緊急情報

サイト内を検索
ホーム > 市政 > 市長の部屋 > 記者会見 > 令和4年7月定例記者会見

ここから本文です。

更新日:2023年12月1日

令和4年7月定例記者会見

2022年7月27日

(鈴木市長コメント)

新型コロナウイルスワクチン接種について

ワクチン接種については、全国的に高齢者の接種は進んでいるものの、若い世代につきましては、年齢的に重症化しにくいことに加え、副反応も懸念して、特に10代・20代の接種が進んでいないことが課題となっております。本市においても、若い世代の3回目ワクチン接種率は20代で約50%、10代で約20%と伸び悩んでおります。そこで10代・20代の方の3回目接種を促進するため、この年代に限定したファイザー社製ワクチンによる集団接種を8月11日(木曜日)から14日(日曜日)に実施いたします。会場はザザシティ浜松、時間は午前中で、1日当たり1,050人の接種を行います。対象者への周知につきましては、10代・20代の3回目未接種者約5万人宛てに勧奨ハガキを本日発送します。次に、集団接種会場の時間延長についてです。現在、ザザシティ浜松の集団接種会場では、最終受付が17時30分までとなっておりますが、仕事帰りでも接種ができるよう、8月の毎週金曜日の最終受付時間を19時まで延長します。また、3回目接種の重要性や有効性、副反応に関する情報など、正しい情報をもとに、納得した上でワクチン接種を受けていただくように、ホームページや新聞広告など、各種媒体を活用した啓発を行ってまいります。市民の皆さまにおかれましては、基本的な感染予防対策を徹底していただくとともに、積極的なワクチン接種をお願いいたします。

みんなで盛り上げる大河ドラマ館「期待と希望の応援メッセージプロジェクト」第2弾について

本市では2023年の大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせ、旧元城小学校跡地内に大河ドラマ館の建設を進めております。6月25日に開催した「期待と希望の応援メッセージプロジェクト」第1弾では、参加者の皆さまからご好評をいただくとともに、多くの方から第2弾の開催を希望する声をいただきました。そこで「期待と希望の応援メッセージプロジェクト」第2弾を開催いたします。具体的には、大河ドラマ館施設内の土間部分に、市民や大河ドラマファンの皆さまから家康公や大河ドラマ出演者へのメッセージなどを自由に描いていただきます。なお、メッセージは大河ドラマ館開館後も床下に残り続けるほか、完成後に全体を撮影し、大河ドラマに期待するメッセージとして広く発信してまいります。開催日は9月18日(日曜日)の午前10時からを予定しております。募集人数は200組で、参加費は無料です。ぜひ積極的にご参加いただき、一緒に大河ドラマを盛り上げていただきたいと思います。

WRO 2022 Japan決勝大会in浜松について

8月28日に浜松アリーナでWRO 2022 Japan決勝大会を開催します。WRO「ワールド・ロボット・オリンピアード」は、2004年にシンガポールで始まった国際的なロボットコンテストです。ロボット競技への挑戦を通じて、子供や若者たちの創造性や問題解決能力を育成することを目的としており、世界75カ国以上の国と地域の小・中・高校生が参加して、ロボットプログラミングの技術を競うもので、あらかじめプログラミングを行った自律型のロボットにコースを走らせ、スピードや精度を競う「ロボミッション」と、決められたテーマに基づいてロボットの企画、開発、プレゼンを行う「フューチャーイノベーターズ」の2種目が行われます。決勝大会では、全国各地の予選会を勝ち抜いた181チームが、ドイツ・ドルトムントで開催される世界大会への切符をかけて熱い戦いが繰り広げられます。今大会は一般の方にも無料で観覧していただけますので、ぜひ多くの皆さまにロボットの先端技術に触れていただきたいと思います。

質疑

新型コロナウイルスワクチン接種および感染状況等について

記者:今回、若者に限定してこういった場を設けた狙いと、10代・20代の方が他の世代と比べて恐らく接種率が低いと思うのですが、どれぐらいの差があるかをご解説いただければと思います。
市長:1点目につきましては、若い世代の接種率がなかなか上がらない一方、最近の感染状況によれば、若い世代の方に非常に多くの感染者が見られるということで、やはり若い世代の皆さんに接種をしていただくことが重要であるため、若い世代の方を対象とした集団接種を行うことになった次第です。2点目は担当部長の方からご説明いたします。
医療担当部長:接種率の状況についてご報告します。全体の3回目の接種率は、昨日時点で64.36%となっています。年代別に見ると、高齢者については94.65%とかなり高い数字になっておりますが、年齢が下がってくるごとに60代で84%、50代で73%といった具合にだんだん低くなってきまして、20代については50.28%、10代で22.4%という状況になっております。

