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更新日:2023年12月1日

令和3年9月15日臨時記者会見

2021年9月15日

(鈴木市長コメント)

外国人市民への新型コロナウイルスワクチン接種について

8月以降、感染者に占める外国人市民の割合が増加傾向にあり、また、新型コロナウイルスワクチンの外国人市民の接種率が日本人市民の接種率に比べて低調であることから、市内在住の外国人を対象に、集団接種会場における新型コロナウイルスワクチン接種の外国語対応枠を追加します。対象者は市内在住の満12歳以上の外国語での対応を希望する外国人市民で、まだ1回目の接種をしていない方となります。申し込みは、専用申込サイトのみでの受け付けとなります。ポルトガル語、英語、やさしい日本語で表記しており、簡単に申し込むことができます。本日午後6時から申込サイトを公開します。接種会場は産業展示館で、接種期間は1回目の接種を9月18日土曜日から9月27日月曜日までとし、2回目を10月9日土曜日から10月18日月曜日までとします。接種人数は平日・祝日に1日当たり300人、土日が150人となります。この期間中、産業展示館には通訳者としてポルトガル語、フィリピノ語、これは英語を兼務される方ですが、ベトナム語、中国語の職員を配備するほか、多言語通訳タブレットも配備していきます。この機会を活用してぜひ多くの外国人市民の皆さまにワクチンを接種していただきたいと思います。

新型コロナウイルスの接種体制について

本市の新型コロナウイルスワクチンの接種状況は、9月14日時点において、全人口に対する接種率は1回目66.76%、2回目52.22%で、全国・静岡県と比較しても本市の接種率が高い状況で、政令指定都市の中で接種率は1位となっています。年代別に見ても、すでに全世代へ接種券を発送したことや、妊婦およびその家族への優先接種などワクチン接種の促進を図ったことにより、20歳以上の1回目接種率は50%以上となっています。また、若い世代への接種対策としては、浜松医療センターでの親子接種や浜松総合産業展示館での受験生を対象とした優先接種などの対策を充実させたことにより、13歳から22歳までの接種率も1回目が50%台に引き上がり、事業の成果が表れています。また、今後の接種計画においては、10月末までに接種対象者72万5千人のうち、約64万人に2回目接種を完了し、おおむね88%の接種率を達成し、接種を希望する方への接種を完了させる予定です。そこで、集団接種会場についてですが、5月22日からイオンモール浜松市野・志都呂の2カ所で開始し、その後、ザザシティ浜松など大規模接種会場も追加し実施してまいりましたが、今後、ザザシティ浜松や浜松総合産業展示館などの会場を一旦閉鎖する予定です。閉鎖時期ですが、各会場で1回目を接種、または今後、接種する方の2回目が完了する日とし、ザザシティ浜松は10月24日、浜松総合産業展示館は10月18日、はまきたプラザホテルは10月8日、佐久間歴史と民話の郷会館は9月30日としております。現在の集団接種会場の予約の空き状況ですが、9月14日時点でザザシティ浜松は、2,616枠、浜松総合産業展示館は5,675枠です。会場閉鎖に伴う新規の予約受付は、9月24日が最終日となりますので、接種を希望される方は早めに予約をお願いします。次に集団接種会場閉鎖後の接種体制ですが、今後、満12歳を迎えるお子さまや、まだワクチン接種を受けるかどうか悩んでいる方の接種が見込まれますので、個別の医療機関や、聖隷三方原病院での集団接種、および、市で準備する小規模集団接種会場で対応していきます。

以上、今後のワクチン接種体制について説明させていただきました。なお、接種を希望される方が必ず接種できる体制はしっかり継続していきます。今後、国からのワクチン供給量により接種体制を変更する場合がありますので、国のワクチン供給計画が判明次第、接種体制の詳細について改めてご報告します。また合わせて、国では3回目のワクチン接種の検討が始まりますので、国の動向を注視しながら、本市においても速やかに3回目接種の準備を進めていきます。

質疑

外国人市民への新型コロナウイルスワクチン接種について

記者:市内在住の外国人のワクチンの接種状況を、1回目と2回目、それぞれ教えてください。
企画調整部長:外国人市民の接種状況は1回目の接種をされている方が48%、2回目の接種をされている方は28%です。

記者:今、市内に外国人の方が何人いて、接種券を持っている方は何人くらいいらっしゃるのでしょうか。また、市長の先ほどのお話の中であったフィリピノ語、これはタガログ語と英語が混じっているものということでしょうか。
企画調整部長:言語についてはそうです。外国人の方は市内におよそ2万5千人いらっしゃいます。

記者:いずれも接種券を持っているはずだということよろしいでしょうか。
市長:接種券については配布しています。人口当たりにすると、やはり感染者の比率がかなり高いものですから、まずはワクチンの接種を進めていきたいというところです。

