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更新日:2023年12月1日
著名なシンクタンクである日本総合研究所(日本総研)が、毎年発表する都市の幸福度ランキングで、浜松市が政令市20市の中で1位になりました。
この幸福度ランキングは、都市の基本指標に加え、仕事、生活、健康、文化、教育の5つの分野で47の指標を設定し、日本総研が独自の分析・評価をし、その総合点で順位を決めるものです。浜松市は前年の2位からさいたま市を抜いて、とうとう頂点を極めました。
浜松に対する評価としては、財政健全度などの基礎的な力が高い上に、仕事や健康、生活など、各分野でも高い評価を得ており、全体として安定した社会基盤が築かれているということでした。
わかりやすく言い換えれば、浜松市が「日本一住みやすい街」として評価されたのではないかと考えます。浜松に長く住んでいると、この環境が当たり前になってしまって、良さになかなか気付きませんが、転勤族の人などからは、浜松はとても住みやすくていい街だと評価されています。中には終の棲家として、浜松を選択していただく人も少なくありません。
浜松市が1位になったことは、週刊誌などのマスコミでも話題になりました。なぜ取り上げられたかというと、浜松のような地方都市が1位になったことが、驚きの結果だというのです。少々腹も立ちますが、ランキングの表をご覧いただくと、確かに上位に名を連ねているのは、さいたま、川崎、横浜などの首都圏の都市か、名古屋、京都などの伝統的な政令市で、浜松のように、平成の大合併で政令市に移行した新興勢力は軒並み下位に甘んじています。浜松以外での最高順位は岡山市の11位ですから、浜松市が1位になったということは、ニュースとしての価値が大きかったのでしょう。
逆に考えれば、浜松市のような地方都市でも、頑張れば首都圏などの条件有利な都市を押さえて、幸福度が一番になれるということを証明したことになります。人口減少時代を迎え、都市間競争が年々激しくなる中、浜松市は幸福度日本一という評価を大いに活用して、交流人口や定住人口を増やしていきたいと思います。そのためにも順位の低かった指標の改善に努め、来年以降も幸福度日本一の座を確保しなければなりません。市民の皆さまにも一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
順位 | 政令指定都市 |
---|---|
1 | 浜松市 |
2 | さいたま市 |
3 | 川崎市 |
4 | 京都市 |
5 | 名古屋市 |
6 | 横浜市 |
7 | 広島市 |
8 | 福岡市 |
9 | 千葉市 |
10 | 仙台市 |
11 | 岡山市 |
12 | 新潟市 |
13 | 静岡市 |
14 | 熊本市 |
15 | 神戸市 |
16 | 相模原市 |
17 | 札幌市 |
18 | 北九州市 |
19 | 堺市 |
20 | 大阪市 |
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