記者:今、感染者がかなり増えていますが、ワクチンを打っていない人の感染が多いというのは何かデータとしてあるのでしょうか。
医療担当部長:はっきりしたものはございませんが、例えば感染者を見ると、20代、10代、9歳以下の若い方が多いです。それに対して高齢者については感染者が少ない状況です。このように、ワクチンの接種率と感染者数がだいたい反比例という関係になっていることが明らかなことから、ワクチンの効き目がある程度出ているのではないかと私は考えます。

記者:今回、ファイザー社製のワクチンを使用するのは何か狙いがあるのか、それとも、まとまった量をたまたま確保できたからなのかお教えください。
市長:やはり、モデルナよりもファイザーの方が副反応が軽いという評価のようなものが広がっており、モデルナが敬遠されてファイザーが好まれることが多いので、今回、若い世代の方を引き付けるためにファイザー社製にしたということです。

記者:集団接種の現状の確認なのですが、今も集団接種をやっているが、今回の8月11日から14日の期間は若い人だけが対象になるという理解でよろしいでしょうか。今の集団接種の状況をお教えください。
医療担当部長:今の集団接種の状況ですが、ザザシティの会場におきましては、毎週金曜日、土曜日に、はまきたプラザホテルの会場では、毎週水曜日、木曜日、土曜日、日曜日にそれぞれ行っており、そこではモデルナを使ったりノババックスを使ったり、小児向けをやっていたり、あとはHICEでも4回目接種をやっていますし、3回目からその前もやっているという状況です。今回の8月11日からの若者に対する接種については、今使っている枠を若者に限定して実施するというものです。また、時間延長については、当然今までよりも時間を延長しますので、もっと多くの方に接種いただけると思います。

記者:ザザシティでは毎週金曜日と土曜日にやられているということですが、11日から14日の4日間は、一般の方の集団接種も重ねて行われるということでしょうか。
医療担当部長:11日から14日の午前10時30分から午後1時30分までにつきましては、若い世代の方を対象とさせていただきます。同じ日の午後にはそれ以外の方にもワクチンを打っていただけるという形になります。

記者:ということは、その期間であれば若者が接種できる枠が増えるという理解でよろしいでしょうか。
医療担当部長:はい。

記者:コロナの第7波と言われ、感染者数もかなり伸びておりますけれども、行動制限であるとか、あるいは経済対策でやろうとしていることを一時中断した方がいいのではないかといった声もあるかと思うのですが、この件に関しての市長の考えをお教えください。
市長:感染者がずいぶん増えて高止まりしているという現状は認識しておりますけれども、以前と違うのは、やはり重症者が圧倒的に少ないということでございます。県や国もそうですが、特にまん防のような行動制限は、要請もしないし、発令もしないということですので、私どももしっかりと感染対策に注意していただきながら、日常の活動を継続していただければいいのではないかと思っております。

記者:関連して、医療の逼迫であるとか保健所の業務の繁忙ということもあって、感染症の区分みたいなものも見直す議論を始めるべきではないかといった話もありますがいかがでしょうか。
市長:今のところ2類から5類に変更するかどうかということが焦点になっておりますけれども、いろいろな専門家の方ともお話をしていると、いきなり2類から5類としなくても、その中間の新たな分類を作ってもいいのではないかという議論もありますので、そのあたりをしっかり政府の専門家委員会の皆さんのご意見なども踏まえながら、国として早期にご判断をいただきたいなと思っております。そうしないと、今おっしゃるようにまた患者さんが増えてまいりますと、保健所の業務が大変逼迫してまいりますので、ぜひそこは早期に国としてのご判断をいただきたいなと思います。

日本の都市特性評価ランキングの結果について

記者:森ビル関連の調査機関による国内の都市力ランキングが発表されました。浜松市が9位にランクインしていて、前年から3位ぐらい上がっているのですが、市長としてどのあたりが評価されたと考えておられますか。
市長:私も新聞報道等で拝見したのですが、環境や子供の医療支援、あるいは子育て支援といったことが順位を押し上げたと書かれておりました。今、国では田園都市を作ろうということで、デジタルを活用した取り組みを行っておりますが、田園都市というのは、都市の利便性と田舎の住みやすさの両方を併せ持つ住みやすい地方都市を作ろうということなので、そういう意味で、浜松はまさにこの田園都市がすでに出来上がっているということで、これをさらにブラッシュアップしていくことが大事であろうと思っております。今回こうして評価が高まったということは大変良かったと思います。森ビルさん以外にも、日本総研さんも都市のランキングをやっておられますが、そちらでも、さいたま市さんと、常に1位、2位を争っておりますので、総じてどの調査でも良い評価をいただいているということは、我々にとってもありがたいことかなと思っております。

