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更新日:2023年12月1日

令和5年4月定例記者会見

2023年4月27日

(鈴木市長コメント)

市職員のマスク着用の取り扱いについて

本市ではこれまで、感染予防対策に細心の注意を払う観点から、職員に対しては一律にマスクの着用を推奨してまいりました。その後、本年2月には政府からマスクの着用は個人の判断を基本とするなど、着用の考え方の見直しが示されました。また5月8日月曜日からは新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に変更される予定です。こうした動きを踏まえ、5類に移行されるのに合わせて、本市職員のマスク着用にいては個人の判断に委ねることを基本としてまいります。一方、医療機関・高齢者施設等を訪問する際や、発症後の職員が職場に復帰して間もない場合など、マスクの着用が有効とされる一定の場面においては、着用を推奨してまいります。市民の皆さんには5月8日以降のマスク着用の対応にご理解をいただきますようお願いを申し上げます。

浜松市スマートハウス・EV補助金の申請受付開始について

浜松市では、家庭部門でのカーボンニュートラル、脱炭素化の実現に向け、「浜松市スマートハウス・EV補助金」としてエネルギー収支が実質ゼロとなる次世代型住宅や太陽光発電設備、蓄電池、電気自動車などを購入した市民の方に対する補助制度の受け付けを5月10日水曜日から開始いたします。この補助制度に先駆けて、事業者の皆さまの再生可能エネルギーの設備導入に関する補助制度につきましても、4月21日金曜日から申請受付を開始しております。こうした取り組みを通じて、2050年のカーボンニュートラル達成を目指してまいります。

4期16年振り返って

この4期16年、私として常に全力で市政に取り組んでまいりました。中でも最大の懸案であった行政区再編は、議会と二人三脚で議論を重ね、関連する条例をご議決いただき、2024年1月に実現をすることとなりました。また、中期財政計画に基づき、16年間で1,300億円以上の市債を計画的に削減し、政令市随一の健全財政を築き上げ、強固な財政基盤を構築しました。その他にも、地元産業力の強化、企業誘致やスタートアップの育成、デジタル化の推進、こども第一主義など、さまざまな施策に取り組んでまいりました。新たな野球場の建設や静岡大学と浜松医科大学の統合再編など、相手があってまだ実現に至っていない案件もありますが、次の市長にはこうした課題の解決とともに、行財政改革の推進など、持続可能な市政運営をしっかりと引き継いでいただきたいと思っております。

質疑

市職員のマスク着用の取り扱いについて

記者:感染が大きく拡大している局面では一時的にマスクの着用を実施するということですが、感染が拡大している局面というのは、具体的にどれくらいの規模感を想定されておられますか。
総務部長:どのくらいの規模感という具体的な数値のようなものは想定しておりませんが、一定程度、やはり国からの指示があるレベルにまで感染拡大が広がったという場合を想定しております。

浜松市スマートハウスEV・補助金の申請受付開始について

記者:補助金の対象者については、既に各設備を導入している方はではなくて新規の方のみとなるのでしょうか。
カーボンニュートラル推進事業本部長:新規の方が対象となります。

4期16年の振り返りについて

記者:まずは4期16年お疲れ様でした。改めてになりますが、これまでの市政で印象深かったことを教えていただけますか。
市長:私にとっては全てが印象深く、自分なりにいろいろと考えて施策を立てて、着実に実現してきたということで、悔いは無いと思っております。その中で思い出深いといえば、やはり行政区再編でしょうか。時間がかかったというのもありますし、いろいろと紆余曲折もございました。これが最終的に実現したということで、区切りがついたかなという感じがしております。

記者:心残りなどがあれば教えてください。
市長:心残りはありませんが、今、懸案となっている案件については、やはりぜひ次の方に実現していただきたいなと思っております。例えば県営野球場でありますとか、篠原地区の整備、市としても責任を持ってやっていかなければなりませんし、これは大学同士の話ではありますが、静岡大学と浜松医科大学の統合再編とかですね、そうした継続案件につきましては、ぜひしっかりと次の市長に前に進めていただきたいなと思っております。

