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更新日:2023年12月1日

令和2年11月27日定例記者会見

2020年11月27日

(鈴木市長コメント)

令和2年度浜松市社会福祉功績者の決定について

浜松市社会福祉功績者表彰は、民生委員・児童委員、保護司、人権擁護委員、社会福祉事業関係者、ボランティア活動団体など、長年にわたり社会福祉の増進に尽力された方々の功績を顕彰し、広く市民の福祉に対する理解を深め、社会福祉の発展に資するため表彰するものでございます。この表彰は、「浜松市社会福祉功績者表彰要綱」に基づくもので、昭和60年度に始まり、今回で36回目となり、今までに350人・24団体の方々が表彰されています。本年度の功績者は、民生委員・児童委員の栗田孝代様をはじめ、5人・2団体でございます。なお、表彰式につきましては、浜松市福祉交流センターにおきまして、令和2年12月10日(木曜日)午後2時から行われる「第43回浜松市社会福祉大会」の席上にて行う予定でございます。

「山の匠リモートワークショップ事業」への参加者募集について

令和3年1月から開始する、中山間地域と都市部との交流促進を目的とした、「山の匠リモートワークショップ事業」への参加者を募集いたします。このワークショップは「山の匠」と称した中山間地域の職人から「技」や「暮らしの様子」を学ぶものとなっております。今回は、従来の現地体験型ツアーに加え、ご自宅でも中山間地域を感じていただけるよう、ICTを活用した、2種類のリモート体験型ワークショップを開催いたします。一つ目は、「ジビエの匠」と一緒に、天竜区産ジビエを利用して、レザークラフトを作製するものです。二つ目は、お茶の全国品評会・普通煎茶の部で日本一に輝いた「茶の匠」から、おいしいお茶の入れ方や、お茶の楽しみ方を学んでいただくものです。どちらのワークショップも、事前に送付する体験キットを使い、ズームアプリを利用して、画面上で山の匠とやりとりする仕立てとなっております。この機会にぜひ、多くの方にご家庭で中山間地域の魅力を体感していただけることを期待しております。

令和2年度浜松市やらまいか大使の委嘱について

浜松市の魅力を国内外に広く宣伝していただく親善大使「浜松市やらまいか大使」について、令和2年度は7人の方を委嘱します。「浜松市やらまいか大使」には、各分野で活躍し、全国的な知名度や実績などを有する、浜松市出身および在住、または、ゆかりのある方を委嘱しています。平成17年度から始めた大使の方々は、今年の7人を加え、合計で97人と1組になりました。今年度は、幅広い世代に元気を与え、影響力・発信力のあるエンターテイナーを中心に選任しましたので、ご紹介します。歌手のERIKOさん、女優でタレントの熊谷真実さん、映画プロデューサーの竹山昌利さん、サッカー指導者・解説者の名波浩さん、お笑い芸人シソンヌの長谷川忍さん、声優の山下大輝さん、お笑い芸人EXITのりんたろー。さんです。委嘱式につきましては、12月9日の午後1時から市役所で実施します。ご就任いただいた大使の皆さまには、ご自身の日頃の活動の中で、浜松の魅力を積極的に情報発信していただきたいと思います。

質疑

令和2年度浜松市やらまいか大使の委嘱について

記者:やらまいか大使の名波さんについては、朝日テレビさんなどでもよくご紹介されていますが、浜松市在住ということでよろしいでしょうか。
市長:はい、浜松市にご在住です。

記者:やらまいか大使になられた方に対しては、年間で多少、謝礼を出しているのでしょうか。
市長:謝礼は一切出しておりません。

記者:3人の方は9日に委嘱式ということですが、それ以外の方は市役所に来た上で委嘱式の予定があるのでしょうか。また、市のイベントなどに来て実際に顔出しされるようなことがあるのかどうかお教えください。
観光・ブランド振興担当部長:12月9日の委嘱式に来られる3名の方、ERIKOさん、熊谷さん、名波さん以外の方につきましては、今、日程などを調整しております。浜松市に来ていただく方もいれば、東京でという方もいるかもしれませんが、またそれはご案内したいと思います。イベントにつきましては、今後、浜松市のいろいろな情報発信等をお願いしていきたいと考えております。もしそのような機会があれば、その場合も事前に発表していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

行政区再編について

記者:現在、経緯の説明会が各地区で行われています。その中で、24日の中区の地区連合会での説明会で、市長の補佐役である鈴木副市長が、「全協で区再編を必要としたこと自体には法的根拠はないものの、約束として、市議の任期中に結論を出して、条例改正までしていただきたいというように、私としては希望します」と発言されました。この認識は市長も同じなのでしょうか。
市長:「私としては」というのは、多分、鈴木副市長がおっしゃられたのは、そこはまだ我々の中で一つの方向性として決めていることではありませんので、副市長としても、一つのめど、区切りとしてご発言をされたものだと思います。