記者:市長にお伺いします。まず1点目、外国人の接種が遅れていた要因としては、やはり言葉の壁があったのかというところの所感について、2点目として、今回の対応によって今後どうなっていってほしいかをお教えください。
市長:要因としてはどうでしょう、なかなか浸透しないということもあるのでしょうか。
医療担当部長:日本人の接種がものすごく進んでいるのに比べて遅れているということになります。やはり言葉の関係などがあってなかなか接種率に結びつかなかったと考えますので、今回は通訳をしっかり配置して、その辺をフォローしていきたいということです。
市長:我々も人材派遣会社の皆さんを集めて説明会を開いたり、接種の勧奨をしたり、感染症対策の徹底をお願いしたりといろいろな対策を講じておりますが、どうしてもやはり言葉の壁などがあって、日本人よりは少し遅れているのかなという感じがします。また最近、日本人の感染者の数がかなり減ってきている中で外国人の感染者が目立ちますので、ぜひ外国人市民の皆さんにも接種を進めていきたいということで、今回こうした優先枠を設けたということです。

記者:人材派遣会社の方との意見交換などをされたのがすごく早かったと思うのですが、そこで決まったことは「ビラで告知をする」とか、そこまでで止まってしまっていたかと思います。今回のこうした対応というのは、もう少し早めにできたというようなご見解はありますか。それとも、やはり日本人がここまで接種できたから、外国人の方が全体的に見て接種が遅れているというところに目が行ったのでしょうか。
市長:我々としても特に手をこまねいていたわけではなく、人材派遣会社もそうですし、HICEを中心にいろいろなルートがありますので、ブラジル人の市民の皆さんを対象としたメディアやSNSなど、いろいろなことを通じて感染症対策の徹底とワクチン接種について告知をしてまいりました。そうした中でも、どうしても日本人の市民の方との接種率に差が出てきてしまっておりますので、今回さらにそれを強化していきたいということでございます。

記者:申し込みも、それから会場でも親切な対応をするということは、これが駄目押しになってくれればという感じでしょうか。
市長:そうですね。やはりいろいろな形で繰り返し告知をしていかなければいけませんので、そういうことも含めての対応になります。

記者:今までは、ワクチン接種会場に通訳の方が全くいない状態だったのでしょうか。
医療担当部長:今まではいませんでした。

記者:何カ国語に対応するといった具体的なことは分かりますか。
企画調整部長:今回、新たにポルトガル語の通訳の方を3人、英語も兼務しているフィリピノ語の方を1人、ベトナム語の方を1人、中国語の方を1人の計6人を配置予定です。

記者:9月18日から27日、10月9日から18日、これでどのくらいの数の方がワクチンを接種する想定でしょうか。
医療担当部長:その期間で2,400人に対して2回接種を行ってまいります。

記者:先ほど1回目が48%、2回目が28%、その分母が2万5千人ということになって、これが予定通りにいくとどのくらいになるのでしょうか。
医療担当部長:これはあくまでも起爆剤として考えています。
市長:強化期間ということになります。外国人枠というものは常に取っています。専用レーンがありますので。

記者:優先接種の強化期間ということですか。
市長:そういうことですね。少し接種が遅れているということ、また、いわゆる感染者の増加ということを鑑みて強化期間を設けるということになります。

記者:通訳の方を6人追加というお話がありましたが、今回追加した方は、どこに所属する方になるでしょうか。
企画調整部長:HICEを通じて配置し、通訳を行っていただきます。

記者:外国人の方の接種率が1回目は48%、2回目は28%ということでしたが、これは一般の全人口の方の66. 76%と52.22%と同じように9月14日時点ということでよろしいでしょうか。
医療担当部長:外国人の方の48%と28%については時点が少し前で、9月9日時点となるため、若干のずれが生じます。
市長:もう少し進んでいる可能性もあるということですか。
医療担当部長:その可能性もあります。
市長:事点修正しておくようにしてください。また正確な数字はお伝えしたいと思います。

記者:過去には外国人の方の感染者が多かったこともありましたけれども、最近は特に感染者の中で外国人が占める割合が多いわけではないのでしょうか。
市長:日によって波がありますが、多いときは感染者のうちの三分の一ぐらいを占めた日もあり、人口比で考えればかなりの比率ではないかと思います。ここのところは全体の数も縮減傾向で、外国人の方の感染者の数も最近は落ち着きを見せてきています。

新型コロナウイルスの接種体制について

記者:13歳から22歳までの人の1回目の接種率が50%台とのことですが、もう少し細かく、1回目が何%で、2回目が何%かといった数字をお教えください。
医療担当部長:13歳から22歳の1回目の接種率については53.45%、2回目の接種率が22.79%という数字になっています。

記者:来月24日で集団接種の会場が一旦閉鎖となりますが、今、緊急事態宣言も出ている状況の中で、市民の方に改めてメッセージを発信していただけますでしょうか。
市長:今の状況でいけば、だいたい88%くらいの方への接種が10月中に完了します。順調にワクチン接種の方は進んでいると思いますけれども、ワクチンというのは接種すればそれで100%安心・安全というものではありません。ワクチンを接種した上で、引き続きしっかり感染症対策も行っていただきたいと思っています。報道でもよく報じられていますけれども、重症化はかなり抑えられますが、変異株の場合、必ずしもワクチンだけで感染抑止にはならないとも認識しておりますので、ワクチン接種をした上でしっかり感染症対策も行っていただきたいと思っています。

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