記者:今後の政治との関わり方についてどのように考えていらっしゃるのか教えてください。
市長:政治との関わりがどうなるかはまだ分かりませんが、これまでに培ってきたネットワークや経験、こういったものが生かせる活動をしていきたいと思っています。

記者:任期を振り返ってというところも含めていくつかお伺いをしたいのですが、市長選で中野候補が当選されたことへの所感と、議会では自民党の会派が再び過半数を占めたということですが、それについての所感も合わせてお教えください。
市長:中野さんにつきましては、既に皆さんも取材を通じてお分かりだと思いますが、非常に真面目な方ですし、着実に市政を進めていっていただけると思います。重要な方向性については、私から中野さんに引き継いで、更に市政を推進していっていただきたいと思います。今回の選挙も、経済界と自民党会派がしっかりと連携しながら中野さんを支えてきましたので、そこに大きな溝はありません。しっかり自民党会派の皆さまにも、中野市政を支えていただきたいなと思っております。

記者:今までも自民党の会派が過半数になっていたことによっていろいろ滞っていた部分が多かったと思います。今回、引き続き自民党の会派が過半数になったということの受け止めをお教えください。
市長:それは選挙の結果ですので、当然、最大会派は重要なポジションとなることから、しっかりと理解を得る必要があります。我々市政の執行側と議会は両輪ですので、次の市長には自民党会派と意思疎通をしっかりしていただいて、市政が滞らないように進めていっていただければと思っております。

記者:この16年間、財政再建ということで市債残高を大きく減らしたということですが、他の自治体を見てみると、16年前と比べてますます財政が厳しくなっているところもあります。あるいは、ふるさと納税制度のような国が作った新しい仕組みも入ってきたり、さらには子育て支援についても16年前と比べると注目を集めています。人口も減ってきている状況の中で、今後、自治体が持続可能になっていくために、現代の首長はどのような心構えを持つべきかということをお話しいただけますでしょうか。
市長:まずはやはり経営感覚、これが必要ではないかと思います。私の政治の原点は松下政経塾になりまして、松下幸之助さんが塾を作ったのがもう45年以上前になりますが、その頃から国家経営・自治体経営には経営感覚が大事なんだということを徹底して塾長から教えていただきました。松下政経塾の「政経」とは「政治経済」のことではなく、「国家経営」の「経」であり、自治体の経営の「経」であると松下さんがおっしゃられて、私にとってはそれが言ってみれば自分が政治をやっていく上での骨格になっていますので、浜松の市政についても常に経営感覚を持ってやってきたつもりです。これから、本当に自治体にとって厳しい時代になっていくと思います。特に、持続可能な都市経営というものが求められていますので、これからの首長の皆さんは、特に経営感覚が無いと駄目だと思いますし、そのためにはやはり数字にも強くなければいけません。常に財政に気を配りながら、必要な取り組みをしていくということが求められると思います。本当に企業経営と同じようなことになってくると思いますので、首長に求められる資質として最も重要なのは、私はやはり経営感覚ではないかと思っております。

記者:国と県、それから基礎自治体の役割分担のようなものについては、今後どのようになっていくべきだとお考えでしょうか。
市長:これは構造的な問題であり、本当は早くこれを変えていかなければいけないのですが、なかなかの大改革でありますから、一朝一夕にはできません。橋下徹さんも私と同じような思いで、国の統治構造を変えていかなければならないということで「大阪都構想」等に取り組みましたが、残念ながら実現には至っておらず、未だに新しい自治の形というのは見えてこないわけですが、明治以来変わらないこの中央集権的な縦構図を変えていかなければなりません。そのために、私たちは「特別市」という形で基礎自治体を自立させるということを突破口にしていきたいと考えており、これは政令指定都市市長会でも取り組んできたこととなります。そうしたことが今後もますます重要になってくるのではないかと思っております。逆に言えば、何でもかんでも県や国に頼るということではなく、基礎自治体がしっかり自立をしていくという覚悟を持たなければいけません。そのため、先ほどの話になりますが、経営感覚というものが必要になってくるのではないかと思っております。