記者:市長は今年の仕事始め式において、職員の前で、今年はこの区再編について結論を導き出す年にしたいと発言されました。そして、市長は今まで、2021年1月1日までの行政区再編という構えを崩してないと私は認識しているのですけれども、それでよろしいでしょうか。
市長:それは、まだ1月1日を過ぎていませんので、そのまま継続しておりますけれども、ご存じのように、今、しっかりと議会と二人三脚で進めておりますので、また今後、議会の方と区割り案やスケジュールについてしっかり議論をしていきたいと思います。

記者:来年1月1日に実施したいという旗を下ろしていらっしゃらないということに関してですが、現実問題として、もうどう考えても難しいのではないでしょうか。
市長:現実は現実ですけれども、まだ期間を過ぎていませんので、期間を過ぎる前に下ろす必要もないかなと思います。

記者:それは、市民に対して行政が今やっていることをきちんと説明していることにならないのではないかと思うのですが、その点はどうでしょうか。
市長:そういう解釈もあるかと思いますけれども、またその機が来たら、しっかりそこで総括したいと思います。

記者:あえて言えば、現実問題としてできないところは、きちんと市長が責任者として説明するということでしょうか。
市長:現実、非常に難しくなっているのは事実でございます。ただ、先ほど言ったように、これは議会としっかりと二人三脚でやっておりまして、私の方からあまり予断を交えたお話をするのはどうかなと思いますので、そういうことでご了解いただければと思います。

新型コロナウイルス感染症対策について

記者:先日のコロナ分科会で東京23区とか札幌市、大阪、名古屋などが、いわゆる国の基準のステージ3.に該当し、感染が急増している地区・地域というところで話が出ているのですが、今のところ、浜松市としてはそのようなステージには上っていないという認識でしょうか。
市長:まだ、そこまでの危機的な状況ではないと思います。ただ、医療体制、その他、県全体で調整をしていかなければいけませんので、やはり、最終的には県内全体の状況把握も踏まえて、県としてご判断いただくことになるかと思います。

記者:他の地区では飲食店などに時短要請を掛けているところもあると聞きます。つい先日、浜松市内でも接待を伴う飲食店でクラスターが発生したという状況があると思うのですが、今後、例えば知事などにそのような時短要請を求めていくということはあるのでしょうか。
市長:私どもの方から求めることはございません。

記者:GoToトラベルで札幌市、北海道などを目的とするところを除外するという話が出ています。それについて、浜松市から該当地域に行くことを控えてほしいというような市民に対してのメッセージですとか、逆に該当地域から来るという可能性もゼロではないと思うのですが、そのようなところに関して、市長としてはどのような考えを持っていますでしょうか。
市長:GoToトラベルの対象外となれば、なかなかそういう地区には行きにくくなると思いますので、そこは市民の皆さまにはしっかり注意をしていただきたいと思います。来ていただくことに関しては、全員の方が感染者ではありませんので、そこはあまり誤解のないように対応しなければいけないと思います。また、このGoTo自体も、どこまで感染に影響が出ているかについては専門家の間で評価がまちまちでございますので、私の方からはあまり予断をもった発言はできない状況でございます。

記者:昨日も7人中6人の感染経路が分からないという状況だったのですが、市長としては、市中感染が起きているというような認識ですか。
市長:その可能性も否定できないのですが、残念ながら私は専門家ではございませんので、確定的なことは申し上げられませんけれども、そうした感染経路不明者が増えているということで、市民の皆さまにも危機感を持っていただければと思います。「これをやればいい」という効果的なことは無いものですから、マスクの着用と小まめな手洗い、可能であれば頻繁に手をアルコール消毒していただく、飲食店ではきちんとルールを守って飲食をしていただくなど、新しい生活様式をしっかり守っていただくということ、これに尽きると思いますので、そのことをお願いしていきたいと思います。

記者:高齢者施設でクラスターが発生し、昨日も県の方で高齢者施設に対する対策を立てていくというような話がありました。浜松市としては高齢者施設への対応みたいなものは何か用意されていますか。
市長:クラスターの発生を受け、しっかりとまた調査をしており、そこは今後も厳しくチェックをしていくということになります。担当部長の方から補足をさせていただきます。
健康福祉部長:高齢者施設につきましては数多くございますが、まずは入所者施設ということで265の施設を対象に、職員が事業所を訪問して、事前に「こういう点に気を付けてください」というチェックシートをお渡ししてありますので、そのチェックシートを元に確認をしているという状況です。これまでのところ、予定していた施設の92%ぐらいの調査ができているということで、今月中には全ての対象施設の確認をしていくという予定でいます。

記者:それは何の確認をしているのでしょうか。
健康福祉部長:例えば、一番簡単なところではマスクの着用がなされているかとか、そういったところを確認しております。

記者:介護者がマスクをしていると、認知症の方々が、介護者のことを知っている人だと認知できなくて、介護ができないという難しい点がいろいろあると思うのですけれど、それに対する対策は考えていますか。
市長:ちょっとそこは分かりませんけれども、やはり今、コロナ対策としてマスクの着用についてはどうしてもやっていただきたいと思いますので、その上で、どういう対処ができるかという点については、また部長の方でも確認をしていただければと思います。
健康福祉部長:実際、今おっしゃられたように、認知症の方にとっては、そもそもマスクをしているということが不思議で、マスクができないという状況も生じています。それを無理やり着けていただくというのはなかなかできないものですから、周りの職員が感染しないような対策を取る中で対応していくということで、直接的にマスクの代わりになるものが無い状況ですけれども、そういった環境を整えていくということで対応していただいているというところだと思います。

