不穏な空気になってきております。お二方とも、二俣城ゆかりの方々ということもありますので、二俣にある壬生ホールでぜひ開催をさせていただければというところでございます。今後の物語の展開については私もよく知らないのですが、この不穏な空気からすると、ちょうどドラマで二俣辺りが舞台になる前後で今回の開催になるのではというのもありまして、壬生ホールを会場とさせていただいたというところでございます。

市長就任1カ月を迎えたことについて

記者:今回、中野市長による定例記者会見としては初めての開催となりましたが、就任から1カ月経ってみてのご感想について、就任前と違っていたこと、うまくいっていることなどを含めてお願いします。
市長:この1カ月はあっという間だったというのが正直なところです。5月1日に就任して以降、バタバタと走り回って、あっという間にひと月経ってしまったという感じです。私もいろいろな地方自治体の現場で知事や市長を見てきましたので、その仕事が忙しいということは分かっていたつもりではありますけれども、実際になってみて、市長にはやるべきことがたくさんあり、課題も次から次へと寄せられるということで、特に大変な仕事だということを改めて実感しているところです。ただ幸いなことに、いろいろと説明を受けることについて、全く聞いたことがない、知らない話というのはほとんど無く、大体、土地勘といいますか相場感といいますか、そういったことが分かるような話がほとんどです。次々やってくる課題についても、そんなに見当違いの指示を出すということもせずに、ある程度は適切に対応できているのではないかと思っています。今の市政の課題について順に聞き取りを行い、今後の方向性について議論している中では、方向性としてはおかしくないというのはよく分かっておりますし、今も着実に職員が進めてくれているところではありますが、やはりその中でも強弱をつけて、すぐに取り掛からなければいけないことはできるだけ早く取り掛かり、もう一歩先の事業展開についても考えなければいけないということが多々あります。そういったことも、これからスピード感を持って取り組んでいかなければいけないと感じているところです。

記者:1カ月経ってみて、中野市長の独自のカラーを出せそうな手応えというのは感じておられますか。
市長:私の見栄えとかパフォーマンスとして中野カラーをというようなキャラクターでもありませんし、そういうことをやりたいという気持ちも持っておりませんが、本当に市民の皆さんにとって、浜松市にとって必要なことについてはどんどんやらなければいけませんので、それがもしかすると中野カラーのようなことになるのかもしれません。これまで取り組んできた浜松市政について再度しっかりと点検を行う中で、すでに「ここをもっと」という点がいくつか出てきており、職員にも指示をしているところです。いずれそういった形で、じわじわとカラーのようなものも出てくるのではないかと思っておりますので、あまり華々しくパフォーマンス的に中野カラーみたいなものを期待されているようでしたら、そういったことはやるつもりがないのでご期待に添えないかもしれません。

記者:先ほど、すぐにでも取り組まなければいけないことがあるとおっしゃられましたが、例えばどんなことに取り組まれたいですか。
市長:「浜松をもっと元気に」ということで、とりわけこの人口減少社会からの脱却・転換が一番の課題だと思ってこれまでお話をさせていただいてきましたし、取り組まなければいけないと思っております。そういった中で、子ども・子育て支援については、喫緊の課題として速やかに充実させていく、それによって安心して子供を産み育てられる浜松にして、この人口減少の局面から抜け出していくということを進めていかなければいけないと思っています。子供の数を増やすというのは、今日何かやって明日増えるという類のものではありませんので、そういった意味でも速やかに取り掛かって、時間は掛かるかもしれませんけれども、しっかり成果を出していかなければいけないと思っています。

記者:市長はこれまでにいろいろな自治体を見てこられたと思うのですが、子供を生み育てるというところで、浜松に圧倒的に足りていない点というか、課題のようなところについて、何かポイントはあるのでしょうか。
市長:圧倒的な課題ということではありませんが、基本的に浜松には子供を産み育てるのに良い環境がそろっていると思っています。しかし、必ずしも子育て世代の数が増えているわけでもありませんし、現に子供の数もずっと減り続けているということで、ここを転換していかなければいけないと思います。今までやっていないからというよりも、充実した子育て環境をしっかり発信するということが必要なのではないかと思っています。

記者:市長就任から1カ月が経った中で、経済関連での課題、産業のイメージ、解決すべき点、決算等も出てきた中で、そういったところも踏まえてご感想ですとか、印象が変わったところなどがあればお話しいただけますでしょうか。
市長:就任前後ぐらいのタイミングで、浜松市内の企業決算の数字が出てきており、昨年度決算が好調な企業も多いということも伺っておりまして、浜松市にとっては非常に明るい話題だと思っております。ただ、せっかくの企業の好調な活動を支えなければいけない人材・人の不足感というのは、やはりどんな企業の皆さんにお話を伺っても非常に強いということを感じております。先ほども申し上げた人口減少社会からの脱却ということとも密接に絡むのですが、やはり経済の成長をもたらすためには、人口減少対策の取り組みに本当に直ちにしっかりと取り組んでいかなければいけないということを改めて感じているところです。

浜松市がジュビロ磐田のホームタウンになったことついて

記者:先日、浜松がジュビロ磐田のホームタウンになりましたが、市長のご感想を教えてください。
市長:スポーツをみんなで応援するということは、地域を元気にするに当たって非常に大きな力を持っていると思っています。ジュビロ磐田については、浜松市にもサポーターの方、あるいはスポンサー企業はかなりの数存在しますし、実際に試合を応援しに行っている方も多いと思います。ただ、これまではホームは磐田市ということで、肩身が狭いというわけではありませんが、必ずしも我々浜松市民のジュビロ愛がストレートに伝わらないところがあったかもしれません。今回、浜松を含めた遠州一円がホームになりましたので、我々もホームとして大手を振って応援できますし、それが地域を盛り上げ、元気にすることにもつながってくると思いますので、改めてジュビロ磐田の皆さまを歓迎させていただきたいと思います。また、私もできるだけ早く機会を見つけて応援に行きたいと思っていますし、市民を挙げて応援をさせていただければと思っております。