記者:今のような話を踏まえて、改めて今後、ご自身の中でどういう立場でどういう役割を果たしていけるとお考えでしょうか。
市長:まだ、どういった立場になれるのか具体的なものはありせんが、何らかの形で政治や行政との関りを持っていきたいと思いますし、発信もしていければと思っております。

記者:16年間市長を務められてきた中で、ご自身の変化のようなものを感じる部分はありますでしょうか。
市長:変化という点ではあまり無かったのですが、最初は戦々恐々としておりました。16年前のことはご存じないかもしれませんが、すごく激しい選挙の末でしたので、アウェー感たっぷりの状況で市長になりました。ですから、本当にこれからやっていけるだろうかという不安もありましたが、実際には職員の皆さんがぱっと切り替えた上で一緒に仕事をしてくださって、私自身にとっても、それが大きな自信となりました。私は細かいことを全てやるわけではありませんので、私が判断したり、方向性を示したことに対して、しっかり現場のことをやりながら施策実現に向けて16年間一致団結してやってきていただいたということで、本当に職員皆さんに感謝をしております。

記者:大学の再編の件では、市長としてもかなり思い入れが強いように感じられたのですが、今後もこの件にいずれかの立場で関わっていかれるというお考えはあるのでしょうか。
市長:そういったご要請があれば、もちろん喜んで参加させていただきたいと思っております。

記者:市長は端々で「市長の仕事は営業とけんか」とおっしゃられていたのですが、それはどういった意識からで、この16年間どのような場面でそういったことがあったのかということを改めて教えてください。
市長:これはいろいろなところで出てくるので、先ほど申し上げた通り、国、県、市町村の縦構造の中で、国や県から理不尽なことを指示されたり言われたりしますし、制度上のいろいろな問題もある中で、そういったものを取り除いたり、物申していくのがトップの仕事だと思っております。一方、浜松のことをどんどん売り込んでいったり、PRするということも私の仕事でありますので、そういった意味で「営業とけんか」という表現を使いました。例えば、国の総合特区制度を活用して開発した三方原・都田地区についてですが、私の市長就任前、浜松からどんどん企業が流出してしまうという事態が生じておりました。これを何とかするためには、企業が移転できるような用地を確保しないといけないということで、三方原・都田地区に目を付けました。ただ、ここはほとんど農業用地でしたので、これを工業用地に転用するために国の特区制度を使ったのですが、最初はゼロ回答という結果でした。特区を取ればすぐにできるように錯覚しますが、全くそんなことなく、所轄官庁の了解を取らなければならないという決まりがあります。それに従って農水省にお伺いを立てたところ、全部駄目だということで却下されてしまいました。それで終わっていたら何も進みません。そこからが首長の仕事になります。当時の農林水産大臣に直訴して、「おかしいじゃないか」と掛け合って、大臣の方から所管の部署に指示をしてもらって、全部ではありませんがバイパス沿いですとか、インター周辺ですとか、そういうところを工業用地として認めていただきました。そのおかげで、今の三方原・都田地区が浜松のものづくりのメッカになったわけです。これは国との一例ですが、県との関係でもいろいろありました。結構理不尽なことも言われて、それを撤回させるために知事ともよく話しに行きましたし、そういうことがトップの役割だと思っております。ですから職員の皆さんにも、「何かあったら言ってこい、そのけんかは俺が引き取るから」という話をしておりました。やはりそういったことが首長として、トップとして必要なことなのではないかと思っております。

記者:中野さんにも、そういうところは引き継いでいってほしいですか。
市長:そうですね、中野さんにもそういった男気を期待したいと思いますが、私が多少フォローできる部分はフォローしてあげたいと思っております。

記者:16年という長い期間、モチベーションを保てた理由と、改めて市民の皆さんに退任に伴って伝えたいことがあれば教えてください。
市長:モチベーションに関しては、私は割と楽天的な方で、あまりストレスも溜めないものですから、毎日夜一杯飲んでスカッとすると翌日からまた元気よく仕事ができるということで、16年間やってこれたと思っております。これからの浜松についてですが、浜松は本当に住みやすくて素晴らしいまちです。都市の幸福度ランキングでも政令市で1位ですし、健康寿命も男女ともに1位ということで、人々が幸福に健康で暮らせるプラットフォームができております。市民の皆さんにはこのことを誇りとしてもらって、次の市長とともにさらに住みやすいまちにしていっていただくということを念願しております。