いじめ問題について

記者:先日、いじめ問題に関して市長が自ら謝罪をされましたが、その経緯などについて教えていただければ思います。
市長:以前から専門家の皆さんのご判断などをいただく中で、私が直接謝罪をすることが必要であれば対応していきたいと思っておりましたが、主治医の方に相談をしたところ、私が謝罪をすることがご本人の支援につながるといったアドバイスをいただきましたので、直接お会いして謝罪をさせていただくことになりました。

記者:ご本人の反応も教えていただければと思います。
市長:非常に長い間つらい思いをさせたり、心労をお掛けしたりしたことに対して真摯に謝罪をさせていただきましたが、ご本人からは、自分と同じような子供たちが今後出ないようにしっかり対応してもらいたいというお話がございましたので、今後、こうしたいじめが起こらないように、我々としても万全の体制を整えていきたいと思っております。

記者:今日の一部の報道で、保護者が以前から求めていた、当時の学校の担任や校長などが直接謝罪をするという方向で固まったと出ておりましたが、これについての事実関係と、その理由などを教えていただければと思います。
市長:私の方からも教育委員会には、ご本人やご家族に寄り添って、真摯に対応することをお願いしてありましたので、そうした方向性の中での対応だったと思います。詳しいことは学校教育部長からご説明します。
学校教育部長:謝罪の日時等については、現在保護者の方と協議調整中です。謝罪するに当たりまして、やはり主治医のご意見も聞くということもありますので、そうした手続きを踏みながら進めていきたいと考えております。

記者:市として、あるいは市教育委員会として、謝罪以外にどういった形で被害者の今後のサポートをしていくのか、ないしはこれ以上はちょっと市としてはできないとか、そのあたりのところのお考えをお聞かせ願います。
学校教育部長:謝罪をした後の支援については、やはりご本人、そして保護者の方とまた協議しながら、考えて進めていきたいと思います。

記者:現段階では特に保護者の方から、こういったことをサポートして欲しいとった要望のようなものは届いておりますでしょうか。
学校教育部長:具体的なことについては伺っておりません。

大学再編について

記者:今、協議が少し止まっている状況ですが、先日、弊社で浜松医大の今野学長にインタビューした際は、現行の合意案をそのまま実現することを目指していきたいというようなお話でした。先般も浜松地区の会議が開かれましたが、市長としては現状についてどのように捉えていらっしゃるのか、所感をお伺いしたいと思います。
市長:元々は基本合意が前提ですので、当然、今野学長としてはそれを堅持していきたいということかと思います。事の発端は、浜松医大と静大の工学部・情報学部の再編というところからスタートして、そのために大学法人を一つにしようということで再編・統合の話が持ち上がりました。再編抜きの統合ということが言われておりますが、これは元々の前提を踏まえていないナンセンスな議論です。当然、医大側としても、「再編」と「統合」とは一体であるということは譲れない線ではないかなと思っております。ご存じの通り9月ぐらいを目途にもう一度会議を開きますが、私から日詰学長の方に、再編についての明確なスケジュール、あるいは行程をお示しいただきたいということ、それから、将来像ビジョンについて合わせてお伺いできればということでお願いをしてありますので、どういった形でそれらの回答が出てくるかということが焦点になろうかと思います。その時に明確な回答が無ければ、時間は有限ですので、その後どういう対応をしていくのかということについては私が決めることではありませんので、また今野学長とも相談をしながら、医大としての対応方針についても決めていただくということになろうかと思います。

記者:先般5日の会合の際に、日詰先生の方から1法人1大学という大学統合案というものについて、私案という形ではありましたが示されました。これについて、お聞きになられた感触としては、どのように受け止めておられますか。
市長:元々「再編」というのが前提で、違う大学同士を再編するために法人を統合しようということが持ち上がったわけですので、そもそも全く理解しておられないのではないかと思います。ですから、私案を出すというのも私は解せないところです。ちゃんと学内で統一して、しっかりと議論した上で案を出していただけばいいのですが、私どもも私案を求めていたわけではありませんので、私案については考慮の対象にもならないと思います。

記者:日詰学長に明確なスケジュールなどを示してほしいとリクエストされたということでした。今、時間は有限だといったお話もありましたが、市長としてお互いの主張が食い違うような今の状態でそのままにしておくという考えは無いということなのかが一点。それから、今対応すべきなのは、浜松医大というよりは日詰学長であるというご認識ということでよろしいでしょうか
市長:先ほどから申し上げておりますとおり、元々「再編」という壮大な計画の中から、この統合という話に至ったわけでして、この再編・統合を一体的に行うということが全てであるわけです。そのことは、医大の方から静大側にしっかりと、思いというか、方針が伝えられているわけですから、それを受け取った静大として、しっかりそこの答えを出すということです。もし、それが受けられないということであれば、1回白紙に戻すということはあると思います。ただ、これは私が決めることではありませんので、そこはしっかりと大学同士で決めていただきたいと思います。