記者:この件で市民から市に対して何かリアクションなどはありましたでしょうか。
市長:直接は聞いておりませんが、反対されている方がいらっしゃいますか。

記者:そういうわけではないのですが、喜びの声などはありましたか。
市長:そういった声はあると思うのですが、直接は伺っておりません。

令和5年度5月補正予算について

記者:市議会定例会が開会中ですが、今後、一般会計の補正予算を上程することになるかと思います。各会派からの要望等もある中で、どのような方針で補正予算の編成作業をされているか教えてください。
市長:いろいろな会派からご要望をいただいておりまして、その内容についても、直ちに補正予算に反映させた方がいいものから中長期的に考えるものまでいろいろありますので、一概には言えませんが、やはり、今回各会派からいただいたご提言、あるいは、これまで市民の皆さんから聞いてきたお話なども踏まえて、速やかに対応すべき課題については、補正予算の編成を通じて対応していきたいと思っております。とりわけ、全国的にそうだと思うのですが、今回は国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付限度額がしっかり示されてから初めての予算編成・議会のタイミングだと思いますので、国の臨時交付金で対応が求められている原油価格・物価高騰等への対応を中心に、速やかに対応すべきものについては今回の補正予算にしっかり盛り込んでいきたいと思っています。

騎馬武者行列について

記者:先日、5月5日に騎馬武者行列が行われ、たくさんのお客さんが来たことによるメリットが大きかったと思うのですが、浜松市に対する経済的な効果は試算されていますでしょうか。
市長:今回の浜松まつりは珍しく3日間とも晴れまして、加えて4年ぶりにほぼ通常通り開催できたということもあって、記録が残っている中では過去最高の人出であったということです。また、3日目の騎馬武者行列については、まさに大河ドラマの舞台が浜松に移ってくるタイミングで催していただいたということで、浜松まつりと合わせて非常に多くのメディアの皆さんに取り上げていただきました。リアルタイムで取り上げていただいた時期もそうですし、もう5月も下旬になっていますが、この時期まで度々映像を流していただくなどといったこともあって、浜松まつり、あるいは家康公ゆかりの地としての浜松について、認知度が相当高まったのではないかと思っています。これだけでも相当な効果があったと思っておりますし、また認知度が上がったことによって、大河ドラマ館をはじめ、「どうする家康」関連の観光について、非常に大きな経済波及効果が出ているのではないかと思っております。加えて、コロナも5類になりましたので、かつてのように旅行者の皆さんが活発に動き始めていますから、そういった旅行消費額の獲得による経済効果については、恐らくゴールデンウィーク中もそうだったかと思いますが、これからも大いに出てくるのではないかと思っているところです。残念ながら私どもで経済波及効果の具体的な金額までは算定はしておりませんので、また民間調査なども参考にさせていただきつつ、どのくらいの経済波及効果があったのかというのも把握していきたいと思っております。

天竜区緑恵台における土砂災害への対応について

記者:天竜区緑恵台の土砂が6月をめどに撤去されるという方針が示されていたと思うのですが、合わせて行政対応の検証会も実施されています。行政対応の検証会については、基本的に冒頭の副市長あいさつまでが公開されていて、それ以外が非公開となっていますが、市長が就任されて、会議のあり方も含めて方針を変えられるとか、一部公開していくとか、そういう方向性がもしありましたら教えていただきたいと思います。
市長:天竜区緑恵台の行政対応検証会については、議事の内容に個人情報が含まれるという観点から、これまでも率直な意見交換や意思決定の中立性が損なわれないように冒頭のみを公開させていただいていると承知をしております。ただ、終わった後には会議の内容についてブリーフィングをさせていただいているということも聞いておりますので、今後もそのような形でマスコミの皆さんにはしっかりとした情報提供をさせていただければと思っております。いずれにしても、去年の災害で緑恵台の皆さんには大変なご苦労をお掛けしているところですので、我々としても速やかに報告書をまとめ、また、まとめた際には、これまでの議論の経過も含めて可能な限り検証の資料や議事録などについても公開をさせていただきたいと思っております。

定例会見の回数について

記者:就任会見の際に定例会見を2回に増やすということをおっしゃられ、その狙い等についても軽くお話しいただいたかと思います。実際に2回行うことが決まったということで、改めてその狙い、目的をお話しいただけますでしょうか。
市長:「まちづくり」のような、このまちをどうしていくかということは、市役所だけがやればいいという話ではありません。そういうのを「おまかせ民主主義」というのでしょうが、そうではなくて、多くの市民の皆さんに関心を持っていただいて、また参加していただかなければ、このまちを良くする取り組みは進まないと思っています。それに当たっては、そもそも市は何をやっているのか、どういう動きをしているのかという情報発信をしっかりとしなければ、市民の皆さんとしても関心の持ちようがなく、さらには参加のしようがないということになるかと思います。これまで、定例会見については月1回のペースだったと聞いておりましたが、もう少し発信の機会を増やしたいということで、原則として月2回程度開催させていただくこととしました。もちろん、恐らく市として一番の公式の情報発信・発表の場というのは議会ということになると思いますので、議会の時期等とかぶる場合にはそちらを優先させていただくことも出てくるかと思いますけれども、原則として月2回開催させていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。

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