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更新日:2023年12月1日

令和5年2月定例記者会見

2023年2月27日

(鈴木市長コメント)

新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場について

現在ご案内している会場に加え、新たに3月後半に実施する新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場が決定しましたのでお知らせします。会場は航空自衛隊浜松基地で、実施日は3月18日(土曜日)、19日(日曜日)、25日(土曜日)、26日(日曜日)の4日間となります。航空自衛隊浜松基地には直接ご入場いただけませんので、接種を受けられる方は、浜松オートレース場内の駐車場をご利用いただき、そこからシャトルバスで会場まで移動していただきます。なお、駐車場と接種会場が離れていることから、終了までおおむね1時間程度が見込まれることをご了承ください。年度内のワクチン接種をお考えの方は、ぜひこの機会に接種をご検討いただければと思います。また、4月以降のワクチン接種につきましては、国からの情報が明らかになり次第、改めてお知らせいたします。

浜松リノベーションフェスティバルの開催について

本市のリノベーションまちづくりの取り組みを市民の皆さまに広く周知することを目的として、3月4日(土曜日)、5日(日曜日)の2日間、ソラモと新川モールを会場に、浜松リノベーションフェスティバルを開催します。本市では、2014年度から始めた個人版リノベーションスクールに加え、2019年度からは全国初となる企業版リノベーションスクールを推進した結果、数多くのリノベーション事業が生まれました。今後さらに多くの市民の皆さまに関心をお持ちいただき、裾野を広げるため、リノベーションまちづくりを体感できるイベントを開催します。初日の3月4日(土曜日)には、ソラモでのラジオ公開生放送をはじめ、全国各地のリノベーションまちづくりをリードしてきた専門家や、浜松で活躍中のプレイヤーが出演するトークイベントを行います。翌日の3月5日(日曜日)には、同じくソラモにおいて、本年度の個人版リノベーションスクールの公開プレゼンテーションや、私も出演するトークイベントなどを行います。また、両日とも飲食、物販などのブース出店の他、街中の空き物件をリノベーションした店舗を巡るスタンプラリーなども実施します。内容盛りだくさんの浜松リノベーションフェスティバルに、ぜひ多くの市民の皆さまに足を運んでいただきたいと思います。

質疑

新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場について

記者:3月はどのぐらいの数のワクチンを打てるということになるのでしょうか。
医療担当部長:今回、航空自衛隊浜松基地で行うのは4日間となります。1日大体480名を想定しておりますので、4日間で1920名を想定しています。

記者:他の会場と合わせて、何人程度の集団接種が可能となりますか。
医療担当部長:他の集団接種会場につきましては、はまきたプラザホテルと東部保健福祉センターがありますので、合わせて先ほどの数字の大体1.5倍ぐらいの数は可能になるのではと思っています。それに加えて個別接種も引き続き実施しております。

記者:4月以降については決まり次第ということですが、コロナウイルスが「5類」に移行された後も現在の集団接種の形態を続けていくのでしょうか。
市長:国の方針が出て、恐らく個別接種が中心になっていくのではと思いますので、それに従って我々も体制を整えていきたいと思います。

記者:今回、集団接種会場としてさらに航空自衛隊浜松基地を追加した理由はどういったところにあるのでしょうか。
医療担当部長:2月まではアクトシティで集団接種を行っておりましたが、3月はイベントなどがあってアクトシティを確保することができませんでした。3月上旬については、以前発表させていただきましたとおりサーラシティ浜松で実施いたしますが、3週目・4週目の集団接種会場が無かったものですから、自衛隊と調整したところ、実施できる運びとなったため今回発表させてもらったということになります。

記者:現在、ワクチンの集団接種会場がすごく混んでいるということはあるのでしょうか。
医療担当部長:現在はそれほど混んでおりません。今年度中に打ちたい方はぜひ、個別接種あるいは集団接種会場においてワクチンを打っていただければと思います。

浜松リノベーションフェスティバルの開催について

記者:こちらに参加される企業、団体、商店街の方々というのは、皆さん市のリノベーションスクールに参加されている方なのでしょうか。
市長:参加している方もいればそうでない方もおられると思います。

記者:個人版と企業版のリノベーションスクールには、これまでそれぞれどのくらいの方が参加されてきたのでしょうか。
産業部長:個人版はこれまでに10回開催しておりまして、受講生の合計が243人となっております。企業版は過去4回開催しており、会社単位での参加ということになりますが、これまでに73社からの参加をいただいております。