記者:一言で表すと、どのような16年間でしたでしょうか。
市長:本当にやりがいのある16年間だったと思います。本当に良い場所を与えてもらったと思います。松下政経塾ではいろいろなことを学びましたけれども、国会議員だった頃は、野党の若手国会議員では、先ほどの財政の問題にしても、予算委員会や財務金融委員会で国の財政問題について質問をしたところで何が変わるわけでもありませんし、虚しさというか、無力感を感じておりました。一方、市長になってみると実際にやればできるというか、結果が数字として出るということで本当にやりがいのある場所だったと思います。本当に16年間、やりがいのある楽しい仕事をさせていただいたと思っております。

記者:ちょっと難しいかもしれないのですが、16年間を自己採点すると何点ぐらいになるでしょうか。
市長:自分で採点するものではありませんので、周りの皆さんに評価を委ねたいと思います。

記者:点数はつけなくとも、満足度としてはいかがでしょうか。
市長:自分としては本当に満足をしておりまして、悔いも無いと思っております。

記者:16年間市長を務められて、改めての市の魅力をどのように感じられていらっしゃるか教えてください。
市長:やはり本当にものすごいポテンシャルがあると思います。いつも申し上げておりますとおり、県庁所在地でもない、大都市圏に所在している都市でもない浜松が、ここまで成長発展して、こんなに住みやすい活力のあるまちになったのも、先人の皆さんのご努力のおかげでありますし、そういう点では非常に全国で見ても特異なまちだと思います。市民の皆さんの活力もあるし、いろいろな資源にも恵まれており、国土縮図型と言われるようにあらゆるものがここ浜松に詰め込まれておりますので、そういったポテンシャルをいかにこれからも生かしていくかということかと思います。逆に日本の自治体の持つ課題を全部抱えているようなまちでもありますから、浜松でうまくいけば、全国のモデルになれると思ってやってきました。今後も、そういうまちであり続けていただきたいと思います。

記者:先ほど職員の方が一致団結してやってくれたとおっしゃられましたが、職員の方に向けてエールがあればお願いします。
市長:この16年間で「鈴木イズム」みたいなものを分かってくれる職員の方が、特に若手の職員の皆さんの中に増えてきており、昔の自治体とは随分空気が変わってきたのではないかと思いますので、ぜひそういうものを大事にしていただきたいと思います。これからどんどん世の中が変化していく時代ですので、いつも私が言ってるように、前例にこだわらず、試行錯誤をしながら新しいことにチャレンジし、しかもスピード感を持って取り組んでいただきたいなと思いますし、今の気持ちを忘れずにやっていただければと思っております。

記者:市長はまだ65歳とお若いですが、今後の夢みたいなものがあれば教えてください。
市長:まだまだ自分なりに違う場面・場所で頑張れると思いますし、貢献もできると思いますので、夢というよりも、終生現役という思いで頑張っていきたいと思います。

記者:明日退任式を迎えられて最後の登庁となるわけですが、寂しさが去来しているのか、どんなことを今考えていらっしゃるのか、率直なお気持ちをお教えください。
市長:まだもう1日ありますし、寂しさを感じるのは5月からかもしれませんが、5月からはまた気持ちを切り替えて次のことに取り組んでいかなければいけません。今は充実感と、16年間こうして健康で元気に仕事をすることができて良かったなという気持ち、そして支えていただいた職員の皆さんへの感謝など、そんな気持ちでいっぱいです。

記者:ふるさと浜松への思いを一言お伺いできますでしょうか。浜松の魅力、いろいろな良いところがあるのは分かりましたが、課題もたくさん抱えていると思います。浜松に足りないものはどこで、これからどうなっていってほしいかをお聞かせください。
市長:足りないというより、私はやはり浜松は常に動き続けてないと駄目なまちだと思います。県庁所在地ではないので、黙っていてもひと・もの・お金が集まるまちではありませんし、常に新しいことにチャレンジしてまちを活性化をさせていかなければならないと思います。逆に動きが止まったらどんどんまちが衰退してしまうので、ぜひ活力を保ち続けていただきたいと思います。それからもう一つは、それをどんどん発信していくことだと思います。それが浜松のポテンシャルやプレゼンスを上げていくことになるのではないかと思っております。