安倍元首相の銃撃事件および統一教会関連について

記者:安倍元首相が銃撃されてから、旧統一教会と政治家との関係がいろいろと取り沙汰されておりますけれども、市長ご自身が旧統一教会に対してあいさつ、ないしは祝電を行ったことがあるかどうか教えてください。
市長:市長としては無いと思います。ただ、国会議員のときは、与野党限らず保守系議員がよく世界平和統一家庭連合の会合等に出席しており、私も確か1回、大会か何かに出た記憶がございます。

記者:その時にどのようなあいさつをされたのですか。
市長:全く覚えておりません。当時、まだ私は若手の議員でしたので、多分、いわゆるベテランの先生が代表してあいさつをされて、私は紹介ぐらいだったのではないかと思います。

記者:ベテランの先生とはどなたですか。
市長:それも覚えておりません。与野党のいろいろな先生方が来られていたので、お調べいただければ分かると思います。

記者:日時はいつ頃ですか。
市長:私が衆議院議員の頃ですから、もう今から20年ぐらい前だと思います。

記者:会合に参加されたが、特に発言をされた記憶は無いということですね。
市長:はい。ベテラン議員の先生方に誘われて行ったような感じでしたので、細かなことはほとんど記憶に残っておりません。

記者:これまでの国政での選挙、もしくは市長選で、政治資金としての支援であるとか、または事務所のスタッフの派遣などで何か協力してもらったということはありますか。
市長:ございません。

記者:安倍元首相の銃撃事件そのものについての受け止めをお伺いしたいのですが、いかがでしょうか。
市長:本当に個人的にもよく存じ上げていた安倍元首相でございますので、大変やるせない気持ちでいっぱいでございました。なぜ、ああいった事件に巻き込まれなければいけないのかということで、本当に一種のテロに遭われたような感じでございますので、非常に残念でございます。まだまだ日本にとっても必要な政治家とされておりましたし、我々も期待をしておりましたのでとても残念です。

記者:事件の背景についてもいろいろ取り沙汰されていますけれども、今回の事件が起きた背景についてはどのようにお考えでしょうか。
市長:統一教会のいろいろな活動の中で、事件を起こした容疑者が非常に苦しくつらい思いをしていたということも報道の中で見聞きしておりますけれども、それと事件とは無関係だと考えなければいけないと思います。

記者:統一協会の関連団体のパーティーについては、かなり古い話として参加されたことがあったということでしたが、それから数十年経った今この時点で、統一教会と政治、政治家の関係というものをどのように考えて整理したらいいと思うか、もしお考えがあれば教えてください。
市長:政治と宗教団体の関わりについては、切っても切れないことというのが往々にしてありますので、その場合に相手となる宗教団体の活動および社会的な評価等、いろいろなことを総合的に判断し、どういった距離感を持って付き合うかということを、今後、政治家あるいは政治に関わる者が、しっかり判断していく必要があるかなと今回改めて思いました。

記者:今すぐには思い出されないかもしれませんが、いつ、どの場所で、どういう会合に出たかというのを、後ほどでもいいのでご回答いただければと思います。誰の紹介で行ったかということも覚えておられないということでしたが、松下政経塾出身の逢沢一郎先生があいさつをされている映像なども流れておりまして、逢沢先生からのご紹介ということはないでしょうか。
市長:逢沢先生から紹介されたということはなかったと思います。当時、私は民主党に所属しておりましたので、当時の民主党には自民党から来た先生がたくさんいらっしゃいました。熊谷弘先生、羽田孜先生、渡部恒三先生といった皆さんがそうした会合に出席しておられたのではないかと推測します。そういう中で、お声掛けをいただいたと思いますけれども、本当に申し訳ないのですがほとんど記憶がないというのが現状でございます。

※会見時には、旧統一教会の会合には「『国会議員時代』に確か1度出た記憶がある」と発表しましたが、「『市長就任前』に確か1度出た記憶がある」に訂正いたします。

区名の募集について

記者:昨日から区名の募集がスタートして、広く市民に区名案を募るという形になっていますが、市長として市民への期待といいますか、呼び掛け等がございましたらお聞かせください。
市長:新しい区として浜松市が一新されてスタートするわけですから、ぜひ多くの皆さんに関心を持っていただいて、未来に向かうような素晴らしい区名をたくさん応募していただければと思います。

戻る

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所企画調整部広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

ファクス番号:053-457-2028

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?