記者:日程が2日間あって、内容も盛りだくさんといった感じですが、メインの見どころは何になりますでしょうか。
市長:見どころと言うと全てになるかと思います。今、リノベーションに取り組まれている皆さんの生の声なども聞けますし、そういう意味ではリノベーションとは何か、どういったものが生み出されているのかということを、多くの市民の皆さまに知っていただきたいと思っております。

新野球場の建設について

記者:県の方では、野球場の詳細決定にもう少し時間をかけるとのことですが、早期実現を目指している浜松市としては、これをどのように受け止めているかをお聞かせください。
市長:我々の思いとしては、できるだけ早く計画を推進していただきたいというものがあります。しかし、やはり執行側と議会がある中で、議会の理解を得られないとなかなか話が進みません。我々も区再編等で議会のご理解を得るのにずいぶん時間がかかりました。従って、もちろん我々としては早くやっていただきたいことはやまやまですが、あまり拙速に事を進めて問題がこじれたり、内容が不十分なものになったりするよりは、しっかり議会と調整をしていただいて、結論を出していただくというのはやむを得ないことだと考えております。

記者:少なくとも、今の県当局の動きは理解できるというお考えでしょうか。
市長:議会の理解がしっかり得られないと一切の施策が進められませんので、これはやむを得ないことではないかと思います。

大学再編について

記者:3月2日に大学再編に向けた期成同盟会が発足するということですが、静岡市の田辺市長が、それについて「いかがなものか」といった発言をされております。要するに、これは大学自治の問題であって、期成同盟会のようなやり方は違うのではないかということを指摘されているのだと思いますが、この点について市長はどうお考えでしょうか。
市長:田辺市長の発言もそうですが、その前提として、やはり日詰学長の会見があったのだと思います。私はあの会見は大変に遺憾でありまして、本当に学長としての資質が問われる会見ではなかったかというくらいに思っております。その理由は三つあります。一つは、「行政が政治介入している」、「大学同士の話し合いで決めるべきだ」というようなことをおっしゃっておりましたけれども、これは天に唾吐くような話であります。大学同士の話はすでに終わっており、お互いに機関決定をして、合意書をきちっと結んでいるわけです。これは別に、浜松医科大学の今野学長と当時の石井学長が個人的に結んだものではなく、しっかり評議会あるいは理事会といった大学の正式な手続きを踏んで策定された合意書であるわけです。それを「よろしくない」としてひっくり返そうとして、「静岡市の理解が得られない」ということで行政を持ち込んで話をややこしくしたのは、日詰学長ご本人であり、これは天に唾吐くような話ではないかと思うわけです。ですから、大学同士の話し合いで決めるべきだということであれば、ぜひそうしていただきたいと思いますし、もうすでに結論が出ているわけですから、粛々と合意書に基づいて計画を進めていただきたいと思います。これはご本人の中でも論理矛盾をしているという状態だと思います。二つ目、期成同盟会については、田辺さんも「いかがなものか」ということですが、全く認識が違います。静岡の皆さんは、地域が静岡と浜松だけだと思っているのではないかと思うのですが、そういう次元の問題ではありません。今野学長に聞いていただければと思いますが、今回の再編は壮大な医・工・情報の連携の中、これから未来に向けたさまざまな取り組みをしていくという計画であり、県全体に大きな波及効果があります。例えば今後、DXに強い医師・看護師といった人材を県全体に供給していく、あるいは現職の医師等のDXに関するリスキリングもやっていこうという計画もあります。何よりも、医療DX化によって、県全体の医療ネットワークを拡大強化していくという狙いがあるわけです。このことは、すでに県と病院協会、県の医師会等を加えて、次期医療計画の中でこれを計画しております。これが進めば、例えば県東部にいても高度な医療サービスを受けられるとか、静岡県のどこに住んでいても質の高い医療サービスを受けられるということになります。それがDXによって実現するということであり、そういうことを目指す訳ですので、県全体の皆さんにそのことをお伝えし、理解を得ていくというのが今回の期成同盟会であります。県の病院協会長も、県の医師会長も今回の期成同盟会に参画されております。私も全市を回りましたが、100%賛成していただきました。もちろん、いろいろなしがらみなどで表に出るのははばかれるという方もいらっしゃいましたが、この計画自体に対して異を唱える方は1人もいらっしゃいませんでした。今回の件も、地域というものを持ち出すのであれば、浜松・静岡という次元の低い問題ではないということを申し上げたいと思います。三つ目、これが一番の問題ですが、日詰学長が私案というのを打ち出しました。これには静岡大学の最高責任者である方が何を考えているのかと思いました。先ほど申し上げましたとおり、すでにきちっと大学間の正当な手続きを踏んで機関決定された合意書であり、日詰学長も学長に就任される際にそのことを問われたところ「合意書は順守します」と言っているわけです。にもかかわらず、一教授ならまだしも、学長が私案というものを出してくるというのは、私は浜松医大に対し大変に失礼だと思いますし、また、静大浜松キャンパスの人たちの思いはどうなるのか、浜松キャンパスは静岡大学ではないのかとも思います。私は、この私案を持ち出した段階で学長として失格だと思いますし、どうしても私案を正当化したいということであれば、まずは静岡大学の中で正当な手続きを踏んで、「この合意書が間違っていたから破棄したい」ということを評議会・理事会にかけて、大学としての機関決定をした上で、正式に浜松医大に対して「この合意書は順守しません。破棄します」ということを伝え、改めて、日詰学長の私案を静岡大学の機関決定のもとに静岡大学の意思として伝えるべきだと思います。浜松医大は100%受けないと思いますが、浜松医大に対してそのようにきちっと申し入れをするというのが筋であって、大学の責任者としての責任を放棄していると言わざるを得ないと思います。ですから、現実的に考えていくと、二つしか選択肢はありません。現在の合意書に基づいて大学の統合再編を進めていくのか、あるいは正式な機関決定のもとに現在の合意書を破棄して、現状維持に戻るのかと、この二つに一つだと思います。いたずらに時間をかけている場合ではありませんので、静岡大学の学長として、最高責任者として、しっかり大学内の意見をまとめて早く意思決定をしていただきたいと思います。私から申し上げたい事は以上です。

