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更新日:2023年12月1日
ケーブルテレビの収録で新年度予算について熱く語る市長
以前にこのコーナーで、ダイエットと筋トレに励んでいることを書きましたが、取り組みを始めてから2年がたちました。ダイエットでは、最初の1年で10キロ減量し、この1年はその体重をキープしています。筋トレでは、毎朝腕立て伏せ100回をはじめ、腹筋、スクワットなどをこなしています。おかげで筋肉質のひき締まった体に変身しました。
今年度予算案の記者発表の時、「今年の予算をひと言でどう表現するか」と問われたので、思わず「ダイエット筋トレ型予算」と答えました。ぜい肉のような無駄を省き、選択と集中で必要な施策にはしっかり取り組み、市の体質を筋肉質にしたいという思いからでした。
限られた予算の中で、無駄な支出を抑え、防災対策や産業振興策、インフラの長寿命化など、将来に向けた重要課題には、しっかり取り組んでいく。今年の予算はそうした組み立てとなりました。
しかし考えてみれば、今年だけでなく、これからの市政運営は、常にダイエット筋トレ型でいかなければなりません。
日本の将来予測をすると、人口減少社会に突入するとともに、団塊の世代が高齢化して超高齢社会を迎えます。つまり大きな経済成長が期待できないにもかかわらず、自動的に福祉予算などは膨らんでいくという高コスト体質になるということです。
既に1000兆円近い借金を抱える日本は、超肥満状態といっても過言ではなく、手遅れになる前にやせる努力をしなければなりません。国も景気対策がひと段落すれば、ダイエットに取り組むことを宣言しています。まずはこれ以上太らない(借金を増やさない)ようにすることが肝要です。そのためには毎年の収支を黒字にする必要があります。
浜松市は毎年、財政収支の黒字を確保し、市債(市の借金)を計画的に削減しています。つまり計画的にダイエットをし、スリムな体質をめざしているわけです。一方、やせるだけでは不健康なので、必要な施策(筋トレ)にはしっかり取り組み、強い体づくりにも励んでいます。
私が取り組んでいるダイエット筋トレと同様に、市政運営も引き続きダイエット筋トレ型でいこうと考えています。
この内容については、「動画チャンネル」の市長インタビュー 平成25年3月で公開しています。
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