記者:「やらまいか精神」ということでしょうか。
市長:一言で言えばそうだと思います。ですから、先ほどもお話ししましたとおり、私は産業というものはこのまちの最も重要な推進力で、産業力が無くなったら浜松は終わりだというぐらいに思っております。手をこまねいていたら企業がどんどん出ていってしまうような状況が昔あったわけでして、とにかく新しいことにチャレンジして、まちを活性化させていくことが浜松の生き残りの最大のポイントだと思っております。

浜松まつりについて

記者:コロナがだいぶ落ち着いてきている中、浜松まつりを楽しみにしている市民も多いと思います。市民に向けてメッセージをお願いします。
市長:残念ながら、今年はお酒の提供は禁止ということなりましたが、それ以外はほぼ以前のルールで開催できますので、糸切り合戦も練りも初子のお祝いもできます。やはり浜松のアイデンティティーですから、ぜひ元気に浜松まつりを楽しんでいただきたいと思います。私も一市民として参加したいと思っております。

記者:一部市民の方やお酒の販売事業者からは、お酒禁止について反発の声なども上がっていますが、改めてそれらに対する受け止めを教えてください。
市長:組織委員会の中でいろいろな議論がありましたが、最終的には委員長の判断で今年は我慢しようということでしたので、そこはしっかり受け止めていただきたいと思います。来年からは何の制約もなく開催できるようになると思いますので、今年はそういったルールが決められたわけですから、それをしっかり順守して、参加していただきたいと思います。

記者:市民の方の中には、まだちょっと理解というか納得できていない方もいらっしゃるというところですが。
市長:100%理解していただけるということはなかなかありません。どんな決めごとをしても、反対する人は一定程度はいると思いますが、理解をしてくれる方もたくさんいらっしゃいますので、決まったルールはみんなで守っていこうということだろうと思います。

記者:そういう中で理解されてない方々に、改めて市長の立場としてメッセージを伝えるとしたら、どんな言葉を掛けたいですか。
市長:来年からは100%以上できますので、今年1年はやはり決まったルールを守って、我慢していただきたいと思います。

記者:今年の浜松まつりは来年の完全復活につなげていく上で重要になってくるのかなと思いますが、そういう点では来年以降にどんなつなぎ方をしていきたいですか。
市長:やはり、ここ3年のコロナの影響で、例えば子供たちがなかなかお囃子ができなかったりですとか、どうしてもいろいろなまつりの伝統の継承が止まってしまった部分もあるので、そこはしっかり継承していただきたいと思います。凧作り、あるいは糸目付けひとつを取ってもテクニックが必要です。そういったことは、ずっと伝承されてきているものなので、ぜひそういった伝統文化は次の世代に継承していただきたいと思います。

記者:市長の退任後になってしまいますが、5日には松本潤さんが参加する騎馬武者行列があります。恐らく当選した方以外のファンもたくさん浜松に来ることが予想されますが、安全について何か市長からメッセージがあればお願いします。
市長:担当課や警察の皆さんを含めて、万全の安全対策を準備していただいていると思いますので、ぜひ通路を空ける等の決められたルールを守って、騎馬武者行列を楽しんでいただければと思います。

記者:今回、2万人から2万2千人に定員を拡大されましたが、それ以上にたくさんの人が来られると思います。改めて騎馬武者行列に対する期待を市長からお話いただきたいと思います。
市長:浜松でこの騎馬武者行列が開催されるということは大変なチャンスであります。今、「どうする家康」が大変盛り上がっておりますけれども、やはり家康公にとって浜松というのは本当に大事な場所でありましたし、人生で大事な時間を過ごした場所であるということが、ドラマを通じて全国にPRされていきます。騎馬武者行列はそれを象徴する大きなイベントですので、ぜひこれを大いに盛り上げて、また、浜松のPRにつなげていければと思っております。

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