記者:先日、3月2日の期成同盟会の発足についてご案内いただきましたが、浜松市以外の11の自治体が参加を表明しております。これに関して、市長としての所感、受け止めをお伺いできますか。
市長:先ほど申しましたとおり、私は全市長にお会いしましたが、この計画に異議を唱える方は1人もいらっしゃいませんでした。ただやはり、静岡大学との関係ですとか、あるいは中部の自治体は静岡市といろいろな連携協定などを結んでおりますので、なかなか自分たちが表に出ることははばかられるという方はいらっしゃいました。しかし、そういった中にあっても、西部だけではなく、東部も含めて半分の自治体の皆さんがしっかりと参加を表明してくださったということで、各市を回って大変良かったと思います。

記者:先ほど市長がおっしゃったように、合意書のとおりに議論を進めることが前提で、学長の私案は大学内のプロセスを経ていないということでしたが、その上で、その私案の中身についてお伺いします。日詰学長がおっしゃっているのは、大学自体を一つにするということですが、これについて市長としてどんなデメリットがあるとお考えでしょうか。
市長:これはあり得ない話だと思います。それでは、三重大学を、岐阜大学を、信州大学を、山梨大学を作るのですか、という話になると思います。医学部を入れただけで大学が底上げされるわけがありません。だったらなぜこれらの地方大学がどんどん地盤沈下しているのかという話です。今の問題は、一県一大学のような形で特徴のない総合大学がたくさんあることであり、これでは生き残っていけないからこそ、もっと先鋭的な大学を作るべきだというところから話が始まっているわけです。もちろん、この少子化の中でも生き残っていけませんし、何より国際競争においても生き残っていけません。だからこそ、東京医科歯科大学が法人を放棄してまで東工大と一緒になったのは、これから人材教育の面でも、研究の面でも、供給の面でも、国際社会の中でしっかりと先鋭的な大学を作っていかなければならないということが背景にあるわけです。ですから、これは一顧だにも値しない、ありえない話だと思います。従って、浜松医大は1000%受けないと思いますし、なぜこんなものを出してきたのか、私にはさっぱり分かりません。以上が私の率直な感想です。

記者:全首長にお会いしたということでしたが、中東部も含めて現地に足を運んでお話をされたということでよろしいでしょうか。
市長:はい。

記者:中東部を含めた各地の首長からは、特にどんな期待・賛同の声があったのでしょうか。
市長:特に人材供給に関することと、医療ネットワークが強化されるという部分だったと思います。静岡県の場合、やはり地域によってかなり医療の差がありますし、特に東部は大変な状況ということですので、今後、医療ネットワークが強化されるといった部分への期待があると思います。今野学長が特に強調されたのは、総合医療ができる医師を育成して東部等に供給していくということが今求められておりますので、今回の計画の中では医療ネットワーク強化について、皆さんから大変期待を持っていただきました。

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