記者:県がやっている新たな会議のような、会議には限りませんが、そうした対応のための組織を作るご準備はありますか。
市長:今、現状ではありませんけれども、県ともしっかり連携しておりますので、県がそうした専門家会議をやっていただけるのであれば、そうした知見もまた活用していきたいと思っています。

記者:先ほど、そこまでの危機的な状況ではないということをおっしゃられたと思うのですが、これまで、経済の再生の部分とコロナの安全の部分のバランスを取りながらというご発言もあったと思います。現状をどう捉えていらっしゃるのか改めてお願いします。
市長:地域差はありますけれども、感染が全国的にも非常に大きく拡大して、浜松を含めた静岡県は神奈川県、東京都、また隣の愛知県というように非常に感染者が増えている地域に囲まれておりますので、一層の注意は必要だと思っております。ただ、クラスターはどうにか抑え込めている状態ですし、また今のところ、ここ数日は感染者数が落ち着いている状況ですので、クラスターの発生や感染拡大が起こらないようにしっかりと対応していきたいと思います。その上で、やはり経済を回していくということも必要です。安全・安心な飲食店の認証制度によって安全対策をしていただいていますが、やはり慣れてくるとどうしても気が緩みがちになりますので、都度しっかりと対策をお願いするということも必要になってくると思います。逆に、お店側にしっかり対策を取っていただいても、利用者がそのルールを守らないことで感染者が発生したケースもありましたので、そこは市民の皆さまに注意喚起をしていきたいと思います。

記者:全国的にGoToイートの新規発行を抑えるなどのニュースが流れると、市民はどうしたらいいのかとためらう人もいると思うのですが、どういう発想、心掛けで利用する、あるいは利用しないということを考えればいいのでしょうか。
市長:「このように利用してください」というルールは出しておりますので、できれば、お店側にはつい立などをしっかり立てて、飛沫が飛ばないようにしていただくとか、また、今4、5人といった人数制限がされていますけれども、なるべく小人数でご利用いただく、食事中は大声を出さない、うろうろ移動しないで食事をしてもらうなど、そうした最低限のルールを守っていただければ比較的安全ですので、そうしたことをお願いしたいと思います。安全・安心な飲食店として認証を受けた店でも、席を移動して密になって大声でしゃべって飛沫が飛んだりしてしまえばいくら対策を立てても意味がありませんので、そこは利用者の方たちにもしっかりルールを守っていただきたいと思います。

記者:過度に恐れて控えすぎないようにということでしょうか。
市長:そうですね。

記者:クラスターの公表に関するお考えについて、同じく静岡市で公表を控えている点がどうなのかという話があったり、議会会派からも公表というような話が出ていたりします。浜松市は公表しており、個人的には、正しく恐れるためにはそれは大事なことなのかなと思うのですが、それについて改めて市長のお考えをお伺いします。
市長:私どもの方針としては、やはりクラスターが発生したらすぐに濃厚接触者等を特定し、早め早めの対策を取るということがクラスターを早期に封じ込める上で有効ですので、やはり店名公開等させていただいて、それによって関係者の方にはスピーディーな対応をお願いする。そういう意味では、これは必要なことだと思います。ただ一方、これはいつも申し上げておりますけれども、公表することによって誹謗中傷や差別的な扱いとか、そういうことがあってはなりませんので、それだけは決してしないように合わせてお願いをしなければいけないと思います。

記者:忘年会シーズンや年末年始の会食などの過ごし方を、市民の皆さまに、端的に短く、改めてメッセージとしてお話しいただけますでしょうか。
市長:少人数で、安全対策がしっかりと施されているお店で、席の移動などせず、密にならないようにしていただいて、できれば時間も長時間にならないよう短時間で、話をするときは大声を出さないというような状況で、楽しく飲食していただければいいのではないかと思います。

記者:心掛けと楽しくということの両立ということでしょうか。
市長:そうですね。

記者:両立できるのでしょうか。
市長:それはやっていただかないといけないと思います。お店に行くなということは言えませんので、正しく利用していただきたいと思います。

国道152号の開通スケジュールについて

記者:先日、副大臣が見えられたときにご一緒されて、近々には暫定開通の時期をお示しできるとおっしゃっていましたけれども、現時点ではどうですか。
市長:先日も発表しましたけれども、今、石の小割りの最終段階ですので、それが終わった段階でしっかり点検をして、土木の方から作業の状況を伺った上で開通スケジュールを決めますので、もう少しお待ちいただきたいと思います。

記者:巨石の小割りはまだ済んでいないのですか。
市長:また後ほど、情報をお伝えしたいと思います。

記者:それが済んだら判断してということですね。
市長:そういうことになります。先日の回答と同じでございます。

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